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2022年8月22日と24日の朗報 新たな歴史としての白河関越とママの関所越え
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僕にとってはすべてが新鮮だ。
猫との触れ合い、水の感触、初めての芋の味。
僕は伝え歩きもどちらかの腕が壁か椅子等に触れていれば、かなりの速さで動き回れるようになった。くるりと1回転もできるし、パパとママの掛け声に合わせて足を高く大きく溜め、横綱のようにシコを踏むこともできるようになった。
8月22日、今日もジィージの家に遊びに来ていると、ケイちゃんがあそこにジィージが隠れているよと言うから思わず喃語しか話せなかった僕は「ジィージ」と初めて人を呼ぶ声がでた。襖戸の蔭から「はーい」とジィージが現れた。ジィージが現れたので、僕は手を叩いて喜んだ。ケイちゃんもジィージも何故か手を叩いて喜んだ。
歯医者からママが帰ってくると丁度テレビを見ていたジィージが、また、手を叩いて喜んでいる。ケイちゃんもママも喜んでいる。今日は高校野球の決勝戦、初めて東北勢が優勝したらしい。何より東北の復興の励みになるだろう。高校野球100年を越える歴史で白河の関を初めて越えた歴史的とも言える瞬間だ。しかも、地元出身ではない野球部員が多くを占める高校が多い中で、かなりの部員は地元出身のようだ。
いつも高校生のスポーツの中では特別扱いの高校野球。プロ野球も12チーム1年間戦ってわひいきのチームが優勝すれば盛り上がっている。
ジィージはひいきのチームはないらしい。そもそも、大谷の活躍を時々気にするくらいで野球の試合はほとんど見てないみたい。
それでも、今日の東北勢の活躍は特別のようだ。何がそうされるのか、僕には分からない。
2歩位は自力で立って歩けるようになった。僕の誕生日は9月。もうすぐ1歳になる。1歳になれば保育園
に行くことに決まっている。
もうすぐ、1歳になる僕の新たな世界への踏み出しが始まる。
僕の誕生日の前日に、何故かジィージは4回めのワクチン接種の予約しようかどうかと迷っている。世界も日本もジィージも、Oフィバーの扱いにワクチンの扱いに、とめどなく揺れている。
8月24日。ジィージの家にまた来ている。何故かママもケイちゃんもジィージも喜んでいる。嬉しそうにケーキで何かを祝っている。僕の誕生日の前祝いでもなさそうだし、どうも僕の事ではないらしい。もしかしたら、ママに何か新しい事が起きたのかもしれない。カイラスの御加護らしい。
僕もわけも分からず「ウーィアー」と意味のない言葉を叫んでいた。
僕はケーキの代わりにケイちゃんが作ってくれた卵を使わないホットケーキを手づかみで食べて一緒に仲間に加わった。
8月31日、10月以降に開始予定のOフィーバー対応ワクチンは9月中に接種できるようになると発表された。新たなワクチンの副反応のデータもなく不安でありながらも今流通しているワクチンを打てば一定期間は打てないのだから、かえって不都合になるのではとジィージが、また、迷いだしていた。政府も医療専門委員会もジィージも、この件に関しては、やはり、とめどなく、限りなく揺れる。誰も分からない。長くくねった半透明のトンネルのようだ。
猫との触れ合い、水の感触、初めての芋の味。
僕は伝え歩きもどちらかの腕が壁か椅子等に触れていれば、かなりの速さで動き回れるようになった。くるりと1回転もできるし、パパとママの掛け声に合わせて足を高く大きく溜め、横綱のようにシコを踏むこともできるようになった。
8月22日、今日もジィージの家に遊びに来ていると、ケイちゃんがあそこにジィージが隠れているよと言うから思わず喃語しか話せなかった僕は「ジィージ」と初めて人を呼ぶ声がでた。襖戸の蔭から「はーい」とジィージが現れた。ジィージが現れたので、僕は手を叩いて喜んだ。ケイちゃんもジィージも何故か手を叩いて喜んだ。
歯医者からママが帰ってくると丁度テレビを見ていたジィージが、また、手を叩いて喜んでいる。ケイちゃんもママも喜んでいる。今日は高校野球の決勝戦、初めて東北勢が優勝したらしい。何より東北の復興の励みになるだろう。高校野球100年を越える歴史で白河の関を初めて越えた歴史的とも言える瞬間だ。しかも、地元出身ではない野球部員が多くを占める高校が多い中で、かなりの部員は地元出身のようだ。
いつも高校生のスポーツの中では特別扱いの高校野球。プロ野球も12チーム1年間戦ってわひいきのチームが優勝すれば盛り上がっている。
ジィージはひいきのチームはないらしい。そもそも、大谷の活躍を時々気にするくらいで野球の試合はほとんど見てないみたい。
それでも、今日の東北勢の活躍は特別のようだ。何がそうされるのか、僕には分からない。
2歩位は自力で立って歩けるようになった。僕の誕生日は9月。もうすぐ1歳になる。1歳になれば保育園
に行くことに決まっている。
もうすぐ、1歳になる僕の新たな世界への踏み出しが始まる。
僕の誕生日の前日に、何故かジィージは4回めのワクチン接種の予約しようかどうかと迷っている。世界も日本もジィージも、Oフィバーの扱いにワクチンの扱いに、とめどなく揺れている。
8月24日。ジィージの家にまた来ている。何故かママもケイちゃんもジィージも喜んでいる。嬉しそうにケーキで何かを祝っている。僕の誕生日の前祝いでもなさそうだし、どうも僕の事ではないらしい。もしかしたら、ママに何か新しい事が起きたのかもしれない。カイラスの御加護らしい。
僕もわけも分からず「ウーィアー」と意味のない言葉を叫んでいた。
僕はケーキの代わりにケイちゃんが作ってくれた卵を使わないホットケーキを手づかみで食べて一緒に仲間に加わった。
8月31日、10月以降に開始予定のOフィーバー対応ワクチンは9月中に接種できるようになると発表された。新たなワクチンの副反応のデータもなく不安でありながらも今流通しているワクチンを打てば一定期間は打てないのだから、かえって不都合になるのではとジィージが、また、迷いだしていた。政府も医療専門委員会もジィージも、この件に関しては、やはり、とめどなく、限りなく揺れる。誰も分からない。長くくねった半透明のトンネルのようだ。
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