私、夫が血迷っちゃっただけの女、だそうなのですが。

男爵令嬢であるマリアは、騎士団の小隊長を務める父が邸に招いた部下で伯爵子息でもある騎士レスターと出会う。

互いにひと目で恋に落ちたふたりは、身分という格差を越え、周りからも祝福されて婚姻を結ぶ。

結婚後も変わらず優しいレスターと幸せな毎日を過ごすマリアだが、閨で感じ過ぎてしまい、レスターに呆れられているようなのが悩みの種。

そしてもうひとつ、街で執拗に睨みつけて来る謎の女性に頭を悩ませていると、その女性がマリアに急接近。

レスターと自分は、マリアとレスターが婚姻する前よりの恋人同士だと宣言する。

レスターと離縁などしたくないマリアは、自分が感じることがなくなればレスターに嫌われることもないと決意。

薬師でもある魔女の元へ行き、不感となる薬を調剤して欲しいと依頼する。


小説家になろうにも掲載。
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