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第一章
15 かろうじて……
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「わずかだが……、禍々しい波動を感じるな。これか」
そう断言するような言い方に緊張が走った。そしてカルロスはジョルジュに向かって、これからすることに協力を仰ぐべき言葉を続けた。
「ジョルジュ殿。今から試す方法は水の一族が向いているのでな。少し力を貸していただけるか?」
「もちろんです。我が家が事の発端です。なんなりと」
―――自分が力を貸すことで何かがわかるのであれば、いくらでも貸す。言われなくても協力はするが水の一族が向いているということは何をするのだ…
「この花を精製してもらいたい」
「精製…ですか?」
「そうだ。私が基になる魔術陣を展開しよう。そこにジョルジュ殿が“清いもの”と“そうでないもの”を分けるイメージを。ベイリーはジョシュア殿が抽出したモノを包み込むイメージをするんだ。それで何かがあれば出てくる。なければ…他を探すしかないが、今は、一つ一つ可能性を当たっていくしかない」
「これは魔力の強さを合わせなければならないし、時間もかかる。だが、お前達なら大丈夫だろう?」
カルロスは二人を見るが、そう簡単に言われても難しいものは難しい。魔力量の操作に繊細な作業も追加とは無茶なことをいうものだと二人とも思ったが、出来ないではなくやらなければならないのだ。
「 魔術陣展開 」
カルロスの声で魔術陣が二重に展開され、花の冠を取り囲む。「いいか?」と言うカルロスのその声に反応するようにジョルジュの魔力が流れ込み、二重に展開されたその内側の魔術陣が青色に光る。そして、その外側がベイリーの魔力で金色に光った。
「そうだ。合わせろ」
魔術陣の中はまるで水で満たされているような状態なのか、花の冠がバラバラになり、緩く渦を巻くように散った花びらが動いている。
「ヴァディ・プリフィカシィオン」
ジョルジュの声が響くと同時に、魔術陣の中の花が揺らめき、浮かんだり沈んだりを繰り返している。
「ベイリー、お前は全体を包んだまま、ジョルジュ殿の操る中に“あってはならないモノ”を感じ取れ。そしてそれを包み込むのだ」
「アルマ・ピュリフィカーレ」
ベイリーの声も響いたが、まだ変化はない。時間がどれほど過ぎただろうか。カルロス、ベイリー、ジョルジュの顔にも疲労の色が現れ始める。
その時―――
「ベイリー!モノをしっかりと包んだら、外側は解いても良い」
魔術陣の中央に強い光を放つ、丸い珠のようなものがあるのが見える。
ベイリーが包んだモノなのだろう。それが外から確認できると、一番外側にあった魔術陣から金色も魔力がすっと消える。
「ジョルジュ殿。その中の純粋なモノだけを消してくれ。その光の珠だけを残すようゆっくりでいい」
ジョルジュの額に汗が浮かぶ。全部消すのとは訳が違う。至難の業だとしか言い表せないほど難しい工程だが、グレイシア家当主としてここで失敗するわけにはいかない。
徐々に魔術陣の中から花が消え、青い魔力も引いていった。
そして残ったのは金色に光る珠が一つ。
よく見ると、その中には黒い何かがわずかだが残っているのが見て取れた。
「父上。これが毒なのですか?」
「いや……、これは毒ではない。それよりも少々厄介なものだ」
苦々しい表情のカルロスにベイリーはさらに問う。
「厄介とは何ですか?毒でなければなんですか?」
毒であれば解毒薬を作ってクラウディアの回復につながるのに、毒ではないと言い切るカルロスに食って掛かった。だが、カルロスのその表情はいい意味をなしていないのは明白だ。
「これは一種の力だ。闇の力と言ってもいいだろう。大量に浴びれば死に至り、微量であれば闇に落ちる代物だ」
「では、クラウは?クラウはどうなるのですか?まさか……」
父親の言葉に最悪な結果を思い浮かべ、真っ青な顔になって砕け落ちるように崩れ落ちたベイリーをジョルジュが苦悶に満ちた表情で支える。そしてカルロスの言葉を一言も漏らすまいと耳を傾けた。
―――自分がこの件の一因には間違いがないのだ。
クラウディアになにかあれば、グレイシア公爵家を没落させられようが何も言えはしないだろう。そうならないように、自分ができることはやらなければならない。たとえできなくても、絶対にやるのだと強く思っていた。
そのジョルジュの決意を知ってか知らずか、カルロスが口を開く。
「ジョルジュ殿。悪いが、クラウディアに結界を張ってはくれまいか?」
「結界ですか?」
「状況がわからんから何とも言えんが、瓶に入っていたものはおそらくこれだろう。そして、これは想像にすぎんが、花に留まっていたものが使用人に抱きかかえられた時、その大半が使用人に取り込まれたために彼は亡くなってしまったのではないかと思う。これに関しては、ジョルジュ殿に謝らねばならぬ。すまなかった」
そう言って軽く頭を下げ、話を続ける。
「今回は、クラウディアが触れたのは微量だったのが今のところ救いだ。光の一族であることもだ。闇と光の力が拮抗した状態が続いていたからこそ、クラウディアはかろうじて生きていたのだろう。このままの状態が続けば、闇に堕ちるか、最悪死んでいたはずだ。そこで、そうならないためにも体の中に入った闇を影響を受けた所を浄化する必要がある。それがクラウディアを救う唯一の道だ」
そう断言するような言い方に緊張が走った。そしてカルロスはジョルジュに向かって、これからすることに協力を仰ぐべき言葉を続けた。
「ジョルジュ殿。今から試す方法は水の一族が向いているのでな。少し力を貸していただけるか?」
「もちろんです。我が家が事の発端です。なんなりと」
―――自分が力を貸すことで何かがわかるのであれば、いくらでも貸す。言われなくても協力はするが水の一族が向いているということは何をするのだ…
「この花を精製してもらいたい」
「精製…ですか?」
「そうだ。私が基になる魔術陣を展開しよう。そこにジョルジュ殿が“清いもの”と“そうでないもの”を分けるイメージを。ベイリーはジョシュア殿が抽出したモノを包み込むイメージをするんだ。それで何かがあれば出てくる。なければ…他を探すしかないが、今は、一つ一つ可能性を当たっていくしかない」
「これは魔力の強さを合わせなければならないし、時間もかかる。だが、お前達なら大丈夫だろう?」
カルロスは二人を見るが、そう簡単に言われても難しいものは難しい。魔力量の操作に繊細な作業も追加とは無茶なことをいうものだと二人とも思ったが、出来ないではなくやらなければならないのだ。
「 魔術陣展開 」
カルロスの声で魔術陣が二重に展開され、花の冠を取り囲む。「いいか?」と言うカルロスのその声に反応するようにジョルジュの魔力が流れ込み、二重に展開されたその内側の魔術陣が青色に光る。そして、その外側がベイリーの魔力で金色に光った。
「そうだ。合わせろ」
魔術陣の中はまるで水で満たされているような状態なのか、花の冠がバラバラになり、緩く渦を巻くように散った花びらが動いている。
「ヴァディ・プリフィカシィオン」
ジョルジュの声が響くと同時に、魔術陣の中の花が揺らめき、浮かんだり沈んだりを繰り返している。
「ベイリー、お前は全体を包んだまま、ジョルジュ殿の操る中に“あってはならないモノ”を感じ取れ。そしてそれを包み込むのだ」
「アルマ・ピュリフィカーレ」
ベイリーの声も響いたが、まだ変化はない。時間がどれほど過ぎただろうか。カルロス、ベイリー、ジョルジュの顔にも疲労の色が現れ始める。
その時―――
「ベイリー!モノをしっかりと包んだら、外側は解いても良い」
魔術陣の中央に強い光を放つ、丸い珠のようなものがあるのが見える。
ベイリーが包んだモノなのだろう。それが外から確認できると、一番外側にあった魔術陣から金色も魔力がすっと消える。
「ジョルジュ殿。その中の純粋なモノだけを消してくれ。その光の珠だけを残すようゆっくりでいい」
ジョルジュの額に汗が浮かぶ。全部消すのとは訳が違う。至難の業だとしか言い表せないほど難しい工程だが、グレイシア家当主としてここで失敗するわけにはいかない。
徐々に魔術陣の中から花が消え、青い魔力も引いていった。
そして残ったのは金色に光る珠が一つ。
よく見ると、その中には黒い何かがわずかだが残っているのが見て取れた。
「父上。これが毒なのですか?」
「いや……、これは毒ではない。それよりも少々厄介なものだ」
苦々しい表情のカルロスにベイリーはさらに問う。
「厄介とは何ですか?毒でなければなんですか?」
毒であれば解毒薬を作ってクラウディアの回復につながるのに、毒ではないと言い切るカルロスに食って掛かった。だが、カルロスのその表情はいい意味をなしていないのは明白だ。
「これは一種の力だ。闇の力と言ってもいいだろう。大量に浴びれば死に至り、微量であれば闇に落ちる代物だ」
「では、クラウは?クラウはどうなるのですか?まさか……」
父親の言葉に最悪な結果を思い浮かべ、真っ青な顔になって砕け落ちるように崩れ落ちたベイリーをジョルジュが苦悶に満ちた表情で支える。そしてカルロスの言葉を一言も漏らすまいと耳を傾けた。
―――自分がこの件の一因には間違いがないのだ。
クラウディアになにかあれば、グレイシア公爵家を没落させられようが何も言えはしないだろう。そうならないように、自分ができることはやらなければならない。たとえできなくても、絶対にやるのだと強く思っていた。
そのジョルジュの決意を知ってか知らずか、カルロスが口を開く。
「ジョルジュ殿。悪いが、クラウディアに結界を張ってはくれまいか?」
「結界ですか?」
「状況がわからんから何とも言えんが、瓶に入っていたものはおそらくこれだろう。そして、これは想像にすぎんが、花に留まっていたものが使用人に抱きかかえられた時、その大半が使用人に取り込まれたために彼は亡くなってしまったのではないかと思う。これに関しては、ジョルジュ殿に謝らねばならぬ。すまなかった」
そう言って軽く頭を下げ、話を続ける。
「今回は、クラウディアが触れたのは微量だったのが今のところ救いだ。光の一族であることもだ。闇と光の力が拮抗した状態が続いていたからこそ、クラウディアはかろうじて生きていたのだろう。このままの状態が続けば、闇に堕ちるか、最悪死んでいたはずだ。そこで、そうならないためにも体の中に入った闇を影響を受けた所を浄化する必要がある。それがクラウディアを救う唯一の道だ」
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