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2章 異世界
王都への移動
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月の光がこの空間から消えた瞬間に俺の姿は元に戻ったがそれと同時にとんでもない疲労が襲ってくる
「ぐっ...代償付きか....身体が重い」
重力操作で身体に掛る重力を軽くしても変わらないことから概念的なものだろう
それと今気づいたが頭から血が流れていたようだ
傷口は【恵みの光】で塞がれたみたいだがまだ乾いてない
とりあえず地底湖の水で顔を洗う
「服は...プレートで覆ってたから特に破れたり汚れたりはしてないか」
血も落としたことだし...疲れた身体を引きずってワイヤーで山頂に戻り
家を一旦元の位置にまた召喚して入り ベッドに倒れ込む
「身体が重い...ゲーム内で寝ても向こうでは2時間くらいしか経たない なら寝ても大丈夫だろう」
そのまま俺は解けるように眠りに入った
目が覚める 外はもう太陽が沈もうとしている時間帯
「...どうやら...こっちの世界での丸一日をほぼ寝過ごしたみたいだな」
欠伸をしつつも1階に降りて朝食を作り始める
今日は目玉焼きとベーコンとドレッシングを掛けたサラダ 勿論 コーヒーも忘れない
「ふぅ...ご馳走様でした」
朝ご飯を食べ終えたので食器等を片付け家をオーブ化させてインベントリに入れる
「...確認しとくか」
昨日戦った場所の確認に向かう
「わお..改めて見るとひでぇな」
元は暗かったこの空間が昨日の戦闘により上から光が指している
「下手したら崩れそうだなこりゃ...んであの二人はいないと」
特に死体がある訳でも無い だが息の根を止めた覚えも無い
「ま、ならいいか それとあの青い光が出ていた鉱石は...あれ?」
昨日 あんなに沢山光っていた鉱石が消えている
あった場所を掘ってみても石ころが出てくるだけ
「なぜだ...良い素材になりそうだったのに..扱えるかは別として」
無くなったものを気にするのもあれなので王都に向かう
洞窟の外に出てスレイブを呼んで王都に向かい始める
イルバニアの上を通り越しながら進んでいく
道中 旅人や 王都に向かってると思われる馬車とかがあった
「馬車かぁ....スレイブがok出してくれたら買うのもありだな」
スレイブは仕事はこなすけど面倒な事はあまりやらなそうだしなぁ...
そんなこんなでしばらく進むと 大きな城が見えてきた
「はえー...あれが王都か」
大きな城に大きな城下町 その周りを大きな城壁が建っている
それと城...いや王城と言うべきか?それの1番上..そこに三日月?のようなマークをした彫刻があるのが見える
「ふむ...ま、いいや 」
スレイブに地面に降りてもらいオーブに戻ってもらう
やっぱりオーブに戻る時だけめっちゃウキウキしてるなぁ...どんだけ快適なんだ...
そのまま歩きで城門まで向かう
すると待っているの長い列
列は2種類あるらしく 俺みたいな徒歩で来た人
もう1つは馬や馬車で来た人だ
馬の方が列が少ないのでスレイブに乗ったままで来れば良かったと後悔するが今やってもあれなので素直に並ぶ
並んでる間 骨董品屋で買った本を取りだし読む タイトルは瞑想法
よく瞑想はしているし丁度いい 何か得られる物があるかもしれない
「ふむふむ...瞑想にも種類があるのか」
どうやら瞑想はただ座禅して心を無にするだけでなく太極拳や踊りながら 声を出しながらやったりするらしい
他にも瞑想は ただ単に心を鎮めるだけじゃなく特定の対象に対し省察したり高度な健康状態を引き出したりするらしい
省察 という普段聞かない単語が出てきて困惑したが 後で意味を調べてみよう
そんなこんなですぐ自分の番が来たので冒険者カードを見せて そのまま王都に入る
「...デケェな」
改めて近くで見ると本当にでかい 城下町も賑わってる
出来ればここに拠点を構えたいのだが...
「土地とか...買えるかなぁ」
流石に冒険者ギルドは無理だろうし...商業ギルドみたいなのあるかな?
今 お金はあるし 変に宿借りるよりそっちの方が楽なんだよなぁ...
とりあえずそれっぽい建物探してみるとするか
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月の光がこの空間から消えた瞬間に俺の姿は元に戻ったがそれと同時にとんでもない疲労が襲ってくる
「ぐっ...代償付きか....身体が重い」
重力操作で身体に掛る重力を軽くしても変わらないことから概念的なものだろう
それと今気づいたが頭から血が流れていたようだ
傷口は【恵みの光】で塞がれたみたいだがまだ乾いてない
とりあえず地底湖の水で顔を洗う
「服は...プレートで覆ってたから特に破れたり汚れたりはしてないか」
血も落としたことだし...疲れた身体を引きずってワイヤーで山頂に戻り
家を一旦元の位置にまた召喚して入り ベッドに倒れ込む
「身体が重い...ゲーム内で寝ても向こうでは2時間くらいしか経たない なら寝ても大丈夫だろう」
そのまま俺は解けるように眠りに入った
目が覚める 外はもう太陽が沈もうとしている時間帯
「...どうやら...こっちの世界での丸一日をほぼ寝過ごしたみたいだな」
欠伸をしつつも1階に降りて朝食を作り始める
今日は目玉焼きとベーコンとドレッシングを掛けたサラダ 勿論 コーヒーも忘れない
「ふぅ...ご馳走様でした」
朝ご飯を食べ終えたので食器等を片付け家をオーブ化させてインベントリに入れる
「...確認しとくか」
昨日戦った場所の確認に向かう
「わお..改めて見るとひでぇな」
元は暗かったこの空間が昨日の戦闘により上から光が指している
「下手したら崩れそうだなこりゃ...んであの二人はいないと」
特に死体がある訳でも無い だが息の根を止めた覚えも無い
「ま、ならいいか それとあの青い光が出ていた鉱石は...あれ?」
昨日 あんなに沢山光っていた鉱石が消えている
あった場所を掘ってみても石ころが出てくるだけ
「なぜだ...良い素材になりそうだったのに..扱えるかは別として」
無くなったものを気にするのもあれなので王都に向かう
洞窟の外に出てスレイブを呼んで王都に向かい始める
イルバニアの上を通り越しながら進んでいく
道中 旅人や 王都に向かってると思われる馬車とかがあった
「馬車かぁ....スレイブがok出してくれたら買うのもありだな」
スレイブは仕事はこなすけど面倒な事はあまりやらなそうだしなぁ...
そんなこんなでしばらく進むと 大きな城が見えてきた
「はえー...あれが王都か」
大きな城に大きな城下町 その周りを大きな城壁が建っている
それと城...いや王城と言うべきか?それの1番上..そこに三日月?のようなマークをした彫刻があるのが見える
「ふむ...ま、いいや 」
スレイブに地面に降りてもらいオーブに戻ってもらう
やっぱりオーブに戻る時だけめっちゃウキウキしてるなぁ...どんだけ快適なんだ...
そのまま歩きで城門まで向かう
すると待っているの長い列
列は2種類あるらしく 俺みたいな徒歩で来た人
もう1つは馬や馬車で来た人だ
馬の方が列が少ないのでスレイブに乗ったままで来れば良かったと後悔するが今やってもあれなので素直に並ぶ
並んでる間 骨董品屋で買った本を取りだし読む タイトルは瞑想法
よく瞑想はしているし丁度いい 何か得られる物があるかもしれない
「ふむふむ...瞑想にも種類があるのか」
どうやら瞑想はただ座禅して心を無にするだけでなく太極拳や踊りながら 声を出しながらやったりするらしい
他にも瞑想は ただ単に心を鎮めるだけじゃなく特定の対象に対し省察したり高度な健康状態を引き出したりするらしい
省察 という普段聞かない単語が出てきて困惑したが 後で意味を調べてみよう
そんなこんなですぐ自分の番が来たので冒険者カードを見せて そのまま王都に入る
「...デケェな」
改めて近くで見ると本当にでかい 城下町も賑わってる
出来ればここに拠点を構えたいのだが...
「土地とか...買えるかなぁ」
流石に冒険者ギルドは無理だろうし...商業ギルドみたいなのあるかな?
今 お金はあるし 変に宿借りるよりそっちの方が楽なんだよなぁ...
とりあえずそれっぽい建物探してみるとするか
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