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15☆告白言霊これからも…
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二人の住所と電話番号を聴き無事見送って、ミミさんは警察庁にある公安の非公式の怪異科という報告しに行った。
二人には薬の事と経過観察のために、また見に行くと告げていた。
妖怪の私達をもう、ビビらないし、肝は座ってしまっているからとのことだった。
それに薬を盛られて無事に人間に戻れたのは果世さんがまだ発見して一人目だからだ。
私のことは健十郎さんが結婚謙監視するということで話はまとまった。
「じゃ、帰ろうか?」
健十郎さんは私に微笑んで肩をだいて言った。
「どこにですか?」
私には家がなかった事を思い出し不安に思ったが、
「俺の嫁になるなら、家はルイさんの家になるだろ?」
「ほ、ほんとですか?」
「ほんと。それが夫婦ってもんだ」
「夫婦……」
夫婦といえば夜の営み……という連想をしてしまって顔が赤くなる。
健十郎さんとは血を吸ってしまった約束があるし…あの続きをする妄想も不安とドキドに胸が一杯になる。
「抱いて帰っちゃおうかな?かっこいいところ見せられなかったしさ……」
頭を掻いて照れる。
「いえ、健十郎さんは、かっこいいと思います。優しいですし……」
私は人間の健十郎さんは、かっこいいと思う。少し、秘密主義ぽいけれど…それは他人を気遣うためだと感じる。
「俺の人間の姿の外見のこと?」
「はい……狼さんの姿もかっこいいですし、それにワンコ姿も可愛いです」
私は突然恥ずかしくなってうつむく。
「じゃ、ルイさんは、俺の事を好みのタイプってことでいいの?俺のこと好き…?」
健十郎さんは前のめりになって少しドキドキ、不安顔で聞いてきた。
「……は、はい。も、もっと、健十郎さんのこと、し、知りたいです……」
まるで告白する感じで私は更に顔が赤くなる。胸の動機も激しくなる。
これって恋のドキドキなの…?
正直わからない……
「正直、ルイさんを調査するつもりでもあって……突然、好きでもない男、狼な男に迫られても、ルイは困るかも…とか……」
シュンとした子犬のような顔をする。
「ホントは全然、俺を好きなんかじゃなくて契約だから俺の事を好きなだけとかとか冷静に考えて悪いことしてるのかな…とも、思ってた…」
と、健十郎さんはそう内心を、改めて告白した。
「……そういう、気を使ってくださるところが一番好きです」
私は弱気な健十郎さんの一瞬金にきらめく瞳を見て言った。
感じたことを言霊に出してしまえば、私も納得した。
私は健十郎さんのことを嫌いじゃない…知らないことが多すぎる…自分のことすらわからないのに……
健十郎さんのことを知りたいと思うのは確かだ…
私の本心を察して、健十郎さんは微笑んだ。
「これから……もっともっと、俺のことを知ってほしい…俺もルイさんのことを、知って、好きになって生涯愛していくから……」
そう言って、頬に優しく触れておでこにキスをした。
ドキドキが止まらない……止まらなくなってくらくらして、足に力が入らない……
そんな様子の私をお姫様抱っこすると狼男の能力で屋根に飛び跳ねて行き、家路についた。
二人には薬の事と経過観察のために、また見に行くと告げていた。
妖怪の私達をもう、ビビらないし、肝は座ってしまっているからとのことだった。
それに薬を盛られて無事に人間に戻れたのは果世さんがまだ発見して一人目だからだ。
私のことは健十郎さんが結婚謙監視するということで話はまとまった。
「じゃ、帰ろうか?」
健十郎さんは私に微笑んで肩をだいて言った。
「どこにですか?」
私には家がなかった事を思い出し不安に思ったが、
「俺の嫁になるなら、家はルイさんの家になるだろ?」
「ほ、ほんとですか?」
「ほんと。それが夫婦ってもんだ」
「夫婦……」
夫婦といえば夜の営み……という連想をしてしまって顔が赤くなる。
健十郎さんとは血を吸ってしまった約束があるし…あの続きをする妄想も不安とドキドに胸が一杯になる。
「抱いて帰っちゃおうかな?かっこいいところ見せられなかったしさ……」
頭を掻いて照れる。
「いえ、健十郎さんは、かっこいいと思います。優しいですし……」
私は人間の健十郎さんは、かっこいいと思う。少し、秘密主義ぽいけれど…それは他人を気遣うためだと感じる。
「俺の人間の姿の外見のこと?」
「はい……狼さんの姿もかっこいいですし、それにワンコ姿も可愛いです」
私は突然恥ずかしくなってうつむく。
「じゃ、ルイさんは、俺の事を好みのタイプってことでいいの?俺のこと好き…?」
健十郎さんは前のめりになって少しドキドキ、不安顔で聞いてきた。
「……は、はい。も、もっと、健十郎さんのこと、し、知りたいです……」
まるで告白する感じで私は更に顔が赤くなる。胸の動機も激しくなる。
これって恋のドキドキなの…?
正直わからない……
「正直、ルイさんを調査するつもりでもあって……突然、好きでもない男、狼な男に迫られても、ルイは困るかも…とか……」
シュンとした子犬のような顔をする。
「ホントは全然、俺を好きなんかじゃなくて契約だから俺の事を好きなだけとかとか冷静に考えて悪いことしてるのかな…とも、思ってた…」
と、健十郎さんはそう内心を、改めて告白した。
「……そういう、気を使ってくださるところが一番好きです」
私は弱気な健十郎さんの一瞬金にきらめく瞳を見て言った。
感じたことを言霊に出してしまえば、私も納得した。
私は健十郎さんのことを嫌いじゃない…知らないことが多すぎる…自分のことすらわからないのに……
健十郎さんのことを知りたいと思うのは確かだ…
私の本心を察して、健十郎さんは微笑んだ。
「これから……もっともっと、俺のことを知ってほしい…俺もルイさんのことを、知って、好きになって生涯愛していくから……」
そう言って、頬に優しく触れておでこにキスをした。
ドキドキが止まらない……止まらなくなってくらくらして、足に力が入らない……
そんな様子の私をお姫様抱っこすると狼男の能力で屋根に飛び跳ねて行き、家路についた。
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