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お祖父ちゃん瑠香と孫の菊
グラマラスボディじゃない
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今日は瑠香ジジとハル様の子供の向日葵姉さんと、楓お兄さんと季節ちゃんと一緒に銭湯に来ている。陰陽寮のお風呂が壊れたためでもある。
男女別れて一時間半の入浴予定だ。
少しの間ならば宮中の守りはあやかしの四神がきっちり仕事をすると言うことで安心だ。
☆
葛葉子のババは、グラマラスだったと瑠香のジジはいったけど…
「いつになったら、大きくなるのかな……おっぱい………」
十四歳になった菊は銭湯のヘリに座って足を湯につけて、胸を見て絶望する。
「季節に揉んでもらえばいいんじゃない?」
向日葵お姉さんは笑いながらそう言った。
向日葵お姉さんは、ふふん♪と、形の良い胸をわざと菊に見せつける。
スラリとした体型にちょうど良い大きさだ。
「でも、ボインじゃない………」
ホントのことをつい呟いたら
「絶壁にいわれたくないわっ!」
そういって、向日葵姉さんにいたずらで胸を揉まれる。
「きゃつ!あん!、やめて!、向日葵姉さん!」
揉まれるよりくすぐられるような感じだ。
「私が胸を大きくしてあげるわっ!喜びなさい!」
つい、女湯には二人しかいない事にはしゃいでしまったら、
「こら、向日葵!菊ちゃんに、卑猥ことを言うな!するな!」
楓が男湯の壁向こうから注意をする。
「変なソーゾーしたなら、雷落とすわよ!」
向日葵姉さんは壁を見つめてそう叫ぶ。
「ソーゾーさせるようなこと言うな!」
楓お兄さんも負けずにそう言い返すが、雷落とされそうな素直な応えである。
「姉弟喧嘩すんな!静かに風呂は入れ!」
二人の父親であるハル様が注意をした。
「はーい……」
さすが三子の二人は同時に返事をした。
「で、季節くん…菊と何処までいっているのかな?」
瑠香ジジは季節ちゃんに凄んでいるようだ。
「ど、どこにもいってません!清く正しく美しく交際させていただいてます!」
「なら良し。胸が成長したなら手を出したとみなすからな……」
「いや、むりだろ。ぺちゃパイは、香茂の宿命だ。狐にならなくてよかったな。」
と、ジジとハル様は菊に聞こえるように壁の向こう側から言った。
「ソーユー問題じゃない!」
と、菊は怒鳴ってやった。
瑠香ジジはそう言いながら
(香茂と阿倍野の区別はそこなのか?)とハッとして気がついたらしい。
(確かに姉の真陽はペチャパイで、葛葉子のスタイルの良さが羨ましく、着せ替え人形の如くにしていた……)
「ま、菊は香茂の家系でぺちゃパイで幸せな人生を送れるのならそのままでいいな。」
と、瑠香ジジはすっきりした調子の言葉は響く銭湯で菊に聞こえた。
「くそジジめっ!よくないよっ!」
菊は、むーっ!と唸るのだった。
男女別れて一時間半の入浴予定だ。
少しの間ならば宮中の守りはあやかしの四神がきっちり仕事をすると言うことで安心だ。
☆
葛葉子のババは、グラマラスだったと瑠香のジジはいったけど…
「いつになったら、大きくなるのかな……おっぱい………」
十四歳になった菊は銭湯のヘリに座って足を湯につけて、胸を見て絶望する。
「季節に揉んでもらえばいいんじゃない?」
向日葵お姉さんは笑いながらそう言った。
向日葵お姉さんは、ふふん♪と、形の良い胸をわざと菊に見せつける。
スラリとした体型にちょうど良い大きさだ。
「でも、ボインじゃない………」
ホントのことをつい呟いたら
「絶壁にいわれたくないわっ!」
そういって、向日葵姉さんにいたずらで胸を揉まれる。
「きゃつ!あん!、やめて!、向日葵姉さん!」
揉まれるよりくすぐられるような感じだ。
「私が胸を大きくしてあげるわっ!喜びなさい!」
つい、女湯には二人しかいない事にはしゃいでしまったら、
「こら、向日葵!菊ちゃんに、卑猥ことを言うな!するな!」
楓が男湯の壁向こうから注意をする。
「変なソーゾーしたなら、雷落とすわよ!」
向日葵姉さんは壁を見つめてそう叫ぶ。
「ソーゾーさせるようなこと言うな!」
楓お兄さんも負けずにそう言い返すが、雷落とされそうな素直な応えである。
「姉弟喧嘩すんな!静かに風呂は入れ!」
二人の父親であるハル様が注意をした。
「はーい……」
さすが三子の二人は同時に返事をした。
「で、季節くん…菊と何処までいっているのかな?」
瑠香ジジは季節ちゃんに凄んでいるようだ。
「ど、どこにもいってません!清く正しく美しく交際させていただいてます!」
「なら良し。胸が成長したなら手を出したとみなすからな……」
「いや、むりだろ。ぺちゃパイは、香茂の宿命だ。狐にならなくてよかったな。」
と、ジジとハル様は菊に聞こえるように壁の向こう側から言った。
「ソーユー問題じゃない!」
と、菊は怒鳴ってやった。
瑠香ジジはそう言いながら
(香茂と阿倍野の区別はそこなのか?)とハッとして気がついたらしい。
(確かに姉の真陽はペチャパイで、葛葉子のスタイルの良さが羨ましく、着せ替え人形の如くにしていた……)
「ま、菊は香茂の家系でぺちゃパイで幸せな人生を送れるのならそのままでいいな。」
と、瑠香ジジはすっきりした調子の言葉は響く銭湯で菊に聞こえた。
「くそジジめっ!よくないよっ!」
菊は、むーっ!と唸るのだった。
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