捨てたのは、そちら
トルッツィ伯爵家の跡取り娘であるアダルジーザには、前世、前々世の記憶がある。
そして、その二回とも婚約者であったイラーリオ・サリーニ伯爵令息に、婚約を解消されていた。
理由は、イラーリオが、トルッツィ家よりも格上の家に婿入りを望まれたから。
「だったら、今回は最初から婚約しなければいいのよ!」
そう思い、イラーリオとの顔合わせに臨んだアダルジーザは、先手を取られ叫ばれる。
「トルッツィ伯爵令嬢。どうせ最後に捨てるのなら、最初から婚約などしないでいただきたい!」
「は?何を言っているの?サリーニ伯爵令息。捨てるのは、貴方の方じゃない!」
さて、この顔合わせ、どうなる?
あなたにおすすめの小説

どうやら貴方の隣は私の場所でなくなってしまったようなので、夜逃げします
皇 翼
恋愛
侯爵令嬢という何でも買ってもらえてどんな教育でも施してもらえる恵まれた立場、王太子という立場に恥じない、童話の王子様のように顔の整った婚約者。そして自分自身は最高の教育を施され、侯爵令嬢としてどこに出されても恥ずかしくない教養を身につけていて、顔が綺麗な両親に似たのだろう容姿は綺麗な方だと思う。
完璧……そう、完璧だと思っていた。自身の婚約者が、中庭で公爵令嬢とキスをしているのを見てしまうまでは――。

(完結)婚約者の勇者に忘れられた王女様――行方不明になった勇者は妻と子供を伴い戻って来た
青空一夏
恋愛
私はジョージア王国の王女でレイラ・ジョージア。護衛騎士のアルフィーは私の憧れの男性だった。彼はローガンナ男爵家の三男で到底私とは結婚できる身分ではない。
それでも私は彼にお嫁さんにしてほしいと告白し勇者になってくれるようにお願いした。勇者は望めば王女とも婚姻できるからだ。
彼は私の為に勇者になり私と婚約。その後、魔物討伐に向かった。
ところが彼は行方不明となりおよそ2年後やっと戻って来た。しかし、彼の横には子供を抱いた見知らぬ女性が立っており・・・・・・
ハッピーエンドではない悲恋になるかもしれません。もやもやエンドの追記あり。ちょっとしたざまぁになっています。

悪女の秘密は彼だけに囁く
月山 歩
恋愛
夜会で声をかけて来たのは、かつての恋人だった。私は彼に告げずに違う人と結婚してしまったのに。私のことはもう嫌いなはず。結局夫に捨てられた私は悪女と呼ばれて、あなたは遊び人となり、再びあなたは私を諦めずに誘うのね。

私の婚約者は誰?
しゃーりん
恋愛
伯爵令嬢ライラは、2歳年上の伯爵令息ケントと婚約していた。
ところが、ケントが失踪(駆け落ち)してしまう。
その情報を聞き、ライラは意識を失ってしまった。
翌日ライラが目覚めるとケントのことはすっかり忘れており、自分の婚約者がケントの父、伯爵だと思っていた。
婚約者との結婚に向けて突き進むライラと、勘違いを正したい両親&伯爵のお話です。



ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
ラストはとても良かったですが
お話としてのバランスも纏まりも文句無しでしたが
方向性だけ
2度と共に歩く気のない女と
今回はダメでも次は‥の男
完全に道が分かたれてるのに
神頼み、未来は不透明!End‥的なのは
ちょっと残念でした。
作者様的には彼にはグレーなチャンスを残されたのねぇ。
個人的には
今世、別れて生きて、互いに死んで、
死して転生前の薄明の世界で
「有難う御座いました、これでもう来世は要らない」
と消えていく彼女を
「えっ?これっきり?俺は?」とばかり
呆然と見送る‥とか、
もしくは彼女が今世の夫と手を取り合って
「貴方とだったら転生してまた来世でも逢いたい」
と言いながら、彼を一顧だにせず転生していく彼女を
なす術なく見送る
とかまで見たかった気が。
一読者の主観、好みの話なんですけども。
グレーよりちゃんと切って欲しかったかなと。
こんばんは。
色々と考察もしてくださって、ありがとうございます。
ご感想、ありがとうございました。
話が通じなさ過ぎて気持ち悪い域になってますね、この自己満足野郎。他人の意見を鵜呑みにしないでコミュニケーション取ってれば誤解もないのにこの手の人間の根底にあるのって自分は正しいなので後悔することはあっても反省しないんですよね、ラストも無駄に前向きだし。結末には納得です。
こんばんは。
勝手な思い込みだけで、突っ走ってしまった模様。
少し、立ち止まってみれば違ったと思うのですが。
ご感想、ありがとうございました。
彼女の最後の一言が心からの願いだと気付いてようやく身を引いた。
本当に良いラストでした。
どう頑張ってもこの男とは縁がなかったんだと思います。
そういう関係もありますよね。
是非ヒロインちゃんには今世で幸せになって下さい!
こんばんは。
最後の一言に、込めてみました。
気づいてくださって、とても嬉しいです。
ご感想、ありがとうございました。
悪意が無いどころか善意100%でやらかすところが厄介ですわなぁ。
こんにちは。
そうなのです!
イラーリオとしては、本当にアダルジーザを想っていました。
・・・ただ、方向がちょっとということで・・・。
ご感想、ありがとうございました。
やらかし過ぎの男との婚姻は無理です、絶対😇
こんにちは。
やらかしが多すぎましたよね・・・。
ご感想、ありがとうございます。
一気読みしましたがラストどうなるんだろーと思いましたが、
いいっ❤
これでくっついちゃったらなーって思ってましたが、むちゃくちゃ良いラストでした!
こんにちは。
良いラストだったとおっしゃっていただけて嬉しいです。
ありがとうございます。
ご感想、ありがとうございました。
こういう裏があったのなら、君が俺を切り捨てた!と彼女に言うのはなんか違うような…😑
イラーリオ…好きになれなかったです💧
彼女の願いが叶いますように!
こんにちは。
こういう裏、というのが、前世、前々世のイラーリオの事情なら、イラーリオは本心からアダルジーザを欲し、アダルジーザのために行動していました。
そんなイラーリオからしたら、自分から切るなんてことは思いつかなかったのでしょう。
ご感想、ありがとうございました。
更新楽しみにしています。
この男。。。
何度でも別角度でやらかすでしょうね(苦)
お返事、遅くなってすみません。
信用は地に落ちていますよね………。
はてさて、どうなるか、いえ、どうするのか、見守ってやってください。
とはいえ、次で最終回です。
ご感想、ありがとうございます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。