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レインベル領と新たな世界
89 ルシア ドワグル ゴルオン ~種族の代表たち~
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「私はエルフ代表のルシアだ。断っておくが、私たちエルフはボス討伐に同行することをまだ決定していない。エルフとレインベルの付き合いは長く、互いに良い関係を築いていると考えている。レインベルは他の人族とは違う。平時の支援は惜しまない。…だが、15層のボス討伐となると命を落とす可能性が高い。エルフにとっても、高レベルの戦力は貴重なのだ。無償で助けるわけにはいかない。わかってほしい」
エルフ代表の凛々しく美しい女性が口を開く。
「ワシはドワグルという。ドワーフも同様だ。レインベルには人族との交易の窓口となってもらい感謝しておる。レインベルがなければ、我々の生活は今よりもつまらないものとなっていただろう。できれば助けたい。だが、我々もドワーフの代表として来ておる。エルフと同じだ。命をかけるには対価がいる」
エルフの代表の次に口を開いたのはドワーフの代表だ。厳つい顔とヒゲ、盛り上がった筋肉はいかにも歴戦のドワーフ。どことなく製作班長のドワイトと似た雰囲気がある。
「お二方のおっしゃることはもっともです。むしろ私から先にお話しすべきことですわ。申し訳ございません」
「いや、構わない。頭を上げてくれ。私としては一人でも駆けつけたかったのだが、長老たちがどうにもうるさくてな」
「ワシも同じだ。やはり立場というものは重荷だわい。コレットの嬢ちゃんも大きくなったな。母君に似て美しくなった」
エルフとドワーフの代表はコレットと面識があるようだ。
空気が少し和やかになる。
「ゴルオンだ。獣人はレインベルを助ける。レインベルが滅びては交易ができん。魔物の肉だけでは味気がないからな。荒野で暮らせなくなった獣人を受け入れてくれていることにも感謝している。もちろん、迷宮を独占している人族は許せんが、レインベルがその勢力と敵対していることはわかっている」
続いて口を開いたのは獣人の代表だ。
種族は獅子種か。獰猛そうな金の瞳、たてがみのような毛が顔の周りを覆っている。
「ありがとうございま…」
「だが」
礼を言おうとしたコレットを、獣人の代表ゴルオンが制止する。
「その黒髪の男は何者だ。なぜ、領主であるお前よりも上座にいる。人族も獣人と同じで序列を重んじるのだろう。この男はコレットよりも格上と言うことか」
獰猛そうな金の瞳が、俺を試すように睨みつける。
「獣人が援助する目的は交易路の維持だが、レインベル家と我らの先祖の友誼が前提にある。我々が力を貸すのは、ここがレインベル家だからだ」
エルフ代表のルシアとドワーフ代表のドワグルも俺に視線を向けてくる。
口には出さなかったが、俺が上座にいることを疑問に思っていたようだ。
「ええ、そのことについて私から説明させてください。皆様への謝礼にも関わってくる話ですわ」
コレットが説明を始める。
救援をラ・メイズに求めたが、すべて人族至上主義者に握りつぶされたこと。
コレット自ら王城へ向かうも、脅迫された部下が裏切り、迷族に捕らえられたこと。
それをトシゾウが助け、さらにレインベルへの支援を申し出たこと。
トシゾウが冒険者ギルドの代表であり、国の正式な依頼の元、協力を行うこと。
トシゾウの目的と、その一環として迷宮へ入る際のレベル制限を解除する権利を持つこと。
トシゾウはレインベルの領主となるが、コレットにその権限を預けること。
レベル制限の解除に加えて、トシゾウが満足いく謝礼を保証すること。
改めて事情をなぞると、今の状況はほとんどが俺の行動の結果となるわけか。
すでに迷宮の外へ大きな影響を与えていると言えるだろう。もちろん今後も自重する気などないが。
「俺はコレットの主人となるが、この件に関しては純粋に支援者だ。俺が上座にいることは、あくまでも人族内でのゴタゴタだと考えてくれ。エルフ、ドワーフ、獣人には、レインベル領の友として、今まで以上に益のある付き合いを頼みたい」
「…なるほど、話はわかった。人族が一枚岩でないことは知っていたが、そこまでの事態になっていたとはな。そしてトシゾウがコレット・レインベルを尊重するというのならば、それで問題ない」
獣人、ゴルオンは意外と柔軟な考え方をするようだ。良いことだ。
面倒は人族で腹いっぱいだからな。スムーズに協力を取り付けたい。
「…だが解せん。なぜそこまでレインベルに肩入れするのだ。それに知恵ある魔物なら、15層のボスとはいえ我らの力なしに討伐ができるのではないか?」
「たしかに俺だけでもボスの討伐は可能だ。しかし、この件はあくまでも人間の力で解決してほしいと思っている。可能ならばこの一件をモデルケースとして、他種族の迷宮での利権を拡大していくつもりだ。それが結果的に俺の、冒険者ギルドの利益になる。お前たちとの関係。それも俺が得るものの一つだ」
「トシゾウの話は非常に魅力的だ。だが、どこか気に食わんな。お前は俺たちをコマのように考えてはいないか?俺たちは命をかけている。それを調整者気取りで扱われるのは気に食わんな」
「ゴルオン、お前の機嫌を取るつもりはない。協力する者には充分な利益を与える。あとはそれをお前たちが受け入れるかどうかだ」
威嚇するようなゴルオンの瞳を正面から見返す。
この会議の成功は、俺にとって必須ではない。
他種族とつながるきっかけであり、成功を望むことは事実だが、相手のご機嫌をとる気はない。
条件をテーブルの上に並べ、その可否を問うのみだ。
エルフ代表の凛々しく美しい女性が口を開く。
「ワシはドワグルという。ドワーフも同様だ。レインベルには人族との交易の窓口となってもらい感謝しておる。レインベルがなければ、我々の生活は今よりもつまらないものとなっていただろう。できれば助けたい。だが、我々もドワーフの代表として来ておる。エルフと同じだ。命をかけるには対価がいる」
エルフの代表の次に口を開いたのはドワーフの代表だ。厳つい顔とヒゲ、盛り上がった筋肉はいかにも歴戦のドワーフ。どことなく製作班長のドワイトと似た雰囲気がある。
「お二方のおっしゃることはもっともです。むしろ私から先にお話しすべきことですわ。申し訳ございません」
「いや、構わない。頭を上げてくれ。私としては一人でも駆けつけたかったのだが、長老たちがどうにもうるさくてな」
「ワシも同じだ。やはり立場というものは重荷だわい。コレットの嬢ちゃんも大きくなったな。母君に似て美しくなった」
エルフとドワーフの代表はコレットと面識があるようだ。
空気が少し和やかになる。
「ゴルオンだ。獣人はレインベルを助ける。レインベルが滅びては交易ができん。魔物の肉だけでは味気がないからな。荒野で暮らせなくなった獣人を受け入れてくれていることにも感謝している。もちろん、迷宮を独占している人族は許せんが、レインベルがその勢力と敵対していることはわかっている」
続いて口を開いたのは獣人の代表だ。
種族は獅子種か。獰猛そうな金の瞳、たてがみのような毛が顔の周りを覆っている。
「ありがとうございま…」
「だが」
礼を言おうとしたコレットを、獣人の代表ゴルオンが制止する。
「その黒髪の男は何者だ。なぜ、領主であるお前よりも上座にいる。人族も獣人と同じで序列を重んじるのだろう。この男はコレットよりも格上と言うことか」
獰猛そうな金の瞳が、俺を試すように睨みつける。
「獣人が援助する目的は交易路の維持だが、レインベル家と我らの先祖の友誼が前提にある。我々が力を貸すのは、ここがレインベル家だからだ」
エルフ代表のルシアとドワーフ代表のドワグルも俺に視線を向けてくる。
口には出さなかったが、俺が上座にいることを疑問に思っていたようだ。
「ええ、そのことについて私から説明させてください。皆様への謝礼にも関わってくる話ですわ」
コレットが説明を始める。
救援をラ・メイズに求めたが、すべて人族至上主義者に握りつぶされたこと。
コレット自ら王城へ向かうも、脅迫された部下が裏切り、迷族に捕らえられたこと。
それをトシゾウが助け、さらにレインベルへの支援を申し出たこと。
トシゾウが冒険者ギルドの代表であり、国の正式な依頼の元、協力を行うこと。
トシゾウの目的と、その一環として迷宮へ入る際のレベル制限を解除する権利を持つこと。
トシゾウはレインベルの領主となるが、コレットにその権限を預けること。
レベル制限の解除に加えて、トシゾウが満足いく謝礼を保証すること。
改めて事情をなぞると、今の状況はほとんどが俺の行動の結果となるわけか。
すでに迷宮の外へ大きな影響を与えていると言えるだろう。もちろん今後も自重する気などないが。
「俺はコレットの主人となるが、この件に関しては純粋に支援者だ。俺が上座にいることは、あくまでも人族内でのゴタゴタだと考えてくれ。エルフ、ドワーフ、獣人には、レインベル領の友として、今まで以上に益のある付き合いを頼みたい」
「…なるほど、話はわかった。人族が一枚岩でないことは知っていたが、そこまでの事態になっていたとはな。そしてトシゾウがコレット・レインベルを尊重するというのならば、それで問題ない」
獣人、ゴルオンは意外と柔軟な考え方をするようだ。良いことだ。
面倒は人族で腹いっぱいだからな。スムーズに協力を取り付けたい。
「…だが解せん。なぜそこまでレインベルに肩入れするのだ。それに知恵ある魔物なら、15層のボスとはいえ我らの力なしに討伐ができるのではないか?」
「たしかに俺だけでもボスの討伐は可能だ。しかし、この件はあくまでも人間の力で解決してほしいと思っている。可能ならばこの一件をモデルケースとして、他種族の迷宮での利権を拡大していくつもりだ。それが結果的に俺の、冒険者ギルドの利益になる。お前たちとの関係。それも俺が得るものの一つだ」
「トシゾウの話は非常に魅力的だ。だが、どこか気に食わんな。お前は俺たちをコマのように考えてはいないか?俺たちは命をかけている。それを調整者気取りで扱われるのは気に食わんな」
「ゴルオン、お前の機嫌を取るつもりはない。協力する者には充分な利益を与える。あとはそれをお前たちが受け入れるかどうかだ」
威嚇するようなゴルオンの瞳を正面から見返す。
この会議の成功は、俺にとって必須ではない。
他種族とつながるきっかけであり、成功を望むことは事実だが、相手のご機嫌をとる気はない。
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