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高良と紺太
7☆更には更に
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その後、紺太は香茂家血筋の能力で心を覗かれて騙したのをバレて式神の如くに、高良に使われた。
高良は簡単に人やあやかしを信用しないことを心に決めた。
怒りがおさまらない高良は無理やり毎日四神会議を開かせて四神を式神として使う陰陽道の奥義などをとことん伝授してもらった。
そして、高良はあやかしの四神を力で捩じ伏せるほど強くなって帰ってきた。
紺太も一生懸命、高良に謝り続けて何とか許してもらって元に戻ってホッとする。
二人にとって友情の危機にも発展した事は一生忘れられない事になる。
「紺太よ、香茂家は本気を出すと怖いだろ?」
晴綛は二人を呼び寄せて結果報告を聞く。
「はい…威津那以上の何やら力持ってる感じがしました…テレパシーなんて持ってんの卑怯だよ…人を騙すのがこんな苦しいことになるなんて…」
紺太は今回のことをとても反省している。
そんな紺太を狸のタヌさんは慰める。
「香茂家は陰陽道の生家だからあまりからかうなともっと忠告しておけばよかったかの?」
「からかえない相手じゃ友達じゃなくない?ね、高良」
紺太は素直にそう思う。
「だな…やりすぎは、やめてほしいけどな…」
思春期に、あれはやりすぎだ。
あまりの衝撃に胸の大きい女が苦手になってしまった。
「でも、タヌさんがおすじゃあなくてよかったね!オスだったら……」
「やめてくれっ!想像したくない!」
「はははっ!僕もやだー!タヌさんが雄なんて!」
二人は冗談を言えるほど元通りの関係だ…それ以上の親友になった。
そんな二人を晴綛は微笑ましく思う。
「何はともあれ、無事、四神の力を得られて良かったの」
と晴綛は満足げに言って高良の頭を撫でた。
全てこうなることを予期して、晴綛も紺太の遊びをけしかけたと考えを覗いて知ってしまった。
(計画ではなく、偶然の産物にして作戦成功させるなんて……さすが、狐の一族……)
晴綛にはまだまだ及ばないな…と高良は日々の修練を更に頑張ろうと決めるのだった。
高良は簡単に人やあやかしを信用しないことを心に決めた。
怒りがおさまらない高良は無理やり毎日四神会議を開かせて四神を式神として使う陰陽道の奥義などをとことん伝授してもらった。
そして、高良はあやかしの四神を力で捩じ伏せるほど強くなって帰ってきた。
紺太も一生懸命、高良に謝り続けて何とか許してもらって元に戻ってホッとする。
二人にとって友情の危機にも発展した事は一生忘れられない事になる。
「紺太よ、香茂家は本気を出すと怖いだろ?」
晴綛は二人を呼び寄せて結果報告を聞く。
「はい…威津那以上の何やら力持ってる感じがしました…テレパシーなんて持ってんの卑怯だよ…人を騙すのがこんな苦しいことになるなんて…」
紺太は今回のことをとても反省している。
そんな紺太を狸のタヌさんは慰める。
「香茂家は陰陽道の生家だからあまりからかうなともっと忠告しておけばよかったかの?」
「からかえない相手じゃ友達じゃなくない?ね、高良」
紺太は素直にそう思う。
「だな…やりすぎは、やめてほしいけどな…」
思春期に、あれはやりすぎだ。
あまりの衝撃に胸の大きい女が苦手になってしまった。
「でも、タヌさんがおすじゃあなくてよかったね!オスだったら……」
「やめてくれっ!想像したくない!」
「はははっ!僕もやだー!タヌさんが雄なんて!」
二人は冗談を言えるほど元通りの関係だ…それ以上の親友になった。
そんな二人を晴綛は微笑ましく思う。
「何はともあれ、無事、四神の力を得られて良かったの」
と晴綛は満足げに言って高良の頭を撫でた。
全てこうなることを予期して、晴綛も紺太の遊びをけしかけたと考えを覗いて知ってしまった。
(計画ではなく、偶然の産物にして作戦成功させるなんて……さすが、狐の一族……)
晴綛にはまだまだ及ばないな…と高良は日々の修練を更に頑張ろうと決めるのだった。
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