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桜庭の姫の婚約者を召喚してみる大魔法
1☆闇落ち思考対策
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「たわわだった……」
威津那は、あのことをつい思い出しただけだが無意識にボソリとつぶやいてしまった。
今日の陰陽寮の仕事も終わり、それぞれの几帳で仕切っただけの部屋で布団を敷きそれぞれのプライベート空間でそれぞれくつろぐ。
落ち着けるように几帳に、小音の呪術がかかっているためにいびきがひどい者以外の音は聞こえない。
更に陰陽寮長開発のそれぞれの霊力で部屋の明るさが調整できる『水晶照明』のおまけ付きなので、帰る家のない異能者には有り難い。名家のものは家に帰りまた出仕する。
威津那は帰る家(部屋)をもらったが、橘は、陰陽寮にとどまっているので威津那も帰らないことにした。
陰陽寮長は異界を通しているのですぐに家に帰れる特権を持っているらしいので橘も帰ることできるのに帰らないのは女子寮で怪異があった時、橘がいなかったので、仕事怠慢ではないが自己嫌悪に陥った事があったのでなるべく陰陽寮にいることを心掛けているらしい。
それに今夜は桜庭の姫が遊びに来ていると言っていた。
桜庭の姫は今夜は宿直でそういう日は陰陽寮で橘と一緒に仕事をし夜ふかしをするようだ。
陰陽寮長は家に帰り夫婦水入らずして、乙女二人は隣の部屋で休んでいる。
もうきっと寝てる時間だし、つぶやいても呪術がかかっているので何つぶやいても何をしても咎められない……
橘は華奢なのに、乳房が大きい…
「もっと胸、小さいかと思ったのに…」
狩衣でわからない意外性をつぶやいてしまった。
ついつい暗い考えに陥ってしまうときに、
「スケベな事考えればいいんじゃないか?」
と高良に適当にアドバイスされた。
「思春期の男子生徒はほとんどその事しか考えてないし、なんもかんがえてないぞ?」
と意地悪げに言っていた。
「高良くんも?」
「……オレがそんな馬鹿なこと考えてると思うのか……?」
ツリメを更に釣り上げて声はすごく低くドスが効いていたが、顔は真っ赤になっていて可愛かった。
なのでやってみたら結構イケる。
未来のなめまかしい橘を想像すれば落ち着いたこともそういうことみたいだと理解した。
他の女には欲情したことないのに…
手をかざしてあのときのように触ったことを思い出すように指を動かしてみた。
本心は、もう一度見たい、触りたいと思ってしまっているからつい出ちゃった感じなのだろうか……
しかもボソボソ声だったはずなのに……
「えっ!大きいの嫌いだったの?」
隣の部屋から襖をそっと開けて橘が顔を出して入ってきた。
威津那は手を素早く引っ込める。
狐耳の橘には丸聞こえだったようだ。
さらに表情が絶望していた。
自分で、胸をみて、触ってしょんぼりする。
その様子が可愛くて愛しくて胸がキュンとしてしまう。
「たしかに大きいかもしれないけど……男の人って大きいの好きじゃないの?」
本気で問われて、威津那は顔を赤くして、
「き、嫌いじゃないし!す、好きだし!」
威津那は困りながら反論する。
「普通の大きさってわかんないのよね。母様も姉様たちも大きいし…でも、高良のお母さんはすっごくぺっちゃんこなのよね。香茂の呪いっていってたわ……」
そんな呪い聞いたことはない……血筋の問題かと思う。
「まぁ、桜庭の姫みたいな、ぺったんこよりは女の子らしくていい……」
突然、襖がバンっ!
と乱暴に開けられて怒りの憤怒の咲羅子がたっていた。
「だァァァれぇぇがァァァ…ぺったんこですって?」
咲羅子が鬼の形相で威津那に怒鳴る。
少しの隙間が空いているだけで会話はダダ漏れになるようだった。
威津那は、あのことをつい思い出しただけだが無意識にボソリとつぶやいてしまった。
今日の陰陽寮の仕事も終わり、それぞれの几帳で仕切っただけの部屋で布団を敷きそれぞれのプライベート空間でそれぞれくつろぐ。
落ち着けるように几帳に、小音の呪術がかかっているためにいびきがひどい者以外の音は聞こえない。
更に陰陽寮長開発のそれぞれの霊力で部屋の明るさが調整できる『水晶照明』のおまけ付きなので、帰る家のない異能者には有り難い。名家のものは家に帰りまた出仕する。
威津那は帰る家(部屋)をもらったが、橘は、陰陽寮にとどまっているので威津那も帰らないことにした。
陰陽寮長は異界を通しているのですぐに家に帰れる特権を持っているらしいので橘も帰ることできるのに帰らないのは女子寮で怪異があった時、橘がいなかったので、仕事怠慢ではないが自己嫌悪に陥った事があったのでなるべく陰陽寮にいることを心掛けているらしい。
それに今夜は桜庭の姫が遊びに来ていると言っていた。
桜庭の姫は今夜は宿直でそういう日は陰陽寮で橘と一緒に仕事をし夜ふかしをするようだ。
陰陽寮長は家に帰り夫婦水入らずして、乙女二人は隣の部屋で休んでいる。
もうきっと寝てる時間だし、つぶやいても呪術がかかっているので何つぶやいても何をしても咎められない……
橘は華奢なのに、乳房が大きい…
「もっと胸、小さいかと思ったのに…」
狩衣でわからない意外性をつぶやいてしまった。
ついつい暗い考えに陥ってしまうときに、
「スケベな事考えればいいんじゃないか?」
と高良に適当にアドバイスされた。
「思春期の男子生徒はほとんどその事しか考えてないし、なんもかんがえてないぞ?」
と意地悪げに言っていた。
「高良くんも?」
「……オレがそんな馬鹿なこと考えてると思うのか……?」
ツリメを更に釣り上げて声はすごく低くドスが効いていたが、顔は真っ赤になっていて可愛かった。
なのでやってみたら結構イケる。
未来のなめまかしい橘を想像すれば落ち着いたこともそういうことみたいだと理解した。
他の女には欲情したことないのに…
手をかざしてあのときのように触ったことを思い出すように指を動かしてみた。
本心は、もう一度見たい、触りたいと思ってしまっているからつい出ちゃった感じなのだろうか……
しかもボソボソ声だったはずなのに……
「えっ!大きいの嫌いだったの?」
隣の部屋から襖をそっと開けて橘が顔を出して入ってきた。
威津那は手を素早く引っ込める。
狐耳の橘には丸聞こえだったようだ。
さらに表情が絶望していた。
自分で、胸をみて、触ってしょんぼりする。
その様子が可愛くて愛しくて胸がキュンとしてしまう。
「たしかに大きいかもしれないけど……男の人って大きいの好きじゃないの?」
本気で問われて、威津那は顔を赤くして、
「き、嫌いじゃないし!す、好きだし!」
威津那は困りながら反論する。
「普通の大きさってわかんないのよね。母様も姉様たちも大きいし…でも、高良のお母さんはすっごくぺっちゃんこなのよね。香茂の呪いっていってたわ……」
そんな呪い聞いたことはない……血筋の問題かと思う。
「まぁ、桜庭の姫みたいな、ぺったんこよりは女の子らしくていい……」
突然、襖がバンっ!
と乱暴に開けられて怒りの憤怒の咲羅子がたっていた。
「だァァァれぇぇがァァァ…ぺったんこですって?」
咲羅子が鬼の形相で威津那に怒鳴る。
少しの隙間が空いているだけで会話はダダ漏れになるようだった。
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