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2024年7月 パリオリンピックの7月 2歳10ケ月
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3日水曜日、僕はまたまたまたまた38度の高熱で元気ながらも幼稚園はお休みとなりいつもの小児科医院でお薬を貰う。ママもお付き合いでお休み。ジージイからもまたまたまたまたとなる4回目の出禁をくらう。まあ、しょうがないか。
大谷翔平は今日も好調。ドジャースタジアムでの
7月初戦の本拠地・ダイヤモンドバックス戦で1点を追う7回無死一塁の4打席目に27号逆転2ランを放ち、これにより日本人選手では3人目となるメジャー通算500打点も達成したそーな。凄すぎて茫然。そして四度目のオールスター戦にも選出される。しばらくは大谷翔平はこのまま好調を維持して当然のように記録を伸ばしていくだろう。
7日日曜日、七夕なのに熱があり家でおとなしくさせられる。昨日はパパの友達家族が遊びに来て0歳坊主と楽しく遊んでいたのに残念。ママも下痢だ。やはり何らかのウイルス感染なんだろうか。0歳坊主にうつしてないかちょっと心配だ。
そう言えば、僕はまだ見てないけど新しいお札が先週から市井に出回るようになったらしい。一万円札は福沢諭吉から渋沢栄一へ、五千円札は樋口一葉から津田梅子へ、千円札は野口英世から北里柴三郎へ。けど、僕にはあまり関係ないな。
13日土曜日、米ペンシルベニア州バトラーでトランプ前大統領が選挙集会中に銃撃された。犯人はその場で射殺された。若い白人青年であったが動機はよく分からないようだ。トランプ前大統領は銃弾がかすった耳から血を流しながらもその場で無事をアピール。翌日にはゴルフ場に姿を現して無敵をアピールした。
17日水曜日、大谷翔平、4年連続のMLBオールスター戦選出、バッターとして登場、ホームランを放つ。華々しすぎる活躍。
僕は関心が恐竜からトーマスとプラールに移行してトーマス、ジェームズ、ヒロと毎日遊んでいる。ジィージの家に行くときも僕専用の小さなデイバックどれか一つの機関車を持参しては得意げに見せびらかす。僕の機関車はジィージにも触らせないよ。
24日水曜日、11月の米大統領選から撤退を表明したバイデン大統領81歳がホワイトハウスから国民向けに撤退の演説した。後継指名にハリス副大統領。アメリカの世論調査では2ポイントほどハリス候補予定が支持率で上回り民主党は逆転有利となっている。
デビューして2年を経過していない韓国の女性ダンサーグループが後楽園ドームを満員にしてのでコンサートを開催した。中でもメンバーの一人であるベトナム国籍、オーストラリア在住、韓国デビューという異色ハニが韓国で流行している日本の80年代の歌謡曲の中から松田聖子の「青い珊瑚礁」を歌い、ドームを興奮の渦に巻き込んだ。韓国でも話題騒然となっている模様。ジィージもハニちゃんにはまっているみたい。でもジィージの友達はどこがいいのと覚めている。この反応はなんの違いなんだろう。
27日土曜日午前2時30分、セーヌ川湖畔のエッフェル塔にてパリオリンピックの開会式が開催される。
市内名所を巡るようなパリでのオリンピックは8月11日まで。
パリオリンピックとはいえ、サッカーの会場はマルセーユ、ニース、ナント、ボルドー、リヨンとフランス観光地巡りのような会場だ。サーフィン会場に至ってはタヒチ。
それにしても、パリオリンピックの開会式には度肝を抜かれる。
日本時間では真夜中に開催されるから、僕は朝になってから録画のテレビで見たけど、選手団の入場は大会史上初となる各国の選手数に応じた大小の船でセーヌ川を下っての入場だ。
レディ・ガガがサン・ルイ島の先端で選手団の船を横目に華麗な歌とダンスを、セーヌ川沿岸め披露する大道芸に混じって、大道芸のようにひときわ華麗に披露する。
突然、グラン・パレの屋上からオペラ歌手のラーマルセイユースの歌声が響き渡る。
選手団がすべてイエナ橋に着くと、クーベルタンを模した騎士を乗せたメタルホースセーヌ川を下る。各橋の下を通るたびに橋に翼を広げながらセーヌ川を滑るように下りイエナ橋へ着岸し、セレモニー会場であるトロカデロ庭園へとオリンピック旗を運ぶ。
謎の聖火ランナーはパリの街の屋根の上を渡り、時にはバーチャルなアニメ画像の人となり、再びトロカデロ庭園に現れる。
聖火はジダンに、そしてジダンからナダルへと静かに手渡される。ナダルはエッフェル塔のセレモニー会場から少し離れたチュイルリー庭園へと船で上り聖火を受け継ぐ。
聖火はその後、数人へと受け渡され、気球の聖火台に点火される。
聖火台は気球に繋がれており、聖火を点火した後、ゆっくりと気球は中空に漂った。中空の聖火台だ。
それを見て、エッフェル塔会場のセリーヌ・ディオンは愛の讃歌を歌う。
多ビジョン映像で多舞台を切り替えながら、一つの物語として映像的にはまとめ上げられている。
何もかもこれまでとは異質だ。この斬新な演出と深いメッセージには感激する。
最後の晩餐の再現のようなテーブルでの奇妙な踊りや首を切断されたマリー・アントワネットの多数の頭がビルの窓から歌うなどの少し過激な演出には眉をひそめる人もいただろう。
革命は様々な陰陽を纏いながら人類の歴史への様々な財産を生み出した。これが革命の歴史を刻んだ自由都市パリに育まれた感性なのだろう。
ところで、一昨日からの線状降水帯で僕の周辺地域は家の浸水や土砂崩れ、鉄砲水で大変なことになっている。
テレビでもオリンピックの紹介と災害の映像が交互に流れてくる。なんともいたたまれない心境だ。
僕の家も裏を流れる急峻な渓流の爆音でなかなか寝付けない。真夜中のオリンピックのテレビ中継と合わせて寝不足だ。
28日日曜日、早速女子柔道でオリンピック金メダリスト誕生と大騒ぎ。あっという間に開会式のメッセージはもうどこかに行ってしまった。
柔道、フェンシング、スケートボード、体操団体と次々に日本人メダリストも誕生してる。
MLBの大谷翔平も順調にホームラン記録を伸ばしているようだし、打率、打点もいい感じになってる。
オリンピックも騒がしいが、これから8月になれば至るところで夏祭りが始まり、僕も初海水浴と何かと色々と忙しくなるだろう。瞬く間に夏は終わるのか。
ブレイキングダウンの朝倉未来がまた負けたとリ叔父が悔しがっている。喧嘩のような殴り合いのルールらしい。格闘技は魅力的であるが強さだけではない精神性の高みを求めなければ愚劣な喧嘩と同じだ。
何回かの猛暑日、真夏日はあったものの、湿気が多く梅雨明け宣言ならない蒸し暑い7月も終わる。
穏やかな青空に向かってモクモクと立ち昇る夏らしい入道雲は一度も見ることはできなかった。
大谷翔平は今日も好調。ドジャースタジアムでの
7月初戦の本拠地・ダイヤモンドバックス戦で1点を追う7回無死一塁の4打席目に27号逆転2ランを放ち、これにより日本人選手では3人目となるメジャー通算500打点も達成したそーな。凄すぎて茫然。そして四度目のオールスター戦にも選出される。しばらくは大谷翔平はこのまま好調を維持して当然のように記録を伸ばしていくだろう。
7日日曜日、七夕なのに熱があり家でおとなしくさせられる。昨日はパパの友達家族が遊びに来て0歳坊主と楽しく遊んでいたのに残念。ママも下痢だ。やはり何らかのウイルス感染なんだろうか。0歳坊主にうつしてないかちょっと心配だ。
そう言えば、僕はまだ見てないけど新しいお札が先週から市井に出回るようになったらしい。一万円札は福沢諭吉から渋沢栄一へ、五千円札は樋口一葉から津田梅子へ、千円札は野口英世から北里柴三郎へ。けど、僕にはあまり関係ないな。
13日土曜日、米ペンシルベニア州バトラーでトランプ前大統領が選挙集会中に銃撃された。犯人はその場で射殺された。若い白人青年であったが動機はよく分からないようだ。トランプ前大統領は銃弾がかすった耳から血を流しながらもその場で無事をアピール。翌日にはゴルフ場に姿を現して無敵をアピールした。
17日水曜日、大谷翔平、4年連続のMLBオールスター戦選出、バッターとして登場、ホームランを放つ。華々しすぎる活躍。
僕は関心が恐竜からトーマスとプラールに移行してトーマス、ジェームズ、ヒロと毎日遊んでいる。ジィージの家に行くときも僕専用の小さなデイバックどれか一つの機関車を持参しては得意げに見せびらかす。僕の機関車はジィージにも触らせないよ。
24日水曜日、11月の米大統領選から撤退を表明したバイデン大統領81歳がホワイトハウスから国民向けに撤退の演説した。後継指名にハリス副大統領。アメリカの世論調査では2ポイントほどハリス候補予定が支持率で上回り民主党は逆転有利となっている。
デビューして2年を経過していない韓国の女性ダンサーグループが後楽園ドームを満員にしてのでコンサートを開催した。中でもメンバーの一人であるベトナム国籍、オーストラリア在住、韓国デビューという異色ハニが韓国で流行している日本の80年代の歌謡曲の中から松田聖子の「青い珊瑚礁」を歌い、ドームを興奮の渦に巻き込んだ。韓国でも話題騒然となっている模様。ジィージもハニちゃんにはまっているみたい。でもジィージの友達はどこがいいのと覚めている。この反応はなんの違いなんだろう。
27日土曜日午前2時30分、セーヌ川湖畔のエッフェル塔にてパリオリンピックの開会式が開催される。
市内名所を巡るようなパリでのオリンピックは8月11日まで。
パリオリンピックとはいえ、サッカーの会場はマルセーユ、ニース、ナント、ボルドー、リヨンとフランス観光地巡りのような会場だ。サーフィン会場に至ってはタヒチ。
それにしても、パリオリンピックの開会式には度肝を抜かれる。
日本時間では真夜中に開催されるから、僕は朝になってから録画のテレビで見たけど、選手団の入場は大会史上初となる各国の選手数に応じた大小の船でセーヌ川を下っての入場だ。
レディ・ガガがサン・ルイ島の先端で選手団の船を横目に華麗な歌とダンスを、セーヌ川沿岸め披露する大道芸に混じって、大道芸のようにひときわ華麗に披露する。
突然、グラン・パレの屋上からオペラ歌手のラーマルセイユースの歌声が響き渡る。
選手団がすべてイエナ橋に着くと、クーベルタンを模した騎士を乗せたメタルホースセーヌ川を下る。各橋の下を通るたびに橋に翼を広げながらセーヌ川を滑るように下りイエナ橋へ着岸し、セレモニー会場であるトロカデロ庭園へとオリンピック旗を運ぶ。
謎の聖火ランナーはパリの街の屋根の上を渡り、時にはバーチャルなアニメ画像の人となり、再びトロカデロ庭園に現れる。
聖火はジダンに、そしてジダンからナダルへと静かに手渡される。ナダルはエッフェル塔のセレモニー会場から少し離れたチュイルリー庭園へと船で上り聖火を受け継ぐ。
聖火はその後、数人へと受け渡され、気球の聖火台に点火される。
聖火台は気球に繋がれており、聖火を点火した後、ゆっくりと気球は中空に漂った。中空の聖火台だ。
それを見て、エッフェル塔会場のセリーヌ・ディオンは愛の讃歌を歌う。
多ビジョン映像で多舞台を切り替えながら、一つの物語として映像的にはまとめ上げられている。
何もかもこれまでとは異質だ。この斬新な演出と深いメッセージには感激する。
最後の晩餐の再現のようなテーブルでの奇妙な踊りや首を切断されたマリー・アントワネットの多数の頭がビルの窓から歌うなどの少し過激な演出には眉をひそめる人もいただろう。
革命は様々な陰陽を纏いながら人類の歴史への様々な財産を生み出した。これが革命の歴史を刻んだ自由都市パリに育まれた感性なのだろう。
ところで、一昨日からの線状降水帯で僕の周辺地域は家の浸水や土砂崩れ、鉄砲水で大変なことになっている。
テレビでもオリンピックの紹介と災害の映像が交互に流れてくる。なんともいたたまれない心境だ。
僕の家も裏を流れる急峻な渓流の爆音でなかなか寝付けない。真夜中のオリンピックのテレビ中継と合わせて寝不足だ。
28日日曜日、早速女子柔道でオリンピック金メダリスト誕生と大騒ぎ。あっという間に開会式のメッセージはもうどこかに行ってしまった。
柔道、フェンシング、スケートボード、体操団体と次々に日本人メダリストも誕生してる。
MLBの大谷翔平も順調にホームラン記録を伸ばしているようだし、打率、打点もいい感じになってる。
オリンピックも騒がしいが、これから8月になれば至るところで夏祭りが始まり、僕も初海水浴と何かと色々と忙しくなるだろう。瞬く間に夏は終わるのか。
ブレイキングダウンの朝倉未来がまた負けたとリ叔父が悔しがっている。喧嘩のような殴り合いのルールらしい。格闘技は魅力的であるが強さだけではない精神性の高みを求めなければ愚劣な喧嘩と同じだ。
何回かの猛暑日、真夏日はあったものの、湿気が多く梅雨明け宣言ならない蒸し暑い7月も終わる。
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