104 / 181
あやかしと神様の夏休み(番外編)
8☆『嫁』より『妻』
しおりを挟む
「なんかこの頃、嫁にするって言ったのに、
『妻』って言い変えたみたい」
葛葉子は瑠香の言い方が変わって、不思議になったことを真陽に言う。
「たしかに、初めて葛葉子ちゃんを連れてきた時、嫁って連呼してたわね」
真陽には思い当たるフシはある。
「あいつ、官能小説にはまってるからじゃない?」
「えっ!なんでそうなるの?」
真陽は意地悪く笑って、
「『嫁』より、
『妻』ほうが、エロいとでも思ってるんでしょ?あんたのことだから!」
瑠香を指さし叫んだ。
目の前に瑠香がいる上での質問だった。
官能小説ハマってることをバラされてバツが悪いけれど、まぁいいかと諦めた。
ドスケベもバレてるし…
「で、どっち?」
二人に迫られる。
「葛葉子は、どっちがいい?『嫁』と『妻』」
「おい、嫁!」
「おい、妻!」
「オレの嫁だ!」
「オレの妻だ!」
瑠香は、同じ口調で言ってみた。
「うーん…妻のほうが愛しさが言霊にある感じがする…」
「あら、ホントだわ。」
嫁より妻っていい響だ。
エロさ関係なく。
真陽は瑠香の頭の中を読んだのでホントは官能小説を読んで言葉を変えたことを知っているが…
「私も妻って読んでもらう人探すわー」
と乙女心くすぐられる、葛葉子と真陽だった。
☆
「真陽姉!ほんとに、ほんとに!ぼくの妻になってネ!」
この子は素で言ってかわいいと、春陽にキュンとする真陽だった。
『妻』って言い変えたみたい」
葛葉子は瑠香の言い方が変わって、不思議になったことを真陽に言う。
「たしかに、初めて葛葉子ちゃんを連れてきた時、嫁って連呼してたわね」
真陽には思い当たるフシはある。
「あいつ、官能小説にはまってるからじゃない?」
「えっ!なんでそうなるの?」
真陽は意地悪く笑って、
「『嫁』より、
『妻』ほうが、エロいとでも思ってるんでしょ?あんたのことだから!」
瑠香を指さし叫んだ。
目の前に瑠香がいる上での質問だった。
官能小説ハマってることをバラされてバツが悪いけれど、まぁいいかと諦めた。
ドスケベもバレてるし…
「で、どっち?」
二人に迫られる。
「葛葉子は、どっちがいい?『嫁』と『妻』」
「おい、嫁!」
「おい、妻!」
「オレの嫁だ!」
「オレの妻だ!」
瑠香は、同じ口調で言ってみた。
「うーん…妻のほうが愛しさが言霊にある感じがする…」
「あら、ホントだわ。」
嫁より妻っていい響だ。
エロさ関係なく。
真陽は瑠香の頭の中を読んだのでホントは官能小説を読んで言葉を変えたことを知っているが…
「私も妻って読んでもらう人探すわー」
と乙女心くすぐられる、葛葉子と真陽だった。
☆
「真陽姉!ほんとに、ほんとに!ぼくの妻になってネ!」
この子は素で言ってかわいいと、春陽にキュンとする真陽だった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
136
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる