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(43)甘美な刺激※
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横抱きにされてベッドまで連れて行かれると、一稀さんの手が足元に伸ばされて、華奢な作りのアンクルストラップが器用に外される。
「脱がせ慣れてるね」
「まさか、こんなことしたことないよ」
「どうだかね」
悪態吐く私にキスをすると、ハイヒールを脱がせた足先に指を滑らせて、爪先の間を一つ一つ解すようにその指で撫でていく。
「なんかくすぐったいよ」
「奏多は爪先も敏感なんだね」
片足を持ち上げて内腿にキスをすると、そのまま爪先に向かって口付けながら、ついには爪先を口に含んで舌を這わせる。
「や、ダメ、汚いよ」
「奏多の身体に汚いところなんてないよ」
「いっくん、お願い、やめて」
「可愛く呼んでもダメ」
爪先の一つ一つを確認するように、甘噛みしてから指先を舐ると、指の間にも舌を這わせてくちゅりと鈍い水音を立てて、絡んだ唾液と一緒に柔い部分を吸い上げる。
今までに愛されたことのない場所を翻弄されて、興奮と期待から身体の芯が蜜を蕩けさせて花びらの奥がじゅくっと潤う。
「可愛らしい音が聞こえたね。待ちきれないのかな」
「ヤダもう、恥ずかしいって」
「どうして。感じて濡れちゃうのは変なことじゃないでしょ」
爪先への愛撫をやめずに、一稀さんは指先だけを滑らせて私の脚を撫でると、ショーツに指を掛けて一気に引き抜かれて、溢れ出した蜜が銀の糸を引く。
「えっろ。とろとろじゃん」
ショーツに着いた蜜を指先で掬って、見せつけるように糸を引かせる。
「やだバカ!やめてよ」
「ていうかなにこれ。こんなエロいの穿いてたの」
「だってドレスがタイトだから、響かないやつを選んでくれたの」
「へえ」
一稀さんは眉を動かすと、ドレスの裾を捲り上げて露わになった腰元を愉快そうに眺める。
「ヤダぁ、もう」
ドレスの裾を戻そうと必死に手を伸ばすけど、簡単にあしらわれて、それどころか膝を割られてあられもない姿にさせられる。
「奏多のここって柔らかいね」
下生えをくすぐるように撫でると、親指で秘裂を割って、隠れていた秘芽をギュッと押し潰すように捏ねる。
「あぁあっ」
「そんな声出ちゃうくらいきもちいの?」
「だって」
「じゃあ舐めてあげる」
「やっ」
やめてと言うよりも早く、一稀さんは膝の間に顔を埋めると、ぴちゃぴちゃ水音を立てて秘裂を舌先でなぞり始める。
「んっ、やぁあ、ダメってば。お風呂入ってないもん」
「奏多の匂いがして堪んない」
「ヤダぁ、変なこと言わないで、あっ、あん」
唾液と蜜が混じって、じゅるじゅるとそれを吸い上げる音が部屋に響くと、敏感になって膨らんできた秘芽を一稀さんの舌が責め始める。
「かーわいー。ぷっくりしてきた」
「ダメ、そこ本当にダメぇ」
「ならやめる?」
フーッと息を吹きかけて、膨らみ掛けた劣情を焦らされると、認めたくないけどそこへの刺激をやめて欲しくなくて腰が揺れる。
「エロいね、腰動いてんじゃん。じゃあさ、ここに当たるように自分で動いて。ほら、この舌に当たるように自分で気持ちよくしてごらん」
吐息が掛かる位置で、舌先が触れそうな熱を感じるのに、直接的な刺激がなくて物足りなさで身体が疼く。
待っていても刺激を与えられることはなくて、お腹の下がきゅんと切なくなってきて、堪えきれずに腰を揺らすと、待ち構えていた一稀さんの湿った舌が秘裂を舐め上げた。
「やーらしー。しかもどんどん溢れてきてるよ?舐められるとそんなに興奮するの」
「だって」
「ほら、もっと動かないと。ぷっくりしてきたここ、舐めてあげられないよ、奏多」
「ヤダ、もう。お願いだから」
「ん?お願い?」
「意地悪しないで舐めて」
気が付くと涙が滲んできて、それに気付いた一稀さんは、仕方ないなと私を一度抱き締める。
「じゃあ、俺のお願い聞いてくれたら舐めてあげる」
「お願い?」
不思議に思って一稀さんの顔を覗き込むと、一稀さんはベッドに寝転がって、私にその上に跨るように手を引いた。
「奏多、舐めてあげるから、ドレスが落ちないように押さえたまま俺の顔の上に跨って」
「え、なっ」
「じゃないとなにもしてあげない」
そんな恥ずかしいことしたこともない。出来るわけがないと羞恥で身体を固くすると、一稀さんは有無を言わさずに私を抱き上げて、望み通りの体勢に持ち込んだ。
「わー。恥ずかしいところ全部丸見え」
「ちょっと、一稀さん」
「いっくん舐めて。でしょ。ほら腰落として」
「いっくん……あんっ」
ぺろぺろとミルクを舐める仔犬のように舌先を動かすと、一稀さんの舌が容赦なく秘裂を割って蜜口の浅瀬を解すように出入りする。
「あぁんっ、やっ、あ、んん、そんなの、ダメ、きもちいからぁ」
「本当だね。びちょびちょ」
じゅるじゅる吸い上げる音を聞かされて、恥ずかしくて思わず力むと、締まったねと嬉しそうな声が足の間から聞こえて再び秘裂を舐められる。
「やんっ」
「ほら、ぷっくり腫れ上がってきた。ここ舐めて欲しいでしょ」
「あぁああっ、ダメ、ダメぇ」
唇で甘噛みされて、硬くした舌先で舐られると、芯を持ち始めた秘芽に刺激が集中して、もう何も考えられなくなる。
「あんっ、ダメ、そこだめぇ」
「ビクビクしてきた。かわいーね。イキ顔ちゃんと見せて」
「やぁあ、本当、ダメ、も、だめえぇ」
チカチカと目の前に閃光が走ると、腰と膝の力が抜けて、一稀さんの顔に座り込まないように必死に壁に手をついてガクガク震える身体を支える。
「上手にイケたね。奏多は本当に可愛いな」
一稀さんの舌がイッたばかりの身体を責め立てると、いよいよ膝で立っていられなくなって、力なく彼の肩口に腰を落とす。
「じゃあ本番はこれからだよ」
「脱がせ慣れてるね」
「まさか、こんなことしたことないよ」
「どうだかね」
悪態吐く私にキスをすると、ハイヒールを脱がせた足先に指を滑らせて、爪先の間を一つ一つ解すようにその指で撫でていく。
「なんかくすぐったいよ」
「奏多は爪先も敏感なんだね」
片足を持ち上げて内腿にキスをすると、そのまま爪先に向かって口付けながら、ついには爪先を口に含んで舌を這わせる。
「や、ダメ、汚いよ」
「奏多の身体に汚いところなんてないよ」
「いっくん、お願い、やめて」
「可愛く呼んでもダメ」
爪先の一つ一つを確認するように、甘噛みしてから指先を舐ると、指の間にも舌を這わせてくちゅりと鈍い水音を立てて、絡んだ唾液と一緒に柔い部分を吸い上げる。
今までに愛されたことのない場所を翻弄されて、興奮と期待から身体の芯が蜜を蕩けさせて花びらの奥がじゅくっと潤う。
「可愛らしい音が聞こえたね。待ちきれないのかな」
「ヤダもう、恥ずかしいって」
「どうして。感じて濡れちゃうのは変なことじゃないでしょ」
爪先への愛撫をやめずに、一稀さんは指先だけを滑らせて私の脚を撫でると、ショーツに指を掛けて一気に引き抜かれて、溢れ出した蜜が銀の糸を引く。
「えっろ。とろとろじゃん」
ショーツに着いた蜜を指先で掬って、見せつけるように糸を引かせる。
「やだバカ!やめてよ」
「ていうかなにこれ。こんなエロいの穿いてたの」
「だってドレスがタイトだから、響かないやつを選んでくれたの」
「へえ」
一稀さんは眉を動かすと、ドレスの裾を捲り上げて露わになった腰元を愉快そうに眺める。
「ヤダぁ、もう」
ドレスの裾を戻そうと必死に手を伸ばすけど、簡単にあしらわれて、それどころか膝を割られてあられもない姿にさせられる。
「奏多のここって柔らかいね」
下生えをくすぐるように撫でると、親指で秘裂を割って、隠れていた秘芽をギュッと押し潰すように捏ねる。
「あぁあっ」
「そんな声出ちゃうくらいきもちいの?」
「だって」
「じゃあ舐めてあげる」
「やっ」
やめてと言うよりも早く、一稀さんは膝の間に顔を埋めると、ぴちゃぴちゃ水音を立てて秘裂を舌先でなぞり始める。
「んっ、やぁあ、ダメってば。お風呂入ってないもん」
「奏多の匂いがして堪んない」
「ヤダぁ、変なこと言わないで、あっ、あん」
唾液と蜜が混じって、じゅるじゅるとそれを吸い上げる音が部屋に響くと、敏感になって膨らんできた秘芽を一稀さんの舌が責め始める。
「かーわいー。ぷっくりしてきた」
「ダメ、そこ本当にダメぇ」
「ならやめる?」
フーッと息を吹きかけて、膨らみ掛けた劣情を焦らされると、認めたくないけどそこへの刺激をやめて欲しくなくて腰が揺れる。
「エロいね、腰動いてんじゃん。じゃあさ、ここに当たるように自分で動いて。ほら、この舌に当たるように自分で気持ちよくしてごらん」
吐息が掛かる位置で、舌先が触れそうな熱を感じるのに、直接的な刺激がなくて物足りなさで身体が疼く。
待っていても刺激を与えられることはなくて、お腹の下がきゅんと切なくなってきて、堪えきれずに腰を揺らすと、待ち構えていた一稀さんの湿った舌が秘裂を舐め上げた。
「やーらしー。しかもどんどん溢れてきてるよ?舐められるとそんなに興奮するの」
「だって」
「ほら、もっと動かないと。ぷっくりしてきたここ、舐めてあげられないよ、奏多」
「ヤダ、もう。お願いだから」
「ん?お願い?」
「意地悪しないで舐めて」
気が付くと涙が滲んできて、それに気付いた一稀さんは、仕方ないなと私を一度抱き締める。
「じゃあ、俺のお願い聞いてくれたら舐めてあげる」
「お願い?」
不思議に思って一稀さんの顔を覗き込むと、一稀さんはベッドに寝転がって、私にその上に跨るように手を引いた。
「奏多、舐めてあげるから、ドレスが落ちないように押さえたまま俺の顔の上に跨って」
「え、なっ」
「じゃないとなにもしてあげない」
そんな恥ずかしいことしたこともない。出来るわけがないと羞恥で身体を固くすると、一稀さんは有無を言わさずに私を抱き上げて、望み通りの体勢に持ち込んだ。
「わー。恥ずかしいところ全部丸見え」
「ちょっと、一稀さん」
「いっくん舐めて。でしょ。ほら腰落として」
「いっくん……あんっ」
ぺろぺろとミルクを舐める仔犬のように舌先を動かすと、一稀さんの舌が容赦なく秘裂を割って蜜口の浅瀬を解すように出入りする。
「あぁんっ、やっ、あ、んん、そんなの、ダメ、きもちいからぁ」
「本当だね。びちょびちょ」
じゅるじゅる吸い上げる音を聞かされて、恥ずかしくて思わず力むと、締まったねと嬉しそうな声が足の間から聞こえて再び秘裂を舐められる。
「やんっ」
「ほら、ぷっくり腫れ上がってきた。ここ舐めて欲しいでしょ」
「あぁああっ、ダメ、ダメぇ」
唇で甘噛みされて、硬くした舌先で舐られると、芯を持ち始めた秘芽に刺激が集中して、もう何も考えられなくなる。
「あんっ、ダメ、そこだめぇ」
「ビクビクしてきた。かわいーね。イキ顔ちゃんと見せて」
「やぁあ、本当、ダメ、も、だめえぇ」
チカチカと目の前に閃光が走ると、腰と膝の力が抜けて、一稀さんの顔に座り込まないように必死に壁に手をついてガクガク震える身体を支える。
「上手にイケたね。奏多は本当に可愛いな」
一稀さんの舌がイッたばかりの身体を責め立てると、いよいよ膝で立っていられなくなって、力なく彼の肩口に腰を落とす。
「じゃあ本番はこれからだよ」
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