154 / 345
第二部 辺境伯に続く物語
第153話 辺境伯就任パーティー 予想
しおりを挟む
「ヒルダさん! お久しぶりですね」
「ええ。フュン様。お久しぶりでございますわ」
「ん??? フュン様!?」
ヒルダからの丁寧なあいさつに、こういう場でたじろぐことが少ないフュンが、後ろに後ずさった。
彼女の後ろから、一人足りないがいつものメンバーが現れる。
「おう。久しぶりだな。あんた」
サナはいつも通り。
「おい。やめとけ。フュンさんは辺境伯だぞ。俺たちよりも格が上だ。無礼すぎる!」
だからマルクスは、態度を改めろよと、肘でサナを小突いた。
「え? いやだって、この人はさ。こういう感じが好きなのかと思ったのさ。フランクが好きなんだよ。な!」
「なわけねえだろ。貴族よりも上の人になったんだぞ。馬鹿が。格下が偉そうにすんなよ」
「いやいや、サナさんの言う通りですよ。僕はそっちが好きです。ありがとうサナさん」
馴れ馴れしい態度の方が好き。畏まられて距離が遠くなるのが嫌い。
どれだけ偉くなってもフュンとはそういう人間なのだ。
「ほらな。あんたはそういうと思ったぜ。あんたからはさ。武人の匂いがするからさ。こういう感じがいいんだぜ!」
「僕が武人ですか。嬉しいですね。サナさん、僕って強くなりましたかね!」
「ああ、強い。9くらいはあるんじゃねえのか。だいぶ強くなったよ」
「本当ですか。やりましたね僕。ハハハハ」
10点満点中の9。
あの頃のゼファー並の強さになったらしい。
おそらくは駆け引きが出来る分、今のフュンは子供の頃のゼファーを圧倒するだろう。
「フュン様。今までしでかしてしまった無礼をお許しください」
話に割って入ったヒルダの顔が真剣だった。
「無礼??? ヒルダさんが僕に無礼を働いたことなんて、一回もないんですよ」
「いえ。あなた様を田舎者と罵った事。心から詫びていきたいと思います」
「ああ、それは真実なんですよ。実際に田舎者だったんです。あ、今も田舎者ですよ」
笑顔いっぱいで答えた。そこに嫌味などはない。
だけどヒルダの態度が変わらない。低姿勢を貫く。
「いえ。よくありません。シンドラの姫として。帝国の人質として。ここはしっかり謝らなければなりません。あなたからのお許しをもらわねば……帝国の辺境伯となられた方に失礼を働きすぎました。申し訳ありませんでした」
「んんんん」
『何にも悪くないのに』と思っているフュンは腕を組んで困っていた。
深々と頭を下げたまま、彼女の顔が上がってこない。
これは、許しをもらうまでは、頭を下げ続けるようだぞとフュンは感じた。
「困りましたね……それではですね、一つ条件を加えて、今までの無礼とかいう奴を僕が許しても良いですか」
無礼だと思っていなくとも、ここでそう言っておかないと、この人はいつまでも許しを乞うだろう。
フュンは許すとかもないですけどもと、思いながら言っていた。
「はい。何なりと申し付けください」
困ったことにまだヒルダは、頭を下げたままだった。
「では、ヒルダさん。サナさん。マルクスさん。そして今はいらっしゃらないタイローさん。この四人と僕は友達ってことでお願いします。話し方も前のままで。いつもの感じになってください。僕らはそういう関係がいいんです。この生きにくい帝国の貴族社会の中で。僕にだって友人がいたっていいですよね? 僕は、以前にヒルダさんのお誘いを断ってしまったのが申し訳ないので、それであなたの無礼とやらを打ち消しにしませんか。僕をあなたの仲間に入れてくださいよ。これで後ろめたさはないでしょ。僕があの時は悪かったのです。どうです?」
「そ・・それは・・・」
ヒルダは変わった罰をもらう。
罪はない。
そう言われてもヒルダの心が晴れることはなく、頭を下がたままにしていたのだが、思いもよらない考えの今の言葉で、顔だけは上げてみた。
笑顔のフュンを見上げる。
「はいはい。ヒルダさん。前の事はね。お互いの事として、水に流しましょうよ! というよりもですよ。元々僕が気にしていないので、ヒルダさんはまったく気にしなくてもよいのですよね。そうでしょう? 僕、気にしてないんですよ!」
ヒルダには謝るような罪がない。
これがフュンの本音である。
「そ・・・そうですか。では、これからもよろしくお願いしますわ。お友達と言う事で!」
「ええ。ですが、ヒルダさん。それではいけませんよ。ヒルダさんはいつでも自信に溢れていなければ、ヒルダさんではありませんからね」
「そうですか。そうですわよね。おほほほ」
「そうです。良い調子ですよ。いつも通りになってくださいね」
「ええ。わかりましたわ」
明るくなったヒルダと、フュンたちはしばらく会話を楽しんだのであった。
彼女らとは最初の茶会で出会い、貴族集会で親睦を深め、就任パーティーで、ついに友となったのでした。
フュンにとっては、貴重な貴族の友達である。
「まあまあ。楽しく飲んでいきましょうよ! ヒルダさん。サナさん。マルクスさん!」
「そうしましょう」「おう。楽しく飲もうぜ」「俺もいいのかな」
三人とフュンは一緒になってお酒を一口飲む。
談笑を暫し挟み。
フュンが三人に聞く。
「そうだ。そうだ。タイローさんは?」
「さっきまでは一緒だったのですけど。何やら急用ができたらしく、先程出て行きましたわ」
ヒルダが答えて。
「あいつ。最近付き合い悪いからな・・・どこ行ってんだか」
サナが言うと。
「お会いしたかったのに悪い事をしましたと、フュンさんにお伝えくださいって。俺は言われてました。さっきのヒルダのせいで忘れてたわ……あいつ、申し訳ないって、何度も言ってましたよ」
マルクスが説明してくれた。
「そうですか。用事……ですか。それは仕方ありませんね。彼にも何かがあったのでしょう。いや、彼は何かを起こすのでしょうね。やはり・・・彼は・・・残念ですね」
それ以上の言葉は紡がなかったフュン。
急に会場の窓ガラスを見て、物思いにふけった。
◇
『くっ。ここまで、敵と共に侵入し。あちらの姿が全く見えないなんて。この私を超える影移動。敵はどれほどの影の達人なのでしょうか。凄まじいです』
敵の後をつけるナシュアは、地下牢三階まで侵入していた。
相手の気配は6つ。内2つが自分の能力を超える影移動をしている人物である。
姿が見えない。でも靄は見えている。
その気配を追いかけて数分。
背後にいつもの影がやってきた。
「姉御」
「フィックスですか」
「はい」
自分と同じようにフィックスが、物陰に隠れて隣にしゃがみ込んだ。
「ここまで来ても気配だけっすね」
「ええ。そうです。あの影……一体誰が、あのような完璧な気配断ちと影移動を」
「俺の知る限りじゃ、サブロウかミラしか・・・」
「ええ。ですがお二人ともフュン様のパーティーの方にいるのですよね」
「そうっすね。さっきはいましたよ」
フィックスは二人を確認していた。
料理が並べられた机の前で、何を食べるのか悩んでいたミランダと、エリナとザイオンと話しこんでいたサブロウの二人をちらっと見ていたのだ。
「では、やはりあの影移動をしている者は、敵で間違いないのですね!」
「そうなりますよね。あっちの四つは見えてるんすけどね」
フィックスが指さしたのは前方で影移動している四つの影。
敵の姿が見えるということは、自分たちよりも実力のない影であることは確かである。
「そうですね。あちらの四つの影。こちらの影移動を視認できていません」
「え?」
「ええ。あそこの人たちは探知の力が弱いらしいです。私の存在に気付いていません。たぶんあなたの事も見えていないでしょう」
「それは好都合じゃありませんか。ラッキーすね」
「ええ。ですが、あちらの二つの影は、こちらの存在に気付いています」
「げ!?」
別な方向にある気配の二つは、こちらの存在に気付いている。
気付いていてなお、こちらを野放しにしているのが不気味である。
「気付いていながら、ここまで私に何もしてきません。だからここから先、危険な香りがします」
「・・・まずいっすね。それは」
「ええ。この影たちがやることは決まっておりますでしょう。にしても、これは・・・・中に誘われているのかもしれませんね」
「・・・そうっすね。ここは戦う準備だけは念入りにした方がいいっすね。姉御」
「ええ。そうです。フィックス。一つの油断もしないでください。いつものようにお茶らけてはいけませんよ。真剣にいきます」
「わかりました。姉御」
「・・・・・」
姉御とは呼ばれたくない思いがどこかにある。
ナシュアは、慎重にヌロがいる場所まで潜入していくのであった。
「ええ。フュン様。お久しぶりでございますわ」
「ん??? フュン様!?」
ヒルダからの丁寧なあいさつに、こういう場でたじろぐことが少ないフュンが、後ろに後ずさった。
彼女の後ろから、一人足りないがいつものメンバーが現れる。
「おう。久しぶりだな。あんた」
サナはいつも通り。
「おい。やめとけ。フュンさんは辺境伯だぞ。俺たちよりも格が上だ。無礼すぎる!」
だからマルクスは、態度を改めろよと、肘でサナを小突いた。
「え? いやだって、この人はさ。こういう感じが好きなのかと思ったのさ。フランクが好きなんだよ。な!」
「なわけねえだろ。貴族よりも上の人になったんだぞ。馬鹿が。格下が偉そうにすんなよ」
「いやいや、サナさんの言う通りですよ。僕はそっちが好きです。ありがとうサナさん」
馴れ馴れしい態度の方が好き。畏まられて距離が遠くなるのが嫌い。
どれだけ偉くなってもフュンとはそういう人間なのだ。
「ほらな。あんたはそういうと思ったぜ。あんたからはさ。武人の匂いがするからさ。こういう感じがいいんだぜ!」
「僕が武人ですか。嬉しいですね。サナさん、僕って強くなりましたかね!」
「ああ、強い。9くらいはあるんじゃねえのか。だいぶ強くなったよ」
「本当ですか。やりましたね僕。ハハハハ」
10点満点中の9。
あの頃のゼファー並の強さになったらしい。
おそらくは駆け引きが出来る分、今のフュンは子供の頃のゼファーを圧倒するだろう。
「フュン様。今までしでかしてしまった無礼をお許しください」
話に割って入ったヒルダの顔が真剣だった。
「無礼??? ヒルダさんが僕に無礼を働いたことなんて、一回もないんですよ」
「いえ。あなた様を田舎者と罵った事。心から詫びていきたいと思います」
「ああ、それは真実なんですよ。実際に田舎者だったんです。あ、今も田舎者ですよ」
笑顔いっぱいで答えた。そこに嫌味などはない。
だけどヒルダの態度が変わらない。低姿勢を貫く。
「いえ。よくありません。シンドラの姫として。帝国の人質として。ここはしっかり謝らなければなりません。あなたからのお許しをもらわねば……帝国の辺境伯となられた方に失礼を働きすぎました。申し訳ありませんでした」
「んんんん」
『何にも悪くないのに』と思っているフュンは腕を組んで困っていた。
深々と頭を下げたまま、彼女の顔が上がってこない。
これは、許しをもらうまでは、頭を下げ続けるようだぞとフュンは感じた。
「困りましたね……それではですね、一つ条件を加えて、今までの無礼とかいう奴を僕が許しても良いですか」
無礼だと思っていなくとも、ここでそう言っておかないと、この人はいつまでも許しを乞うだろう。
フュンは許すとかもないですけどもと、思いながら言っていた。
「はい。何なりと申し付けください」
困ったことにまだヒルダは、頭を下げたままだった。
「では、ヒルダさん。サナさん。マルクスさん。そして今はいらっしゃらないタイローさん。この四人と僕は友達ってことでお願いします。話し方も前のままで。いつもの感じになってください。僕らはそういう関係がいいんです。この生きにくい帝国の貴族社会の中で。僕にだって友人がいたっていいですよね? 僕は、以前にヒルダさんのお誘いを断ってしまったのが申し訳ないので、それであなたの無礼とやらを打ち消しにしませんか。僕をあなたの仲間に入れてくださいよ。これで後ろめたさはないでしょ。僕があの時は悪かったのです。どうです?」
「そ・・それは・・・」
ヒルダは変わった罰をもらう。
罪はない。
そう言われてもヒルダの心が晴れることはなく、頭を下がたままにしていたのだが、思いもよらない考えの今の言葉で、顔だけは上げてみた。
笑顔のフュンを見上げる。
「はいはい。ヒルダさん。前の事はね。お互いの事として、水に流しましょうよ! というよりもですよ。元々僕が気にしていないので、ヒルダさんはまったく気にしなくてもよいのですよね。そうでしょう? 僕、気にしてないんですよ!」
ヒルダには謝るような罪がない。
これがフュンの本音である。
「そ・・・そうですか。では、これからもよろしくお願いしますわ。お友達と言う事で!」
「ええ。ですが、ヒルダさん。それではいけませんよ。ヒルダさんはいつでも自信に溢れていなければ、ヒルダさんではありませんからね」
「そうですか。そうですわよね。おほほほ」
「そうです。良い調子ですよ。いつも通りになってくださいね」
「ええ。わかりましたわ」
明るくなったヒルダと、フュンたちはしばらく会話を楽しんだのであった。
彼女らとは最初の茶会で出会い、貴族集会で親睦を深め、就任パーティーで、ついに友となったのでした。
フュンにとっては、貴重な貴族の友達である。
「まあまあ。楽しく飲んでいきましょうよ! ヒルダさん。サナさん。マルクスさん!」
「そうしましょう」「おう。楽しく飲もうぜ」「俺もいいのかな」
三人とフュンは一緒になってお酒を一口飲む。
談笑を暫し挟み。
フュンが三人に聞く。
「そうだ。そうだ。タイローさんは?」
「さっきまでは一緒だったのですけど。何やら急用ができたらしく、先程出て行きましたわ」
ヒルダが答えて。
「あいつ。最近付き合い悪いからな・・・どこ行ってんだか」
サナが言うと。
「お会いしたかったのに悪い事をしましたと、フュンさんにお伝えくださいって。俺は言われてました。さっきのヒルダのせいで忘れてたわ……あいつ、申し訳ないって、何度も言ってましたよ」
マルクスが説明してくれた。
「そうですか。用事……ですか。それは仕方ありませんね。彼にも何かがあったのでしょう。いや、彼は何かを起こすのでしょうね。やはり・・・彼は・・・残念ですね」
それ以上の言葉は紡がなかったフュン。
急に会場の窓ガラスを見て、物思いにふけった。
◇
『くっ。ここまで、敵と共に侵入し。あちらの姿が全く見えないなんて。この私を超える影移動。敵はどれほどの影の達人なのでしょうか。凄まじいです』
敵の後をつけるナシュアは、地下牢三階まで侵入していた。
相手の気配は6つ。内2つが自分の能力を超える影移動をしている人物である。
姿が見えない。でも靄は見えている。
その気配を追いかけて数分。
背後にいつもの影がやってきた。
「姉御」
「フィックスですか」
「はい」
自分と同じようにフィックスが、物陰に隠れて隣にしゃがみ込んだ。
「ここまで来ても気配だけっすね」
「ええ。そうです。あの影……一体誰が、あのような完璧な気配断ちと影移動を」
「俺の知る限りじゃ、サブロウかミラしか・・・」
「ええ。ですがお二人ともフュン様のパーティーの方にいるのですよね」
「そうっすね。さっきはいましたよ」
フィックスは二人を確認していた。
料理が並べられた机の前で、何を食べるのか悩んでいたミランダと、エリナとザイオンと話しこんでいたサブロウの二人をちらっと見ていたのだ。
「では、やはりあの影移動をしている者は、敵で間違いないのですね!」
「そうなりますよね。あっちの四つは見えてるんすけどね」
フィックスが指さしたのは前方で影移動している四つの影。
敵の姿が見えるということは、自分たちよりも実力のない影であることは確かである。
「そうですね。あちらの四つの影。こちらの影移動を視認できていません」
「え?」
「ええ。あそこの人たちは探知の力が弱いらしいです。私の存在に気付いていません。たぶんあなたの事も見えていないでしょう」
「それは好都合じゃありませんか。ラッキーすね」
「ええ。ですが、あちらの二つの影は、こちらの存在に気付いています」
「げ!?」
別な方向にある気配の二つは、こちらの存在に気付いている。
気付いていてなお、こちらを野放しにしているのが不気味である。
「気付いていながら、ここまで私に何もしてきません。だからここから先、危険な香りがします」
「・・・まずいっすね。それは」
「ええ。この影たちがやることは決まっておりますでしょう。にしても、これは・・・・中に誘われているのかもしれませんね」
「・・・そうっすね。ここは戦う準備だけは念入りにした方がいいっすね。姉御」
「ええ。そうです。フィックス。一つの油断もしないでください。いつものようにお茶らけてはいけませんよ。真剣にいきます」
「わかりました。姉御」
「・・・・・」
姉御とは呼ばれたくない思いがどこかにある。
ナシュアは、慎重にヌロがいる場所まで潜入していくのであった。
33
お気に入りに追加
455
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
妹だけを可愛がるなら私はいらないでしょう。だから消えます……。何でもねだる妹と溺愛する両親に私は見切りをつける。
しげむろ ゆうき
ファンタジー
誕生日に買ってもらったドレスを欲しがる妹
そんな妹を溺愛する両親は、笑顔であげなさいと言ってくる
もう限界がきた私はあることを決心するのだった
子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります
古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。
一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。
一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。
どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。
※他サイト様でも掲載しております。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる