もったいない! ~ある日ゲイの霊に憑かれたら、クラスの物静かな男子がキラキラして見えるようになりました~

 界隈でちょっとした心霊スポットとして知られる古びたアパートの撤去工事の日。通学中にその前を通りかかった高校二年生の陽葵(ひまり)は、その日を境に何故か同級生の喜多川がキラキラ輝いて見えるようになってしまう。その原因は、アパートに地縛霊として居着いていたゲイのノラオが陽葵に取り憑いたせいだった!

 それまで同じクラスながら接点のなかった陽キャの陽葵と陰キャの喜多川は、ノラオに振り回されて急接近! 控え目だけどしっかりしている喜多川に、陽葵はノラオリンクも相まってキュンキュンしっ放し! 喜多川は喜多川で、陽葵の身体で距離感ゼロのノラオと、自分の気持ちに正直で明るい陽葵本人にドギマギさせられっ放しで―――!?

 霊感を持たない普通の高校生二人が、野良猫気質のこじらせ幽霊を成仏させるべく奔走する、青春ラブコメディ。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,051 位 / 192,051件 恋愛 57,183 位 / 57,183件

あなたにおすすめの小説

きっと日本で1番長いラブレターを君に送る

米屋 四季
恋愛
 18歳の秋。『私のことを小説に書いてよ』――というクラスメイトの女の子の一言で僕の平穏な日常は終わりを告げた。  『夕』という名前を体現しているかのように暗くて静かな僕は、『旭』という名前を体現しているかのような明るく騒がしい彼女にずっと振り回されながらも、彼女との思い出を小説に綴っていく。  日陰者の僕と人気者の彼女。  何の取り柄もない僕と数々の写真コンテストで賞をとっている彼女。  趣味で小説を書いているだけの僕と写真家という夢を追いかける彼女。  何もかもが違う僕たちは共に時間を過ごしていく中で、共感出来るものを見つけ、互いを理解し合い、僕たちの仲は親密になっていった。  少なくとも、僕はそう感じていた。  でも、彼女は僕にとある秘密を隠していて――  これからこの小説を読むあなたに先に忠告しておく。  この小説を読み終わった後、きっとあなたは「なんだこれ?」と苦笑するだろう。  だって元々この小説は、たった1人に読ませる為だけに書かれたものなのだから。

人違いラブレターに慣れていたので今回の手紙もスルーしたら、片思いしていた男の子に告白されました。この手紙が、間違いじゃないって本当ですか?

石河 翠
恋愛
クラス内に「ワタナベ」がふたりいるため、「可愛いほうのワタナベさん」宛のラブレターをしょっちゅう受け取ってしまう「そうじゃないほうのワタナベさん」こと主人公の「わたし」。 ある日「わたし」は下駄箱で、万年筆で丁寧に宛名を書いたラブレターを見つける。またかとがっかりした「わたし」は、その手紙をもうひとりの「ワタナベ」の下駄箱へ入れる。 ところが、その話を聞いた隣のクラスのサイトウくんは、「わたし」が驚くほど動揺してしまう。 実はその手紙は本当に彼女宛だったことが判明する。そしてその手紙を書いた「地味なほうのサイトウくん」にも大きな秘密があって……。 「真面目」以外にとりえがないと思っている「わたし」と、そんな彼女を見守るサイトウくんの少女マンガのような恋のおはなし。 小説家になろう及びエブリスタにも投稿しています。 扉絵は汐の音さまに描いていただきました。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

お酒の力を借りまして~隠れイケメン陰キャの俺がお酒の力を借り、大学一の美人な酒豪彼女が出来ました~

小鳥遊
恋愛
「ね、根明 陽華(はるか)さん! す、好きでした! お、俺と付き合ってください……!」 「……ごめんなさい。私今好きな人がいるので……それに貴方誰ですか……?」 「……っえ⁉︎」 ────誰かが言った。この恋は甘くなるはずだった。 根暗 陰雄は大学の入学式の日、一人の女性を助けた。と言うのも、駅に来るまでの道中財布を落とした。このままでは入学式に遅れちゃう。と泣く同い年の女性。根明 陽華を。 まあ、2度と会わないだろう。と思っていた陰雄だったが、陽華はまさかの同じ大学の新入生だった。 陰キャを極めている陰雄は、朝の事をお礼を言いにきた陽華につい、言ってしまう。 「……誰ですか?」 そっけなく突っ放したのにも理由はあるみたいで…… 可愛い幼馴染も、陰雄に絡んできたり? それに負けじと陽華は、積極的にアプローチしたり? お酒の力を借り告白をして振られた陰雄が、すれ違いながらもお互いに距離が近づいていく。 そんな両片思いな二人が、お酒を飲みながらお互いの愛に気づいていく物語である。 この作品は「小説家になろう様」「カクヨム様」にも別名義にて連載中です。

【連載中】ラストサマーメモリー

綴子
BL
一年前の夏休みに亡くなった恋人・水野 要と交わした約束を思い出していた望は、明日から始まる夏休みを素直に喜ぶことはできなかった。暗澹とした気持ちで帰り支度をしていると、隣の席であるものの今まで全く話したことの無い柳川から話しかけられた。彼は困惑する望に断る隙も与えないまま、一方的に夏休み中に遊ぶ約束を取り付けた。 陽キャと陰キャが織り成す少し不思議な青春BL――。 pixivに同タイトルの作品がありますが、手直しして内容に変更があります。 表紙:簡単表紙メーカー

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

500文字恋愛小説【SS集】

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
1ページ完結、掌編恋愛集。 1話の文量は500文字のみ。 (改行含まず) 1話は極短です。 1日1話更新、365話完結予定。 とはいえ、1話完結方式ですので、どこから読んでいただいてもOK。 好きなお話を見つけてください。 暇つぶしにどうぞ。 ※本作品は過去に書いた作品の転載+書き下ろしです。