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(10)双剣と改良エアリアル
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二階の受付担当の女性メンバーにもチヤホヤされて、その場に長居する訳にもいかなくなったリルカは、プレートを引き取った足で地下に向かい、途中だった武装具選びを再開した。
職人たちから様々な情報を聞き、腹ごなしを兼ねて、地下に併設された試行場で、実際に装備した双剣と装備で対人式の戦闘訓練を何度も繰り返す。
足場を蹴って飛び上がれば、砂塵が飛び散り土埃が舞い、細く鋭利な刃先がキンッと剣を弾く音が連続して響き、感心したように周りから歓声が湧く。
リルカが得意とする短剣に近い形状だと、やはり近接戦闘に持ち込む必要はあるが、非対称の双剣を使うことで、対人戦闘では圧倒的な攻撃力を発揮する。
それもこれも剣聖の再来と謳われた、父マーベルの血を受け継いだ身体能力の高さが為せる業だろうと、リルカは皮肉な笑みを浮かべる。
「おぉ、さすがに感覚を掴むのが早いな。船は足場が狭過ぎたか。エアリアルが得意なら加速装置着けて二段ジャンプを試せよルカ」
「ムゥダル。話はもう良かったの」
加速装置が分からないリルカは、カウンターの職人に話し掛け、適当な加速装置を選び始めたムゥダルのそばに駆け寄る。
「良いもなにも、一人で逃げてんじゃねえよ。あの怪力女装野郎、首が痛くてしょうがねえ」
首をほぐすように鳴らしながら、ちょっと立ち回り見せてみろと言うムゥダルから、ルーシャがまとう甘い香りがしてきてリルカは苦笑いで同情する。
ムゥダルの指示で、足元に改良された小型の加速装置を装着すると、操作方法を確認して訓練を再開させる。
「さあ、お手並み拝見といこうか」
掛け声に合わせて、カチャリと音を立てて双剣を握り直すと、小さく息を吐いて一気に間合いを詰める。近接戦闘において叩き込まれた通り、相手の不意をついて斬り込む。
双剣を使う場合も瞬発的に地を蹴り一気に懐に潜り込む、或いは相手の死角に飛び込んだ勢いを利用して更に地を蹴り、空中から体重ごと斬り付ける、いわゆるエアリアルを応用する。
装着したばかりの加速装置に慣れるため、リルカは何度失敗して転んでも諦めず、むしろ目を輝かせて何度も空中を蹴り続ける。
男装だけでなく顔を隠すために眼帯を着けているので、視界が万全ではなく感覚は狂うが、コツを掴んでしまえば加速装置の噴射を利用した空中でのジャンプも、すぐに出来るようになった。
「まったく、末恐ろしいぜ」
言葉とは裏腹に、ムゥダルは嬉しそうな笑みを浮かべる。
〈レヴィアタン〉との合流時刻である十四時まで、ムゥダルとの実践形式の対人戦闘を幾度となく繰り返し、リルカは持ち前の身体能力で加速装置を完全に使いこなすようになった。
そして約束の時間を迎える。
「すごいな……」
「帝国でも最新式の飛翔艇だ」
合流地点に到着すると、パールホワイトの艇体がミヒテの光を浴びて眩しいほどの輝きを放ち、随所に意匠が凝らされた見事な細工の飛翔艇に圧倒されて、リルカは大きく口を開けて放心する。
「どうかしら、アタシたちの飛翔艇〈ファフニール〉は。あら、開いた口が塞がらないくらい痺れてるのかしらね、仔犬ちゃんったら可愛いんだから」
「ひっ」
ついでとばかり伸びて来たルーシャの大きな手のひらが、掴むように尻をひと撫ですると、リルカは思わず戦慄いてムゥダルの腕にしがみ付く。
「おいルーシャ、ガキを揶揄うな」
「イヤだわ、ちょっとお尻揉んだだけじゃない」
「お前がやるとシャレにならないんないんだよ。ほらルカ、行くぞ。お前も怯えすぎなんだよ」
ムゥダルは困ったように笑ってから、耳元でバレるぞと囁いて、酔っ払いには慣れてるんだろと、緊張し過ぎているリルカに力を抜くように促した。
確かに、リルカがギレルの実家の酒場を手伝う時は、酔っ払いに絡まれて体を触られることもしょっちゅうあった。その都度上手く躱してきたはずだ。
男装をして身を隠しているせいで変に体が強張っているし、神経質になっているのかも知れないと、リルカはムゥダルの助言を呑み込んでから、飛翔艇〈ファフニール〉に乗り込む。
「野郎ども、待たせたわね」
ルーシャの掛け声通り〈レヴィアタン〉のメンバーは、〈ストラヴァル〉とは異なる屈強な男たち揃いで、その厳しい視線が一斉にリルカたちに注がれる。
その中で異彩を放つ上品で精悍な顔をした男が、左右非対称に整えられたプルシャンブルーの髪を揺らして一歩前に出ると、ムゥダルと握手を交わしてからリルカに冷ややかな視線を向ける。
「今回は協力を受け入れてくれて感謝する。しかしムゥダル、その子はなんだ。子どもに今回のクエストは少々厳しいと思うんだが」
出会い頭に厳しい言葉を向けられて、リルカは少しムッとしながらも、どうして良いか分からずにムゥダルを見上げてどう返すのか返答を待つ。
「だろうな。でもセルゲイのお達しだ」
「ほう、あのセルゲイ・オーハントがな。なるほどね」
ムゥダルは多くを語らず、目の前の男もその言葉だけで理解したように顎を撫でる。
「ちょっとグリード。こんないたいけな仔犬ちゃんイジメないでよね」
「仔犬ちゃん?」
「そう。可愛いのよ、ムゥダルにずっとくっ付いて。目なんかほら、ウルウルしてるの」
ルーシャはそう言うなりリルカを抱き寄せて、せっかく整えた髪をワシワシと撫で回す。
「ちょ、やめ、やめてください」
体を引き剥がそうとするリルカに向かって、ムゥダルは揶揄うように諦めろと声を掛ける。
「えらく気に入られたなルカ」
「だって可愛いんだもの。あ、ムゥダル。アンタを嫌いになったワケじゃないのよ」
更にギュッとリルカを抱き締めると、頬擦りして撫で回すルーシャに、グリードがその辺でやめておけと呆れたように咳払いする。
「少年。うちは〈ストラヴァル〉と違って、ここに居る乗組員だけの少数ギルドだ。挨拶してやってくれないか」
「はいグリードさん。ちょっとルーシャさん、放してくださいよ」
「えぇえ」
「えぇえ、じゃないです!」
なんとかしてルーシャの懐から脱出すると、揉みくちゃにされた身なりを整えてから、リルカは姿勢を正して頭を下げる。
「〈レヴィアタン〉の皆さん、はじめまして。〈ストラヴァル〉のルカです。今回のクエストでは足手纏いにならないよう、精一杯努めます。よろしくお願いします」
遠巻きに見ていた〈レヴィアタン〉のメンバーだが、その中でも目を見張るほど屈強な男が、リルカを繁々と見つめながら距離を詰めるように近付いて来る。
「小僧。お前、女みてえなナリだな。こんな貧弱な体で骸獣狩るつもりか」
「おいギィタス」
ギィタスと呼ばれた男は無遠慮にリルカの腕を掴み、てんでガキじゃねえかと周りの笑いを誘う。
「まあ、死体を埋めるくらいはしてやるよ」
ギィタスはリルカの頭に肘をついて、ゲラゲラと笑いながら揶揄うように囁いた。
職人たちから様々な情報を聞き、腹ごなしを兼ねて、地下に併設された試行場で、実際に装備した双剣と装備で対人式の戦闘訓練を何度も繰り返す。
足場を蹴って飛び上がれば、砂塵が飛び散り土埃が舞い、細く鋭利な刃先がキンッと剣を弾く音が連続して響き、感心したように周りから歓声が湧く。
リルカが得意とする短剣に近い形状だと、やはり近接戦闘に持ち込む必要はあるが、非対称の双剣を使うことで、対人戦闘では圧倒的な攻撃力を発揮する。
それもこれも剣聖の再来と謳われた、父マーベルの血を受け継いだ身体能力の高さが為せる業だろうと、リルカは皮肉な笑みを浮かべる。
「おぉ、さすがに感覚を掴むのが早いな。船は足場が狭過ぎたか。エアリアルが得意なら加速装置着けて二段ジャンプを試せよルカ」
「ムゥダル。話はもう良かったの」
加速装置が分からないリルカは、カウンターの職人に話し掛け、適当な加速装置を選び始めたムゥダルのそばに駆け寄る。
「良いもなにも、一人で逃げてんじゃねえよ。あの怪力女装野郎、首が痛くてしょうがねえ」
首をほぐすように鳴らしながら、ちょっと立ち回り見せてみろと言うムゥダルから、ルーシャがまとう甘い香りがしてきてリルカは苦笑いで同情する。
ムゥダルの指示で、足元に改良された小型の加速装置を装着すると、操作方法を確認して訓練を再開させる。
「さあ、お手並み拝見といこうか」
掛け声に合わせて、カチャリと音を立てて双剣を握り直すと、小さく息を吐いて一気に間合いを詰める。近接戦闘において叩き込まれた通り、相手の不意をついて斬り込む。
双剣を使う場合も瞬発的に地を蹴り一気に懐に潜り込む、或いは相手の死角に飛び込んだ勢いを利用して更に地を蹴り、空中から体重ごと斬り付ける、いわゆるエアリアルを応用する。
装着したばかりの加速装置に慣れるため、リルカは何度失敗して転んでも諦めず、むしろ目を輝かせて何度も空中を蹴り続ける。
男装だけでなく顔を隠すために眼帯を着けているので、視界が万全ではなく感覚は狂うが、コツを掴んでしまえば加速装置の噴射を利用した空中でのジャンプも、すぐに出来るようになった。
「まったく、末恐ろしいぜ」
言葉とは裏腹に、ムゥダルは嬉しそうな笑みを浮かべる。
〈レヴィアタン〉との合流時刻である十四時まで、ムゥダルとの実践形式の対人戦闘を幾度となく繰り返し、リルカは持ち前の身体能力で加速装置を完全に使いこなすようになった。
そして約束の時間を迎える。
「すごいな……」
「帝国でも最新式の飛翔艇だ」
合流地点に到着すると、パールホワイトの艇体がミヒテの光を浴びて眩しいほどの輝きを放ち、随所に意匠が凝らされた見事な細工の飛翔艇に圧倒されて、リルカは大きく口を開けて放心する。
「どうかしら、アタシたちの飛翔艇〈ファフニール〉は。あら、開いた口が塞がらないくらい痺れてるのかしらね、仔犬ちゃんったら可愛いんだから」
「ひっ」
ついでとばかり伸びて来たルーシャの大きな手のひらが、掴むように尻をひと撫ですると、リルカは思わず戦慄いてムゥダルの腕にしがみ付く。
「おいルーシャ、ガキを揶揄うな」
「イヤだわ、ちょっとお尻揉んだだけじゃない」
「お前がやるとシャレにならないんないんだよ。ほらルカ、行くぞ。お前も怯えすぎなんだよ」
ムゥダルは困ったように笑ってから、耳元でバレるぞと囁いて、酔っ払いには慣れてるんだろと、緊張し過ぎているリルカに力を抜くように促した。
確かに、リルカがギレルの実家の酒場を手伝う時は、酔っ払いに絡まれて体を触られることもしょっちゅうあった。その都度上手く躱してきたはずだ。
男装をして身を隠しているせいで変に体が強張っているし、神経質になっているのかも知れないと、リルカはムゥダルの助言を呑み込んでから、飛翔艇〈ファフニール〉に乗り込む。
「野郎ども、待たせたわね」
ルーシャの掛け声通り〈レヴィアタン〉のメンバーは、〈ストラヴァル〉とは異なる屈強な男たち揃いで、その厳しい視線が一斉にリルカたちに注がれる。
その中で異彩を放つ上品で精悍な顔をした男が、左右非対称に整えられたプルシャンブルーの髪を揺らして一歩前に出ると、ムゥダルと握手を交わしてからリルカに冷ややかな視線を向ける。
「今回は協力を受け入れてくれて感謝する。しかしムゥダル、その子はなんだ。子どもに今回のクエストは少々厳しいと思うんだが」
出会い頭に厳しい言葉を向けられて、リルカは少しムッとしながらも、どうして良いか分からずにムゥダルを見上げてどう返すのか返答を待つ。
「だろうな。でもセルゲイのお達しだ」
「ほう、あのセルゲイ・オーハントがな。なるほどね」
ムゥダルは多くを語らず、目の前の男もその言葉だけで理解したように顎を撫でる。
「ちょっとグリード。こんないたいけな仔犬ちゃんイジメないでよね」
「仔犬ちゃん?」
「そう。可愛いのよ、ムゥダルにずっとくっ付いて。目なんかほら、ウルウルしてるの」
ルーシャはそう言うなりリルカを抱き寄せて、せっかく整えた髪をワシワシと撫で回す。
「ちょ、やめ、やめてください」
体を引き剥がそうとするリルカに向かって、ムゥダルは揶揄うように諦めろと声を掛ける。
「えらく気に入られたなルカ」
「だって可愛いんだもの。あ、ムゥダル。アンタを嫌いになったワケじゃないのよ」
更にギュッとリルカを抱き締めると、頬擦りして撫で回すルーシャに、グリードがその辺でやめておけと呆れたように咳払いする。
「少年。うちは〈ストラヴァル〉と違って、ここに居る乗組員だけの少数ギルドだ。挨拶してやってくれないか」
「はいグリードさん。ちょっとルーシャさん、放してくださいよ」
「えぇえ」
「えぇえ、じゃないです!」
なんとかしてルーシャの懐から脱出すると、揉みくちゃにされた身なりを整えてから、リルカは姿勢を正して頭を下げる。
「〈レヴィアタン〉の皆さん、はじめまして。〈ストラヴァル〉のルカです。今回のクエストでは足手纏いにならないよう、精一杯努めます。よろしくお願いします」
遠巻きに見ていた〈レヴィアタン〉のメンバーだが、その中でも目を見張るほど屈強な男が、リルカを繁々と見つめながら距離を詰めるように近付いて来る。
「小僧。お前、女みてえなナリだな。こんな貧弱な体で骸獣狩るつもりか」
「おいギィタス」
ギィタスと呼ばれた男は無遠慮にリルカの腕を掴み、てんでガキじゃねえかと周りの笑いを誘う。
「まあ、死体を埋めるくらいはしてやるよ」
ギィタスはリルカの頭に肘をついて、ゲラゲラと笑いながら揶揄うように囁いた。
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