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77.新兵器
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北西部の戦いの一報を聞いてかた一ヵ月が過ぎた。
ハルトマン伯爵軍とダメンハイン共和国軍との戦いは、ダメンハイン共和国軍が優位に戦いを進め、ハルトマン伯爵軍は領地のほとんどを占領され、領都に防衛線を張り、必死に死守している状態だ。
ドレムラート侯爵軍がハルトマン伯爵領へ向けて行軍しているので、両軍が合流すれば、ダメンハイン共和国軍と五分の戦いになるだろう。
しかし、国境までダメンハイン共和国軍を押し返せるか微妙なところだ。
俺は考えた末、邸を出て倉庫へと向かった。
倉庫ではカーマイン、ドルーキン、オーラルがソファに座って雑談をしていた。
俺はソファに座り三人へ語りかける。
「北西部の戦いを皆はどう分析する?」
「ダメンハイン連邦国が本気でハルトマン伯爵領を欲しがっているとは思わないけどな」
「ただの嫌がらせであれば国境付近で揉めればよかろう。ハルトマン伯爵領の深くまで侵攻しているのだから、これはもう侵略だわい」
どうもカーマインとドルーキンの間で意見が分かれているようだ。
俺はオーラルの方へ視線を向ける。
「どうして、北部の戦いが気になるんだい? フレンハイム伯爵領は王国の南西、北西の戦いが飛び火することはないよね」
「ちょっと気になってね。だから備えて置こうと思うんだ」
俺は三本の指を立てて、にっこり笑う。
「大型ボウガンとアクルマ二号の改良と手投げ弾」
俺の言葉を聞いて、三人は楽しそうに笑む。
俺はテーブルの上に紙を置き、サラサラとボウガンの画を描く。
「普通のボウガンは一度矢を射出したら、弦を引き直さないとダメだ。矢の威力を上げたければ、それだけ弦の力も強くなる。そうなると弦を引き絞るのが力も時間もかかるから大変になる。これが強力なボウガンを作れない欠点なんだ」
俺がボウガンについて説明すると、三人は黙ったまま大きく頷く。
俺は三人を見回して、話を続ける。
「だから始めから弦を引き絞った状態の弓を、いくつも用意しておけば、矢をセットするだけで射出できるよね。矢を引き絞る時間の短縮にもなる。弦を引き絞った状態の弓を作るのは、別の場所で作ればいい」
「なるほどのう。それであれば強い弦を引っ張ることも可能ぞい」
ドルーキンはうんうんと頷き、何度もアゴひげをさする。
カーマインは楽しそうに小さく手をあげる。
「アクルマ二号の改造って、どんな風にするんだ?」
俺は横から見ると六角形に見える図を書きながら答える。
「馬車をこんな感じにして、プラ板を何枚も重ねて、馬車の中へ矢が投擲が入ってこないように作るんだよ。そしてボウガンを射る時だけ、小さな小窓と矢の発車口だけ開くようにするんだ」
「アクルマ二号を完全防備にして、戦場を疾走させて、ボウガンの矢で敵兵を倒す算段か。それは面白いかもね」
オーラルは面白そうに俺の描いた戦車の図を眺めて笑む。
カーマインは不思議そうな表情をして、再び手を上げる。
「手投げ弾って何だ? 信号弾とは違うのか?」
「火薬の周りに鉄礫などを入れた球だよ。中心部分に石油を染み込ませた縄を付けておくのさ。縄に着火してから敵陣へ手投げ弾を放り投げれば、火薬に引火して敵陣で爆発を起す仕組みさ」
「そのような球が投げ込まれたら、敵は焦っってバラバラに逃げ出すぞい。それは面白そうだのう」
ドルーキンは楽しそうに腹をポンポンと叩いた。
俺はソファから立ち上がり三人を指差す。
「『アクルマ二号』の改造、ボウガンと手投げ弾の生産を一ヵ月以内に完成してほしい」
「一ヵ月あれば十分だわい」
「試作品さえ作れば、後は工業庁へ持ち込めば量産してくれるからね」
オーラルは両手を組んでおっとりと微笑む。
俺は執務室へ戻り、ジークを呼び出した。
部屋に入ってきたジークに俺は質問を投げる。
「ダメンハイン共和国の情報収集はできるかな?」
「大空を飛ぶ鳥に国境はないぜ。それで何を知りたいんだ?」
「ダメンハイン共和国がリンバインズ王国に侵攻している意図を知りたい」
「了解だぜ」
俺は天井を見て大声を出す。
「スイ、出てこい」
「御意」
スッと屋根裏から下りてきたスイは、片膝をついて礼をする。
「今回の北西の戦いで王宮がどう動くのかを探れ、後、北西部へ行き、戦場の現状を調査しろ」
指示を聞き終わったスイは、空中で一回転して、そのまま転移した。
一週間後、カーマイン、ドルーキン、オーラルの三人は、それぞれの試作品を完成させ、工業庁へ試作品を持ち込んだ。
完全防備に改造された『アクルマ二号』は、カーマインによって『タンク一号』という名称となった。
セット型ボウガン、『タンク一号』、手投げ弾は量産に突入した。
それから一週間後、ジークが執務室へ入ってきた。
「ダメンハイン共和国の意図がわかったぞ。勝利国として外交交渉だ。交渉の席で、損害賠償として、プラの製造方法の開示をリンバインズ王国に迫るつもりだ。プラ商品は莫大な富を産みだす新素材だからな。ダメンハイン共和国も製造方法を手に入れたいんだろうよ」
プラの製造方法はフレンハイム伯爵領でも機密事項となっていた。
工場に務めている社員は、工場内の情報を持ち出すことも、口外することも禁止されている。
そして工場の外には常に警備兵達が厳重に警備していた。
ベヒトハイム宰相にプラの製造方法を聞かれた時も俺は黙秘を通している。
王宮がプラの製造方法を知らないことを、ダメンハイン連邦国は知らないからな。
交渉が決裂すれば、ハルトマン伯爵領を占拠して手に入れる。
リンバインズ王国がプラの製造方法を開示すれば、ダメンハイン連邦国はプラ工場を建設できる。
どちらにしてもダメンハイン連邦国にとって利益になるやり方だな。
もし北西部の戦いで、ハルトマン伯爵領が奪われたら、王宮はプラの製造方法を俺に問い質すだろう。
王宮としてもプラの製造方法は知りたいだろう。
やはりフレンハイム伯爵領を継続して発展させるためには、北西部の戦いを何とかするしかなさそうだな。
ハルトマン伯爵軍とダメンハイン共和国軍との戦いは、ダメンハイン共和国軍が優位に戦いを進め、ハルトマン伯爵軍は領地のほとんどを占領され、領都に防衛線を張り、必死に死守している状態だ。
ドレムラート侯爵軍がハルトマン伯爵領へ向けて行軍しているので、両軍が合流すれば、ダメンハイン共和国軍と五分の戦いになるだろう。
しかし、国境までダメンハイン共和国軍を押し返せるか微妙なところだ。
俺は考えた末、邸を出て倉庫へと向かった。
倉庫ではカーマイン、ドルーキン、オーラルがソファに座って雑談をしていた。
俺はソファに座り三人へ語りかける。
「北西部の戦いを皆はどう分析する?」
「ダメンハイン連邦国が本気でハルトマン伯爵領を欲しがっているとは思わないけどな」
「ただの嫌がらせであれば国境付近で揉めればよかろう。ハルトマン伯爵領の深くまで侵攻しているのだから、これはもう侵略だわい」
どうもカーマインとドルーキンの間で意見が分かれているようだ。
俺はオーラルの方へ視線を向ける。
「どうして、北部の戦いが気になるんだい? フレンハイム伯爵領は王国の南西、北西の戦いが飛び火することはないよね」
「ちょっと気になってね。だから備えて置こうと思うんだ」
俺は三本の指を立てて、にっこり笑う。
「大型ボウガンとアクルマ二号の改良と手投げ弾」
俺の言葉を聞いて、三人は楽しそうに笑む。
俺はテーブルの上に紙を置き、サラサラとボウガンの画を描く。
「普通のボウガンは一度矢を射出したら、弦を引き直さないとダメだ。矢の威力を上げたければ、それだけ弦の力も強くなる。そうなると弦を引き絞るのが力も時間もかかるから大変になる。これが強力なボウガンを作れない欠点なんだ」
俺がボウガンについて説明すると、三人は黙ったまま大きく頷く。
俺は三人を見回して、話を続ける。
「だから始めから弦を引き絞った状態の弓を、いくつも用意しておけば、矢をセットするだけで射出できるよね。矢を引き絞る時間の短縮にもなる。弦を引き絞った状態の弓を作るのは、別の場所で作ればいい」
「なるほどのう。それであれば強い弦を引っ張ることも可能ぞい」
ドルーキンはうんうんと頷き、何度もアゴひげをさする。
カーマインは楽しそうに小さく手をあげる。
「アクルマ二号の改造って、どんな風にするんだ?」
俺は横から見ると六角形に見える図を書きながら答える。
「馬車をこんな感じにして、プラ板を何枚も重ねて、馬車の中へ矢が投擲が入ってこないように作るんだよ。そしてボウガンを射る時だけ、小さな小窓と矢の発車口だけ開くようにするんだ」
「アクルマ二号を完全防備にして、戦場を疾走させて、ボウガンの矢で敵兵を倒す算段か。それは面白いかもね」
オーラルは面白そうに俺の描いた戦車の図を眺めて笑む。
カーマインは不思議そうな表情をして、再び手を上げる。
「手投げ弾って何だ? 信号弾とは違うのか?」
「火薬の周りに鉄礫などを入れた球だよ。中心部分に石油を染み込ませた縄を付けておくのさ。縄に着火してから敵陣へ手投げ弾を放り投げれば、火薬に引火して敵陣で爆発を起す仕組みさ」
「そのような球が投げ込まれたら、敵は焦っってバラバラに逃げ出すぞい。それは面白そうだのう」
ドルーキンは楽しそうに腹をポンポンと叩いた。
俺はソファから立ち上がり三人を指差す。
「『アクルマ二号』の改造、ボウガンと手投げ弾の生産を一ヵ月以内に完成してほしい」
「一ヵ月あれば十分だわい」
「試作品さえ作れば、後は工業庁へ持ち込めば量産してくれるからね」
オーラルは両手を組んでおっとりと微笑む。
俺は執務室へ戻り、ジークを呼び出した。
部屋に入ってきたジークに俺は質問を投げる。
「ダメンハイン共和国の情報収集はできるかな?」
「大空を飛ぶ鳥に国境はないぜ。それで何を知りたいんだ?」
「ダメンハイン共和国がリンバインズ王国に侵攻している意図を知りたい」
「了解だぜ」
俺は天井を見て大声を出す。
「スイ、出てこい」
「御意」
スッと屋根裏から下りてきたスイは、片膝をついて礼をする。
「今回の北西の戦いで王宮がどう動くのかを探れ、後、北西部へ行き、戦場の現状を調査しろ」
指示を聞き終わったスイは、空中で一回転して、そのまま転移した。
一週間後、カーマイン、ドルーキン、オーラルの三人は、それぞれの試作品を完成させ、工業庁へ試作品を持ち込んだ。
完全防備に改造された『アクルマ二号』は、カーマインによって『タンク一号』という名称となった。
セット型ボウガン、『タンク一号』、手投げ弾は量産に突入した。
それから一週間後、ジークが執務室へ入ってきた。
「ダメンハイン共和国の意図がわかったぞ。勝利国として外交交渉だ。交渉の席で、損害賠償として、プラの製造方法の開示をリンバインズ王国に迫るつもりだ。プラ商品は莫大な富を産みだす新素材だからな。ダメンハイン共和国も製造方法を手に入れたいんだろうよ」
プラの製造方法はフレンハイム伯爵領でも機密事項となっていた。
工場に務めている社員は、工場内の情報を持ち出すことも、口外することも禁止されている。
そして工場の外には常に警備兵達が厳重に警備していた。
ベヒトハイム宰相にプラの製造方法を聞かれた時も俺は黙秘を通している。
王宮がプラの製造方法を知らないことを、ダメンハイン連邦国は知らないからな。
交渉が決裂すれば、ハルトマン伯爵領を占拠して手に入れる。
リンバインズ王国がプラの製造方法を開示すれば、ダメンハイン連邦国はプラ工場を建設できる。
どちらにしてもダメンハイン連邦国にとって利益になるやり方だな。
もし北西部の戦いで、ハルトマン伯爵領が奪われたら、王宮はプラの製造方法を俺に問い質すだろう。
王宮としてもプラの製造方法は知りたいだろう。
やはりフレンハイム伯爵領を継続して発展させるためには、北西部の戦いを何とかするしかなさそうだな。
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