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攻略組との邂逅とお説教
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まさかここで出くわしてしまうとは...迂闊すぎた
『お嬢さん...何故 街を呑気に歩いてたんですか...』
クレープ食べてたから
『呑気過ぎません!?一応お嬢さんゴリゴリに目立ってますからね!?』
甘味の為ならその程度気にしない もう割り切ったし
『そうですか...』
そして私の目の前には土下座してる男性が1人
「本当にすまなかった!!!俺達プレイヤーと違って人生が1度しか無いのに対し俺は...俺は...生きる為に必死に戦った君を...弓矢で撃ち抜いてしまった...本当にすまない!!」
「...」
暑苦しい そして何か勘違いされてる
『おや...苦手なのですか?』
苦手では無い ただ面倒なだけ
暑すぎるのはちょっと合わない
「べふにきひしふぁい」
「...クレープ食べ終えてからでも良いと思うわよ...」
「どこで買ったんだろあれ...」
私の食べてるクレープは変装してたマスターお手製のクレープ
とても美味しい ユニークボスを倒した労いでただでくれた
私は口の中にあるクレープを飲み込み
「..私はそんなに気にしてない 貴方達の気持ちもわかるから」
「だが...」
「私はあなた達がここを攻略してるとは風の噂で聞いていた でも私はそれでもあっちに行きたかった だから謝るのは私の方」
「そんな...あんなことをした俺を...許してくれるんすか...?」
「許すも何も私が原因で起こった事だから」
「おうおう 何してんだァ?ちんちくりん」
「ん、ジル」
「お前さんったらあそこで外行ったあとに早速騒ぎ起こしやがって...彼奴らから咎められるのは俺なんだぞ...」
「もしかして貴方は...」
「俺?俺は傭兵 名の通り傭兵をやってる このちんちくりんとは旧友でな 時たまやらかす此奴の後始末を俺や他の奴らと一緒にやってんだ」
「なんて慈愛のある方だ...姐さんって呼ばせてください!!」
「..好きに呼んで」
変に否定して粘られるのも嫌だしいいや
「ぷっ...お前さんが姐さんって...違和感しかねぇなぁ!!おっとからかったのは悪かった だから後頭部に突きつけてるスナイパーライフルを下ろしてくれ マジすまん」
「ん」
「んで..えーっとお前さん達は黒夢の森に行ってたのか 配信を見たから大まかな状態は理解した だがこいつの事は追求しないでやってくれ」
「...分かりました」
「ありがとな お礼と詫びを兼ねてこいつをやる」
「これは...?」
ジルが弓使いと金髪の長剣使いと魔法使いに何か渡してる
「俺の名刺みたいなもんだ 傭兵ギルドに出せば多少融通は利かしてくれる それ経由で指名依頼も受けてやるよ この俺 【柔軟剛腕】の傭兵さんがな!」
「この街で唯一の2つ名傭兵...!?」
「ジルってそんなに凄いんだ」
「おうよ ちんちくりんに比べりゃあまり目立たないがな」
「ん...」
「そういえばそのクレープはどうした?」
「買った」
「買ったかぁ...いいな 後で店教えてくれよ」
「ん、後で」
「その店..私にも教えてくれないかしら?」
「...」
教えても良いのかな...
そう思ってるとマスターからチャットが来た
『教えるなら私は別に構いませんよ キリュー様ならちゃんとした相手しか選ばないでしょうし』
マスターがそう言うなら教えよう
「ん、教える」
「やったわ!甘味が欲しいと思ってたのよね..」
ジルから髪とペンを貰い サラサラと書いて場所を記す
「他の人には教えちゃダメ」
「もちろんよ」
「それと結構高いから お金は必要」
「あら...」
「でも美味しい 」
「良いわね..目安としてはどれくらいかしら...」
「耳を貸して」
「わかったわ」
「....万」
「...金策頑張らないとね...」
そんな時
「キリュー!!」
「わっ」
お姉ちゃんが走ってきて私を後ろから抱っこしてくる
「おまっ..ちっ...彼奴ら突破されたか...」
「何故ここに【炎帝】が!?」
「お姉ちゃん」
「「「お姉ちゃん!!?」」」
「大丈夫よ 他の2人と話し合って来たから」
「...不安しかねぇな...とりあえず戻るぞ んじゃまたな」
「それでは失礼するわ」
「なんだ...その...」
「嵐だったわね...」
「姐さん...ありがとうございます...ありがとうございます...」
「レグルス...」
「そんな残念な目で見てあげないで...」
「それで?何か言うことは?」
「...ごめんなさい...」
今 私は正座をさせられてる
目の前には明らかに怒ってるお姉ちゃんと有栖と時雨
そしてあわあわしてるレイ
また別の場所では道化(天使召喚で受肉済み)
がハーミットとエルメスに叱られてた
「もう二度とあんなことしないでね...?」
「うん...」
「あんな瀕死なのに...殺られそうになった時 何も出来ない私達は..本当に悔しくて...泣きたかったんですから...」
「ごめんなさい...」
「これから私達から離れてボスとかに挑む時は絶対に報告してね...己龍は多分やらかすから...」
「はい...」
今思うと私はなんであそこでボスを討伐しようと思ったんだろう....
お姉ちゃんに褒められたい って理由だったと思うんだけど...
「うぅ...なんでかわかんないだけど...お姉ちゃんに褒められたい...って思って...それで...」
「うっ...だけどね 己龍 本来は攻略組の人達が最初から狙ってたでしょ?早い者勝ちとはいえ そういうのはトラブルの元になるから気をつけなさい」
「ごめんなさい...気をつけます...」
一方その頃 聖霊side
「あのさぁ...どうしてくれるのさこれ...」
「なーんで勝手に契約結んじゃうかなぁ...」
「それは...その場の成り行きというか...面白かったからでして...」
「理由がさぁ...」
「本当に愚者そのもの...」
「契約のリスクちゃんと考えてんの?」
「勿論です...そりゃもうこれは行けるなって感じで...」
「もし行けなかったらどうするのさ!!!最悪死んでたからね!?」
「はい..それについては本当に反省してます...」
「数百年前も同じことしたよね?ねぇ?」
「いやあの..本当にすいませんでした...」
2人揃ってしっかりお説教を食らった己龍と道化はマスター作のお菓子と紅茶に舌鼓を打っていた
「こちらのマカロン...作った方は素晴らしい実力をお持ちのようだ」
「マスターの作る料理はどれも絶品」
「その通りですね この料理に出逢えたことに感謝です」
「それにしても...目立たない事を割り切ったみたいだね」
「ん...お姉ちゃんや有栖 時雨は有名人だし後々目立つというのに気づいたから あと時雨にこれあげる」
「これって....」
「ユニークボスの討伐報酬」
「へ?」
「はぁ!?」
「それと己龍...その左手の薬指につけてるのは一体何かしら...?」
「せ、先輩の薬指に指輪が...!?」
「ん、指輪」
「ど、どうして指輪を...」
「付けてみたら って言われたから」
「よし、先輩それを言った人物を教えてください 詳しく聞きたいので」
「己龍 そう言った人を教えて?ちょっとお話したいから」
「己龍...付けてみてって言った人を教えて..?大丈夫 話を聞くだけだから...」
「こわぁ...」
「恋っつーのは怖いな...特にAliceの嬢ちゃんは何しでかすか分からないんだが?」
「乙女の恋というのは時に激しく!時に優しく!そして時に怖いのである!」
「さて..何故逃げようとしてるのかな?道化」
「い、いえ し、しばし予定を思い出しまして...」
「それで己龍 指輪を薬指に付けて って勧めた人は?」
「道化」
「Noooo!!!」
「よーし道化!逝ってこい!!」
「それ絶対にロクな意味じゃないですよねぇぇぇぇぇぇ!!!」
エルメスに首根っこを掴まれてお姉ちゃん達の目の前に投げ出された道化はお姉ちゃん達に引き摺られて別の部屋に連れてかれた
「道化は..どうしたの?」
「彼奴は良いやつだった」
「勝手に殺さないであげなよ...まぁ生きて帰ってくるか怪しいけどね...」
「人の恋を乱すやつには当然の報い!」
「まぁ当然の報いであろう 俺の余興を乱したのだからな」
「カイザーはそう言ってるけど実は面白そう って思ってたからね 変に干渉してたら道化と同じ目にあってたとこだよ」
「なっ...」
紅茶を嗜みながらハーミットは思う
「ヨハンになんて説明しよう...」
道化に勝手に契約を結ばれ
恋人は勝手に恋の師匠になり
皇帝は勝手に人間とくみてやら模擬戦やらを行うしで
マトモな聖霊が自分一人しかおらず
また頭を抱える隠者であった...
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まさかここで出くわしてしまうとは...迂闊すぎた
『お嬢さん...何故 街を呑気に歩いてたんですか...』
クレープ食べてたから
『呑気過ぎません!?一応お嬢さんゴリゴリに目立ってますからね!?』
甘味の為ならその程度気にしない もう割り切ったし
『そうですか...』
そして私の目の前には土下座してる男性が1人
「本当にすまなかった!!!俺達プレイヤーと違って人生が1度しか無いのに対し俺は...俺は...生きる為に必死に戦った君を...弓矢で撃ち抜いてしまった...本当にすまない!!」
「...」
暑苦しい そして何か勘違いされてる
『おや...苦手なのですか?』
苦手では無い ただ面倒なだけ
暑すぎるのはちょっと合わない
「べふにきひしふぁい」
「...クレープ食べ終えてからでも良いと思うわよ...」
「どこで買ったんだろあれ...」
私の食べてるクレープは変装してたマスターお手製のクレープ
とても美味しい ユニークボスを倒した労いでただでくれた
私は口の中にあるクレープを飲み込み
「..私はそんなに気にしてない 貴方達の気持ちもわかるから」
「だが...」
「私はあなた達がここを攻略してるとは風の噂で聞いていた でも私はそれでもあっちに行きたかった だから謝るのは私の方」
「そんな...あんなことをした俺を...許してくれるんすか...?」
「許すも何も私が原因で起こった事だから」
「おうおう 何してんだァ?ちんちくりん」
「ん、ジル」
「お前さんったらあそこで外行ったあとに早速騒ぎ起こしやがって...彼奴らから咎められるのは俺なんだぞ...」
「もしかして貴方は...」
「俺?俺は傭兵 名の通り傭兵をやってる このちんちくりんとは旧友でな 時たまやらかす此奴の後始末を俺や他の奴らと一緒にやってんだ」
「なんて慈愛のある方だ...姐さんって呼ばせてください!!」
「..好きに呼んで」
変に否定して粘られるのも嫌だしいいや
「ぷっ...お前さんが姐さんって...違和感しかねぇなぁ!!おっとからかったのは悪かった だから後頭部に突きつけてるスナイパーライフルを下ろしてくれ マジすまん」
「ん」
「んで..えーっとお前さん達は黒夢の森に行ってたのか 配信を見たから大まかな状態は理解した だがこいつの事は追求しないでやってくれ」
「...分かりました」
「ありがとな お礼と詫びを兼ねてこいつをやる」
「これは...?」
ジルが弓使いと金髪の長剣使いと魔法使いに何か渡してる
「俺の名刺みたいなもんだ 傭兵ギルドに出せば多少融通は利かしてくれる それ経由で指名依頼も受けてやるよ この俺 【柔軟剛腕】の傭兵さんがな!」
「この街で唯一の2つ名傭兵...!?」
「ジルってそんなに凄いんだ」
「おうよ ちんちくりんに比べりゃあまり目立たないがな」
「ん...」
「そういえばそのクレープはどうした?」
「買った」
「買ったかぁ...いいな 後で店教えてくれよ」
「ん、後で」
「その店..私にも教えてくれないかしら?」
「...」
教えても良いのかな...
そう思ってるとマスターからチャットが来た
『教えるなら私は別に構いませんよ キリュー様ならちゃんとした相手しか選ばないでしょうし』
マスターがそう言うなら教えよう
「ん、教える」
「やったわ!甘味が欲しいと思ってたのよね..」
ジルから髪とペンを貰い サラサラと書いて場所を記す
「他の人には教えちゃダメ」
「もちろんよ」
「それと結構高いから お金は必要」
「あら...」
「でも美味しい 」
「良いわね..目安としてはどれくらいかしら...」
「耳を貸して」
「わかったわ」
「....万」
「...金策頑張らないとね...」
そんな時
「キリュー!!」
「わっ」
お姉ちゃんが走ってきて私を後ろから抱っこしてくる
「おまっ..ちっ...彼奴ら突破されたか...」
「何故ここに【炎帝】が!?」
「お姉ちゃん」
「「「お姉ちゃん!!?」」」
「大丈夫よ 他の2人と話し合って来たから」
「...不安しかねぇな...とりあえず戻るぞ んじゃまたな」
「それでは失礼するわ」
「なんだ...その...」
「嵐だったわね...」
「姐さん...ありがとうございます...ありがとうございます...」
「レグルス...」
「そんな残念な目で見てあげないで...」
「それで?何か言うことは?」
「...ごめんなさい...」
今 私は正座をさせられてる
目の前には明らかに怒ってるお姉ちゃんと有栖と時雨
そしてあわあわしてるレイ
また別の場所では道化(天使召喚で受肉済み)
がハーミットとエルメスに叱られてた
「もう二度とあんなことしないでね...?」
「うん...」
「あんな瀕死なのに...殺られそうになった時 何も出来ない私達は..本当に悔しくて...泣きたかったんですから...」
「ごめんなさい...」
「これから私達から離れてボスとかに挑む時は絶対に報告してね...己龍は多分やらかすから...」
「はい...」
今思うと私はなんであそこでボスを討伐しようと思ったんだろう....
お姉ちゃんに褒められたい って理由だったと思うんだけど...
「うぅ...なんでかわかんないだけど...お姉ちゃんに褒められたい...って思って...それで...」
「うっ...だけどね 己龍 本来は攻略組の人達が最初から狙ってたでしょ?早い者勝ちとはいえ そういうのはトラブルの元になるから気をつけなさい」
「ごめんなさい...気をつけます...」
一方その頃 聖霊side
「あのさぁ...どうしてくれるのさこれ...」
「なーんで勝手に契約結んじゃうかなぁ...」
「それは...その場の成り行きというか...面白かったからでして...」
「理由がさぁ...」
「本当に愚者そのもの...」
「契約のリスクちゃんと考えてんの?」
「勿論です...そりゃもうこれは行けるなって感じで...」
「もし行けなかったらどうするのさ!!!最悪死んでたからね!?」
「はい..それについては本当に反省してます...」
「数百年前も同じことしたよね?ねぇ?」
「いやあの..本当にすいませんでした...」
2人揃ってしっかりお説教を食らった己龍と道化はマスター作のお菓子と紅茶に舌鼓を打っていた
「こちらのマカロン...作った方は素晴らしい実力をお持ちのようだ」
「マスターの作る料理はどれも絶品」
「その通りですね この料理に出逢えたことに感謝です」
「それにしても...目立たない事を割り切ったみたいだね」
「ん...お姉ちゃんや有栖 時雨は有名人だし後々目立つというのに気づいたから あと時雨にこれあげる」
「これって....」
「ユニークボスの討伐報酬」
「へ?」
「はぁ!?」
「それと己龍...その左手の薬指につけてるのは一体何かしら...?」
「せ、先輩の薬指に指輪が...!?」
「ん、指輪」
「ど、どうして指輪を...」
「付けてみたら って言われたから」
「よし、先輩それを言った人物を教えてください 詳しく聞きたいので」
「己龍 そう言った人を教えて?ちょっとお話したいから」
「己龍...付けてみてって言った人を教えて..?大丈夫 話を聞くだけだから...」
「こわぁ...」
「恋っつーのは怖いな...特にAliceの嬢ちゃんは何しでかすか分からないんだが?」
「乙女の恋というのは時に激しく!時に優しく!そして時に怖いのである!」
「さて..何故逃げようとしてるのかな?道化」
「い、いえ し、しばし予定を思い出しまして...」
「それで己龍 指輪を薬指に付けて って勧めた人は?」
「道化」
「Noooo!!!」
「よーし道化!逝ってこい!!」
「それ絶対にロクな意味じゃないですよねぇぇぇぇぇぇ!!!」
エルメスに首根っこを掴まれてお姉ちゃん達の目の前に投げ出された道化はお姉ちゃん達に引き摺られて別の部屋に連れてかれた
「道化は..どうしたの?」
「彼奴は良いやつだった」
「勝手に殺さないであげなよ...まぁ生きて帰ってくるか怪しいけどね...」
「人の恋を乱すやつには当然の報い!」
「まぁ当然の報いであろう 俺の余興を乱したのだからな」
「カイザーはそう言ってるけど実は面白そう って思ってたからね 変に干渉してたら道化と同じ目にあってたとこだよ」
「なっ...」
紅茶を嗜みながらハーミットは思う
「ヨハンになんて説明しよう...」
道化に勝手に契約を結ばれ
恋人は勝手に恋の師匠になり
皇帝は勝手に人間とくみてやら模擬戦やらを行うしで
マトモな聖霊が自分一人しかおらず
また頭を抱える隠者であった...
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