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最初は嫌がっていたゼインが…
静かで清冽な美貌のゼインが…
ジークがゼインの耳を舐め始める
と、徐々に快楽の声を上げ始め…
今やジークにゼイン自身の性器を5本の指でしごいて欲しいと懇願した。
だが、いつしかジークも、ゼインの体を舐め回すのを止められなくなっている内に…
ジーク自身の性器を激しく興奮させ、勃起の高い頂きの山を黒のロープの下に作っていた。
ジークは、後ろ向きに抱いていたゼインごと一緒にベッドに倒れ込んだ。
そしてすぐ様向かい合わせになり、ゼインの唇に吸い付くように口付け、
同時にゼインの性器を望み通り、右の5本の指で優しくしごきだした。
「うぅ…ん…うっ、うぅん…」
ゼインは、上半身と下半身を一緒に攻められ甘声を漏らす。
そして、未だ童貞だったその身に刺激が余りにキツくて顔を逸らそうとした瞬間、ジークに頭を押さえられる。
そしてジークは、ゼインの腔内に更に舌を侵入させ、その長いザラザラした舌で、今度はゼインの口粘膜を舐め回し出した。
「うぅん…んん…うぅん…」
ゼインは、体をくねらせ喘ぐ。
「私の背中に掴まれ…」
一度ジークは、ゼインとの唇同士が接するかしないかの間を取り、ゼインの髪を優しく撫でながら、
吐息まじりの美しい声で優しく囁いた。
性欲と快楽の波に瞼を閉じていたゼインは、一度ゆっくり瞳を開けた。
幼い頃から、悪魔だの、邪神だのと教えられてきた人狼神の、深い深い紫の瞳がゼインの前にあっ
た。
(人狼神は…どうして?こんなに優しい声を出す?)
(何故?こんなにやさしい目で俺を見る?)
(何故?…何故?…)
ゼインはそう思いながら、本来ならここで、ジークを拒ばねばならなかった。
今は自分の身分を隠しているが、なにが何でも拒絶しなければならない立場だった。
しかし…
ゼインは、そっとジークに腕を回し、その背中を掴んだ。
そして、再び近づいてきたジークの唇に、ゼイン自身の唇を持って行った。
発情故なのか、それとも他に理由があるのか?
余りに、そうするのがごく当たり前で自然のように…
ゼインとジークは、再び口付けを交わす。
「くちゅっ…くちゅっ…ちゅちゅ!ぐちゅっ…ぐちゅちゅ…」
いつしか、ゼインもジークを真似て、ジークの口内に舌を入れ、2人の深いキスの水音がする。
優しいのに、激しい…
甘いのに切ない…
そんな気持ちが、ゼインの中に交錯して胸を疼かせる。
「くち…くちゅっ…くちゅっ…」
ゼインの扱かれる性器からも、先端から溢れ出す先走りの音がす
る。
やがて、ゼインは、ジークから唇を離し叫んだ。
「あっ!出る!イク!イク!」
ジークは、目を細め微笑み、優し過ぎる声で囁いた。
「イケ…好きなだけ出せ…」
「あっ!イク!イク!イクー!」
すると、
再びジークは、強引にゼインの唇に吸い付いた。
ゼインは、悦楽の極みの息をジークに吸われながら、キスされながら、
カクカクと腰を気持ち良く振って盛大に吐精した。
自慰とは比べ物にならない快感が
一瞬で駆け抜けていった。
「ハア…ハア…ハア…」
事後の余韻に浸るゼインの横で、
ジークは、ジークの手に付いたゼインの出した白い粘度の高い子種を、ペロペロと全てを舐め取っ
た。
しかし、あれだけ出しても、ゼインの欲情は収まらない。
ジークもそれを察し、ゼインを今度はすぐ様うつ伏せにした。
そして、ゼインの尻の方だけ高く上げさせ、その割れ目を大きく開らいた。
「あぁ!!!」
驚きで目を見開いたゼインだったが…
更に、割れ目に隠れていた小さな窄みに、ジークの長い舌を挿されて悶絶した。
「あぁーー!そこはイヤ、イヤだ
ー!」
ゼインの拒絶の声はそれでも、深い陶酔が混じっているようだ。
ジークは、自分が、こんなに何かを舐めるのが好きな性癖を持っていたと初めて思い知る程、ゼインの淫孔を舐め回す事になる。
静かで清冽な美貌のゼインが…
ジークがゼインの耳を舐め始める
と、徐々に快楽の声を上げ始め…
今やジークにゼイン自身の性器を5本の指でしごいて欲しいと懇願した。
だが、いつしかジークも、ゼインの体を舐め回すのを止められなくなっている内に…
ジーク自身の性器を激しく興奮させ、勃起の高い頂きの山を黒のロープの下に作っていた。
ジークは、後ろ向きに抱いていたゼインごと一緒にベッドに倒れ込んだ。
そしてすぐ様向かい合わせになり、ゼインの唇に吸い付くように口付け、
同時にゼインの性器を望み通り、右の5本の指で優しくしごきだした。
「うぅ…ん…うっ、うぅん…」
ゼインは、上半身と下半身を一緒に攻められ甘声を漏らす。
そして、未だ童貞だったその身に刺激が余りにキツくて顔を逸らそうとした瞬間、ジークに頭を押さえられる。
そしてジークは、ゼインの腔内に更に舌を侵入させ、その長いザラザラした舌で、今度はゼインの口粘膜を舐め回し出した。
「うぅん…んん…うぅん…」
ゼインは、体をくねらせ喘ぐ。
「私の背中に掴まれ…」
一度ジークは、ゼインとの唇同士が接するかしないかの間を取り、ゼインの髪を優しく撫でながら、
吐息まじりの美しい声で優しく囁いた。
性欲と快楽の波に瞼を閉じていたゼインは、一度ゆっくり瞳を開けた。
幼い頃から、悪魔だの、邪神だのと教えられてきた人狼神の、深い深い紫の瞳がゼインの前にあっ
た。
(人狼神は…どうして?こんなに優しい声を出す?)
(何故?こんなにやさしい目で俺を見る?)
(何故?…何故?…)
ゼインはそう思いながら、本来ならここで、ジークを拒ばねばならなかった。
今は自分の身分を隠しているが、なにが何でも拒絶しなければならない立場だった。
しかし…
ゼインは、そっとジークに腕を回し、その背中を掴んだ。
そして、再び近づいてきたジークの唇に、ゼイン自身の唇を持って行った。
発情故なのか、それとも他に理由があるのか?
余りに、そうするのがごく当たり前で自然のように…
ゼインとジークは、再び口付けを交わす。
「くちゅっ…くちゅっ…ちゅちゅ!ぐちゅっ…ぐちゅちゅ…」
いつしか、ゼインもジークを真似て、ジークの口内に舌を入れ、2人の深いキスの水音がする。
優しいのに、激しい…
甘いのに切ない…
そんな気持ちが、ゼインの中に交錯して胸を疼かせる。
「くち…くちゅっ…くちゅっ…」
ゼインの扱かれる性器からも、先端から溢れ出す先走りの音がす
る。
やがて、ゼインは、ジークから唇を離し叫んだ。
「あっ!出る!イク!イク!」
ジークは、目を細め微笑み、優し過ぎる声で囁いた。
「イケ…好きなだけ出せ…」
「あっ!イク!イク!イクー!」
すると、
再びジークは、強引にゼインの唇に吸い付いた。
ゼインは、悦楽の極みの息をジークに吸われながら、キスされながら、
カクカクと腰を気持ち良く振って盛大に吐精した。
自慰とは比べ物にならない快感が
一瞬で駆け抜けていった。
「ハア…ハア…ハア…」
事後の余韻に浸るゼインの横で、
ジークは、ジークの手に付いたゼインの出した白い粘度の高い子種を、ペロペロと全てを舐め取っ
た。
しかし、あれだけ出しても、ゼインの欲情は収まらない。
ジークもそれを察し、ゼインを今度はすぐ様うつ伏せにした。
そして、ゼインの尻の方だけ高く上げさせ、その割れ目を大きく開らいた。
「あぁ!!!」
驚きで目を見開いたゼインだったが…
更に、割れ目に隠れていた小さな窄みに、ジークの長い舌を挿されて悶絶した。
「あぁーー!そこはイヤ、イヤだ
ー!」
ゼインの拒絶の声はそれでも、深い陶酔が混じっているようだ。
ジークは、自分が、こんなに何かを舐めるのが好きな性癖を持っていたと初めて思い知る程、ゼインの淫孔を舐め回す事になる。
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