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第一節
砂嵐
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
外に出ると熱い日光と変わらない砂の景色が私を迎えてくれた
「相変わらず熱いね..夜までに帰らないと..」.
夜の砂漠は昼と違って極寒の地に様変わりする
全く不思議だ 昼と夜で正反対の気候をしている
「王都の方には学者さんも居るみたいだしその人たちなら知ってるのかもね」
ま、会う機会は無いんだろうけど
バイクを速く進めているからかいつもより心地よい風を浴びる
熱いのは全く変わらないけどね...
バイクを使いながら金属探知機を使う こうすることで効率が倍になる
「いやー便利だね~本当に」
しばらく探すがどうやら今日は引きが悪いらしい
「うーむ...今日は中々見つからないし...というか金属探知機が珍しく反応が悪いような...」
時々 ノイズ音が金属探知機から聞こえてくる
まるで何か不吉な事が起こるのを予兆してるように
「うーん 今までこんなこと1度も無かったのになぁ...ん?」
なんか風が強くなり始めた
「...もしかしてこれマズイ?」
後ろから凄い禍々しい音が聞こえ始めた
「...振り向きたくないなぁ...」
そう言いながらも振り向くと
「...砂嵐だぁ...って逃げなきゃ!」
バイクをフル稼働させて逃げる
どうやら砂嵐と進行方向が被ったらしい
「マズイなぁ...どこか隠れる場所は...って!?」
もう真後ろに砂嵐は迫っている
「もうこれ以上バイクは速度は出ないし このままじゃ..うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」
バイクごと砂嵐で飛ばされた
「と、飛んでる...ってそれどころじゃない!」
今はこの状態からどう抜け出すかだが...
「..抜け出せないよねぇ...」
思いっきり風に乗せられて飛ばされてる
ここから飛び降りるって言うなら 良いかもだけど下手したら死んじゃう
「収まるまで待とうかなぁ...」
バイクの上でのんびり そんな事を考えていると
「ってなんか風向きが急に..きゃああああああ!!!?」
今度はバイクごと吹き飛ばされてしまった
そのまま私は砂嵐の中心部に飛ばされ
鈍い音を立てながら地面に叩きつけられた
「うぅ...痛い...」
まだ頭がクラクラする
「荷物は無事..出血もしてない...バイクは!?」
幸いバイクはすぐ傍にあった
「...またお手入れしないと...それと..どうしよう...」
今の私は砂嵐の中心部に居る しかも砂嵐は先程から進むのを止めて留まってるようにも思える
「困るなぁ...って ん?」
急に地面が揺れ始めた
「え!?今度は一体何!?」
すると今度は砂がある一点を中心に渦を描くように沈み始めた
「流砂だ...!?」
おじさんの言葉を思い出す
『昔の悪い人の言葉でね 砂漠は火葬要らずの便利な棺桶 ってのがあるんだ 砂漠では砂嵐や流砂 極端な気候 様々な要因が人を襲い誰も知らないところで死んでしまう だから砂漠に行く時は最善の準備をしなさい それでも危ないのだから』
「あはは...確かにどれだけ準備してもこれは予想外だね...」
僕はそのまま愛用のバイクと一緒に砂漠に呑まれた
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外に出ると熱い日光と変わらない砂の景色が私を迎えてくれた
「相変わらず熱いね..夜までに帰らないと..」.
夜の砂漠は昼と違って極寒の地に様変わりする
全く不思議だ 昼と夜で正反対の気候をしている
「王都の方には学者さんも居るみたいだしその人たちなら知ってるのかもね」
ま、会う機会は無いんだろうけど
バイクを速く進めているからかいつもより心地よい風を浴びる
熱いのは全く変わらないけどね...
バイクを使いながら金属探知機を使う こうすることで効率が倍になる
「いやー便利だね~本当に」
しばらく探すがどうやら今日は引きが悪いらしい
「うーむ...今日は中々見つからないし...というか金属探知機が珍しく反応が悪いような...」
時々 ノイズ音が金属探知機から聞こえてくる
まるで何か不吉な事が起こるのを予兆してるように
「うーん 今までこんなこと1度も無かったのになぁ...ん?」
なんか風が強くなり始めた
「...もしかしてこれマズイ?」
後ろから凄い禍々しい音が聞こえ始めた
「...振り向きたくないなぁ...」
そう言いながらも振り向くと
「...砂嵐だぁ...って逃げなきゃ!」
バイクをフル稼働させて逃げる
どうやら砂嵐と進行方向が被ったらしい
「マズイなぁ...どこか隠れる場所は...って!?」
もう真後ろに砂嵐は迫っている
「もうこれ以上バイクは速度は出ないし このままじゃ..うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」
バイクごと砂嵐で飛ばされた
「と、飛んでる...ってそれどころじゃない!」
今はこの状態からどう抜け出すかだが...
「..抜け出せないよねぇ...」
思いっきり風に乗せられて飛ばされてる
ここから飛び降りるって言うなら 良いかもだけど下手したら死んじゃう
「収まるまで待とうかなぁ...」
バイクの上でのんびり そんな事を考えていると
「ってなんか風向きが急に..きゃああああああ!!!?」
今度はバイクごと吹き飛ばされてしまった
そのまま私は砂嵐の中心部に飛ばされ
鈍い音を立てながら地面に叩きつけられた
「うぅ...痛い...」
まだ頭がクラクラする
「荷物は無事..出血もしてない...バイクは!?」
幸いバイクはすぐ傍にあった
「...またお手入れしないと...それと..どうしよう...」
今の私は砂嵐の中心部に居る しかも砂嵐は先程から進むのを止めて留まってるようにも思える
「困るなぁ...って ん?」
急に地面が揺れ始めた
「え!?今度は一体何!?」
すると今度は砂がある一点を中心に渦を描くように沈み始めた
「流砂だ...!?」
おじさんの言葉を思い出す
『昔の悪い人の言葉でね 砂漠は火葬要らずの便利な棺桶 ってのがあるんだ 砂漠では砂嵐や流砂 極端な気候 様々な要因が人を襲い誰も知らないところで死んでしまう だから砂漠に行く時は最善の準備をしなさい それでも危ないのだから』
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