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第2章 グランタリア大陸東部編
46.『クライム商会』の横やり!
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オルデンの店で『ロンメル商会』の商品を売り出して一週間が過ぎた。
持ってきた全ての商品は売れに売れた。
そこで僕はアグウェル、リムル、サイゾウに頼んで、何回も海を渡って王都ブリタスの店舗へ商品を取りにいってもらった。
オルデンには後発の荷が届いたと、嘘の言い訳をしているけどね。
彼は何も聞いてこないけど、薄々おかしいと気づいてるようだ。
いつかオルデンに魔族のことを早く言えたらいいなと思うけど……
特に『ブラーフ』と『パンピ』は爆発的に売れ、それは売れ行きは王都ダルトンの庶民の間で噂となって一気に広まっていった。
それと同時に『ブラーフ』にパンツ姿で呼び込みをする、レミリア、リムル、ミムルの三人も、注目を浴びるようになった。
レジでお客の対応をしているオルデンが、僕に声をかける。
「こんなに商品が売れるのなんて初めてだ。王都ブリタスの店舗でもこんな感じなのか?」
「うん、『ロンメル商会』のお店は全部こんな感じだね」
この一週間でオルデンとは随分と仲よくなり、僕は『ロンメル商会』のことを少しだけ彼に話していた。
アグウェル、リムル、サイゾウの三人が魔族ってことは隠しているし、ミムルがサイゾウが女性に化けてる姿ということは、まだ話せていないけどね。
……オルデンがミムルのことを好きそうだから、早く本当のことを言わなければと思ってるんだけど、なかなか言えていないだよね……
そんなある日、僕達が忙しく働いていると、レミリア達三人が知らない男性に呼び止められている。
「君達はここの商会の従業員かい?」
「いえ私達は『ロンメル商会』の者です。今はこちらの『オルデン商会』を協力して商品を販売しております」
「では聞くが、この『ブラーフ』と『パンピ』はどちらの商品だい?」
「これは私共『ロンメル商会』が『オルデン商会』に卸しているヒット商品です」
「なるほど、ではオルデンと『ロンメル商会』の会長を呼んでもらえるかい」
見知らむ男は、僕とオルデンに用があるらしい。
僕達二人が男の元へ駆け付けると、オルデンを見て男がニッコリと笑う。
「オルデン、商売繁盛で結構なことだね」
「クレイムさん、今日はどうしてここへ?」
「街で噂になっている『ブラーフ』と『パンピ』を売っているのは、どんな商人かと来てみたら、オルデンの店に行きついてね。新商品を卸しているという『ロンメル商会』の会長と会ってみたくなったんだ」
そう言って、クレイムさんはチラリと僕へ視線を移す。
見たところ、オルデンの知ってる人らしいけど……
僕はニコリと微笑んで会釈をして挨拶をする。
「『ロンメル商会』の会長をしているシオンと言います」
「私はクレイム、『クレイム商会』の会長を務めている者だよ」
「クレイムさんはゴールドランクの商会持ちなんだ。俺がまだかけだしの商人だった頃、色々と世話になった人だ。今でも俺の店で売っているスパイスや穀物類は、『クレイム商会』から卸してもらってるんだ」
オルデンは両手を広げて胸を張る。
どうやらオルデンがお世話になっている人みたいだな……
クレイムさんは僕に背丈に近づけるように腰を屈める。
「ちょっと相談なのだが、『クレイム商会』に『ロンメル商会』の商品を卸してほしい。この『ブラーフ』と『パンピ』はもっと売れる。香水や石鹸もだ。小さな商会で扱うような代物ではない。私の商会はゴールドランクだ。それに販路も広い。『オルデン商会』から『クレイム商会』へ乗り換えたほうが絶対に儲かる。どうだい、私と手を組まないか?」
「『オルデン商会』に『ブラーフ』と『パンピ』を卸すのを止めて、『クレイム商会』へ卸せということですか?」
「その通りだ。『オルデン商会』には『クレイム商会』から大量の穀物類とスパイスを卸している。それだけで『ロンメル商会』が商品を卸さずとも、そこそこの商売ができるだろう。シルバーに成りたての商会など、それぐらいが丁度いいのだよ」
クレイムさんは笑顔を消し、無表情でオルデンを見る。
そのオルデンは悔しくそうに表情を歪ませた。
「それはないよ、クレイムさん、『ロンメル商会』と繋がりを持っているのは『オルデン商会』だ。横から出てきて、卸し元を横取りしようなんて商人としてルール違反だろ。俺は『ロンメル商会』との付き合いを止めるつもりはないからな」
「私に反対をするというなら、当面、『クレイム商会』から卸しているスパイスと穀物類の提供をストップしよう。『ロンメル商会』が『クレイム商会』へ商品を卸してくれるというなら、商品を卸してやる」
「そんな卑怯な……」
「以前に教えただろ。金の為ならどんな手でも使えと。正攻法ばかりしていても、大きな金儲けにはつながらないとな」
もしクレイムさんの申し出を僕が断ったら、『クレイム商会』から卸している商品をストップして、オルデンを苦しめるつもりだな……これでは僕は『クレイム商会』との取引に応じるしかないじゃないか……
「わかりました。『クレイム商会』へも商品を卸します。しかし、『オルデン商会』にも商品を卸します。『クレイム商会』にも商品を卸すのですから、それでいいですよね」
「ダメだ。お前達は全然わかってない。売れる時に売る。独占できる時に独占する。これが金儲けの鉄則だ。『オルデン商会』へ回す分の商品もこちらへ卸せ。さもないとわかっているな」
これがゴールドのランクを持つ商会の商人のやり口か。
オルデンのことを考えると、ここは承諾するしかない……でも、すごく悔しい……。
僕が黙っていると、いきなり隣にリムルがやってきて、にっこりと微笑む。
「シオン様もちょっと時間が欲しいと思うから、考える時間をちょうだい」
「わかった。今日のところは引こう。また来るからな」
素直にリムルの話を聞いて去っていくクレイムさんの後ろ姿を見て、オルデンは驚きに目を見開く。
……リムル、もしかして魅了の魔法――チャームを使ったりしてないよね?
持ってきた全ての商品は売れに売れた。
そこで僕はアグウェル、リムル、サイゾウに頼んで、何回も海を渡って王都ブリタスの店舗へ商品を取りにいってもらった。
オルデンには後発の荷が届いたと、嘘の言い訳をしているけどね。
彼は何も聞いてこないけど、薄々おかしいと気づいてるようだ。
いつかオルデンに魔族のことを早く言えたらいいなと思うけど……
特に『ブラーフ』と『パンピ』は爆発的に売れ、それは売れ行きは王都ダルトンの庶民の間で噂となって一気に広まっていった。
それと同時に『ブラーフ』にパンツ姿で呼び込みをする、レミリア、リムル、ミムルの三人も、注目を浴びるようになった。
レジでお客の対応をしているオルデンが、僕に声をかける。
「こんなに商品が売れるのなんて初めてだ。王都ブリタスの店舗でもこんな感じなのか?」
「うん、『ロンメル商会』のお店は全部こんな感じだね」
この一週間でオルデンとは随分と仲よくなり、僕は『ロンメル商会』のことを少しだけ彼に話していた。
アグウェル、リムル、サイゾウの三人が魔族ってことは隠しているし、ミムルがサイゾウが女性に化けてる姿ということは、まだ話せていないけどね。
……オルデンがミムルのことを好きそうだから、早く本当のことを言わなければと思ってるんだけど、なかなか言えていないだよね……
そんなある日、僕達が忙しく働いていると、レミリア達三人が知らない男性に呼び止められている。
「君達はここの商会の従業員かい?」
「いえ私達は『ロンメル商会』の者です。今はこちらの『オルデン商会』を協力して商品を販売しております」
「では聞くが、この『ブラーフ』と『パンピ』はどちらの商品だい?」
「これは私共『ロンメル商会』が『オルデン商会』に卸しているヒット商品です」
「なるほど、ではオルデンと『ロンメル商会』の会長を呼んでもらえるかい」
見知らむ男は、僕とオルデンに用があるらしい。
僕達二人が男の元へ駆け付けると、オルデンを見て男がニッコリと笑う。
「オルデン、商売繁盛で結構なことだね」
「クレイムさん、今日はどうしてここへ?」
「街で噂になっている『ブラーフ』と『パンピ』を売っているのは、どんな商人かと来てみたら、オルデンの店に行きついてね。新商品を卸しているという『ロンメル商会』の会長と会ってみたくなったんだ」
そう言って、クレイムさんはチラリと僕へ視線を移す。
見たところ、オルデンの知ってる人らしいけど……
僕はニコリと微笑んで会釈をして挨拶をする。
「『ロンメル商会』の会長をしているシオンと言います」
「私はクレイム、『クレイム商会』の会長を務めている者だよ」
「クレイムさんはゴールドランクの商会持ちなんだ。俺がまだかけだしの商人だった頃、色々と世話になった人だ。今でも俺の店で売っているスパイスや穀物類は、『クレイム商会』から卸してもらってるんだ」
オルデンは両手を広げて胸を張る。
どうやらオルデンがお世話になっている人みたいだな……
クレイムさんは僕に背丈に近づけるように腰を屈める。
「ちょっと相談なのだが、『クレイム商会』に『ロンメル商会』の商品を卸してほしい。この『ブラーフ』と『パンピ』はもっと売れる。香水や石鹸もだ。小さな商会で扱うような代物ではない。私の商会はゴールドランクだ。それに販路も広い。『オルデン商会』から『クレイム商会』へ乗り換えたほうが絶対に儲かる。どうだい、私と手を組まないか?」
「『オルデン商会』に『ブラーフ』と『パンピ』を卸すのを止めて、『クレイム商会』へ卸せということですか?」
「その通りだ。『オルデン商会』には『クレイム商会』から大量の穀物類とスパイスを卸している。それだけで『ロンメル商会』が商品を卸さずとも、そこそこの商売ができるだろう。シルバーに成りたての商会など、それぐらいが丁度いいのだよ」
クレイムさんは笑顔を消し、無表情でオルデンを見る。
そのオルデンは悔しくそうに表情を歪ませた。
「それはないよ、クレイムさん、『ロンメル商会』と繋がりを持っているのは『オルデン商会』だ。横から出てきて、卸し元を横取りしようなんて商人としてルール違反だろ。俺は『ロンメル商会』との付き合いを止めるつもりはないからな」
「私に反対をするというなら、当面、『クレイム商会』から卸しているスパイスと穀物類の提供をストップしよう。『ロンメル商会』が『クレイム商会』へ商品を卸してくれるというなら、商品を卸してやる」
「そんな卑怯な……」
「以前に教えただろ。金の為ならどんな手でも使えと。正攻法ばかりしていても、大きな金儲けにはつながらないとな」
もしクレイムさんの申し出を僕が断ったら、『クレイム商会』から卸している商品をストップして、オルデンを苦しめるつもりだな……これでは僕は『クレイム商会』との取引に応じるしかないじゃないか……
「わかりました。『クレイム商会』へも商品を卸します。しかし、『オルデン商会』にも商品を卸します。『クレイム商会』にも商品を卸すのですから、それでいいですよね」
「ダメだ。お前達は全然わかってない。売れる時に売る。独占できる時に独占する。これが金儲けの鉄則だ。『オルデン商会』へ回す分の商品もこちらへ卸せ。さもないとわかっているな」
これがゴールドのランクを持つ商会の商人のやり口か。
オルデンのことを考えると、ここは承諾するしかない……でも、すごく悔しい……。
僕が黙っていると、いきなり隣にリムルがやってきて、にっこりと微笑む。
「シオン様もちょっと時間が欲しいと思うから、考える時間をちょうだい」
「わかった。今日のところは引こう。また来るからな」
素直にリムルの話を聞いて去っていくクレイムさんの後ろ姿を見て、オルデンは驚きに目を見開く。
……リムル、もしかして魅了の魔法――チャームを使ったりしてないよね?
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