VRMMOでスナイパーやってます

nanaさん

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ギルド

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「ふむ...【一騎当千】と【百人力】ねぇ...殲滅魔法の詠唱の長さと言い癖が多いねぇ...」

「百人力は役に立ちそう 他はまだかなぁって感じ」

「そうだねぇ 殲滅魔法を使うにしても熟練度を上げたりスキルで詠唱速度をあげないとね」

「さっき嬢ちゃんたちから聞いたが ちんちくりん お前さんステータスやスキルについてなんも知らなかったんだろ?」

「うん」

「ならSPが有り余ってるはずだ そいつを使って習得出来るスキルを習得しとけ 扱える範囲までスキルは多い方が良いからな」

「スキル..分かった それと博士 」

「お?その凄い情報とやらについて教えてくれるのかい?」

「うん 職業なんだけど まずLvMaxになったら進化するのは知ってるよね?」

「ああ、勿論さ」

「進化以外に職業を増やすことが出来るのは?」

「...知らなかったね」

「お前マジかよ博士 職業進化してるなら知ってると思うが...」

「それが私の職業は少々特殊でね...この職業にしかつけないしこの職業の進化先にしか転職出来ないのだよ」

「特殊にも程があんだろ...」

「それでその凄い情報がそれだけ...な訳無いよね?」

「勿論  職業に就く時 あの青い板に就ける職業を選べるよね?」

「ああ」

「そうだね」

「服装でその職業が変わった」

「...へ?」

「...まじ?」

「シスター服を着てた時は基本職業に神官が出てたけど軍服に変えたら軍人と侍っていう職業が出て神官が消えた」

「...とんでもない情報だ タンクである重騎士の服装を司祭の服とかにすれば神官に就ける訳だろう...?こりゃ戦略性が高まるねぇ...おいそれとは出せない情報だ」

「【仕事屋】に話しても同じ反応だろうな」

「彼はも営んでいるからね 現状 情報量に関してはトップレベルの彼もこの情報の扱いには非常に困るんじゃないかな」

「爺さん頭抱えるぞこれ...」

「またやらかしてくれたね君は...とんでもない対価を用意しないと...そうだ!」

「どうしたの?」

「契約をしよう!君と私の専属契約を!」

「専属契約?」

「そう!これから君達は多分目立つ!というか絶対目立つ それにこんな核弾頭みたいな破壊力のある情報を渡してきた!こんな情報を抱えた者が野放しなのはお互いにとってよくない!」

「そうだな」

「うん」

「という事で私達でを結成するという契約をしないか!?」

「契約...」

そうなれば博士という逸材が私達にのみ装備とかを作ってくれる

おそらくここも無償で使わせてくれる事になる

それに私達という括りには有栖や時雨にジルも入っている

3人とも強力な味方になる

受けるしか選択肢は無いね

「うん、契約する ギルドを作ろう」

「じゃあ決定だ!ギルドのメンバー現時点では私に君 あの2人のお嬢さんに傭兵だね!ギルドを結成するには7人以上必要だから 私の知り合いにあと2人居るからその人達を誘うとしよう!ほぼ確実に来るし彼らは強力な味方になることだろう!」

「..もしかして1人はマスター?」

「その通り!彼は私たちと違う方面で役に立つことだろう!!」

「もう1人は?」

「もう1人は...彼は些か戦闘狂なとこがあるからね 多分君に会った瞬間斬り掛かる可能性があるからまた今度ね...」

「ギルドを作るとなると多分1番実力の分からない君に決闘を挑むはずだ」

「ん、望む所」

「奴をあまり舐めんなよ 俺らとだ」

「!!」

ジルの言う同類 それは現実で戦いを生き抜いてきた猛者を指す

「...誰か分かるかな」

「..さぁな」

猛者というのは限られている

中には私と矛を交えたり共に戦った猛者も居る

「ま、奴の精神は本物だ 一度実力を見せりゃ...忠誠を誓うだろうな 怖いくらいの」

「怖いくらい?」

「..いや、なんでもない 聞かなかったことにしてくれ」

「そう?分かった」

「それじゃあ私は2人を勧誘しとくから勧誘出来次第 この紙に著名して冒険者ギルドに持って行ってくれ!!」

そう渡されたのは私と博士 有栖に時雨 ジルの名前が記された ギルド結成申請書という紙

「この紙は本来は結構素材が必要なんだけどね 偶然にも君が持ってきてくれてたからね それで君にシスター服を渡した日に揃ったからね 言い出すとしたら今しかないと思ったわけだ」

「素材は何が必要なの?」

「下位竜種の血液に中位獣種の毛もしくは羽 に黒夢の森の蝶の針 これでギルド結成申請書に書き込みをする でギルド結成申請書自体の素材は上位獣種の毛皮に中位竜種の血液 この2つだ」

「それでこの前揃ったのが?」

「中位獣種の毛だよ ブラックナイトウルフのね」

「はぇー」

「うっ...ま、まぁ 素材については置いといてギルドを結成したら拠点を設定出来る 設立も出来るし元からあったのを拠点にすることも可能だ もし良ければこ研究所ここを拠点にしたいんだが...」

「勿論」

「そいつはいいな」

「博士の研究所凄いですからね!」

「むしろ現状ここ以上に良い所が無いしね...」

「なら拠点はここにしよう それで拠点を決めたなら次はリーダーであるギルドリーダーを決めないといけないのだが...」

「ちんちくりん」

「己龍だね」

「先輩しかない!」

「え?」

「まぁそうだろうね という事で私も己龍を推薦する もし君が良ければリーダーになって欲しいのだけど...」

皆から推薦されて期待されるのは嬉しい

ならそれに答えないと

「やる」

「漢見せたじゃねぇか!ちんちくりん!」

「ちょっと傭兵!彼女は女だよ!」

「おうそうだったな!HAHAHA!」

「己龍、ガンガンこき使っていいからね」

「先輩の命令であればなんでもやります!」

「そこまでのは大丈夫だよ 自分を大事にね」

「うっ...分かったわ..」

「先輩本当に..わかりました!安全第一に!」

「まーたやってるよちんちくりん」

「これが日常風景になるのだよ傭兵」

「そりゃ良いが...振り回されるあの二人がちと可哀想だぜ」

「彼女らはそれ自体本望と思ってる節があるからね 良いんじゃないかな」

「場合によってはあと2来るんだよなぁ...あそこに...」

「なにっ!?詳しい話を聞かせたまえ 傭兵」

「残念ながらプライベートに関わる話だ 俺の口から話せねぇし それにそのうち来るだろ」

「む...プライベートに関わるのであれば仕方ない...」

「わっかりやすいほど気落ちしてんな ま、いいが」

「扱いが雑!!」

「おめぇの扱いなんぞそんなもんじゃゴラァ!!」


「あの二人 仲良い」

「仲...良い..?」

「まぁ...考え方とか行動は似てるし仲良いと言っても..良いとは思います」

「「仲良くねぇよ!!(ないからね!!)」」









「む..名前を呼ばれた気がするな...」

不死者アンデットが蔓延る荒野にて1人の騎士が命の山の上でそう呟いた

「...まぁいい 今日はもう居ないか...なら街に帰ろう」

死で汚れた騎士は自身に浄化の魔法を掛け街に戻って行った


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