47 / 67
(47)変わらないものは変えなくていい
しおりを挟む
年越しはベッドの中でじゃれあって過ごして、元旦に初詣を済ませると、その夜にお母さんから猫撫で声の電話が掛かってきたから、お父さんの説得が成功したことを知った。
三が日のうちに挨拶に行こうって一稀さんが言ってくれたから、変に親戚を呼んで宴会に巻き込まれないように、3日の夜に何の連絡もなく再び実家に顔を出した。
案の定お母さんは不機嫌になったけど、この人の都合に振り回されるのはいい加減疲れる。
「本条さんは生まれも旧華族の名家でらして、ケンブリッジ大学をご卒業なさったそうですわね」
お母さんの上機嫌な声にまた始まったかと、私は吐き気に似た何かが込み上げてくるのを必死で堪える。
「まあでも、こんな素敵なご縁に恵まれるだなんて。うちのこの出来損ないの娘が、世界的に有名な貴方みたいな資産家の目に留まるだなんてね」
お母さんだけが楽しげに声を弾ませる異様な空気に、私もお父さんも顔から表情が消えてしまう。
一稀さんだけが穏やかな表情で、お母さんの独り言ような心無い言葉を聞いている。
「でもどうなのかしら。本条さんのご家族は、このお話本当に受け入れてらっしゃるのかしら。名家ご出身なんでしょう?この歳で傷物にされたらこちらだって体裁もありますのよ」
「ちょっとお母さん、何言ってんの」
いよいよ我慢出来ずにテーブルを挟んで立ち上がりかけた私を、一稀さんが大丈夫だよと優しく制すると、柔らかい笑顔のままで断っておきますと続ける。
「奏多さんのお母さん。私は家族に縁のない男です。だから奏多さんのことを大事にしたい。私は自分の家族を私の手で大切にします。でもそれに貴方は含みません」
「なんですって」
「この結婚について、貴方が承知かどうかは問題ではありません。既に梅原さんからお許しを得ています。当然ながら結婚が家族の繋がりだとか、そんな古臭い考えは私にはありません」
一稀さんがそこまで言い切ると、お父さんは承知してたのか、何も言わずにただ黙って座っている。
「ちょっとあなた、こんな男に奏多は任せられないわ。投資家だか知らないけど、どうせ端た金しか持ってないくせに!やっぱり常識の欠片もないじゃないの。何が旧華族の出よ」
「黙りなさい。綾子、常識がないのはお前の方だ」
「なんなの、あなた誰の味方なの」
ヒステリックに騒ぎ出したお母さんを黙らせるためか、お父さんはバンと大きい音を立ててテーブルを叩くと、改めて声を張り上げた。
「いい加減にしないか!娘の婚約者にどれほど無礼を働くつもりだ。奏多は僕らの娘だが、一人の自立した人間なんだ。手駒か何かのつもりでいるのかお前は!」
普段から温厚なお父さんの怒鳴り声を初めて聞いた。それはお母さんも同じだったようで、驚きと畏怖がこもった顔で言葉を失っている。
「まったく、すまないね本条さん。せっかく丁寧なご挨拶をいただいたのに申し訳ない。奏多はこれに似ず、融通も利くし気も利く子です。どうか末永く良くしてやってください」
「ありがとうございます、お義父さん」
「ああ嬉しいね、僕は息子が欲しかったから」
「是非またお酒の席でも、ご一緒させてください」
「そうだね。奏多は嫌がるだろうけど、今度は二人でゆっくり話しましょう」
「はい、是非よろしくお願いします」
お父さんと一稀さんが固い握手を交わすのを、私は安堵して見つめて、お母さんは気に入らなさそうに、だけど黙って見つめてた。
一稀さんにあんなことを言わせてしまって、優しい人だから申し訳ない気持ちはあったけど、私の心はスッキリしてて、やっとお母さんに着けられた首輪が外れたような気持ちだった。
「ごめんね、一稀さん」
「なーたんが謝ることじゃないでしょ」
帰りの車の中で一稀さんは私の頭を撫でると、色んな家族の形があるからさと呟いた。
「俺んちもかなり歪だし。それに俺の場合は相手が死んじゃったからさ、良いように転んだんじゃないかとか、有りもしない夢を見たりして落ち込みもしたけど、なーたんのお母さん見て思い出したよ」
「え?」
「俺の父親もああいうタイプでね、遺産なんか遺されたから大事に思われてたのかもって、都合よく思いたかっただけなんだろうなって」
「そっか。そうだね、そう思いたいけど、生きてらして再会してたらどうだったかは分からないよね」
「そう。だけどなーたんにはお義父さんが居るからね。俺、お義父さんは好きだよ」
「ありがとう」
人と人なんて、たとえ血の繋がった親子だとしても、もつれた糸を解いてみたら、実は千切れてしまってたなんてこともあるんだと思う。
解けた時に繋がってたらそれはそれで良いし、千切れたものを無理に修復する必要もない。
「なーたんのお義父さん、みんなに好かれる校長先生って感じだよね。朝礼の挨拶とか眠くならなさそう」
「なにそれ」
「えー。だいたい眠くなるじゃん」
「いやそれは分かるけどさ。お父さんもそんな感じじゃない?同じ話何回もするしさ」
「そうかな。冗談とか挟んでくるし、会話自体が楽しかったけどな」
「それ褒めすぎだよ」
私が気を遣わないように、お母さんの話をしないで済むように、何気なくお父さんの話だけを振ってくれる、一稀さん気遣いが溢れたたわいない会話に救われる。
母親が嫌いだなんて、自分は間違ってるし狭量で親不孝だと思ってたけど、そこまで自分を卑下することもないのかも知れない。そう思わせてくれる一稀さんの優しさが嬉しかった。
三が日のうちに挨拶に行こうって一稀さんが言ってくれたから、変に親戚を呼んで宴会に巻き込まれないように、3日の夜に何の連絡もなく再び実家に顔を出した。
案の定お母さんは不機嫌になったけど、この人の都合に振り回されるのはいい加減疲れる。
「本条さんは生まれも旧華族の名家でらして、ケンブリッジ大学をご卒業なさったそうですわね」
お母さんの上機嫌な声にまた始まったかと、私は吐き気に似た何かが込み上げてくるのを必死で堪える。
「まあでも、こんな素敵なご縁に恵まれるだなんて。うちのこの出来損ないの娘が、世界的に有名な貴方みたいな資産家の目に留まるだなんてね」
お母さんだけが楽しげに声を弾ませる異様な空気に、私もお父さんも顔から表情が消えてしまう。
一稀さんだけが穏やかな表情で、お母さんの独り言ような心無い言葉を聞いている。
「でもどうなのかしら。本条さんのご家族は、このお話本当に受け入れてらっしゃるのかしら。名家ご出身なんでしょう?この歳で傷物にされたらこちらだって体裁もありますのよ」
「ちょっとお母さん、何言ってんの」
いよいよ我慢出来ずにテーブルを挟んで立ち上がりかけた私を、一稀さんが大丈夫だよと優しく制すると、柔らかい笑顔のままで断っておきますと続ける。
「奏多さんのお母さん。私は家族に縁のない男です。だから奏多さんのことを大事にしたい。私は自分の家族を私の手で大切にします。でもそれに貴方は含みません」
「なんですって」
「この結婚について、貴方が承知かどうかは問題ではありません。既に梅原さんからお許しを得ています。当然ながら結婚が家族の繋がりだとか、そんな古臭い考えは私にはありません」
一稀さんがそこまで言い切ると、お父さんは承知してたのか、何も言わずにただ黙って座っている。
「ちょっとあなた、こんな男に奏多は任せられないわ。投資家だか知らないけど、どうせ端た金しか持ってないくせに!やっぱり常識の欠片もないじゃないの。何が旧華族の出よ」
「黙りなさい。綾子、常識がないのはお前の方だ」
「なんなの、あなた誰の味方なの」
ヒステリックに騒ぎ出したお母さんを黙らせるためか、お父さんはバンと大きい音を立ててテーブルを叩くと、改めて声を張り上げた。
「いい加減にしないか!娘の婚約者にどれほど無礼を働くつもりだ。奏多は僕らの娘だが、一人の自立した人間なんだ。手駒か何かのつもりでいるのかお前は!」
普段から温厚なお父さんの怒鳴り声を初めて聞いた。それはお母さんも同じだったようで、驚きと畏怖がこもった顔で言葉を失っている。
「まったく、すまないね本条さん。せっかく丁寧なご挨拶をいただいたのに申し訳ない。奏多はこれに似ず、融通も利くし気も利く子です。どうか末永く良くしてやってください」
「ありがとうございます、お義父さん」
「ああ嬉しいね、僕は息子が欲しかったから」
「是非またお酒の席でも、ご一緒させてください」
「そうだね。奏多は嫌がるだろうけど、今度は二人でゆっくり話しましょう」
「はい、是非よろしくお願いします」
お父さんと一稀さんが固い握手を交わすのを、私は安堵して見つめて、お母さんは気に入らなさそうに、だけど黙って見つめてた。
一稀さんにあんなことを言わせてしまって、優しい人だから申し訳ない気持ちはあったけど、私の心はスッキリしてて、やっとお母さんに着けられた首輪が外れたような気持ちだった。
「ごめんね、一稀さん」
「なーたんが謝ることじゃないでしょ」
帰りの車の中で一稀さんは私の頭を撫でると、色んな家族の形があるからさと呟いた。
「俺んちもかなり歪だし。それに俺の場合は相手が死んじゃったからさ、良いように転んだんじゃないかとか、有りもしない夢を見たりして落ち込みもしたけど、なーたんのお母さん見て思い出したよ」
「え?」
「俺の父親もああいうタイプでね、遺産なんか遺されたから大事に思われてたのかもって、都合よく思いたかっただけなんだろうなって」
「そっか。そうだね、そう思いたいけど、生きてらして再会してたらどうだったかは分からないよね」
「そう。だけどなーたんにはお義父さんが居るからね。俺、お義父さんは好きだよ」
「ありがとう」
人と人なんて、たとえ血の繋がった親子だとしても、もつれた糸を解いてみたら、実は千切れてしまってたなんてこともあるんだと思う。
解けた時に繋がってたらそれはそれで良いし、千切れたものを無理に修復する必要もない。
「なーたんのお義父さん、みんなに好かれる校長先生って感じだよね。朝礼の挨拶とか眠くならなさそう」
「なにそれ」
「えー。だいたい眠くなるじゃん」
「いやそれは分かるけどさ。お父さんもそんな感じじゃない?同じ話何回もするしさ」
「そうかな。冗談とか挟んでくるし、会話自体が楽しかったけどな」
「それ褒めすぎだよ」
私が気を遣わないように、お母さんの話をしないで済むように、何気なくお父さんの話だけを振ってくれる、一稀さん気遣いが溢れたたわいない会話に救われる。
母親が嫌いだなんて、自分は間違ってるし狭量で親不孝だと思ってたけど、そこまで自分を卑下することもないのかも知れない。そう思わせてくれる一稀さんの優しさが嬉しかった。
1
お気に入りに追加
88
あなたにおすすめの小説
苺の誘惑 ~御曹司副社長の甘い計略~
泉南佳那
恋愛
来栖エリカ26歳✖️芹澤宗太27歳
売れないタレントのエリカのもとに
破格のギャラの依頼が……
ちょっと怪しげな黒の高級国産車に乗せられて
ついた先は、巷で話題のニュースポット
サニーヒルズビレッジ!
そこでエリカを待ちうけていたのは
極上イケメン御曹司の副社長。
彼からの依頼はなんと『偽装恋人』!
そして、これから2カ月あまり
サニーヒルズレジデンスの彼の家で
ルームシェアをしてほしいというものだった!
一緒に暮らすうちに、エリカは本気で彼に恋をしてしまい
とうとう苦しい胸の内を告げることに……
***
ラグジュアリーな再開発都市を舞台に繰り広げられる
御曹司と売れないタレントの恋
はたして、その結末は⁉︎
独占欲強めな極上エリートに甘く抱き尽くされました
紡木さぼ
恋愛
旧題:婚約破棄されたワケアリ物件だと思っていた会社の先輩が、実は超優良物件でどろどろに溺愛されてしまう社畜の話
平凡な社畜OLの藤井由奈(ふじいゆな)が残業に勤しんでいると、5年付き合った婚約者と破談になったとの噂があるハイスペ先輩柚木紘人(ゆのきひろと)に声をかけられた。
サシ飲みを経て「会社の先輩後輩」から「飲み仲間」へと昇格し、飲み会中に甘い空気が漂い始める。
恋愛がご無沙汰だった由奈は次第に紘人に心惹かれていき、紘人もまた由奈を可愛がっているようで……
元カノとはどうして別れたの?社内恋愛は面倒?紘人は私のことどう思ってる?
社会人ならではのじれったい片思いの果てに晴れて恋人同士になった2人。
「俺、めちゃくちゃ独占欲強いし、ずっと由奈のこと抱き尽くしたいって思ってた」
ハイスペなのは仕事だけではなく、彼のお家で、オフィスで、旅行先で、どろどろに愛されてしまう。
仕事中はあんなに冷静なのに、由奈のことになると少し甘えん坊になってしまう、紘人とらぶらぶ、元カノの登場でハラハラ。
ざまぁ相手は紘人の元カノです。
【完結】俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜
雪井しい
恋愛
「こはる、俺の妻になれ」その日、大女優を母に持つ2世女優の花宮こはるは自分の所属していた劇団の解散に絶望していた。そんなこはるに救いの手を差し伸べたのは年上の幼馴染で大企業の御曹司、月ノ島玲二だった。けれど代わりに妻になることを強要してきて──。花嫁となったこはるに対し、俺様な玲二は独占欲を露わにし始める。
【幼馴染の俺様御曹司×大物女優を母に持つ2世女優】
☆☆☆ベリーズカフェで日間4位いただきました☆☆☆
※ベリーズカフェでも掲載中
※推敲、校正前のものです。ご注意下さい
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
あまやかしても、いいですか?
藤川巴/智江千佳子
恋愛
結婚相手は会社の王子様。
「俺ね、ダメなんだ」
「あーもう、キスしたい」
「それこそだめです」
甘々(しすぎる)男子×冷静(に見えるだけ)女子の
契約結婚生活とはこれいかに。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
恋とキスは背伸びして
葉月 まい
恋愛
結城 美怜(24歳)…身長160㎝、平社員
成瀬 隼斗(33歳)…身長182㎝、本部長
年齢差 9歳
身長差 22㎝
役職 雲泥の差
この違い、恋愛には大きな壁?
そして同期の卓の存在
異性の親友は成立する?
数々の壁を乗り越え、結ばれるまでの
二人の恋の物語
あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
けいこ
恋愛
カフェも併設されたオシャレなパン屋で働く私は、大好きなパンに囲まれて幸せな日々を送っていた。
ただ…
トラウマを抱え、恋愛が上手く出来ない私。
誰かを好きになりたいのに傷つくのが怖いって言う恋愛こじらせ女子。
いや…もう女子と言える年齢ではない。
キラキラドキドキした恋愛はしたい…
結婚もしなきゃいけないと…思ってはいる25歳。
最近、パン屋に来てくれるようになったスーツ姿のイケメン過ぎる男性。
彼が百貨店などを幅広く経営する榊グループの社長で御曹司とわかり、店のみんなが騒ぎ出して…
そんな人が、
『「杏」のパンを、時々会社に配達してもらいたい』
だなんて、私を指名してくれて…
そして…
スーパーで買ったイチゴを落としてしまったバカな私を、必死に走って追いかけ、届けてくれた20歳の可愛い系イケメン君には、
『今度、一緒にテーマパーク行って下さい。この…メロンパンと塩パンとカフェオレのお礼したいから』
って、誘われた…
いったい私に何が起こっているの?
パン屋に出入りする同年齢の爽やかイケメン、パン屋の明るい美人店長、バイトの可愛い女の子…
たくさんの個性溢れる人々に関わる中で、私の平凡過ぎる毎日が変わっていくのがわかる。
誰かを思いっきり好きになって…
甘えてみても…いいですか?
※after story別作品で公開中(同じタイトル)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる