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第五章
47 シモンと魔法陣
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春にシモンに魔術陣の事を聞いていたことを彼も覚えていて、何冊か本を持ってクラウディアを訪ねてきた。
シモンも学園を卒業し騎士団へと入団したので、何か理由がないとクロスローズの屋敷へ来ることも早々ないのだ。昔のように親についてくるという年齢でもないのだから、自分で動かなければクラウディアに会うことも出来ないのだから、使えるものは何でも使おうと考えていた。
「クラウ?何してるの?」
「シモンお兄様!どうしたんですか?」
突然の訪問に驚きと喜びが混じり、思わず抱き着いていた。シモンはとても優しく、クラウディアにとっても、すごく頼れる人物で優しい兄なのだから、訪問してくれることはとても嬉しい。
「おや?僕の天使は今日も可愛いね」
そう言って軽々と抱き上げられる。そんなに小さくもないのだが、シモンにとってはまだまだ子供なのだろう。確かに11歳と20歳では大人と子供だ。
「お兄様」
ニコニコ笑いながらシモンに抱き着くクラウディアにシモンは笑顔を浮かべて腕の中に彼女を抱き止めていた。『可愛い……』そう思いながら、抱き止める腕に自然と力が入る。毎月会えるわけでもないのだから、この瞬間はとても貴重なものなのだ。会う度に成長していくクラウディアの姿は、シモンにとっても嬉しいものだ。
世間に広がっている『クロスローズの令嬢は病弱で魔力が少ない』という噂が嘘であることもよく理解している。
それらが意図的に流されている訳は知らされていないものの、彼女の美しさが他に知られないことは彼にとっても良い事なので、その理由もあえて調べようとはしなかった。
「クラウ、前に魔術陣の話をしていただろう?今日はその事で来たんだよ」
そう言って持ってきた本をクラウディアに手渡した。
「わあ、お兄様、ありがとう」
早速、本を開き読み始める。クラウディアが知りたい事も散見し目が輝く。その姿をシモンは逃さなかった。
「どうだい?わからないことがあれば教えるよ。なんでも聞いて?」
横に座り、クラウディアが見ている箇所を確認するように目で追う。シモンは、以前、魔術陣のことを聞かれた時から、何度も本を読んで学び直してきたのだ。クラウディアに何を聞かれても答えられるよう、数多くの本を読み何度も実践してきた。
「魔術陣のこの部分ってどうやって書くの?」
「この部分の意味はなに?」
「ここだけ変える事ってできるの?」
そう矢継ぎ早に質問をされ、準備した紙に陣を書き始める。
「いいかい?魔術陣は自分の願った事柄を表しているんだ。だから、時間のある時に考えておくといいよ」
そう言ってサラサラと書き始めた。そこに描かれたのは、一般的な結界のもので、クラウディアも知っているものだった。
「これはわかるね?この結界の陣は物理結界だね?この部分を変えると、熱に特化したり、寒さに特化したりするよ。それと同じことが他の陣にも当てはまるから、やってみるかい?」
「うん」
瑠璃の瞳に輝きが増し、シモンを見つめている。その視線は、とても真剣で熱いものだった。学園でもここまで真剣に勉強をしている生徒はいないのではないかと思うほどの熱量を感じる。
―――こんなに真剣に聞いてくれるなんて、嬉しいな。
シモンは可愛い横顔を見ながら、そんなことを考えていた。彼女が聞いてくることにいつでも答えられるように努力をしていこうと心に難く誓った日でもあった。
この日は魔術陣の話をしているうちに時間が過ぎ、いつものように一緒に乗馬を楽しむことはできなかった。
「お兄様、今度はいつ来るの?」
少し潤んだ瞳で見つめてくるクラウディアの頭を撫でた。
「クラウ…そうだね、近いうちに来られるように、仕事を頑張ってくるから待っていてくれる?」
シモンも騎士団に所属している為、なかなか時間が取れないのだろうと思った。不規則な時間の勤務や泊まり込みもあると聞くこともあるし、新人であればなおさらだろう。
「じゃあ、お仕事頑張ってね。私、お勉強して待ってるから」
泣きそうな顔でそう言うクラウディアがとても愛しくて、シモンは思わず抱きしめた。
「わかったよ。また来るからね」
転移陣で消えていくシモンの姿を見ながら、湧き上がる喪失感に耐えていた。クラウディアにとって、シモンと過ごす時間は、実の兄とは違うとても幸せな時間で、彼女がシモンに対して抱いていた感情は、憧れでもあり、尊敬でもあり、敬愛でもあったのだろう。そこに恋愛感情がなかったと言えば否定はできないが、クラウディアの中では、誰かに対し恋愛感情を抱くこと自体否定していた部分もあり、シモンの想いが届くことは、この先も難しいとしか言えない。
―――もう一回勉強しよう
自分の部屋へと戻りながら、今日教えてもらったことをもう一回復習しようと考えたのだが、ふと思い浮かんだ案を形にしてみようと思った。
それは、魔道具で魔術陣を展開しようというものだった。
―――魔術陣の展開が魔道具に触るだけとか、良くない?
楽することを考えてしまうのは、日本人特有の癖なのかもしれないなと思い、魔道具製作へと頭を切り替える。
しかし、少し考えてみたものの、今はまだ魔術陣の構築の勉強からだと思い直して、案だけを書き止めた。
シモンに褒められたことで、まるで水を得た魚のようにやる気が出てきた。時間さえあれば様々な魔術陣の構成を考え、その案を書き留めていた。
魔物を倒すためにも実力を上げることは理解できるが、不足分を更に補うために魔術陣で能力の底上げが出来ないものかと考えた。
―――剣への付与が一番かしら?体に直接かけたいけど、まずは剣に成功しないと…
色々な方法を考えながら、魔術陣のどの部分を変えればどうなるかを考えるが、あっという間に行き詰ってしまう。
シモンに教えて貰ったが、もうそれ以上の内容に手を付け始めているので、最終的に行きついたのはカルロスに頼んでみるという事だった。
悩みぬいて書いた収納魔法の魔術陣も、何度直してもまともに動かなかったので、どうしても専門家の意見が欲しかったのだ。
―――明日行っても大丈夫かな?
そう考え、すぐにベッドへと潜り込んだ。
シモンも学園を卒業し騎士団へと入団したので、何か理由がないとクロスローズの屋敷へ来ることも早々ないのだ。昔のように親についてくるという年齢でもないのだから、自分で動かなければクラウディアに会うことも出来ないのだから、使えるものは何でも使おうと考えていた。
「クラウ?何してるの?」
「シモンお兄様!どうしたんですか?」
突然の訪問に驚きと喜びが混じり、思わず抱き着いていた。シモンはとても優しく、クラウディアにとっても、すごく頼れる人物で優しい兄なのだから、訪問してくれることはとても嬉しい。
「おや?僕の天使は今日も可愛いね」
そう言って軽々と抱き上げられる。そんなに小さくもないのだが、シモンにとってはまだまだ子供なのだろう。確かに11歳と20歳では大人と子供だ。
「お兄様」
ニコニコ笑いながらシモンに抱き着くクラウディアにシモンは笑顔を浮かべて腕の中に彼女を抱き止めていた。『可愛い……』そう思いながら、抱き止める腕に自然と力が入る。毎月会えるわけでもないのだから、この瞬間はとても貴重なものなのだ。会う度に成長していくクラウディアの姿は、シモンにとっても嬉しいものだ。
世間に広がっている『クロスローズの令嬢は病弱で魔力が少ない』という噂が嘘であることもよく理解している。
それらが意図的に流されている訳は知らされていないものの、彼女の美しさが他に知られないことは彼にとっても良い事なので、その理由もあえて調べようとはしなかった。
「クラウ、前に魔術陣の話をしていただろう?今日はその事で来たんだよ」
そう言って持ってきた本をクラウディアに手渡した。
「わあ、お兄様、ありがとう」
早速、本を開き読み始める。クラウディアが知りたい事も散見し目が輝く。その姿をシモンは逃さなかった。
「どうだい?わからないことがあれば教えるよ。なんでも聞いて?」
横に座り、クラウディアが見ている箇所を確認するように目で追う。シモンは、以前、魔術陣のことを聞かれた時から、何度も本を読んで学び直してきたのだ。クラウディアに何を聞かれても答えられるよう、数多くの本を読み何度も実践してきた。
「魔術陣のこの部分ってどうやって書くの?」
「この部分の意味はなに?」
「ここだけ変える事ってできるの?」
そう矢継ぎ早に質問をされ、準備した紙に陣を書き始める。
「いいかい?魔術陣は自分の願った事柄を表しているんだ。だから、時間のある時に考えておくといいよ」
そう言ってサラサラと書き始めた。そこに描かれたのは、一般的な結界のもので、クラウディアも知っているものだった。
「これはわかるね?この結界の陣は物理結界だね?この部分を変えると、熱に特化したり、寒さに特化したりするよ。それと同じことが他の陣にも当てはまるから、やってみるかい?」
「うん」
瑠璃の瞳に輝きが増し、シモンを見つめている。その視線は、とても真剣で熱いものだった。学園でもここまで真剣に勉強をしている生徒はいないのではないかと思うほどの熱量を感じる。
―――こんなに真剣に聞いてくれるなんて、嬉しいな。
シモンは可愛い横顔を見ながら、そんなことを考えていた。彼女が聞いてくることにいつでも答えられるように努力をしていこうと心に難く誓った日でもあった。
この日は魔術陣の話をしているうちに時間が過ぎ、いつものように一緒に乗馬を楽しむことはできなかった。
「お兄様、今度はいつ来るの?」
少し潤んだ瞳で見つめてくるクラウディアの頭を撫でた。
「クラウ…そうだね、近いうちに来られるように、仕事を頑張ってくるから待っていてくれる?」
シモンも騎士団に所属している為、なかなか時間が取れないのだろうと思った。不規則な時間の勤務や泊まり込みもあると聞くこともあるし、新人であればなおさらだろう。
「じゃあ、お仕事頑張ってね。私、お勉強して待ってるから」
泣きそうな顔でそう言うクラウディアがとても愛しくて、シモンは思わず抱きしめた。
「わかったよ。また来るからね」
転移陣で消えていくシモンの姿を見ながら、湧き上がる喪失感に耐えていた。クラウディアにとって、シモンと過ごす時間は、実の兄とは違うとても幸せな時間で、彼女がシモンに対して抱いていた感情は、憧れでもあり、尊敬でもあり、敬愛でもあったのだろう。そこに恋愛感情がなかったと言えば否定はできないが、クラウディアの中では、誰かに対し恋愛感情を抱くこと自体否定していた部分もあり、シモンの想いが届くことは、この先も難しいとしか言えない。
―――もう一回勉強しよう
自分の部屋へと戻りながら、今日教えてもらったことをもう一回復習しようと考えたのだが、ふと思い浮かんだ案を形にしてみようと思った。
それは、魔道具で魔術陣を展開しようというものだった。
―――魔術陣の展開が魔道具に触るだけとか、良くない?
楽することを考えてしまうのは、日本人特有の癖なのかもしれないなと思い、魔道具製作へと頭を切り替える。
しかし、少し考えてみたものの、今はまだ魔術陣の構築の勉強からだと思い直して、案だけを書き止めた。
シモンに褒められたことで、まるで水を得た魚のようにやる気が出てきた。時間さえあれば様々な魔術陣の構成を考え、その案を書き留めていた。
魔物を倒すためにも実力を上げることは理解できるが、不足分を更に補うために魔術陣で能力の底上げが出来ないものかと考えた。
―――剣への付与が一番かしら?体に直接かけたいけど、まずは剣に成功しないと…
色々な方法を考えながら、魔術陣のどの部分を変えればどうなるかを考えるが、あっという間に行き詰ってしまう。
シモンに教えて貰ったが、もうそれ以上の内容に手を付け始めているので、最終的に行きついたのはカルロスに頼んでみるという事だった。
悩みぬいて書いた収納魔法の魔術陣も、何度直してもまともに動かなかったので、どうしても専門家の意見が欲しかったのだ。
―――明日行っても大丈夫かな?
そう考え、すぐにベッドへと潜り込んだ。
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