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橘の狐の嫁入り

イラスト付きあとがき

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あとがきです。

 狐の嫁入り編です。
 少しエロい文章が入ってしまったのでR十五にしました。
 娘の葛葉子より、二人は大人なのでこのくらいはいいかなぁ?と思いながら、威津那は李流くん(咲羅子の孫)並みに純粋です。
 口説く言葉はすぐに浮かべども、実行に移せないというギャップキャラになりました。
 娘の葛葉子曰く。
「瑠香と違って、すけべじゃない」
 本当だなぁ…と笑ってしまったり。
 瑠香と真逆なキャラクターとなりつつあります。
 橘と葛葉子はそっくりだけれど、橘の方が『攻め』です。
 一番変わらないのはウカノミタマの化身のウカ様。
 ウカ様は妖怪で神様設定です。
 ウカノミタマそのものではありません…何千年も生きている依代です。
 むしろ長く生きているうちに神様状態になってしまいました。
 葛葉子の時代につけていた赤いリボンは紺太の初給料のプレゼントです。
 先に書いた葛葉子編のフラグをどんどん回収していく物語なのでもっと実はこうだった!みたいなことが繋がっていきます。
 橘のお母さんの流花も登場で、ジジ様(晴綛)が、真陽より、瑠香の方がそっくりというので、どこら辺かな?とか、考えてたら、アラミタマオーラを放つところと、あやかしに容赦無いところで、もしかしたら橘が半妖で生まれた原因は睦愛の時にドSを発揮したのを、娘の橘に暴露したのかも。
 まさか、晴綛が乙女の歪んだイロハを教えている事を知ったあとお仕置きされてるかも。
 それと、新たな予想外のキャラクター、晴綛の兄で、流花の前夫は黒狐ということ。
 未来でネタとして使えたらいいかなぁ?黒狐ってあれ?夜子は野狐で黒狐でした。
 その話もかけるように今頑張ってフラグを取りつつへんなフラグを置いていくかもです。
 
 未来がわかっていて曖昧なプロットを考えて紡ぐのは威津那が赤い瞳で未来を見る感じと同じかもしれません。

 第二話くらいで、あっさりレッドスパイを裏切ってしまうのも予定外ですが、もともと、嫌いな組織でもあったことと、フラグ回収はあっさり出来るかなぁ?と思ったり。
 いろいろ回収作業がありますが楽しんで書いています。
 今回は未来の未来に繋げるための物語でもあるのです。
 軍人さんは上司の命令は絶対で一番命令を優先するのは陛下のお言葉。
 威津那さんも元軍人さんなので、上官(父)の命令は絶対ですが、色々と問題があったと思います。
 レッドスパイに家族が属しておりながら、
 本当に尽くしたいと思っているのは陛下だっだり。
 でも、いつなの性格じゃ、軍隊はきつかったカモです。
 単独行動得意なタイプなので、スパイにやはり向いていたかも。
 橘に迫られると挙動不審になるだけで、ちゃんと任務はやっていたと思う……怪しまれてはいたかもしれないけれど一生懸命自国の為命をかけて呪詛していた事は本当です。
 そういう本当の話ないかなー?と検索してみたら、面白い話がたくさん出てきて、やっぱりあの当時、あやかしも日本のために頑張ってくれていたんだなぁ。日本人のために色々助けてくれた話をYouTubeで見ると心がほっこりしてしまいました。
 読み切りぽい話でほっこりネタも書きたいなぁとか思ったりします。
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