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第2章 グランタリア大陸東部編
80.五か国の王妃様、集まる!
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興奮しているリンメイさんを宥めながら、執務室へ一緒に向かう。
ソファに座ったリンメイさんは「フー」と大きく息を吐いて僕を見た。
「『ロンメル商会、スポンサーの会』の設立については、ラバネス半島の三国会議に出席していたからある程度は知ってるわ。でも大陸の三国が会に加盟するため、本格的に動いてるなんて、シオン君から報告を受けてないわよ」
「すみません、最近、ちょっと忙しくて報告するのが遅れました」
「これが、どんなことを意味するか、シオン君はわかっていないようね。ラバネス半島と大陸の三国が同じ立場で同じテーブルに着くってことよ。それも平和的に国々が協力するために。戦乱が続くグランタリア大陸で、六か国が共同で動くなんて、今までになかったことだわ」
そこまで話すと、体の力を抜いて、リンメイさんがフッと微笑む。
「シオン君を怒ってるんじゃないの。その逆。これは素晴らしい偉業なのよ。六か国が商業を通じて、平和的な国のあり方を摸索する。これこそ商業ギルドが目指している世界なのよ。その道筋の一端を見せてもらえたこと、ホントに感謝してるの」
「……『ロンメル商会、スポンサーの会』については僕は何もしてなくて……どちらかと言えば、セレーネ王妃やマリナ女王殿下、ラバネス半島三国の王家がすごくて」
「でも、『ロンメル商会』がなかったら、こんなことは起こらなかったわ。商業ギルドのプラチナランクに推薦できるだけの功績よ」
……プラチナランクといえば、商業ギルドの最高ランクだよね……
「その上、竜種を使役して商品の荷運びをさせるなんて、これは流通の革命よ。商業ギルド東支部の支部長として、私は本部にシオン君をプラチナランクにする推薦状を送るつもりでいるの。既に各国の支局長―ギルドマスターからの推薦状も集めてきたわ。だから冒険者ギルドの本部へ、私と一緒に来て欲しいの」
「……冒険者ギルドの本部ってどこにあるんですか?」
「グランタリア大陸の中央平原にある、法治国家テルパドーレよ。プラチナランクになるには商業ギルドの支部の推薦と三か国以上の支局からの推薦状が必要なんだけど、シオン君の場合は既にクリアーしているから、本部に行けばすぐに、メダルと盾の授与式になると思うわ。面倒な手続きについては私が全てやるから安心して」
……なんだか、もう僕が商業ギルドの本部に行くことは決定事項なんだね……リンメイさんにはお世話になってるし、法治国家テルパドーレも気になるから、ちょっと旅行気分で行ってみようかな……
アグウェルはグランタリア大陸の国々について詳しいから、後で法治国家テルパドーレについて聞いておこう。
僕がセレーネ王妃と話をしてから二週間が過ぎたある日の朝、姿見の転移ゲートを利用して、セレーネ王妃、フィーネ、マリナ女王陛下、それとエドワードさんが帝都イシュタルの店舗の執務室に姿を現した。
そして、その日の昼過ぎにロナウド王太子とカムシン第二王子が、リムルに連れられて、姿見の転移ゲートを潜ってきた。
店舗で衣装などの準備を整えた僕、フィーネ、マリナ女王殿下、ロナウド王太子、カムシン第二王子の五人は、レミリア、アグウェル、エドワードさんの三人を護衛につけて、夕方前に帝都イシュタルの城へと馬車で向かった。
リムルは城で面倒を起こしたらマズいので今日はお留守番だ。
城の兵士に案内された来賓室で、皆で談笑していると、扉が開いて、アミーレ王妃と、ドレス姿の二人の女性が部屋に入ってきた。
そしてアミーレ王妃が僕を見て嬉しそうに微笑む。
「ここに来ればシオン君に会えると思っていたわ。今日はよろしくね」
「君がシオン君か、私はエレミアの母のシャーレ。いつもあの子と仲よくしてくれてありがとう」
「私はカイロスの母のソーニャよ。日焼け止め薬を作ってくれてありがとう。アシュラム王国の民もすごく喜んでいるわ」
赤と黒の豪華なドレスを着た、赤髪の女性がエレミアのお母さんで、イシュガルド帝国のシャーレ王妃。
青と水色の涼やかなドレスを着ているのが、カイロスのお母さんで、アシュラム王国のソーニャ王妃。
二人とお会いするのは初めてだ。
「『ロンメル商会、サポートの会』の共同代表を務めています、ブリタニス王国のセレーネと申します。以後、お見知りおきを」
「同じく共同代表を務めるナブラスト王国のマリナじゃ。皆と会えて嬉しく思うのじゃ」
セレーネ王妃とマリナ女王陛下がアミーレ王妃、シャーレ王妃、ソーニャ王妃に向けて挨拶をする。
……五か国の王妃が揃うなんて、もしかすると、すごいことかも……
ロナウド王太子とカムシン第二王子の方へ顔を向けると、二人は少し表情を引きつらせていた。
王妃達の放つ雰囲気が華やか過ぎて、二人の王子が萎縮する気持ちがわかる気がする。
僕もちょっとビビってるもの……
五人の王妃の顔合わせが済み、皆がソファに座ると、 シャーレ王妃が上品にコホンと咳をする。
「皆様が来られる前に話していたのだが、男達に任せてはおけないので、イシュガルド帝国、ファラレスト皇国、アシュラム王国の三か国の女性、私達で共同体を組むことにしたの。それでラバネス半島のお二方にも参加していただきたいのだけど」
「それは『ロンメル商会、サポートの会』とは別にですか?」
シャーレ王妃の言葉に、セレーネ王妃は怪訝な表情を浮かべる。
するとシャーレ王妃は微笑んで、首をゆっくり左右に振った。
「そうではなく『ロンメル商会、サポートの会』の婦人部を創設したいのよ」
……婦人部?
……なんだかややこしい話になってきけど……僕も話に参加しないといけないのかな?
ソファに座ったリンメイさんは「フー」と大きく息を吐いて僕を見た。
「『ロンメル商会、スポンサーの会』の設立については、ラバネス半島の三国会議に出席していたからある程度は知ってるわ。でも大陸の三国が会に加盟するため、本格的に動いてるなんて、シオン君から報告を受けてないわよ」
「すみません、最近、ちょっと忙しくて報告するのが遅れました」
「これが、どんなことを意味するか、シオン君はわかっていないようね。ラバネス半島と大陸の三国が同じ立場で同じテーブルに着くってことよ。それも平和的に国々が協力するために。戦乱が続くグランタリア大陸で、六か国が共同で動くなんて、今までになかったことだわ」
そこまで話すと、体の力を抜いて、リンメイさんがフッと微笑む。
「シオン君を怒ってるんじゃないの。その逆。これは素晴らしい偉業なのよ。六か国が商業を通じて、平和的な国のあり方を摸索する。これこそ商業ギルドが目指している世界なのよ。その道筋の一端を見せてもらえたこと、ホントに感謝してるの」
「……『ロンメル商会、スポンサーの会』については僕は何もしてなくて……どちらかと言えば、セレーネ王妃やマリナ女王殿下、ラバネス半島三国の王家がすごくて」
「でも、『ロンメル商会』がなかったら、こんなことは起こらなかったわ。商業ギルドのプラチナランクに推薦できるだけの功績よ」
……プラチナランクといえば、商業ギルドの最高ランクだよね……
「その上、竜種を使役して商品の荷運びをさせるなんて、これは流通の革命よ。商業ギルド東支部の支部長として、私は本部にシオン君をプラチナランクにする推薦状を送るつもりでいるの。既に各国の支局長―ギルドマスターからの推薦状も集めてきたわ。だから冒険者ギルドの本部へ、私と一緒に来て欲しいの」
「……冒険者ギルドの本部ってどこにあるんですか?」
「グランタリア大陸の中央平原にある、法治国家テルパドーレよ。プラチナランクになるには商業ギルドの支部の推薦と三か国以上の支局からの推薦状が必要なんだけど、シオン君の場合は既にクリアーしているから、本部に行けばすぐに、メダルと盾の授与式になると思うわ。面倒な手続きについては私が全てやるから安心して」
……なんだか、もう僕が商業ギルドの本部に行くことは決定事項なんだね……リンメイさんにはお世話になってるし、法治国家テルパドーレも気になるから、ちょっと旅行気分で行ってみようかな……
アグウェルはグランタリア大陸の国々について詳しいから、後で法治国家テルパドーレについて聞いておこう。
僕がセレーネ王妃と話をしてから二週間が過ぎたある日の朝、姿見の転移ゲートを利用して、セレーネ王妃、フィーネ、マリナ女王陛下、それとエドワードさんが帝都イシュタルの店舗の執務室に姿を現した。
そして、その日の昼過ぎにロナウド王太子とカムシン第二王子が、リムルに連れられて、姿見の転移ゲートを潜ってきた。
店舗で衣装などの準備を整えた僕、フィーネ、マリナ女王殿下、ロナウド王太子、カムシン第二王子の五人は、レミリア、アグウェル、エドワードさんの三人を護衛につけて、夕方前に帝都イシュタルの城へと馬車で向かった。
リムルは城で面倒を起こしたらマズいので今日はお留守番だ。
城の兵士に案内された来賓室で、皆で談笑していると、扉が開いて、アミーレ王妃と、ドレス姿の二人の女性が部屋に入ってきた。
そしてアミーレ王妃が僕を見て嬉しそうに微笑む。
「ここに来ればシオン君に会えると思っていたわ。今日はよろしくね」
「君がシオン君か、私はエレミアの母のシャーレ。いつもあの子と仲よくしてくれてありがとう」
「私はカイロスの母のソーニャよ。日焼け止め薬を作ってくれてありがとう。アシュラム王国の民もすごく喜んでいるわ」
赤と黒の豪華なドレスを着た、赤髪の女性がエレミアのお母さんで、イシュガルド帝国のシャーレ王妃。
青と水色の涼やかなドレスを着ているのが、カイロスのお母さんで、アシュラム王国のソーニャ王妃。
二人とお会いするのは初めてだ。
「『ロンメル商会、サポートの会』の共同代表を務めています、ブリタニス王国のセレーネと申します。以後、お見知りおきを」
「同じく共同代表を務めるナブラスト王国のマリナじゃ。皆と会えて嬉しく思うのじゃ」
セレーネ王妃とマリナ女王陛下がアミーレ王妃、シャーレ王妃、ソーニャ王妃に向けて挨拶をする。
……五か国の王妃が揃うなんて、もしかすると、すごいことかも……
ロナウド王太子とカムシン第二王子の方へ顔を向けると、二人は少し表情を引きつらせていた。
王妃達の放つ雰囲気が華やか過ぎて、二人の王子が萎縮する気持ちがわかる気がする。
僕もちょっとビビってるもの……
五人の王妃の顔合わせが済み、皆がソファに座ると、 シャーレ王妃が上品にコホンと咳をする。
「皆様が来られる前に話していたのだが、男達に任せてはおけないので、イシュガルド帝国、ファラレスト皇国、アシュラム王国の三か国の女性、私達で共同体を組むことにしたの。それでラバネス半島のお二方にも参加していただきたいのだけど」
「それは『ロンメル商会、サポートの会』とは別にですか?」
シャーレ王妃の言葉に、セレーネ王妃は怪訝な表情を浮かべる。
するとシャーレ王妃は微笑んで、首をゆっくり左右に振った。
「そうではなく『ロンメル商会、サポートの会』の婦人部を創設したいのよ」
……婦人部?
……なんだかややこしい話になってきけど……僕も話に参加しないといけないのかな?
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