気がついたら、世界最強戦力になってました。～天才(天災？)の異世界英雄譚～

序章

だze

「大丈夫？アティス」
目を開けると心配そうな顔をする母様の顔がうつる。
「うん、大丈夫」
僕は咄嗟に答える。
けど、母様は心配そうな顔をしたまま。
「やっぱり、怪我が完治してないのに連れ出したのが悪かったんだわ」
ん？
おかしいぞ。
母様の顔から何かゲームのステータスみたいなのが出てる。
うんうん。
錯覚だな。
きっと疲れてるんだ。
『あ、あー。聞こえますかー』
次は幻聴か。大分疲れてるな。
今日は早く寝よう。
『幻聴じゃないですよ～。アースですよぉー』
うぇ！？
これがアースと話す能力か。
うーん、絶妙に必要だから突っ込めないのイラつく。
『理不尽過ぎません？』
あぁ、そうだ。
聞こえてるんだった。
で、なんの用？
『はい、今回付けさせて貰った特典の説明ですね。まず1つ目！誰でもその人のステータスが見られる能力。アプレイザルです！』
おぉ～。能力っぽいの来たー。
しかも誰でもって大分チートだな。 
なになに、母様のステータスは？
《アリシア・ホークロイド》
Lv.300
～省略～

うーん、強いな
普通レベルって30位で上がらなくなってくるからなぁ。
まぁ母様は昔冒険者してて、そこで父様に見初められたらしい。
うーん、納得できるような‥‥‥‥
『アティス様～。見終わりましたか？』
おぉ、そうだった。
危なく記憶から消すところだったze