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第2章 グランタリア大陸東部編
71.ラバネス半島三国会議①
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セレーネ王妃の号令で、ブリタニス王国、トランスベル王国、ナブラスト王国、ラバネス半島の三国の王宮が王都ブリタスに集うこととなった。
どこから情報が漏れたのか、三国の会合があることを知った、商業ギルド東支部のリンメイさんも協議に参加するという。
それから一週間後の会合の当日、僕と父上、アグウェルの三人は王宮からの呼び出しを受け、王城へと向かった。
会議室に入ると、ライオネル王陛下、セレーネ王妃、フィーネ、マリナ女王陛下、ゲアハルト国王陛下、ロナウド王太子、カイロス第二王子と三国の王家が勢揃いしていて、リンメイさんも席に座っていた。
僕達三人が椅子に座ると、セレーネ王妃が立ち上がって恭しく礼をする。
「皆さん集まってくださり、ありがとうございます。まずは簡単に『ロンメル商会』のラバネス半島での現状を知っていただきたいと思います。ではシオン君、皆さんへ発表してあげて」
……え……全く打ち合わせも何もなかったんですけど……最近、僕は魔法学院のことや、アシュラム王国やファラレスト皇国へ旅に出ていたから、『ロンメル』商会の内情については全く知らないんですけど……
いきなりセレーネ王妃に話を振られて戸惑っていると、僕の隣に座っていたアグウェルがスッと席から立ち上がる。
「『ロンメル商会』の統括をしておりますアグウェルと申します。まずは『ボーン食器』の売れ行きについては三国共に順調で、各家庭の食器の中で、ほぼ六割以上の食器が『ボーン食器』となっており、全ての食器が『ボーン食器』という家も少なくありません』
……各家庭の食器の六割が『ボーン食器』……それって僕の予想の斜め上過ぎるんだけど……
「次に石鹸と香水についてですが、石鹸の販売以降、ラバネス半島では、毎日のように体を石鹸で洗う庶民は増え続けております。ですので石鹸の消費はこれからも継続して続くでしょう。香水にいたっては、三国の貴族、資産を持つ商人を中心に、香水を常時つける習慣が広まっており、若い男女の間でも流行しています」
……石鹸の影響で、毎日体を洗う人が増えてるんだね……これで病気になる人が減ればすごくいいな……
「そして『ブラーフ』と『パンピ』についてですが、三国の女性達のほぼ全員が『ブラーフ』と『パンピ』を着用し、着替え用に数枚の『ブラーフ』と『パンピ』を保有しています。爆発的な伸びは収束しましたが、まだまだ売り上げは伸びていくでしょう。現状は以上です」
アグウェルが報告を終えると、セレーネ王妃はニッコリと微笑んで、大きく頷いた。
「これで皆さんにも現状をおわかりいただけたでしょう。ラバネス半島三国にとって『ロンメル商会』の商品は、既になくてはならないモノになっているということを。その『ロンメル商会』がグランタリア大陸のイシュガルド帝国、ファラレスト皇国、アシュラム王国から工場建設の打診を受け、爵位まで提示されています 。爵位については、シオン君が断っていますけれど」
「ということは、大陸の三国は『ロンメル商会』に拠点を変えさせ、抱き込もうということかのう?」
「待て、大陸の連中のところに工場を建設するなら、順序としてトランスベル王国も工場を作るのが先ではないか」
「父上、今はそういう話をしていませんよ。大陸の三国に対して、我々がどう対処すべきかを話し合っているんです」
声を荒げるゲアハルト国王陛下をカイロス第二王子が諫める。
するとリンメイさんがスッと立ち上がり、手の平を見せる。
「少し待っていただきたい。確かにイシュガルド帝国からもアシュラム王国からも、シオン君は爵位を与えると言われていますが、その時に断って、二国ともそれで了承しています。工場建設の希望については三国から要望が出ていますが、それは『ロンメル商会』の拠点を大陸に移すことが三国の目的ではないと推測いたします」
「商業ギルドは国を持たぬが故に、国というもの考え方がわからんようだな。国というのは自国が潤うためには他国を蹴落とす。それが国のあり方というものだ」
「……そうだな。ゲアハルト国王陛下のいうことも一理ある。だからこうして、皆に集まってもらったのだからな」
リンメイさんにゲアハルト国王陛下が噛みつき、ライオネル国王陛下がそれに同意する。
……そういえば、前世の日本の地球でも色々な国が諍いを起こしていたよね……
「まずはシオン君の意見を聞くべきでしょう。シオン君、大陸の三国からの工場建設の打診について、どのように回答しようと思ってるの?」
「……アシュラム王国は砂漠の国で、日焼け止め薬は必要なので、薬剤工場は必要かなって……あと大陸に『ロンメル商会』の商品を広めるには、どこかに工場を建設しないといけないから、工場を建ててくれると言ってくれてる、イシュガルド帝国とファラレスト皇国に工場を建設してもいいかなって……」
「では三国からの工場建設の要望には、受けたいという考えなのね?」
「……はい……」
リンメイさんの問いに、僕は大きく頷く。
するとマリナ女王が小さく手をあげる。
「消費期限の長い商品であれば、輸送で事足りるじゃろう。わざわざ工場を建設せずとも、倉庫でよいではないか。工場を作れば、人件費もバカにならんしのう。倉庫であれば人員もそれほどいるまい」
……『ロンメル商会』の工場は、王宮や商業ギルドが人員募集をかけ、その工員を管理してくれてるんだけど、人件費はもちろん『ロンメル商会』が支払っている。詳細についてはアグウェルとレミリアに任せているので、正確な数字までは把握していないけど、人件費がバカにできないことはわかる。
……マリナ女王の指摘も一理あるよね……でも、三国から打診されているのは工場建設だから、倉庫を作るというのは、倉庫を建設した国から不満が出るよね……
どこから情報が漏れたのか、三国の会合があることを知った、商業ギルド東支部のリンメイさんも協議に参加するという。
それから一週間後の会合の当日、僕と父上、アグウェルの三人は王宮からの呼び出しを受け、王城へと向かった。
会議室に入ると、ライオネル王陛下、セレーネ王妃、フィーネ、マリナ女王陛下、ゲアハルト国王陛下、ロナウド王太子、カイロス第二王子と三国の王家が勢揃いしていて、リンメイさんも席に座っていた。
僕達三人が椅子に座ると、セレーネ王妃が立ち上がって恭しく礼をする。
「皆さん集まってくださり、ありがとうございます。まずは簡単に『ロンメル商会』のラバネス半島での現状を知っていただきたいと思います。ではシオン君、皆さんへ発表してあげて」
……え……全く打ち合わせも何もなかったんですけど……最近、僕は魔法学院のことや、アシュラム王国やファラレスト皇国へ旅に出ていたから、『ロンメル』商会の内情については全く知らないんですけど……
いきなりセレーネ王妃に話を振られて戸惑っていると、僕の隣に座っていたアグウェルがスッと席から立ち上がる。
「『ロンメル商会』の統括をしておりますアグウェルと申します。まずは『ボーン食器』の売れ行きについては三国共に順調で、各家庭の食器の中で、ほぼ六割以上の食器が『ボーン食器』となっており、全ての食器が『ボーン食器』という家も少なくありません』
……各家庭の食器の六割が『ボーン食器』……それって僕の予想の斜め上過ぎるんだけど……
「次に石鹸と香水についてですが、石鹸の販売以降、ラバネス半島では、毎日のように体を石鹸で洗う庶民は増え続けております。ですので石鹸の消費はこれからも継続して続くでしょう。香水にいたっては、三国の貴族、資産を持つ商人を中心に、香水を常時つける習慣が広まっており、若い男女の間でも流行しています」
……石鹸の影響で、毎日体を洗う人が増えてるんだね……これで病気になる人が減ればすごくいいな……
「そして『ブラーフ』と『パンピ』についてですが、三国の女性達のほぼ全員が『ブラーフ』と『パンピ』を着用し、着替え用に数枚の『ブラーフ』と『パンピ』を保有しています。爆発的な伸びは収束しましたが、まだまだ売り上げは伸びていくでしょう。現状は以上です」
アグウェルが報告を終えると、セレーネ王妃はニッコリと微笑んで、大きく頷いた。
「これで皆さんにも現状をおわかりいただけたでしょう。ラバネス半島三国にとって『ロンメル商会』の商品は、既になくてはならないモノになっているということを。その『ロンメル商会』がグランタリア大陸のイシュガルド帝国、ファラレスト皇国、アシュラム王国から工場建設の打診を受け、爵位まで提示されています 。爵位については、シオン君が断っていますけれど」
「ということは、大陸の三国は『ロンメル商会』に拠点を変えさせ、抱き込もうということかのう?」
「待て、大陸の連中のところに工場を建設するなら、順序としてトランスベル王国も工場を作るのが先ではないか」
「父上、今はそういう話をしていませんよ。大陸の三国に対して、我々がどう対処すべきかを話し合っているんです」
声を荒げるゲアハルト国王陛下をカイロス第二王子が諫める。
するとリンメイさんがスッと立ち上がり、手の平を見せる。
「少し待っていただきたい。確かにイシュガルド帝国からもアシュラム王国からも、シオン君は爵位を与えると言われていますが、その時に断って、二国ともそれで了承しています。工場建設の希望については三国から要望が出ていますが、それは『ロンメル商会』の拠点を大陸に移すことが三国の目的ではないと推測いたします」
「商業ギルドは国を持たぬが故に、国というもの考え方がわからんようだな。国というのは自国が潤うためには他国を蹴落とす。それが国のあり方というものだ」
「……そうだな。ゲアハルト国王陛下のいうことも一理ある。だからこうして、皆に集まってもらったのだからな」
リンメイさんにゲアハルト国王陛下が噛みつき、ライオネル国王陛下がそれに同意する。
……そういえば、前世の日本の地球でも色々な国が諍いを起こしていたよね……
「まずはシオン君の意見を聞くべきでしょう。シオン君、大陸の三国からの工場建設の打診について、どのように回答しようと思ってるの?」
「……アシュラム王国は砂漠の国で、日焼け止め薬は必要なので、薬剤工場は必要かなって……あと大陸に『ロンメル商会』の商品を広めるには、どこかに工場を建設しないといけないから、工場を建ててくれると言ってくれてる、イシュガルド帝国とファラレスト皇国に工場を建設してもいいかなって……」
「では三国からの工場建設の要望には、受けたいという考えなのね?」
「……はい……」
リンメイさんの問いに、僕は大きく頷く。
するとマリナ女王が小さく手をあげる。
「消費期限の長い商品であれば、輸送で事足りるじゃろう。わざわざ工場を建設せずとも、倉庫でよいではないか。工場を作れば、人件費もバカにならんしのう。倉庫であれば人員もそれほどいるまい」
……『ロンメル商会』の工場は、王宮や商業ギルドが人員募集をかけ、その工員を管理してくれてるんだけど、人件費はもちろん『ロンメル商会』が支払っている。詳細についてはアグウェルとレミリアに任せているので、正確な数字までは把握していないけど、人件費がバカにできないことはわかる。
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本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
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