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nanaさん

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2章 異世界

彼奴のレベル上げと生産

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「んじゃ彼奴らは...居たな」

トレード アリアと話している1人の金髪の男性

間違いなく光だろう

「お、あれか?」

「そうですね 」

「せんぱーい!」

「おう、遅くなってすまねぇな」

「どうしたんですか?先輩はこういうのは結構キッチリしてたと思うんですが」

「ちょっと色々あってな ま、気にするな」

「それでは全員揃いましたしミツルさんのレベル上げを手伝いましょうか」

「ゲーム内もミツルなのか」

「あの1文字から普通読めないしね~良いんじゃないかなーって」

「安直すぎだろ ま、それじゃあ行くか」

まず最初はあそこだろう






「へー..ここがダンジョン?」

「そうだ お前ゾンビとかいけんだろ?」

「勿論」

「良かったです 普通はビビっちゃったり色々とキツイ人が多いですからね」

「私もそんなに問題はありません」

「んじゃ殺るか」

「皆 目がガチだよ?普通ゆったりやるもんじゃないの?」

「そう言いながらもお前も剣と盾持ってんだろ」

「まぁ...ね?」




そのあと 病院内でゾンビ駆除が行われ 傍から見たプレイヤーから一種のお祭りと称されたのはまた別のお話






「いやぁ騎士かっこよかったなぁ!」

「中身ゾンビだけどな」

「それでもかっけぇじゃん!」

「まぁ分かる」

「もしかして社長さんって思ったより純粋...?」

「意外です あんなに誠実な方がここまで純粋とは」

「此奴に昔からアリア同様すっごい振り回されてたぞ俺は」

「私もですか!?」

「...苦労なされたんですね」

「ああ..本当にな」



そのままトレードとミツルはBARで話したいことがあるらしくそのまま解散

アリアは懲りずにまた書類終わらせてなかったので泣く泣くログアウト

「...先に行くか」

門に向けて歩き始める

「...改めてすげぇな 」

目と鼻の先には別世界が広がっている

俺は今 そこに踏み出すと考えるとワクワクしてくる

俺の少年心もまだ残ってるんだな

そう思いながら門を潜る

すると空気が変わる

普通だった都市の空気から 大自然の清々しい新鮮な空気に変わった

「...ここまで変わるもんなのか」

そう呟きながら歩き始める

まず最初に始めることは良い立地を探すこと

素材を取りやすく 景色が良い そして他のプレイヤーの干渉が少ない所

だがただ歩いてるだけでもやっぱりモンスターはいるわけで

「おお、定番ってとこかな」

早速 スライムが一体襲ってきたので スライムの中にある核をグリップで掴んで引っこ抜く

「...咄嗟にやったけど結構やべぇことしたな」

手元の核を見る

魔物の核(小)  ランク2 品質 高
一部の魔物の心臓部となるもの 多くの魔力を含んでおり 錬金術や調薬の材料として使われる

「ほう...良いもん手に入れたな んで...どうやらジェルの身体は...地面に染み込んじまったか」

そのうち瓶とか製作したら重力操作で入手しよう




そのあとは偶に襲いかかってくるスライムの核をグリップで抜き取ったり 突っ込んでくるホーンラビットの角を掴んでそのまま首を切って倒してインベントリに入れたりしながら良い場所を探すが...


「見つからねぇな」

まだ周辺を探しただけだから遠くに行けば多分あるはず

「...飛ぶか」

ワイヤーとプレートを使って上空まで飛ぶ

「やっぱり空気が違うな!気持ちいいぜ!」

空高く飛び 途中でプレートで足場を作り着地

「ふむ...やっぱり山か」

山の方に良さそうな立地があると推測

山は鉄鉱石とかの鉱石類も取れるので一石二鳥だろう

「山と言ってもあそこのどこにするか」

門から見える位置にあった山周辺を見渡す

出来れば門から見えない位置が良いのだが...


「うーん...あそこにするか」

丁度崖のようになっている部分があったのでそこに向かう

「あんなとこにも木が生えてんのか..」


*イメージ図です

「ここなら良さそうだな...スペースもあるし...あんな所に洞窟らしき洞穴もある 良さそうだ 」

運営から貰ったオーブを設置する

「お、どうやら問題無いみたいだな」

そのまま設置と念じると白い煙がいきなり大量に出てき

「けほっごほっ...すげぇな..」

そこには..

「家と...作業場が合体してる感じだな」

レンガが使われた二階建ての家が現れていた 1階と作業場と思われる別の建物がそのまま繋がっている

「煙突も付いてるな 便利だぜ」

中に入ると

「まぁ そうだよな」

最低限な家具が置いてあるだけだった

1階は暖炉と机椅子 そして台所 2階はベッドのみだった

作業場の方に行ってみると鍛治で使う炉や作業台 金床 道具を掛けるためのフックや溶かして再び固めた金属を冷やす為にある井戸があった

「いや室内に井戸かよ そんなデカくねぇから良いけど」

「さて...あの洞穴行ってみるか」







洞穴の場所は崖を降りてすぐそこ

「...こりゃ暗いな 黒い光は...どうかね?」

手元に黒い光の球を出す

「ふむ...まぁ行けそうだ」

一応照らせてるので黒い光の球を俺の周辺に飛ばして維持する

そのまま洞窟を進む

「音の反響的に...こりゃかなり深そうだ」

深いなら鉱石もあるだろうし楽しみだ

「意外と..モンスターとかは居ねぇんだな」

しばらく歩くと近くに鈍い光を放つものがあった

「これが...鉱石か とりあえず掘るか」

巻物からツルハシを取りだし掘り始める

カーン!カーン!と甲高い音を洞窟内に響かせる

「響くな...何か近づいてこないといいんだが」

そしてツルハシをまた振り始める

すると

「お、取れたか...鉄鉱石か」

鉄鉱石 ランク2 品質 普
一般的に地下に多く生成される鉱石 用途は様々で最も加工しやすい鉱石

「まだまだ取れそうだな...掘るか」





「結構取れたな 鉱脈だったのか?」

最終的に鉄鉱石は40個程取れた それと同時にあまり使わなそうな物も手に入れた

石 ランク1 品質 普
普通の石 

「...用途は意外とありそうだな」

そしてまた進む

途中 途中に鉱石があったら掘る そしてまた進むの繰り返し

すると鈍い光を放つのは同じだが光沢がやけに黒い鉱石があった

「ん?色が違うな...こりゃ石炭か?」

とりあえず掘ってみる

「やっぱりか」

石炭 ランク2 品質 普
一般的に地下に多く生成される鉱石 燃料として使われるのが殆どだが稀に別の物に加工される

「これも鍛治で使いそうだな..とりあえず掘るか」

石炭は20個くらい取れた 先程のように取れるのは稀みたいだ




「一旦ここまでにするか」

ある程度探索もしたがこの洞窟はまだまだ続くらしい 長いな 何かありそうな気もするが 今は気にしなくていいだろう

「さて戻って鍛治だ」

初めての鍛治だが...説明書を見ながらやるとするか


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