スポーツコラム

レイラ

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水泳に関しての見解

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いつも、スポーツコラムをお読みいただき、ありがとうございます。

ご存じの方も多いと思いますが、今、水泳界は揺れています。

私も水泳をするので、ニュースを聞いたときはショックでした。

きっかけは現役のトップアスリートの発言です。

日本水泳連盟に対して、アスリートファーストではなくなって、環境も良くない、海外遠征も自費で良いから行かせてといっても、行かせてくれない、制限されるなど独裁的なやり方を批判しました。

それだけが全てではないけれど、そうなのかとも思いました。

実際、2023年7月14日から約2週間行われた世界水泳では、日本は銅メダル2個に終わり、東京五輪2020でも、結局、大橋悠依選手が金メダル2個、本多灯選手が銀メダル1個でした。

日本はメダルをたくさん獲っているだけに、日本の水泳界は危機感があります。

ただ、スポーツというのは結果だけではなく、試合の中で生まれる友情や絆、協力していく大切さなどを学ぶこともできます。

メダル以上の感動を与えることもあります。

しかし、現役のトップアスリートによれば、結果だけを求めると訴えていました。

確かに日本水泳連盟の考え方は古いなぁと、私も思うことがあるので、あまり好きではありませんが、それだけではなく選手にも意識を変えなくてはいけないと私は感じます。

そういう問題があったとしても、結果を残す選手はいます。

世界水泳2023で、私が驚いたのは鈴木聡美選手です。30歳を超えても、まだ、高校生の時のタイムを塗り替え、自己ベストを出すことができました。

問題があっても、全く関係ありません。

だから、なんとも言えませんが、訴えたトップアスリートの気持ちもわからなくはないです。

切り取られるところは、いつも、部分的なので、日本水泳連盟が悪者のイメージを持ってしまうのも無理はありません。

また、コーチ側からすれば、選手の立場のほうが強くて、気に入らないとすぐにコーチを変えてしまうという問題もあるようです。

いずれにせよ、溝が高まってしまい、強化させようという問題よりも、その溝を埋めることが大事なような気がします。

コーチをすぐに変えたくなる気持ちもわからなくもないです。

でも、それは信頼関係がないからだと私は思います。

何かをきっかけで信頼関係を失くしていると、良い成績を引き出すことはできないです。

だから、水泳のことを考える前に、信頼関係を築くことではないでしょうか。
スポーツは信頼関係がなければ、成り立ちません。

仲間への信頼、コーチへの信頼、自分自身への信頼、これら3つの信頼関係が大切です。

来年、パリ五輪、更に今年の9月にはアジア大会があります。そんな中で、コーチのトップである、平井コーチが辞任してしまいました。

北島康介さんを育てたコーチですが、日本水泳連盟、選手との問題もあると思いますが、大事な時期に辞めてしまうのも、また、問題だと思います。

見方によっては、逃げたと思われても仕方ないですし、責任逃れだと言われても仕方ないです。

とにかく、今は信頼関係の回復が大切なのではないでしょうか。

今回、アジアカップ、パリ五輪は難しいと私は思います。

水泳といっても、アーティスティックスイミングは、メダルラッシュで凄かったですが、競泳は見てても元気がないと感じました。

競泳ももっと元気を取り戻して欲しいです。
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