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17-② ※

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 ショーツごとズボンが足から引き抜かれると、恥ずかしくて足を閉じようとする私の足をこじ開けるように、大きく足を広げられてしまう。
 そして膝から内腿にかけてゆっくりとキスをすると、響騎さんは閉ざされた花園を暴くように、ひんやりとした指先で花弁を押し広げ、そこに口付けた。
「ダメッ、そんなところ……汚いからっ」
「汚いワケねえだろ。めちゃくちゃ綺麗だよ」
 ヌルッとした舌が花弁を割り、蜜口から蜜を啜るように大胆に蠢く。
 そして花弁に埋もれた淫芽に舌先が触れると、レロッと裏側を舐め上げられて甘ったるい声が出てしまう。
「ぃやぁんっ」
 響騎さんの唾液と愛液が混ざって、失禁してしまったのかと思うほど恥ずかしい水音が立つと、じゅるっと音を立てて蜜を啜られる。
「濡れてきた」
「言わないで……」
「指入れるけど、痛かったら言えよ」
「分かりました」
 蜜壺の浅瀬につぷりと指先が入り込むと、ゾクリと肌が粟立つのと同時に、未知の恐怖で隘路を締め付けてしまう。
「華、もっと力抜いて」
「でも」
「大丈夫、俺はお前を傷付けたりしないよ」
「響騎さん……、はい」
 頷くと響騎さんは私の内腿にキスをして、愛液を纏った指が、ゆっくりと肉襞を擦って奥へと入り込んでくる。
 異物が入り込んでくる不快感と、そこになにかが存在する圧迫感で不安が強まると、響騎さんの舌が淫芽に触れて快感が生まれる。
「気持ちいい方に集中してろ」
「ンッ」
 硬くなって主張し始めた淫芽を舐られると、隘路を往復する指が徐々に速さを増して、くちゅくちゅと卑しい音を立てる。
 そして中に指が入っていることに幾分慣れ始めると、響騎さんは指を引き抜いて、溢れ出た蜜を啜りながら唇と舌で淫芽を刺激し始めた。
「ぃやあっ、そこ……だめぇ」
「イキそうなんだろ、いっぱいイッて気持ちよくなれ」
「うぅっ、あぅ」
 イクなんて感覚は分からないけれど、響騎さんの唇や舌で可愛がられると、どうしようもなく心が満たされて、彼に応えたくて押し寄せる快楽に身を委ねる。
 激しく蠢く舌先で淫芽を押し潰すように捏ねられると、堪らず逃げるように腰を引いた足を押さえ付け、どこにも逃げ場なんてないのだと、響騎さんの舌が快楽を与え続けた。
「やっ、……ダメッ、響騎さ……なんか、出そう」
「良いよ」
「やぁっ、ん。本当にっ、ハァアッ」
 震える足に力が入って、つま先がピンと伸びる。
 目の前でなにかが弾けたみたいに、チカチカして星が飛び、体には一気に疲労感のような怠さが襲いかかって来た。
 ビクビクと腰を揺らす私にキスをすると、響騎さんはまだ余韻が残る淫芽をゆっくりと擦り、蜜壺の中に指を挿し込んで隘路をほぐす。
 ぐちゅりと粘ついた音が大きくなると、果てたばかりの体は正直に快楽を受け止めてガクガクと震える。
「ごめん華」
「ん?」
「俺、もう我慢できそうにない」
 響騎さんは苦しげな表情で呟くと、片手を伸ばして枕元から取り出した避妊具を口に咥え、パッケージを噛み切った。
 そして蜜壺から指を引き抜くと、もどかしそうにズボンと下着を脱ぎ捨て、赤黒く反り返った屹立に避妊具を纏わせる。
「痛いだろうけど、背中でもどこでも傷付けていいから、俺にしがみついてて」
 言うなりすぐに響騎さんは屹立の根元を握り、蜜を湛《たた》えた蜜口に鈴口を充てがった。
 次の瞬間、ずぶりと尖端が挿し込まれると、指とは比べ物にならない圧迫感が膣を満たす。
「ゆっくり馴染ませた方が良いんだろうけど」
「良いですよ。一気にやってください」
 響騎さんにギュッとしがみつくと、これから訪れるだろう破瓜の痛みを想像して腕に力を込める。
「まったく……お前は」
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