63 / 346
第一部 人質から始まる物語
第62話 王子はまた気付く
しおりを挟む
「今の状況では、誰が殺していてもおかしくない状況だと思ってます。シンドラかもしれないし、もしかしたら村の中に犯人がいるかもしれません」
「・・・そうだね。でもなぜシーラの村人が、村長を殺す必要があるんだ。さすがにこの現状では村長殺しはおかしいよな。でもシンドラの可能性もまたないに等しい・・・」
「いや、それもまだわかりませんよ。シンドラ側かもしれませんし、シーラ村かもしれません。僕はまだ可能性だけに留めるのがいいと思います。どの可能性もあるという点に留めるのです」
「ああ。俺もそう思うね。どんな可能性もあるしね・・・ただ、俺は嫌な予感がするな。まさか・・・なぁ」
ジークの想定は、フュンの考えよりも重い。
それは、御三家問題までいくかもしれないからだ。
フュンの中では、村と属国の問題であると思うかもしれないが。
ジークの中では、村の支配者であるダーレー家と、シンドラを直属支配する王家のターク家との問題となるのでは?
ダーレー対タークの戦いになるのではないか?
と悪い方向に考えていたのだ。
でも、ここで疑念点がある。
ターク家がこういう罠を仕掛けるとは思えない事だ。
ヌロならば実行するかもしれないが、武人気質のスクナロがこういう細かい罠を仕掛けるとは考えられない。
それと、もしヌロが仕掛けるならば、どこかに穴があるはずなのだ。
巧妙に隠すことなどできない。
あまり頭がよくないあいつに、自分を出し抜けるとは考えられないのだ。
だからこの事故には裏があるとジークは思っていた。
フュンとしては事件を解決したいなくらいの軽い気持ちでも、ジークにとっては御三家問題として戦う事になる重要案件になったのだ。
まさか。ここまで根深い問題になるとは考えていなかった。
事故をどう処理するのかの問題じゃなくなった。
「まあ、手をこまねいていても、しょうがない。とりあえず行ってみようか」
「え?どこへです?」
「村役場の会議場だよ。話し合いをここ数日は続けているらしいんだ。俺たちもいって、話し合いに参加した方が良さそうだ。向こうの出方がどうなるか分からないから警戒は忘れずにね。皆、血気盛んになってるからね。フュン君」
「わかりました。いってみましょう」
フュンの返事の後、ジークは別な方を見た。
「それじゃあ、アイネ君はそばにいない方がいいから、サイラス!」
サイラスが影から出てきて、すぐに跪く。
「ジーク様。なんでしょうか」
「アイネ君を守ってくれ。今から何が起こるか分からないから、村にいる間、彼女を死守だ。いいな。俺はフュン君を守るから、お前はアイネ君の護衛だ」
「はい。承知しました」
「ああ。頼んだぞ」
サイラスはまた影に消えた。
◇
村の集会所に人が集まっていた。
穏健派30名に対して、武装蜂起派20名。
中央に線を引いたようにパッキリと別れて立つ。
「いい加減にしろ、ふざけるなバッカス! 武器を置け。落ち着くんだ」
「うるさい。ハーベント。お前は悔しくないのか。村長は殺されたんだ」
二人の男が言い争う。
「殺されたかどうかは分からないだろう。事故だって先方は言っていたんだ」
「お前は馬鹿か。向こうの言い訳に決まっている。殺したんだよ。村長が取引の価格交渉になかなか応じないからさ」
「だから、そんな事で殺すと思うか。短絡的過ぎるぞ。バッカス」
ハーベントたち穏健派は農具を持って話し合いをしている。
それに対して、バッカスたち武装蜂起派は武器を持っていた。
どこから買い付けてきたのかは分からないが、各々が武器を所持していて、鞘から剣を取り出して穏健派たちに刃先を向けていた。
一触即発の状況である。
「そうだぞ。冷静になりたまえ。君たち」
そこにジークが現れる。
フュンと共に中央に立った。
武器を持つ武装蜂起派の前にジークが出ている形である。
いざという時はこの村人たちを斬るつもりだ。
「お前は・・・いや、あなた様はジーク様では」
「お! ハーベントか。よかったぜ。お前は説得してくれる方だったか」
「はい。こいつらが言う事を聞かなくて困っていました」
「なんだと!? お前の方が」
「待て待て、話し合いをしているんだ。喧嘩腰にならないでくれ」
ジークにそう言われたら、バッカスも下がらざるを得ない。
「バッカス。それで下がってもいいのか。お前は見せつけてやるんじゃなかったのか?」
バッカスの隣にいる男性が言った。
「答えを急ぐな。待てよ。ジャッカル。俺はまだ諦めてねえ」
との小さな声でのやり取りをフュンは聞き逃していなかった。
彼の五感は発達している。
ちょっとの声くらいでは、耳を澄ませば聞こえるのだ。
「それで、武装蜂起は諦めてくれないのか。えっと、君は誰だ。あまり見かけないな」
「俺は、バッカスだ」
「酪農のカスランの息子です。最近継いだのでジーク様はご存じないのです」
後ろからハーベントが説明を加えてくれた。
「そうか。それで息巻いているのか。価格を交渉されちゃ困るものな。酪農は特にな」
ジークが答えた。
「そうだ。村長は価格を下げるのに反対してくれていたんだ。シンドラは安値で買おうとしていて、村長がいつもその交渉を突っぱねてくれたから、価格が据え置きだったんだよ。だから殺されたんだ。村長が邪魔だからな。そんでひ弱なハーベントみたいなのと交渉するつもりだったんだろ。向こうはさ」
「バッカス! 誰が、ひ弱だと。俺だって、価格交渉は反対だ。これ以上安くするつもりはない」
「だったら、なんで武装蜂起して反対しないんだよ。向こうの商会どもが来た時には武器で倒すんだよ。これ以上くんなよってな!」
「そんなことして、何になるんだ。戦争でも起こす気か。こんな小さな村が!」
「構わない。気概を見せるんだ。気概を!」
話の方向が少しばかり戦闘寄りだと感じるフュンが、この場で一言も話さないのはこの場の全員を観察しているからだ。
一人一人の目を見て、心を探っている。
大体の人が、自分の思想が正しいと思っているくらいに真っ直ぐな心だ。
自分の意志を信じている人たちである。
だが、この中で心が見えないのが二人。
それがバッカスとジャッカルだ。
特にジャッカル。
バッカスの方は五月蠅いという印象止まりだが、ジャッカルから感じる雰囲気が怪しい。
フュンは彼の方を警戒していた。
「何の気概かな。戦うってことかい」
ジークが交渉を始める。
「あ。当たり前です。俺たちは絶対にシンドラなんかには負けない」
「まあ。それは当たり前だね。誰だって負けたくはない」
「そうでしょう。ジーク様。ジーク様も戦いましょう」
「うん。何と戦うのかな?」
「え。それは、シンドラですよ。シンドラ。あいつらの好き勝手にはさせませんよ。属国如きに」
「属国如き? それはないでしょ」
「え・・・」
「属国は如きじゃない。帝国の一部だ。貴重な仲間となってくれる人たちのことを言うんだよ」
「し、信じられない。ジーク様がそんなことを言うなんて。だってあいつら、好き勝手のさばるつもりだから、俺たちの事を馬鹿にしてるんだ」
「馬鹿にしてる? それはどこで感じるんだい?」
「それは、強引に価格を交渉しようとしてるからですよ!」
「だったらなんで、村長は招待されたのかな?」
「え。はい?」
ジークの舌戦は穏やかだった。
自分の立場が立場だけに、村人には優しめでの話し方である。
これがヌロならばもっと嫌味たらしく攻めるはずだ。
「シンドラは、シーラ村との価格交渉をずっと続けるのではなく。彼ら一家をね。一度シンドラに招待して懇談会を開こうとしたんだよ。だから、これのどこが、村の事を軽視しているように思えるのかい?」
「そ・・・それは」
「人となりから交渉をしようとするシンドラはさ。俺は誠実だと思うんだよね。それに・・・今回、村長一家。彼らだけじゃなくて、あっちの商会の男性も一人。亡くなっているんだよ。もし、君たちの言う通りに事故じゃなくて事件であるならば、彼は亡くならないと思うんだよね」
それはフュンも思っていた事だ。
殺人事件として村長一家を狙っていたのであれば、一家以外の人物が亡くなるのは少々おかしい。
そして、こちらの名産品で、事件が起きている疑いもおかしい。
この二点が謎であるのだ。
「そ・・・そんなことは」
「いいのか。バッカス。言い負かされていても。戦う意思を捨てる気か」
バッカスの隣にいるジャッカルが耳元で語りかけている。
「俺は戦うんだ。何が何でも。いくんだぁ。みんな!!! 俺たちは立ち上がるんだ!!!」
叫び出したその時。
フュンが前に出た。
「少し待ってください。僕の話を聞いてもらえませんか」
フュンはまた何かに気付いていたのである。
戦いはジークからフュンに変わるのだった。
「・・・そうだね。でもなぜシーラの村人が、村長を殺す必要があるんだ。さすがにこの現状では村長殺しはおかしいよな。でもシンドラの可能性もまたないに等しい・・・」
「いや、それもまだわかりませんよ。シンドラ側かもしれませんし、シーラ村かもしれません。僕はまだ可能性だけに留めるのがいいと思います。どの可能性もあるという点に留めるのです」
「ああ。俺もそう思うね。どんな可能性もあるしね・・・ただ、俺は嫌な予感がするな。まさか・・・なぁ」
ジークの想定は、フュンの考えよりも重い。
それは、御三家問題までいくかもしれないからだ。
フュンの中では、村と属国の問題であると思うかもしれないが。
ジークの中では、村の支配者であるダーレー家と、シンドラを直属支配する王家のターク家との問題となるのでは?
ダーレー対タークの戦いになるのではないか?
と悪い方向に考えていたのだ。
でも、ここで疑念点がある。
ターク家がこういう罠を仕掛けるとは思えない事だ。
ヌロならば実行するかもしれないが、武人気質のスクナロがこういう細かい罠を仕掛けるとは考えられない。
それと、もしヌロが仕掛けるならば、どこかに穴があるはずなのだ。
巧妙に隠すことなどできない。
あまり頭がよくないあいつに、自分を出し抜けるとは考えられないのだ。
だからこの事故には裏があるとジークは思っていた。
フュンとしては事件を解決したいなくらいの軽い気持ちでも、ジークにとっては御三家問題として戦う事になる重要案件になったのだ。
まさか。ここまで根深い問題になるとは考えていなかった。
事故をどう処理するのかの問題じゃなくなった。
「まあ、手をこまねいていても、しょうがない。とりあえず行ってみようか」
「え?どこへです?」
「村役場の会議場だよ。話し合いをここ数日は続けているらしいんだ。俺たちもいって、話し合いに参加した方が良さそうだ。向こうの出方がどうなるか分からないから警戒は忘れずにね。皆、血気盛んになってるからね。フュン君」
「わかりました。いってみましょう」
フュンの返事の後、ジークは別な方を見た。
「それじゃあ、アイネ君はそばにいない方がいいから、サイラス!」
サイラスが影から出てきて、すぐに跪く。
「ジーク様。なんでしょうか」
「アイネ君を守ってくれ。今から何が起こるか分からないから、村にいる間、彼女を死守だ。いいな。俺はフュン君を守るから、お前はアイネ君の護衛だ」
「はい。承知しました」
「ああ。頼んだぞ」
サイラスはまた影に消えた。
◇
村の集会所に人が集まっていた。
穏健派30名に対して、武装蜂起派20名。
中央に線を引いたようにパッキリと別れて立つ。
「いい加減にしろ、ふざけるなバッカス! 武器を置け。落ち着くんだ」
「うるさい。ハーベント。お前は悔しくないのか。村長は殺されたんだ」
二人の男が言い争う。
「殺されたかどうかは分からないだろう。事故だって先方は言っていたんだ」
「お前は馬鹿か。向こうの言い訳に決まっている。殺したんだよ。村長が取引の価格交渉になかなか応じないからさ」
「だから、そんな事で殺すと思うか。短絡的過ぎるぞ。バッカス」
ハーベントたち穏健派は農具を持って話し合いをしている。
それに対して、バッカスたち武装蜂起派は武器を持っていた。
どこから買い付けてきたのかは分からないが、各々が武器を所持していて、鞘から剣を取り出して穏健派たちに刃先を向けていた。
一触即発の状況である。
「そうだぞ。冷静になりたまえ。君たち」
そこにジークが現れる。
フュンと共に中央に立った。
武器を持つ武装蜂起派の前にジークが出ている形である。
いざという時はこの村人たちを斬るつもりだ。
「お前は・・・いや、あなた様はジーク様では」
「お! ハーベントか。よかったぜ。お前は説得してくれる方だったか」
「はい。こいつらが言う事を聞かなくて困っていました」
「なんだと!? お前の方が」
「待て待て、話し合いをしているんだ。喧嘩腰にならないでくれ」
ジークにそう言われたら、バッカスも下がらざるを得ない。
「バッカス。それで下がってもいいのか。お前は見せつけてやるんじゃなかったのか?」
バッカスの隣にいる男性が言った。
「答えを急ぐな。待てよ。ジャッカル。俺はまだ諦めてねえ」
との小さな声でのやり取りをフュンは聞き逃していなかった。
彼の五感は発達している。
ちょっとの声くらいでは、耳を澄ませば聞こえるのだ。
「それで、武装蜂起は諦めてくれないのか。えっと、君は誰だ。あまり見かけないな」
「俺は、バッカスだ」
「酪農のカスランの息子です。最近継いだのでジーク様はご存じないのです」
後ろからハーベントが説明を加えてくれた。
「そうか。それで息巻いているのか。価格を交渉されちゃ困るものな。酪農は特にな」
ジークが答えた。
「そうだ。村長は価格を下げるのに反対してくれていたんだ。シンドラは安値で買おうとしていて、村長がいつもその交渉を突っぱねてくれたから、価格が据え置きだったんだよ。だから殺されたんだ。村長が邪魔だからな。そんでひ弱なハーベントみたいなのと交渉するつもりだったんだろ。向こうはさ」
「バッカス! 誰が、ひ弱だと。俺だって、価格交渉は反対だ。これ以上安くするつもりはない」
「だったら、なんで武装蜂起して反対しないんだよ。向こうの商会どもが来た時には武器で倒すんだよ。これ以上くんなよってな!」
「そんなことして、何になるんだ。戦争でも起こす気か。こんな小さな村が!」
「構わない。気概を見せるんだ。気概を!」
話の方向が少しばかり戦闘寄りだと感じるフュンが、この場で一言も話さないのはこの場の全員を観察しているからだ。
一人一人の目を見て、心を探っている。
大体の人が、自分の思想が正しいと思っているくらいに真っ直ぐな心だ。
自分の意志を信じている人たちである。
だが、この中で心が見えないのが二人。
それがバッカスとジャッカルだ。
特にジャッカル。
バッカスの方は五月蠅いという印象止まりだが、ジャッカルから感じる雰囲気が怪しい。
フュンは彼の方を警戒していた。
「何の気概かな。戦うってことかい」
ジークが交渉を始める。
「あ。当たり前です。俺たちは絶対にシンドラなんかには負けない」
「まあ。それは当たり前だね。誰だって負けたくはない」
「そうでしょう。ジーク様。ジーク様も戦いましょう」
「うん。何と戦うのかな?」
「え。それは、シンドラですよ。シンドラ。あいつらの好き勝手にはさせませんよ。属国如きに」
「属国如き? それはないでしょ」
「え・・・」
「属国は如きじゃない。帝国の一部だ。貴重な仲間となってくれる人たちのことを言うんだよ」
「し、信じられない。ジーク様がそんなことを言うなんて。だってあいつら、好き勝手のさばるつもりだから、俺たちの事を馬鹿にしてるんだ」
「馬鹿にしてる? それはどこで感じるんだい?」
「それは、強引に価格を交渉しようとしてるからですよ!」
「だったらなんで、村長は招待されたのかな?」
「え。はい?」
ジークの舌戦は穏やかだった。
自分の立場が立場だけに、村人には優しめでの話し方である。
これがヌロならばもっと嫌味たらしく攻めるはずだ。
「シンドラは、シーラ村との価格交渉をずっと続けるのではなく。彼ら一家をね。一度シンドラに招待して懇談会を開こうとしたんだよ。だから、これのどこが、村の事を軽視しているように思えるのかい?」
「そ・・・それは」
「人となりから交渉をしようとするシンドラはさ。俺は誠実だと思うんだよね。それに・・・今回、村長一家。彼らだけじゃなくて、あっちの商会の男性も一人。亡くなっているんだよ。もし、君たちの言う通りに事故じゃなくて事件であるならば、彼は亡くならないと思うんだよね」
それはフュンも思っていた事だ。
殺人事件として村長一家を狙っていたのであれば、一家以外の人物が亡くなるのは少々おかしい。
そして、こちらの名産品で、事件が起きている疑いもおかしい。
この二点が謎であるのだ。
「そ・・・そんなことは」
「いいのか。バッカス。言い負かされていても。戦う意思を捨てる気か」
バッカスの隣にいるジャッカルが耳元で語りかけている。
「俺は戦うんだ。何が何でも。いくんだぁ。みんな!!! 俺たちは立ち上がるんだ!!!」
叫び出したその時。
フュンが前に出た。
「少し待ってください。僕の話を聞いてもらえませんか」
フュンはまた何かに気付いていたのである。
戦いはジークからフュンに変わるのだった。
42
お気に入りに追加
457
あなたにおすすめの小説
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
授かったスキルが【草】だったので家を勘当されたから悲しくてスキルに不満をぶつけたら国に恐怖が訪れて草
ラララキヲ
ファンタジー
(※[両性向け]と言いたい...)
10歳のグランは家族の見守る中でスキル鑑定を行った。グランのスキルは【草】。草一本だけを生やすスキルに親は失望しグランの為だと言ってグランを捨てた。
親を恨んだグランはどこにもぶつける事の出来ない気持ちを全て自分のスキルにぶつけた。
同時刻、グランを捨てた家族の居る王都では『謎の笑い声』が響き渡った。その笑い声に人々は恐怖し、グランを捨てた家族は……──
※確認していないので二番煎じだったらごめんなさい。急に思いついたので書きました!
※「妻」に対する暴言があります。嫌な方は御注意下さい※
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
貧乏男爵家の四男に転生したが、奴隷として売られてしまった
竹桜
ファンタジー
林業に従事していた主人公は倒木に押し潰されて死んでしまった。
死んだ筈の主人公は異世界に転生したのだ。
貧乏男爵四男に。
転生したのは良いが、奴隷商に売れてしまう。
そんな主人公は何気ない斧を持ち、異世界を生き抜く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる