28 / 33
第二十七章
しおりを挟む京都刑務所を出所した私は、武庫之荘にマンションを見つけて、そこで生活を始めた。
ヘルパーさんが見つかるまでの間は、誠が私の身の回りの世話をしてくれていた。
誠はテキ屋をしているので、わりと自由がきくようだった。
年が明けた頃、、、
近所にある、介護センターブライトンから管理者が面談に来てくれた。
「ブライトンで管理者をしてます、、、」
彼女は、名刺を差し出してきた。
「手帳です」
私は、身体障害者手帳と障害者福祉サービス受給証を彼女に手渡した。
「拝見させてもらいます」
彼女は、私の身体障害者手帳を、暫くの間、食い入るように見ていた。
何の言葉もないまま、どれぐらいたっただろうか?
「もしかして、小田北のリュウジ君ですか、、、?」
「えっ?」
「あたしの事、覚えてませんか、、、?」
「、、、、、」
そう言われて、暫く、記憶を探ってはみたんだけれど、彼女の顔にも、名刺に記載されている名前にも、私は全く覚えがなかった。
「大庄の奈津代ですけど、判りませんか、、、?」
「、、、、、」
そう言われて、努力はしてみたけれど、どうしても思い出せなかった。
彼女の話では、久々知のアパートに遊びに来ていたそうなのだが、その話を聞いても、彼女の事を思い出す事は出来なかった。
私は何となくごまかして、彼女には帰ってもらった。
その日の夜に、彼女から電話がかかってきた。
「リュウジ君」
「はい」
「プライベートで会ってくれへん?」
「、、、、、」
私は彼女に対して、何の感情も抱いてはいなかった。
だけど、特に断る理由も見付からなかった。
次の休日に約束をして電話を切った。
約束の時間にインターホンが鳴った。
「開いてんで」
玄関を開けて入って来たのは、彼女ではなく、座敷わらしのような可愛い子供だった。
その小さな子供は、てくてくと私のそばまで歩いて来た。
「はい、これ~」
小さな子供は、笑いながら私に珈琲を差し出してきた。
「お名前は~?」
「レオ~」
「ありがとうレオ、いただくわなぁ~」
私は、レオから珈琲を受け取った。
「この子な、生まれた時、八百グラムしかなかってん、、、」
「、、、、、」
「父親にも、父親の家族からも、気持ち悪いって言われて、、、」
「、、、、、」
私は、レオの事が可愛くてたまらなくなった。
その後、レオの口から一緒に暮らして欲しいと言われた時、私は笑って応えていた。
不思議なもので、彼女に対しては何の感情も抱いてはいなかったのに、可愛い子供がいるだけで一緒にいる事が出来た。
五月の始め、家族が一人増えた。
赤ちゃんが出来たとか、そういう事ではない。
淡路島に捨てられていたという子犬を、もらい受けたのだ。
生後一ヶ月もたっていない、やっと目が見え始めたぐらいの小さな子犬だった。
私は、子犬に五右衛門と命名したんだけれど、彼女から猛反対された。
子犬は女の子だから、プリンだと譲らなかった。
でも、彼女がその名前で呼ばれる事は一度もなかった。
私がぷぅと呼び続けていたので、いつの間にか彼女の名前はぷぅになっていた。
一緒に暮らしてから判った事があった。
猜疑心が強いのか、、、
彼女は、私が眠っている間に私の携帯電話を見ていた。
そして、アドレス帳に知らない名前を見つけると、やはり私が眠っている間に電話をかけるといった行為を繰り返していたようだった。
彼女は、普段は明るい感じなんだけれど、急にわめき散らして暴れ出す事があった。
理由も何もないのに、突然わめき散らして暴れ出す。
そして、家具等を無茶苦茶にしてしまう。
レオの事を殴ったり、手におえる状態じゃなくなってしまう。
私自身も、これまでに聞いた事もないような汚い言葉で罵られる事があった。
「あんたの事縛って、あんたの目の前で、あんたの親と子供じわじわ苦しめてなぶり殺しにしたる」
そう言われた時には少しぞっとした。
ただ、暴れたあとは必ず極端に大人しくなっていた。
そして、そういった事は結構な頻度で繰り返されていた。
彼女自身、自分が子供を虐待している事は認識していたみたいで、自分から児童相談所に電話した事もあるようだった。
ただ困った事に、彼女は日常的に詐欺まがいのような事をしていた。
何度、やめるように言っても、彼女が耳を貸してくれる事はなかった。
それが原因で、彼女と口論になる事があったんだけれど、私と口論になったあと、彼女の矛先は必ずレオに向いていた。
それを止めたりすれば、かえって暴力が酷くなるばかりだった。
私は、彼女に対しては何の感情も抱いてはいなかったんだけれど、レオとぷぅの事は可愛くてたまらなかった。
それでも、これ以上私が一緒にいるのは、レオにとってもよくないと思えた。
「レオ捨てて、二人でどっか行こう」
ある日、彼女が口にした。
それまでは、彼女に対して何の感情も抱いてはいなかったのに、その言葉を聞いた途端、激しい嫌悪感を覚えた。
それからは彼女とは距離を取って、レオとぷぅの様子だけ見ようと考えた。
レオとぷぅと離れる事はとても辛かったけれど、私は潮江にある車椅子対応の障害者住宅に引っ越した。
別居を始めてから、彼女の妊娠が判った。
赤ちゃんが生まれたら私が引き取って、レオとぷぅの様子を見ながら育てていくつもりでいたんだけれど、、、
平成二十六年十二月
赤ちゃんが悲しい事になってしまった、、、
私は彼女に、姫乃という名前をつけて、ずっとお参りを続けている、、、
年が明けた頃、彼女のお姉さんから電話があった。
「リュウちゃん」
「はい」
「あの子の事やねんけどな、、、」
「はい」
「あの子、病気なってん、、、」
「、、、、、」
「声がな、、、」
お姉さんの話では、彼女は失語症になって、ずっと自宅に引きこもっているという事だった。
私は、レオとぷぅの事が心配でならなかった。
何度か、レオとぷぅの食事を届けに行きはしたんだけれど、いつも玄関のドアにぶら下げて帰るだけだった。
私が玄関の前に来ると、ぷぅはすぐに気付いて駆け寄ってくる。
「クゥ~ン」
「クゥ~ン」
鼻を鳴らしながら、玄関の向こうをカリカリ引っ掻いているのが聞こえていた。
かと思えば、ぷぅの声が遠ざかっていく。
奥に引きずられていく様子が見えるようだった。
遠ざかっていくぷぅの声に胸をかきむしられるような思いがしていた。
五月のレオの誕生日、、、
レオが欲しがっていたラジコンを、誠に手伝ってもらって運んできた。
出会った時はまだ保育園だったのに、レオも今日で九歳になった。
「なんなんよ~」
インターホンを押しかけた時、中から声が聞こえてきた。
失語症の筈の彼女の声だった。
知らない男の声も聞こえてきていた。
不思議と怒りも何も感じなかった。
それどころか、何故か私は、ほっとしたような感覚になっていた。
私は膝の上のラジコンを、玄関前にそっと置いて、誠を振り返った。
「行こか」
「ええの?」
「おう」
「判った」
私達は車に戻った。
「銭湯でも行く?」
「ええなぁ~」
誠は、静かに車を出してくれた。
「飲む?」
「、、、、、」
差し出された缶ジュースは、午後の紅茶ミルクティーではなかったけれど、少しハゲてきた誠の顔は、優しく微笑んでくれていた。
ヘルパーさんが見つかるまでの間は、誠が私の身の回りの世話をしてくれていた。
誠はテキ屋をしているので、わりと自由がきくようだった。
年が明けた頃、、、
近所にある、介護センターブライトンから管理者が面談に来てくれた。
「ブライトンで管理者をしてます、、、」
彼女は、名刺を差し出してきた。
「手帳です」
私は、身体障害者手帳と障害者福祉サービス受給証を彼女に手渡した。
「拝見させてもらいます」
彼女は、私の身体障害者手帳を、暫くの間、食い入るように見ていた。
何の言葉もないまま、どれぐらいたっただろうか?
「もしかして、小田北のリュウジ君ですか、、、?」
「えっ?」
「あたしの事、覚えてませんか、、、?」
「、、、、、」
そう言われて、暫く、記憶を探ってはみたんだけれど、彼女の顔にも、名刺に記載されている名前にも、私は全く覚えがなかった。
「大庄の奈津代ですけど、判りませんか、、、?」
「、、、、、」
そう言われて、努力はしてみたけれど、どうしても思い出せなかった。
彼女の話では、久々知のアパートに遊びに来ていたそうなのだが、その話を聞いても、彼女の事を思い出す事は出来なかった。
私は何となくごまかして、彼女には帰ってもらった。
その日の夜に、彼女から電話がかかってきた。
「リュウジ君」
「はい」
「プライベートで会ってくれへん?」
「、、、、、」
私は彼女に対して、何の感情も抱いてはいなかった。
だけど、特に断る理由も見付からなかった。
次の休日に約束をして電話を切った。
約束の時間にインターホンが鳴った。
「開いてんで」
玄関を開けて入って来たのは、彼女ではなく、座敷わらしのような可愛い子供だった。
その小さな子供は、てくてくと私のそばまで歩いて来た。
「はい、これ~」
小さな子供は、笑いながら私に珈琲を差し出してきた。
「お名前は~?」
「レオ~」
「ありがとうレオ、いただくわなぁ~」
私は、レオから珈琲を受け取った。
「この子な、生まれた時、八百グラムしかなかってん、、、」
「、、、、、」
「父親にも、父親の家族からも、気持ち悪いって言われて、、、」
「、、、、、」
私は、レオの事が可愛くてたまらなくなった。
その後、レオの口から一緒に暮らして欲しいと言われた時、私は笑って応えていた。
不思議なもので、彼女に対しては何の感情も抱いてはいなかったのに、可愛い子供がいるだけで一緒にいる事が出来た。
五月の始め、家族が一人増えた。
赤ちゃんが出来たとか、そういう事ではない。
淡路島に捨てられていたという子犬を、もらい受けたのだ。
生後一ヶ月もたっていない、やっと目が見え始めたぐらいの小さな子犬だった。
私は、子犬に五右衛門と命名したんだけれど、彼女から猛反対された。
子犬は女の子だから、プリンだと譲らなかった。
でも、彼女がその名前で呼ばれる事は一度もなかった。
私がぷぅと呼び続けていたので、いつの間にか彼女の名前はぷぅになっていた。
一緒に暮らしてから判った事があった。
猜疑心が強いのか、、、
彼女は、私が眠っている間に私の携帯電話を見ていた。
そして、アドレス帳に知らない名前を見つけると、やはり私が眠っている間に電話をかけるといった行為を繰り返していたようだった。
彼女は、普段は明るい感じなんだけれど、急にわめき散らして暴れ出す事があった。
理由も何もないのに、突然わめき散らして暴れ出す。
そして、家具等を無茶苦茶にしてしまう。
レオの事を殴ったり、手におえる状態じゃなくなってしまう。
私自身も、これまでに聞いた事もないような汚い言葉で罵られる事があった。
「あんたの事縛って、あんたの目の前で、あんたの親と子供じわじわ苦しめてなぶり殺しにしたる」
そう言われた時には少しぞっとした。
ただ、暴れたあとは必ず極端に大人しくなっていた。
そして、そういった事は結構な頻度で繰り返されていた。
彼女自身、自分が子供を虐待している事は認識していたみたいで、自分から児童相談所に電話した事もあるようだった。
ただ困った事に、彼女は日常的に詐欺まがいのような事をしていた。
何度、やめるように言っても、彼女が耳を貸してくれる事はなかった。
それが原因で、彼女と口論になる事があったんだけれど、私と口論になったあと、彼女の矛先は必ずレオに向いていた。
それを止めたりすれば、かえって暴力が酷くなるばかりだった。
私は、彼女に対しては何の感情も抱いてはいなかったんだけれど、レオとぷぅの事は可愛くてたまらなかった。
それでも、これ以上私が一緒にいるのは、レオにとってもよくないと思えた。
「レオ捨てて、二人でどっか行こう」
ある日、彼女が口にした。
それまでは、彼女に対して何の感情も抱いてはいなかったのに、その言葉を聞いた途端、激しい嫌悪感を覚えた。
それからは彼女とは距離を取って、レオとぷぅの様子だけ見ようと考えた。
レオとぷぅと離れる事はとても辛かったけれど、私は潮江にある車椅子対応の障害者住宅に引っ越した。
別居を始めてから、彼女の妊娠が判った。
赤ちゃんが生まれたら私が引き取って、レオとぷぅの様子を見ながら育てていくつもりでいたんだけれど、、、
平成二十六年十二月
赤ちゃんが悲しい事になってしまった、、、
私は彼女に、姫乃という名前をつけて、ずっとお参りを続けている、、、
年が明けた頃、彼女のお姉さんから電話があった。
「リュウちゃん」
「はい」
「あの子の事やねんけどな、、、」
「はい」
「あの子、病気なってん、、、」
「、、、、、」
「声がな、、、」
お姉さんの話では、彼女は失語症になって、ずっと自宅に引きこもっているという事だった。
私は、レオとぷぅの事が心配でならなかった。
何度か、レオとぷぅの食事を届けに行きはしたんだけれど、いつも玄関のドアにぶら下げて帰るだけだった。
私が玄関の前に来ると、ぷぅはすぐに気付いて駆け寄ってくる。
「クゥ~ン」
「クゥ~ン」
鼻を鳴らしながら、玄関の向こうをカリカリ引っ掻いているのが聞こえていた。
かと思えば、ぷぅの声が遠ざかっていく。
奥に引きずられていく様子が見えるようだった。
遠ざかっていくぷぅの声に胸をかきむしられるような思いがしていた。
五月のレオの誕生日、、、
レオが欲しがっていたラジコンを、誠に手伝ってもらって運んできた。
出会った時はまだ保育園だったのに、レオも今日で九歳になった。
「なんなんよ~」
インターホンを押しかけた時、中から声が聞こえてきた。
失語症の筈の彼女の声だった。
知らない男の声も聞こえてきていた。
不思議と怒りも何も感じなかった。
それどころか、何故か私は、ほっとしたような感覚になっていた。
私は膝の上のラジコンを、玄関前にそっと置いて、誠を振り返った。
「行こか」
「ええの?」
「おう」
「判った」
私達は車に戻った。
「銭湯でも行く?」
「ええなぁ~」
誠は、静かに車を出してくれた。
「飲む?」
「、、、、、」
差し出された缶ジュースは、午後の紅茶ミルクティーではなかったけれど、少しハゲてきた誠の顔は、優しく微笑んでくれていた。
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』
コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ”
(全20話)の続編。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211
男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は?
そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。
格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる