32 / 47
2章 異世界
報告
しおりを挟む
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
冒険者ギルド イルバニア部に帰還しギルド長へ報告に向かう
受付の人に要件を伝えると応接間に通されたのでそこでアリアと一緒に待つ
少しすると慌てた様子でギルド長が入ってくる
「ギルド長?どうしたんですかそんなに慌てて」
「あ..ああ 済まないね 今から10分くらい前に君達が向かったゴブリンの集落方面にて強大な魔力反応が確認されたんだ...大丈夫だったか?」
「...」
「...」
「? どうしたんだ?そんなに急に黙り始めて...」
「すっごい言い難いんですが...」
「その魔力反応の原因...」
「「俺(私)達です...」」
「...嘘だろ?」
「嘘では無いです ゴブリンキングの首もあるので見せましょうか?」
「あー そこまで言うなら大丈夫だ...それにしてもあの魔力反応...ランクAの魔物レベルで焦ったぞ」
「本当にすいません...あの魔力反応を起こす原因を作ったのは先輩でして...」
「しれっと責任転嫁するな 俺が原因だが アリアも賛同したんだから共犯だぞ」
「くっ...」
「...と、とりあえず君達が原因なのはわかった それとゴブリンの集落の殲滅は出来たのかい?」
「はい、ゴブリンキング以外 協力して一気に消し飛ばしました」
「...しれっととんでもない事を言わないでくれないかな?でそのゴブリンキングも討伐と...全くとんでもないルーキーが出てきたもんだよ...君達はBランクに昇格だ それとこれを渡しておく」
するとギルド長は胸ポケットからメモ紙を取り出し何かを書いて渡してきた
「それは私直々のAランク昇格の推薦書だ 実績がある程度に達すれば普通より楽に昇格を受けれるはずだ」
「ありがとうございます」
「それと報酬だ」
するとギルド長は小切手を2枚渡して来たので
それをそれぞれアリアと俺は受け取る
『所持金に1200000G追加されました』
はい?
「...こんな大金貰っても良いんですか?」
「ああ、君達がゴブリンの巣に偵察に行きあのメモと地図を見つけ そして集落の殲滅をしていなければ危うくこの街は滅んでいたかもしれない 本当にありがとう」
「頭を上げてください 俺たちはただ依頼をこなしただけなので...」
「そうですよ 私達はごく普通の冒険者 ギルド長がそう簡単に頭を下げちゃダメですよ...」
「ごく普通の冒険者だったら 私は頭を下げないよ...」
ギルド長の声が疲れている気がする...本当にすいません
そのあとはギルド長からこれからもよろしく頼む と言われ解散
アリアも俺も仕事があるのでお互いログアウトした
「ふぅ...明日からまた仕事か...有休を取ったとはいえ時間の流れは早いな」
冒険者ギルド イルバニア部に帰還しギルド長へ報告に向かう
受付の人に要件を伝えると応接間に通されたのでそこでアリアと一緒に待つ
少しすると慌てた様子でギルド長が入ってくる
「ギルド長?どうしたんですかそんなに慌てて」
「あ..ああ 済まないね 今から10分くらい前に君達が向かったゴブリンの集落方面にて強大な魔力反応が確認されたんだ...大丈夫だったか?」
「...」
「...」
「? どうしたんだ?そんなに急に黙り始めて...」
「すっごい言い難いんですが...」
「その魔力反応の原因...」
「「俺(私)達です...」」
「...嘘だろ?」
「嘘では無いです ゴブリンキングの首もあるので見せましょうか?」
「あー そこまで言うなら大丈夫だ...それにしてもあの魔力反応...ランクAの魔物レベルで焦ったぞ」
「本当にすいません...あの魔力反応を起こす原因を作ったのは先輩でして...」
「しれっと責任転嫁するな 俺が原因だが アリアも賛同したんだから共犯だぞ」
「くっ...」
「...と、とりあえず君達が原因なのはわかった それとゴブリンの集落の殲滅は出来たのかい?」
「はい、ゴブリンキング以外 協力して一気に消し飛ばしました」
「...しれっととんでもない事を言わないでくれないかな?でそのゴブリンキングも討伐と...全くとんでもないルーキーが出てきたもんだよ...君達はBランクに昇格だ それとこれを渡しておく」
するとギルド長は胸ポケットからメモ紙を取り出し何かを書いて渡してきた
「それは私直々のAランク昇格の推薦書だ 実績がある程度に達すれば普通より楽に昇格を受けれるはずだ」
「ありがとうございます」
「それと報酬だ」
するとギルド長は小切手を2枚渡して来たので
それをそれぞれアリアと俺は受け取る
『所持金に1200000G追加されました』
はい?
「...こんな大金貰っても良いんですか?」
「ああ、君達がゴブリンの巣に偵察に行きあのメモと地図を見つけ そして集落の殲滅をしていなければ危うくこの街は滅んでいたかもしれない 本当にありがとう」
「頭を上げてください 俺たちはただ依頼をこなしただけなので...」
「そうですよ 私達はごく普通の冒険者 ギルド長がそう簡単に頭を下げちゃダメですよ...」
「ごく普通の冒険者だったら 私は頭を下げないよ...」
ギルド長の声が疲れている気がする...本当にすいません
そのあとはギルド長からこれからもよろしく頼む と言われ解散
アリアも俺も仕事があるのでお互いログアウトした
「ふぅ...明日からまた仕事か...有休を取ったとはいえ時間の流れは早いな」
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
自由にやっていくVRMMO
nanaさん
SF
これは最新VRMMOの
Fantastic Frontierをプレイし始めたもうこの後の人生遊ぶび放題になった主人公こと 凛尊 有紗もといAlice のお話
*作者の自己満足で書いてます なので更新は不定期です 内容も誤字だらけだったり 色々と悲惨な内容になってたりします それでもよろしい方はどうぞ
ビースト・オンライン 〜追憶の道しるべ。操作ミスで兎になった俺は、仲間の記憶を辿り世界を紐解く〜
八ッ坂千鶴
SF
普通の高校生の少年は高熱と酷い風邪に悩まされていた。くしゃみが止まらず学校にも行けないまま1週間。そんな彼を心配して、母親はとあるゲームを差し出す。
そして、そのゲームはやがて彼を大事件に巻き込んでいく……!
不遇職「罠師」は器用さMAXで無双する
ゆる弥
SF
後輩に勧められて買ってみたVRMMOゲーム、UnknownWorldOnline(通称UWO(ウォー))で通常では選ぶことができないレア職を狙って職業選択でランダムを選択する。
すると、不遇職とされる「罠師」になってしまう。
しかし、探索中足を滑らせて落ちた谷底で宝を発見する。
その宝は器用さをMAXにするバングルであった。
器用さに左右される罠作成を成功させまくってあらゆる罠を作り、モンスターを狩りまくって無双する。
やがて伝説のプレイヤーになる。
Recreation World ~とある男が〇〇になるまでの軌跡〜
虚妄公
SF
新月流当主の息子である龍谷真一は新月流の当主になるため日々の修練に励んでいた。
新月流の当主になれるのは当代最強の者のみ。
新月流は超実戦派の武術集団である。
その中で、齢16歳の真一は同年代の門下生の中では他の追随を許さぬほどの強さを誇っていたが現在在籍している師範8人のうち1人を除いて誰にも勝つことができず新月流内の順位は8位であった。
新月流では18歳で成人の儀があり、そこで初めて実戦経験を経て一人前になるのである。
そこで真一は師範に勝てないのは実戦経験が乏しいからだと考え、命を削るような戦いを求めていた。
そんなときに同じ門下生の凛にVRMMORPG『Recreation World』通称リクルドを勧められその世界に入っていくのである。
だがそのゲームはただのゲームではなく3人の天才によるある思惑が絡んでいた。
そして真一は気付かぬままに戻ることができぬ歯車に巻き込まれていくのである・・・
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも先行投稿しております。
40代(男)アバターで無双する少女
かのよ
SF
同年代の子達と放課後寄り道するよりも、VRMMOでおじさんになってるほうが幸せだ。オープンフィールドの狩りゲーで大剣使いをしているガルドこと佐野みずき。女子高生であることを完璧に隠しながら、親父どもが集まるギルドにいい感じに馴染んでいる…! ひたすらクエストをやりこみ、酒場で仲間と談笑しているおじさんの皮を被った17歳。しかし平穏だった非日常を、唐突なギルドのオフ会とログアウト不可能の文字が破壊する!
序盤はVRMMO+日常系、中盤から転移系の物語に移行していきます。
表紙は茶二三様から頂きました!ありがとうございます!!
校正を加え同人誌版を出しています!
https://00kanoyooo.booth.pm/
こちらにて通販しています。
更新は定期日程で毎月4回行います(2・9・17・23日です)
小説家になろうにも「40代(男)アバターで無双するJK」という名前で投稿しています。
この作品はフィクションです。作中における犯罪行為を真似すると犯罪になります。それらを認可・奨励するものではありません。
ユニーク職業最弱だと思われてたテイマーが最強だったと知れ渡ってしまったので、多くの人に注目&推しにされるのなぜ?
水まんじゅう
SF
懸賞で、たまたま当たったゲーム「君と紡ぐ世界」でユニーク職業を引き当ててしまった、和泉吉江。 そしてゲームをプイイし、決まった職業がユニーク職業最弱のテイマーという職業だ。ユニーク最弱と罵られながらも、仲間とテイムした魔物たちと強くなっていき罵ったやつらを見返していく物語
きっと覇道は長いだろう
自楽主義者
ファンタジー
VRが広まった時代に今までVRゲームに一切手を出さなかった主人公。
そんな主人公が親友に勧められてVRゲームを始めたのだが、
集中力が化け物の主人公は、色々な事に首を突っ込みまくり
いつの間にやら周りの人に「アイツなんでそんな事出来るの!?」
と驚かせながらも楽しくゲームをするお話です
後輩と一緒にVRMMO!~弓使いとして精一杯楽しむわ~
夜桜てる
SF
世界初の五感完全没入型VRゲームハードであるFUTURO発売から早二年。
多くの人々の希望を受け、遂に発売された世界初のVRMMO『Never Dream Online』
一人の男子高校生である朝倉奈月は、後輩でありβ版参加勢である梨原実夜と共にNDOを始める。
主人公が後輩女子とイチャイチャしつつも、とにかくVRゲームを楽しみ尽くす!!
小説家になろうからの転載です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる