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2章 異世界
初めての鍛治
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拠点に戻り早速作業場に移動する
「とりあえず水汲んで...」
井戸から水を汲み それを水を入れる用の大釜に入れる
そのままメールに送られた生産の説明書(鍛治)を読みながら色々進めていく
「えーと これが...ハーディーログっていうのか」
短く切られた丸太にフックが取り付けられている どうやらこれに鍛治の道具を掛けるらしい
丸太なので耐熱性もあるのがポイントなのだとか
そこに火かき棒 大きなヤスリ 鍛治用の槌 を掛けておく
「んで...窓を開けると」
作業場にある窓を開ける
「次は...送風機である 鞴の設置とそれがが上手く動くか...」
鞴を設置し 足で踏み空気が上手く出るか試す
ポシュポシュという気の抜けた音を鳴らしながら空気が押し出されるのが分かる
「ちゃんと動くな...んで次は石炭か」
石炭を炉の中に入れる
「その後は...火をつけるのか?」
火打ち石を取り出し適当な鉄鉱石と擦り合わせ火花を炉の中に入れる
すると火が燃え移り炉が火で光り始める
「おお...それにしても意外と暑いな」
黒コートを脱ぎインベントリにしまう
「んで次は...ある程度 したら鉱石を火箸で掴んで入れると」
鞴を踏んで炉に空気を送り続ける
少し時間を置いてから玉橋で鉄鉱石を掴み炉の中に入れる
ある程度すると鉄鉱石がオレンジ色に光り始める
「そしたら取り出して金床に置いて」
ハーディーログに掛けた槌を手に取り叩き始める
今回作るのは投げナイフ
物理的な遠距離手段も欲しい 回収はグリップとかで出来るためかなり楽
場合によっては近接で咄嗟に使える優れものだ
サイズ的には鉄鉱石1個で一本作れるだろう
叩いてナイフにするには十分な厚みまでにする
鉄鉱石が途中で冷めたら炉にまた入れる
そして叩くの繰り返し
「んで形が整ってきたら...水に浸けると」
玉箸を使って投げナイフの刀身を大釜に入れる
水が蒸発する音ともに刀身の熱が冷えていくのがわかる
そのまま金床に再び置く
「んで次は...炉に入れる?えーと...そのままだと金属自体が脆い状態になっているからそれを元に戻すため? よくわからんがやるか」
また玉箸で刀身を掴み炉に入れる
少ししたらすぐ取り出す
「おお...んで後は...冷めるのを待つのか」
時間を置いて刀身の様子を見る
「おお...出来てるな」
ちゃんと投げナイフの刀身の形になってるが表面が若干でこぼこしてるのでヤスリで平に削る
「ここまでやるとはな...びっくりだぜ」
表面がちゃんと削れたこと確認し 今度は別の種類のヤスリで磨く
「ヤスリにも種類があるんだな...ピッカピカだぜ」
金属光沢がちゃんと出てきた
「次に...砥石で研磨か」
砥石を巻物から取り出し刀身を研磨する
「いいねぇ...あ、やべ」
刀身を作ったのはいいが肝心の柄の部分が無い
「うーん...そうだな この部分...微妙に長いから 何かしらの布を巻けば投げナイフとして使えそうだな」
とりあえずこれを5~8本くらい作る
「はぁ...はぁ...意外と時間がかかるな...ここは改善点だな 品質固定で素材を多く取られるけど簡単に生産出来るようにすれば丁度いいかもな」
とりあえず刀身は出来た
『生活スキル 初級鍛治 を習得しました』
「生活スキル?別枠なのか」
多分 レベル..というより熟練度が多分存在すると思うので 頑張って上げていこう
「それとこれを投げナイフとして完成させるのに必要なのは..」
根本付近に巻く布だ
「布か...もしくは糸で布を縫うかそらとも布自体を買うかだな」
街を探すか蜘蛛系の魔物でも探してみるかね...
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拠点に戻り早速作業場に移動する
「とりあえず水汲んで...」
井戸から水を汲み それを水を入れる用の大釜に入れる
そのままメールに送られた生産の説明書(鍛治)を読みながら色々進めていく
「えーと これが...ハーディーログっていうのか」
短く切られた丸太にフックが取り付けられている どうやらこれに鍛治の道具を掛けるらしい
丸太なので耐熱性もあるのがポイントなのだとか
そこに火かき棒 大きなヤスリ 鍛治用の槌 を掛けておく
「んで...窓を開けると」
作業場にある窓を開ける
「次は...送風機である 鞴の設置とそれがが上手く動くか...」
鞴を設置し 足で踏み空気が上手く出るか試す
ポシュポシュという気の抜けた音を鳴らしながら空気が押し出されるのが分かる
「ちゃんと動くな...んで次は石炭か」
石炭を炉の中に入れる
「その後は...火をつけるのか?」
火打ち石を取り出し適当な鉄鉱石と擦り合わせ火花を炉の中に入れる
すると火が燃え移り炉が火で光り始める
「おお...それにしても意外と暑いな」
黒コートを脱ぎインベントリにしまう
「んで次は...ある程度 したら鉱石を火箸で掴んで入れると」
鞴を踏んで炉に空気を送り続ける
少し時間を置いてから玉橋で鉄鉱石を掴み炉の中に入れる
ある程度すると鉄鉱石がオレンジ色に光り始める
「そしたら取り出して金床に置いて」
ハーディーログに掛けた槌を手に取り叩き始める
今回作るのは投げナイフ
物理的な遠距離手段も欲しい 回収はグリップとかで出来るためかなり楽
場合によっては近接で咄嗟に使える優れものだ
サイズ的には鉄鉱石1個で一本作れるだろう
叩いてナイフにするには十分な厚みまでにする
鉄鉱石が途中で冷めたら炉にまた入れる
そして叩くの繰り返し
「んで形が整ってきたら...水に浸けると」
玉箸を使って投げナイフの刀身を大釜に入れる
水が蒸発する音ともに刀身の熱が冷えていくのがわかる
そのまま金床に再び置く
「んで次は...炉に入れる?えーと...そのままだと金属自体が脆い状態になっているからそれを元に戻すため? よくわからんがやるか」
また玉箸で刀身を掴み炉に入れる
少ししたらすぐ取り出す
「おお...んで後は...冷めるのを待つのか」
時間を置いて刀身の様子を見る
「おお...出来てるな」
ちゃんと投げナイフの刀身の形になってるが表面が若干でこぼこしてるのでヤスリで平に削る
「ここまでやるとはな...びっくりだぜ」
表面がちゃんと削れたこと確認し 今度は別の種類のヤスリで磨く
「ヤスリにも種類があるんだな...ピッカピカだぜ」
金属光沢がちゃんと出てきた
「次に...砥石で研磨か」
砥石を巻物から取り出し刀身を研磨する
「いいねぇ...あ、やべ」
刀身を作ったのはいいが肝心の柄の部分が無い
「うーん...そうだな この部分...微妙に長いから 何かしらの布を巻けば投げナイフとして使えそうだな」
とりあえずこれを5~8本くらい作る
「はぁ...はぁ...意外と時間がかかるな...ここは改善点だな 品質固定で素材を多く取られるけど簡単に生産出来るようにすれば丁度いいかもな」
とりあえず刀身は出来た
『生活スキル 初級鍛治 を習得しました』
「生活スキル?別枠なのか」
多分 レベル..というより熟練度が多分存在すると思うので 頑張って上げていこう
「それとこれを投げナイフとして完成させるのに必要なのは..」
根本付近に巻く布だ
「布か...もしくは糸で布を縫うかそらとも布自体を買うかだな」
街を探すか蜘蛛系の魔物でも探してみるかね...
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