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本編
間話・深林の少年
しおりを挟む「ティア、ティア?
おーい、起きろ?」
鍛冶屋から帰ってきたノアなのだけど、すっかり時間が夕暮れになってて、大変ね
それにティアちゃんは、すっかりお眠のようで熟睡しているわね……………
「参ったな…………
起きる気配が全く無いな」
「ねぇー、泊まっていけば?
ここはノアちゃんの家なんだし、部屋もそのままにしてあるよ?」
「そうは言っても明日は、子供達と魔法の勉強をする約束があるんだ
だから、泊まれないから帰んなきゃならねぇんだよ
………………今度、来た時、ケーキ買ってくるから許してくれ…………」
ノアが子供達との約束があるから言ったら、フェルミがプクッーと頬を膨らませてるのを見て、そんな約束をしている
まぁ、この子は私の次にノアが好きだからねぇ…………
そう言えば昔、『ノアちゃんの奥さんになりたい』って、真剣に言ってたわね
今でも微笑ましいなぁ
「仕方ない……………
ティア、ちょっと失礼するな?」
そんな事を思い出して、ほんわかしていたら、ノアはティアちゃんを優しくお姫様抱っこしてあげた
ちゃんとスカートが広がらないようにしてあげてるのは、成長したわね
「それじゃあ母さん、姉さん
一週間後にまた来るよ
その頃に杖が出来ると思うから」
「分かったわ
またティアちゃんと一緒にいらっしゃい」
「あぁ、また」
そう言って、ノアはティアちゃんを連れて、部屋を出ていった
きっとギルドの転移陣を使うと思うわね
それにフェルミも見送りに行ったみたいだし、大丈夫そうね
そう考え、冷めた紅茶を一口、飲んでいたら部屋がノックされた
「どうぞ」
「おぅ、って、お前だけか」
「あら、アナタ」
部屋に入ってきたのは、私の夫で元ギルドマスターでもある【ガンドロ・イシュタール】
最近、全ギルドの議長、聖騎士団特別訓練官として、働いてるから忙しいわね
「どうしたの?」
「いや、ノアが帰ってきてるって、聞いたんだが……………
どうやら入れ違いだったようだな」
「えぇ、でも一週間後にまた帰ってくるわ」
「そうか
それなら予定が空いてるから久しぶりに家族で会えるな」
そう言って、アナタは、笑っているのを見て、私も微笑んでいれば、急に夫がフェルミの棚を見ていた
「なぁ…………、ノアがウチに来て、家族になって、何年、経ったんだろうな?」
「さぁ……………、もう覚えてませんね」
そう言い、私も視線を向ければ、そこにはまだ小さなフェルミと夫と私…………、そして小さくて可愛らしくもその表情は戸惑ってるようにぎこちないノアの写真が飾られていた………
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ノアと初めて出会ったのは、もう何年も前の事になる
その時、私はフェルミを産んで、六年くらいだったかな?
ギルドに復帰をして、様々なクエストを受け、時には魔族との戦争に参加をして…………
そんなのが日常になっていたある日…………
夫から深林に行ったメンバーが数名、帰ってこないと言って、私にその依頼を出した
その深林は、魔族が占領し、その奥に拠点を作ったと聞いた
だから、今回はソレが原因と見て、潜入を見越し、準備をし、出発した
深林に着き、奥へ、歩き始めれば、すぐに違和感を感じた
深林には、少なくとも凶暴化した魔物が蔓延っていて、手練れの冒険者でも厳しいのだけれど、その魔物が何処にも見当たらなかった
周りを見渡しても一匹も居なくて、その違和感に不気味さを感じながらも私は奥へ、歩いていった
(一体、何なの?)
そんな事を思いながら歩いていれば、気配を感じて、気配を消せる【隠密】の魔法を使えば、木陰に隠れた
太陽があんまり届かない深林の中、小さな影が動くのが見えた
そしてその影は、ゆっくりと移動して来る
その時、丁度、木漏れ日から光が漏れる所を通った
そしてそこには…………
(子供!?)
小さな少年がそこに居た
年齢は分からないけど、フェルミより2歳くらい幼かったと思う
伸びきった髪が風で揺れ、少年が着ている服は、服と言っていいものか、分からない程、ボロボロの布切れだった
少年は歩みを止めると、周りを見渡すように顔を動かせば、ある一点に来れば、ピタッと顔を止めて、じっとソコを見つめていた
(気付かれてる!?)
そう…………、ソコは私が隠れていた場所だった
気付かれてるのに気付いた私は、隠密の魔法を解いて、少年の前へ、姿を見せた
それが罠かも知れない…………
そう思ったけど、私は自然と少年の前へ、歩いていた
そして少年の前に来れば、しゃがみ、視線を合わせた
「君、何処から来たの?
どうしてここに居るの?」
私がそう聞けば、少年は私の手を取り、引っ張ってきた
そしてじっとその長い髪の間から見える目が私を見つめてきた
「付いてきて欲しい、の?」
私が聞くと少年は頷かないけど、また私の手をクイッ、と引いてきた
私は立ち上がると少年に連れられ、歩き出した
少年はこの暗い森の中をスルスルと歩いて、まるで何処に何が有るのかを知っているように見えた
(私を見つけた時と同じ…………
この子、目がいいのかしら?)
私が少年を見ている中、急に光が差し込み、前を見れば、そこに建造物が見えた
「っ!?」
私は驚き、足を止めそうになるが少年はそのまま歩みを止める気配がなかった
目の前の建物は、私が深林に入る前に警戒していた魔族の拠点であった
だけど、すぐに違和感がした
私は既に森から姿を見せている………
それなのに魔族が現れない…………
それどころか、気配すら感じられない
少年はそのまま魔族の拠点の扉を開けて、中に入っていった
私は少年に連れられ、そのまま拠点内を歩いていけば、通路の奥の部屋に明かりが見えた
少年は部屋前に来れば、その扉を開けた
「っ、貴方達!?」
「ファンシアさん!!」
部屋の中に案内されれば、そこには消息を絶ったギルドメンバーが全員、ソコに居た
全員、怪我をして、中には、ベットに横になってる者も居たが、全員、生きていてくれた
「よかった………
皆、無事で………」
「はい、危うく死にかけましたが…………
この子に助けられました」
メンバーリーダーの子と話していたら、リーダーが少年を見た
「この子に?」
「はい、深林に入り、依頼を開始して、依頼は終わったのですが、その後、【デザートサーペント】に襲撃を受けたのです」
「デザートサーペントに!?」
デザートサーペント
通常なら砂漠地帯に生息する大型の蛇で、その図体に似合わず、素早くて討伐が難しいとされている蛇であった
「負傷した者を庇いながら逃げてたが、追い詰められて、ヤバいと思った時、あの子が現れたんです」
「それで聞いてくださいよ!!
あの子、俺たちより強いんすよ!!
苦戦していたデザートサーペントを一瞬にして、細切れにしたんすよ!!」
リーダーと話してたら、隣にギルドの男性が近付いて来ては、そう言っていた
私も半信半疑だったけど、リーダーの目を見て、嘘をついてない事に気付いた
「コイツの言う通りです
デザートサーペントが少年を襲った瞬間、逆にデザートサーペントが切り刻まれたんです
それも一瞬の内に、魔法を使った事すら分からない程に」
「あの子の歳で魔法を!?」
「えぇ、負傷した者達と共にここに運び込まれる際、【浮遊】の魔法をかけられてました
ここに居る全員が、です」
信じられないと少年の方へ、視線を向ければ少年は棚から何かを取り出せば、ベットに横になるメンバーに近付くと、その口に何らかの液体を流し込んだ
すると、さっきまで横になってたそのメンバーが起き上がると、体を動かし始めた
「あの子は何を飲ませたの?」
「恐らく傷薬………、回復薬ですね
それも恐ろしい程の効き目の…………
本当に凄いです
まだあの歳なのに、独学で薬を作るなんて…………
それもどれも効果がある薬草のみ」
リーダーはそう言っていると、物音がして、そちらに視線を向けた
「っ!?
魔族!?」
「っあぁぁぁ!?
ファンシアさん!!
ストップ!!ストップ!!」
視線の先で魔族が部屋を覗いてた為、驚いて構えようとすれば、メンバーの一人が私を静止するために前に出た
「コイツら、敵じゃねえんすわ」
「えっ?」
気の抜けた声が出る中、その男のメンバーは魔族の方へ、歩いていくと扉を開けて、中に招いた
その時、私は気が付いた
そこに居たのは、まだ子供と女性の魔族しか居なかった事に…………
「コイツら、ここで人身売買される寸前だったみたいだ
ここの奴らは魔族の中でもタチが悪いみたいでよ」
「でも…………、そしたらここに居るはずの魔族は」
「アイツだよ
あの子供が片付けたらしい」
リーダーの言葉に思わず私は少年を見た
「奴隷の烙印を押される寸前、突然、この基地の扉が吹き飛んだと思えば、その少年が飛び込んできて、ここの魔族共を一掃
彼女らを助けたそうだ」
「それでここに連れてこられた時、俺たちも驚いたけどよぉ
この子らのお陰で包帯とか傷の手当てが出来たって、事っすよ」
そう話すメンバーを尻目に私は少年に近付けば、気付くとぎゅっと抱きしめていた
少年は突然のことで驚いてる感じだったけど顔には出てなくて、しばらくして私に抱きついてきた
(細い…………、それによく見たら傷だらけ…………)
私は少年の頭を撫でながらその体の細さに悲しくなった
フェルミを抱っこした事があるから言えるのだが、いくら何でもこの歳にすれば、その体は痩せこけ、幾つもの傷跡が残っていた
気付くと私は涙を流していて、少年を見れば、安心したのか、小さく寝息を立てていた
「あの…………、ファンシアさん
この魔族達を何とか出来ねえか?
助けてもらった恩があるんだ
このままにしては置けねぇって言うか…………」
「……………街から離れた所に洞窟で作った隠れ場があるわ
そこでいいなら案内するわ
それに衣類と食事は定期的に貴方達が運ぶ事にする
それは旦那に伝えておくわ」
私がそう言えば、魔族の子供と女性達は喜んでくれているみたいだった
ふと、リーダーが私の腕の中で眠る少年を見た
「その子は?」
「この子は……………」
私は少年を抱き上げれば、涙を拭わず、リーダーを真っ直ぐ見た
その時はギルド ラビットエクスのファンシアでは無く、ただの…………
母親として…………
「この子は、私が育てます」
譲らない決意の元、私はそう告げた
ギルド ラビットエクスに戻った私達は、魔族の女性達を洞窟の隠れ場に案内するようにリーダー達に命じれば、私は少年を抱えたまま、ある場所に向かった
「……………………」
そこはギルドマスターの部屋で今、私の旦那のガンドロがじっと少年を見ていた
それがしばらくして、ガンドロは優しく微笑んだ
「俺も同意見だ
ギルドの奴らを救った恩人を無碍には出来ん
それに俺も子供が居る父親だ
そんな小さい子をほっとくなど出来ん」
「ありがとう!!
貴方!!」
私は嬉しくなり、満面の笑みで言えば、ガンドロは微笑みながら私を制止した
「こらこら、騒ぐとその子が起きるぞ?」
「あっ、ごめんなさい…………」
謝りながら少年を見れば、まだ静かに寝息を立てながら眠っていた
「しかし……………
深林で一人………、か…………
捨て子か、はたまたこの戦火で難民になった女から産まれたが、その女は既に亡くなっている……………、か…………」
「メンバーのリーダーに聞いた話だと、身元が分かるものは持ってなかったらしいわ
この服だって、その魔族の難民の女性があるもので縫い合わせて着せたらしいから………」
「分かった
こっちで調べよう
だが、望みは薄いか…………」
ガンドロが悩みながら顎に手をやりながら首を傾げていると扉の開く音がした
「おかーさん!!おかえりなさい!!」
「フェルミ、ただいま」
扉の方を向けば、フェルミがこっちに駆け寄って来ていた
私は微笑みながら空いた手でフェルミの頭を撫でれば、フェルミは可愛らしくふにゃあー、と笑ってくれた
すると、フェルミが急に私の腕を掴んだ
「おかーさん、その子は?」
「ふふふ、フェルミ
この子は私たちの家族よ
つまり貴女の弟よ」
「弟!?
フェルミがおねえちゃん!!」
フェルミがキラキラとした目で私を見つめてきて、微笑みながら頷き、少年を見れば少年はいつの間にか、起きていて、じっとフェルミを見ていた
「お名前は?」
フェルミが嬉しそうに少年に聞けば、私は「あっ…………」、と小さく声が出た
少年を私たちの子供にするって言って、名前を聞いてなかった
と、言ってもリーダーの話だと、名前を付けられる前に捨てられたと言っていたけど…………
私が困っていると、ガンドロがフェルミに近づいて、しゃがみ、目線を合わせた
「【ノア】、この子の名前はノアだ」
「ノアちゃん!!」
フェルミはキラキラと目を輝かせながらノアの手を握ってブンブンと振っていて、ノアは髪で隠れてるけどちょっと困ってる顔をしていると思う
「アナタ、ノアって」
「いいだろ?
フェルミの時は譲ったんだ
男の子が出来たら、付けようとした名前をこの子に付けても」
「ふふふ、まぁね」
フェルミの時は産まれるまで性別がどっちか、分からなかったから女の子の場合は、私が、そして男の子の場合はガンドロが付けようてなってたから仕方ないのかもね
「ノア、貴方の名前
そして貴方は今日から私たちの大切な家族よ
よろしくね」
私はノアの頭を撫でながら優しく微笑みながら告げれば、ノアは私やフェルミ、ガンドロの顔を見てから、頷いてくれた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あの後、大変だったな
髪を切ったら、美少年が現れたからな」
「えぇ、そしてすぐに服を買ってあげて、写真もいっぱい撮ったわね」
ガンドロとそんな昔話をしていて、ほっこりとしていた
フェルミの時もそうだけど、ノアが来てから周りからは親バカって、いっぱい言われたわね
それは仕方ない事よね
だって、親にとっては子供は物凄く可愛いんだもの
「ただいま~、あっ、お父さん
きてたんだ」
そんな事を思っていると、フェルミが部屋に戻ってきた
「おぅ、ノア達はもう転移したんだな」
「うん、あっ、それでね…………
お父さん…………
私、言ったよね………?
ノアちゃん達に変な虫がつかないようにしてって……………」
何処か疲れた様子のフェルミが急に真顔になりながらガンドロの肩を掴めば、ガンドロは急に汗を流し始めた
「えっ、いや、言ったんだが、な………」
「お母さん、お父さんを借りるね?」
フェルミはそう言いながらズルズルとガンドロを引きずって部屋を出て行った
全く…………
あとで訓練場の整備を頼まないと…………
それにしてもノアもそろそろお嫁さんを連れてきてもいいお年頃ね
私が着てたウェディングドレス…………
直してもらおうかな♪
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