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1章 始まり
PV
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ログアウトした後は改めてスマホで渚と連絡を取り 風呂 飯を済ませて寝た
そして相変わらず出勤 朝飯は済ませた
出勤方法は主に2種類 電車かバイクだ
車を運転するのは面倒なので電車を使ってるが電車が止まった情報や運行停止があったらバイクを使ってる
「今日も相変わらず電車かな」
駅まで歩きながらそう呟く
駅からの距離が近い物件を選んだので結構楽だ
そのまま駅に入り切符を買って改札を通る
カードとか使われてるらしいが作るのが面倒なので作ってない
変に無くしても面倒だしな
「んで...そろそろか」
駅のホームに立ちながら彼奴が来るのを待つ
「せんぱーい!」
「おう、おはよう 渚」
「おはようございます!昨日は凄かったですね!」
「ああ」
周りの人々「(凄かった..!?)」
「あんなに激しかったですし..!」
周りの人々「(激しかった!?)」
「あんなに動いたんだからそりゃな」
「いやー、あれは気持ち良かったですよね!」
周りの人々「(気持ち良かった!?)」
「だな、ま、今日もやるぞ」
「ですね!楽しみです!」
「仕事終えて退勤したら飯食ってログインだ」
周りの人々「(なんだゲームか...)」
周りに勘違いさせるような会話を平気でしながら2人は電車に乗った
そしていつも通り会社へ出勤
「おはよう 2人共 朝から仲良いねぇ」
「おはようございます 社長」
「おはよう 飛ばされる準備はできたか?」
「まぁ落ち着けって 」
社長である此奴の名前は明星光 中学校から付き合いのある親友だ
「いやー ようやく僕も君達がやってるゲームをやれる時間を確保出来そうでね~」
「確定では無いのか」
「そりゃね~僕は社長 可愛い可愛い我社の社員達に無理はさせたくないからね~」
「...多分お前 1年くらい休暇取っても文句言われないぞ?」
「いやー そんなこと出来ないよ~社長としてあるまじき行為だからね」
此奴は仕事人であり性格は聖人に近い
そして渚同様 結構めちゃくちゃな事をするので振り回されていた
「あ、それと今日 別の会社の社長さんが来るからね~ すぐ話が終わると思うからあまり気にしなくていいよ」
「了解です」
「分かった とりあえずお前は長期的な休暇をいつか取れ」
「いつかね~」
「取らなかったら家に縛り付けてでも取らすからな?」
「おー、怖い怖い」
此奴の家は一応知ってるので行く事は出来る
というか本当に此奴が休んでる所全然見ないのだが大丈夫だろうか
仕事をしてる途中
「今日はありがとうございました~」
「いえいえ、こちらもとても有意義なお話になりました 今後とも是非ご贔屓に」
ん?なんか聞いたことがあるような言葉と声が...
「それにしても明星様の会社はとても雰囲気が良いですね」
「いやいや~社員の方々のお陰ですよ」
「貴方が社長じゃなかったらそうではないと私は思いますね」
明星と眼鏡を付けた黒髪の男が出てきた
「あら....ちょっとあちらに行っても?」
「全然大丈夫ですよ~」
「ありがとうございます」
こちらを見て笑みを浮かべながら近づいてくる
うーん 多分 トレードだなこれ
「こんにちは」
「こんにちは..トレード?」
「はい、その通りです アルバさん」
「まさか社長だったか」
「え?まさか知り合い?」
「ゲーム内で知り合った」
「同じく」
「...意外と世間って狭いねぇ...」
その後は一旦仕事を終わらせ昼休憩で再び2人と話し始める 渚は社内の女性達に囲まれてどっかに連れ去られた いつも通りだ
「そういえばアルバ...いやこちらでは赤鷺さんでしたね」
ゲーム内の名前はトレードであるこの男 名前は真崎真也 現実ではゲーム内のように紫髪では無く普通の黒髪である 眼鏡は相変わらずだ
「ああ、それにしても社長とは驚いた あのBARのマスターは?」
「あれは爺ですね 私を子供の頃から育ててくれた大事な人です」
「おお...」
親の代わりってやつか?
「今 私に何かしら家族関連の事情があると考えましたね?」
「分かるのかよ」
「勘です」
「勘かい」
「意外と役に立つものですよ 勘は それと勘違いはしないで貰いたいのですが私に父親母親はちゃんと居ます 爺は幼ない私の教育係 って訳です」
「なるほど...貴族?」
「そこは...ね?」
あ、これ踏み込まない方が良いやつだ
「分かった そこは聞かないでおこう」
「助かります」
「全く2人共 僕はまだゲームやれてないんだから話に着いてけないんだけど?」
「おっとすまねぇ 忘れてた」
「これはこれは申し訳ない」
「ま、僕も今日から始めるけどね~取引や書類も終わったことだし」
「なら4人で組むか?俺と渚と光と真崎で」
「私も名前呼びで構いませんよ」
「了解だ 真崎」
その後は普通に解散(ついでに連絡先も交換した)仕事を終わらせ 退社の準備をする
「先輩~別会社の社長さんと話したんですか~?」
「ああ、どうやら知り合いだったみたいだ」
「え?社長さんと?」
「そうだ 分かるだろ?紫髪の...トレードってやつだ」
「ああ、あの人ですか...ってええ!?」
「世間って狭いよな」
「そんな奇跡が...」
その後はいつも通り退勤途中
「ん?早速 真也から連絡...早くね?」
「どうしたんですか?」
「どうやらpvがもう出たらしい」
「早すぎません?」
「運営の仕事はえぇな...」
「見習いたい...」
「んじゃせっかくだしここでpv見るか」
「ですね!」
そのまま真也に送られたリンクからPVを再生する
「さぁどんなpvだ..?」
「楽しみです♪」
そして再生され始める
まず最初に出てきたのは 俺らが普段暮らしてるような都会
だが道行く人には違いがある
それぞれが武器を持っているのだ
場面は移り変わり あの時 門の先に見えた景色...広大な草原 奥に広がる山
生い茂る森林..そこで生きる生物
そしてどこにあるかは分からないが街とそこで暮らす 住人と思われる人達の生活風景
次に移り変わったのは初めて見た景色
巨大な古代遺跡 ちらほらと石像や彫刻が彫られており 遺跡の中心と思われる部分には巨大な塔が立っていた
また場面は移り変わり今度は氷の世界
吹雪が起こり 雪が舞い散り 様々な所に氷が見える 中には元々 都市と思われた物が都市そのものごと凍ってるものもある
そして次に映し出されるのは
『ここから先は君の目で』という言葉
その後 直ぐに場面が変わる
「あ、先輩 来ましたよ!」
「ああ...来たな」
まずは表のあの触手野郎
俺らがビルから飛び降りる そして傍から見たら空中を飛んでるように見えるがワイヤーを使って触手野郎の真上に
そのまま渚がサブマシンガンで攻撃を始める
「傍から見たらこんな感じなんですね」
「俺のスキル知らない奴からしたら訳分からんだろうな」
「いつか絶対教えて貰いますからね!」
「はっはっはっ..いつか...な」
そのままpvに目を戻す
するとどうやらプレイヤー達が来たタイミングみたいだ
水や火 土 風を操る者 単純に武器で切り裂いたり叩き付けたり貫いたり
「すげぇカラフルだな」
「彩り鮮やかで良いですね」
そのまま今度は形態変化し第2形態の象に変わった
すると視点が変わる
なんかやけに激しく空中を動いてるので多分俺と渚の視点だろう
「わぁ...凄い酔いそう」
「人によっては確実だろうな」
象の背中に着地し核を攻撃をするが効かないと分かりそのまま渚を抱えてまた飛んでいる そのまま身体の下に行き 思いっきり渚を象の足に向けて投げている
「アクロバティックですね..」
「現実じゃこうもいかねぇ」
「そうなったら終わりですよ」
「面白そうだがな」
そのまま映像流れていき今度は第3形態の巨人
俺が巨人の黒い光と同じ攻撃を出し相殺している様子が移されている
「おお...何度見ても迫力満載ですね!」
「めっちゃ焦ってたからな?この時」
「先輩居なかったらあれ連発されてたと思うと恐ろしい...」
そのまま今度は俺が巨人の胸を破壊し弱点に攻撃していたが捕まってしまった所
「渚がここ来てくれなかったら死んでたぜ...」
「本当に必死だったんですからね?」
「マジありがとう」
レン達の援護やマスターのカッコイイアングルでの射撃
そしてルキアの狙撃
ここはなんか演出が追加されていた
急に周りが静かになり ルキアの目からオーラみたいなのが出ている
そしてそのまま再生されかけている胸の隙間に ズドンと1発
「かっこよ...」
「演出...なんですかね?」
「多分そうだろ」
もしかしたら...いやわからん
巨人がダウンした所にプレイヤーが群がり総攻撃を行う
その間に俺と渚は巨人の上に飛び
足首や手首の光が消え そのまま渚を項に向けて投げる
渚はその勢いのまま舞うような美しい剣技で項を切り裂き そこに俺が月蝕をぶっ刺して終わり
「これで表か...」
「裏が楽しみです♪」
そういえばトドメの刺し方は割と地味だった気が...まぁ運営が何とかしてくれるだろ
場面は移り変わり 夜の街
その中を逃げている者が1人
「これが先輩ですか?」
「俺だな 奥を見てみろ」
「見えにくいですけどなにか人が...?」
「此奴が裏レイドボスってやつだ」
「こんな小さいのに?」
「サイズで判断するなよ...酷い目にあうぜ」
俺は建物の屋根に乗りそのまま黒ローブから逃げ続ける
そのまま念糸を編み出して使い ビルの屋上にまで逃げる
「この頃から使えてたんですか...」
「咄嗟に編み出した」
「えぇ...」
黒ローブはビルの上半分を吹っ飛ばす馬鹿でかい光線を撃ち込んでる
「これがあんなことになった原因...」
「当たったら1発即死 怖かったぜ」
「なんでそんな相手と最序盤に...」
「偶然」
「えぇ...」
そのまま俺はビルから飛び降り 弾丸の雨を避けながらまた別のビルへ
そのまま空高く飛ぶ
「本当にどういううごきをしてるんですか..?」
「まぁ編み出しやつを色々工夫してな?」
「工夫..ですか」
それを聞いて渚は何か考え始めた
その間にもPVは続き 雲の海を突き抜け 綺麗な月と夜空が映し出される
「..綺麗」
「今度見せてやるよ いつでも行けるしな」
「本当ですか?」
「本当だ」
「ふふ...楽しみです」
「おうよ 楽しみにしてな」
PVに目を戻すと 丁度 下から放たれる黒い光の弾幕の中に俺が潜ってる所だった
そして俺の左腕に黒い光が掠り 吹き飛ばされる
「!?」
「これはくっそ痛かったぜ こんなに痛いのは初めてだったかもな」
「なんでそんな平然とした顔して言ってるんですか!?」
「だって仮初の痛みだぜ?」
「確かにそうですけど...」
「んぐらいどうにかなる」
そのままPVは俺と黒ローブがそのままぶつかる寸前で切り替わり
『この世界を生きるのは君自身だ』
『freely fantastic online』
「...このクオリティを1日で仕上げてくる運営何もんだよ」
「すごいですねぇ...」
PVを見終えた俺らは途中で分かれすぐ家に帰った
「さて...飯も風呂も家事も済ませたことだし 第2の世界に行くとするか」
そして俺はまたVRゴーグルを付け あの世界へ向かった
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ログアウトした後は改めてスマホで渚と連絡を取り 風呂 飯を済ませて寝た
そして相変わらず出勤 朝飯は済ませた
出勤方法は主に2種類 電車かバイクだ
車を運転するのは面倒なので電車を使ってるが電車が止まった情報や運行停止があったらバイクを使ってる
「今日も相変わらず電車かな」
駅まで歩きながらそう呟く
駅からの距離が近い物件を選んだので結構楽だ
そのまま駅に入り切符を買って改札を通る
カードとか使われてるらしいが作るのが面倒なので作ってない
変に無くしても面倒だしな
「んで...そろそろか」
駅のホームに立ちながら彼奴が来るのを待つ
「せんぱーい!」
「おう、おはよう 渚」
「おはようございます!昨日は凄かったですね!」
「ああ」
周りの人々「(凄かった..!?)」
「あんなに激しかったですし..!」
周りの人々「(激しかった!?)」
「あんなに動いたんだからそりゃな」
「いやー、あれは気持ち良かったですよね!」
周りの人々「(気持ち良かった!?)」
「だな、ま、今日もやるぞ」
「ですね!楽しみです!」
「仕事終えて退勤したら飯食ってログインだ」
周りの人々「(なんだゲームか...)」
周りに勘違いさせるような会話を平気でしながら2人は電車に乗った
そしていつも通り会社へ出勤
「おはよう 2人共 朝から仲良いねぇ」
「おはようございます 社長」
「おはよう 飛ばされる準備はできたか?」
「まぁ落ち着けって 」
社長である此奴の名前は明星光 中学校から付き合いのある親友だ
「いやー ようやく僕も君達がやってるゲームをやれる時間を確保出来そうでね~」
「確定では無いのか」
「そりゃね~僕は社長 可愛い可愛い我社の社員達に無理はさせたくないからね~」
「...多分お前 1年くらい休暇取っても文句言われないぞ?」
「いやー そんなこと出来ないよ~社長としてあるまじき行為だからね」
此奴は仕事人であり性格は聖人に近い
そして渚同様 結構めちゃくちゃな事をするので振り回されていた
「あ、それと今日 別の会社の社長さんが来るからね~ すぐ話が終わると思うからあまり気にしなくていいよ」
「了解です」
「分かった とりあえずお前は長期的な休暇をいつか取れ」
「いつかね~」
「取らなかったら家に縛り付けてでも取らすからな?」
「おー、怖い怖い」
此奴の家は一応知ってるので行く事は出来る
というか本当に此奴が休んでる所全然見ないのだが大丈夫だろうか
仕事をしてる途中
「今日はありがとうございました~」
「いえいえ、こちらもとても有意義なお話になりました 今後とも是非ご贔屓に」
ん?なんか聞いたことがあるような言葉と声が...
「それにしても明星様の会社はとても雰囲気が良いですね」
「いやいや~社員の方々のお陰ですよ」
「貴方が社長じゃなかったらそうではないと私は思いますね」
明星と眼鏡を付けた黒髪の男が出てきた
「あら....ちょっとあちらに行っても?」
「全然大丈夫ですよ~」
「ありがとうございます」
こちらを見て笑みを浮かべながら近づいてくる
うーん 多分 トレードだなこれ
「こんにちは」
「こんにちは..トレード?」
「はい、その通りです アルバさん」
「まさか社長だったか」
「え?まさか知り合い?」
「ゲーム内で知り合った」
「同じく」
「...意外と世間って狭いねぇ...」
その後は一旦仕事を終わらせ昼休憩で再び2人と話し始める 渚は社内の女性達に囲まれてどっかに連れ去られた いつも通りだ
「そういえばアルバ...いやこちらでは赤鷺さんでしたね」
ゲーム内の名前はトレードであるこの男 名前は真崎真也 現実ではゲーム内のように紫髪では無く普通の黒髪である 眼鏡は相変わらずだ
「ああ、それにしても社長とは驚いた あのBARのマスターは?」
「あれは爺ですね 私を子供の頃から育ててくれた大事な人です」
「おお...」
親の代わりってやつか?
「今 私に何かしら家族関連の事情があると考えましたね?」
「分かるのかよ」
「勘です」
「勘かい」
「意外と役に立つものですよ 勘は それと勘違いはしないで貰いたいのですが私に父親母親はちゃんと居ます 爺は幼ない私の教育係 って訳です」
「なるほど...貴族?」
「そこは...ね?」
あ、これ踏み込まない方が良いやつだ
「分かった そこは聞かないでおこう」
「助かります」
「全く2人共 僕はまだゲームやれてないんだから話に着いてけないんだけど?」
「おっとすまねぇ 忘れてた」
「これはこれは申し訳ない」
「ま、僕も今日から始めるけどね~取引や書類も終わったことだし」
「なら4人で組むか?俺と渚と光と真崎で」
「私も名前呼びで構いませんよ」
「了解だ 真崎」
その後は普通に解散(ついでに連絡先も交換した)仕事を終わらせ 退社の準備をする
「先輩~別会社の社長さんと話したんですか~?」
「ああ、どうやら知り合いだったみたいだ」
「え?社長さんと?」
「そうだ 分かるだろ?紫髪の...トレードってやつだ」
「ああ、あの人ですか...ってええ!?」
「世間って狭いよな」
「そんな奇跡が...」
その後はいつも通り退勤途中
「ん?早速 真也から連絡...早くね?」
「どうしたんですか?」
「どうやらpvがもう出たらしい」
「早すぎません?」
「運営の仕事はえぇな...」
「見習いたい...」
「んじゃせっかくだしここでpv見るか」
「ですね!」
そのまま真也に送られたリンクからPVを再生する
「さぁどんなpvだ..?」
「楽しみです♪」
そして再生され始める
まず最初に出てきたのは 俺らが普段暮らしてるような都会
だが道行く人には違いがある
それぞれが武器を持っているのだ
場面は移り変わり あの時 門の先に見えた景色...広大な草原 奥に広がる山
生い茂る森林..そこで生きる生物
そしてどこにあるかは分からないが街とそこで暮らす 住人と思われる人達の生活風景
次に移り変わったのは初めて見た景色
巨大な古代遺跡 ちらほらと石像や彫刻が彫られており 遺跡の中心と思われる部分には巨大な塔が立っていた
また場面は移り変わり今度は氷の世界
吹雪が起こり 雪が舞い散り 様々な所に氷が見える 中には元々 都市と思われた物が都市そのものごと凍ってるものもある
そして次に映し出されるのは
『ここから先は君の目で』という言葉
その後 直ぐに場面が変わる
「あ、先輩 来ましたよ!」
「ああ...来たな」
まずは表のあの触手野郎
俺らがビルから飛び降りる そして傍から見たら空中を飛んでるように見えるがワイヤーを使って触手野郎の真上に
そのまま渚がサブマシンガンで攻撃を始める
「傍から見たらこんな感じなんですね」
「俺のスキル知らない奴からしたら訳分からんだろうな」
「いつか絶対教えて貰いますからね!」
「はっはっはっ..いつか...な」
そのままpvに目を戻す
するとどうやらプレイヤー達が来たタイミングみたいだ
水や火 土 風を操る者 単純に武器で切り裂いたり叩き付けたり貫いたり
「すげぇカラフルだな」
「彩り鮮やかで良いですね」
そのまま今度は形態変化し第2形態の象に変わった
すると視点が変わる
なんかやけに激しく空中を動いてるので多分俺と渚の視点だろう
「わぁ...凄い酔いそう」
「人によっては確実だろうな」
象の背中に着地し核を攻撃をするが効かないと分かりそのまま渚を抱えてまた飛んでいる そのまま身体の下に行き 思いっきり渚を象の足に向けて投げている
「アクロバティックですね..」
「現実じゃこうもいかねぇ」
「そうなったら終わりですよ」
「面白そうだがな」
そのまま映像流れていき今度は第3形態の巨人
俺が巨人の黒い光と同じ攻撃を出し相殺している様子が移されている
「おお...何度見ても迫力満載ですね!」
「めっちゃ焦ってたからな?この時」
「先輩居なかったらあれ連発されてたと思うと恐ろしい...」
そのまま今度は俺が巨人の胸を破壊し弱点に攻撃していたが捕まってしまった所
「渚がここ来てくれなかったら死んでたぜ...」
「本当に必死だったんですからね?」
「マジありがとう」
レン達の援護やマスターのカッコイイアングルでの射撃
そしてルキアの狙撃
ここはなんか演出が追加されていた
急に周りが静かになり ルキアの目からオーラみたいなのが出ている
そしてそのまま再生されかけている胸の隙間に ズドンと1発
「かっこよ...」
「演出...なんですかね?」
「多分そうだろ」
もしかしたら...いやわからん
巨人がダウンした所にプレイヤーが群がり総攻撃を行う
その間に俺と渚は巨人の上に飛び
足首や手首の光が消え そのまま渚を項に向けて投げる
渚はその勢いのまま舞うような美しい剣技で項を切り裂き そこに俺が月蝕をぶっ刺して終わり
「これで表か...」
「裏が楽しみです♪」
そういえばトドメの刺し方は割と地味だった気が...まぁ運営が何とかしてくれるだろ
場面は移り変わり 夜の街
その中を逃げている者が1人
「これが先輩ですか?」
「俺だな 奥を見てみろ」
「見えにくいですけどなにか人が...?」
「此奴が裏レイドボスってやつだ」
「こんな小さいのに?」
「サイズで判断するなよ...酷い目にあうぜ」
俺は建物の屋根に乗りそのまま黒ローブから逃げ続ける
そのまま念糸を編み出して使い ビルの屋上にまで逃げる
「この頃から使えてたんですか...」
「咄嗟に編み出した」
「えぇ...」
黒ローブはビルの上半分を吹っ飛ばす馬鹿でかい光線を撃ち込んでる
「これがあんなことになった原因...」
「当たったら1発即死 怖かったぜ」
「なんでそんな相手と最序盤に...」
「偶然」
「えぇ...」
そのまま俺はビルから飛び降り 弾丸の雨を避けながらまた別のビルへ
そのまま空高く飛ぶ
「本当にどういううごきをしてるんですか..?」
「まぁ編み出しやつを色々工夫してな?」
「工夫..ですか」
それを聞いて渚は何か考え始めた
その間にもPVは続き 雲の海を突き抜け 綺麗な月と夜空が映し出される
「..綺麗」
「今度見せてやるよ いつでも行けるしな」
「本当ですか?」
「本当だ」
「ふふ...楽しみです」
「おうよ 楽しみにしてな」
PVに目を戻すと 丁度 下から放たれる黒い光の弾幕の中に俺が潜ってる所だった
そして俺の左腕に黒い光が掠り 吹き飛ばされる
「!?」
「これはくっそ痛かったぜ こんなに痛いのは初めてだったかもな」
「なんでそんな平然とした顔して言ってるんですか!?」
「だって仮初の痛みだぜ?」
「確かにそうですけど...」
「んぐらいどうにかなる」
そのままPVは俺と黒ローブがそのままぶつかる寸前で切り替わり
『この世界を生きるのは君自身だ』
『freely fantastic online』
「...このクオリティを1日で仕上げてくる運営何もんだよ」
「すごいですねぇ...」
PVを見終えた俺らは途中で分かれすぐ家に帰った
「さて...飯も風呂も家事も済ませたことだし 第2の世界に行くとするか」
そして俺はまたVRゴーグルを付け あの世界へ向かった
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