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悪名高き人狼神
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体も心もドロドロに溶けながらも
、僅かに残っていたゼインの理性が叫ぶ。
(嫌だ!嫌だ!嫌だ!)
ゼインは、ジークに起立した性器を背後から握られ、体を揺すり拒絶する。
(嫌だ!コイツは、俺の国の人間を攫い食っている、神を騙る敵国の化け物だ!)
そんなゼインの心の叫びを無視するように、ゼインの雄の証は萎える事は無く、それ所か更に硬くなった。
(嫌だ!嫌だ!)
それなのに…
「大丈夫だ…出来るだけ、出来るだけ、優しくするから……」
ゼインの耳元で、ジークが吐息混じりに優しく呟く。
ゼインはその甘い声と囁きに悦を感じて、背中がブルっと震えた。
これは悪い夢…余りにも悪い夢だ…
あの、見た目冷たそうな、ゼインの国で悪名高く噂されている人狼神が、こんな優しい声を出すなんて…
言わば人狼神の敵である自分が、
その敵の人狼神の声から快楽を得ているなんて…
ゼインは、そう思いたかった。
しかし…
ジークが後ろから、ゼインの左耳に優しく口付けし、その中まで舐め始めた。
やはり人ならぬ人狼神の舌…
それは人より長く表面が絶妙にザラザラとして、ゼインに未知の快感を与える。
「はっ…うっ…うぅぅぅん…」
ゼインから、思わず喜びのような声が漏れた。
それを聞き、ジークは、ゼインの体を持ち上げた。
ジークの方が大きいと言っても、ゼインもそれなりの男らしさのある体格にも関わらず、軽々と言った感じで…
しかも、ゼインは、ジークのあぐらの上で、背後のジークに股を大きく広げられた。
「ああっっ!!!」
もう、ゼインは拒絶はしなかったが、恥心と、それとは相反する悦こんでいるかのような声が混じる
。
「うぅ…ん…あっ…ああっ…」
ゼインの股を広げたまま、ジークがゼインの性器を、その長くしなやかな人差し指で撫でたり弄じくり始めた。
幹をすーっと撫で、
その先端の小さな穴からすでにヌルヌルと漏れ出ていた透明な液ごと、その穴をクチュクチュ弄ってやる。
「あ~っ…あ~っ、あっ、あっ…」
ジークは、ゼインの喜びの声を聞き、更に粘着く液を指に纏わせ、
先端と幹との間の窪みを撫でる。
先走りを又掬っては、又、窪みを
撫で…
何度も何度も弄ってやる。
すると、更にゼインの嬌声が一段と強くなった。
ジークの手付きが優しい…
恐い位に、優しい…
そして、ジークは後ろから、ゼインの背中をあのザラザラとした舌で緩急付けて舐め回す。
「あ~っ!あっ!あっ!あー!」
ゼインは、たまらないと…頭を快感に反らせながらよがった。
その心は、自我もプライドも何もかも気持ち良くドロドロに溶けきって、更にグルグルと渦を巻き回り混ざり合う。
それでも…
もっと…
もっと…
もっと…
「もっと!もっと!全部の指で強くシゴいてくれ!」
ゼインは我慢出来ず、背後の人狼神に請うた。
、僅かに残っていたゼインの理性が叫ぶ。
(嫌だ!嫌だ!嫌だ!)
ゼインは、ジークに起立した性器を背後から握られ、体を揺すり拒絶する。
(嫌だ!コイツは、俺の国の人間を攫い食っている、神を騙る敵国の化け物だ!)
そんなゼインの心の叫びを無視するように、ゼインの雄の証は萎える事は無く、それ所か更に硬くなった。
(嫌だ!嫌だ!)
それなのに…
「大丈夫だ…出来るだけ、出来るだけ、優しくするから……」
ゼインの耳元で、ジークが吐息混じりに優しく呟く。
ゼインはその甘い声と囁きに悦を感じて、背中がブルっと震えた。
これは悪い夢…余りにも悪い夢だ…
あの、見た目冷たそうな、ゼインの国で悪名高く噂されている人狼神が、こんな優しい声を出すなんて…
言わば人狼神の敵である自分が、
その敵の人狼神の声から快楽を得ているなんて…
ゼインは、そう思いたかった。
しかし…
ジークが後ろから、ゼインの左耳に優しく口付けし、その中まで舐め始めた。
やはり人ならぬ人狼神の舌…
それは人より長く表面が絶妙にザラザラとして、ゼインに未知の快感を与える。
「はっ…うっ…うぅぅぅん…」
ゼインから、思わず喜びのような声が漏れた。
それを聞き、ジークは、ゼインの体を持ち上げた。
ジークの方が大きいと言っても、ゼインもそれなりの男らしさのある体格にも関わらず、軽々と言った感じで…
しかも、ゼインは、ジークのあぐらの上で、背後のジークに股を大きく広げられた。
「ああっっ!!!」
もう、ゼインは拒絶はしなかったが、恥心と、それとは相反する悦こんでいるかのような声が混じる
。
「うぅ…ん…あっ…ああっ…」
ゼインの股を広げたまま、ジークがゼインの性器を、その長くしなやかな人差し指で撫でたり弄じくり始めた。
幹をすーっと撫で、
その先端の小さな穴からすでにヌルヌルと漏れ出ていた透明な液ごと、その穴をクチュクチュ弄ってやる。
「あ~っ…あ~っ、あっ、あっ…」
ジークは、ゼインの喜びの声を聞き、更に粘着く液を指に纏わせ、
先端と幹との間の窪みを撫でる。
先走りを又掬っては、又、窪みを
撫で…
何度も何度も弄ってやる。
すると、更にゼインの嬌声が一段と強くなった。
ジークの手付きが優しい…
恐い位に、優しい…
そして、ジークは後ろから、ゼインの背中をあのザラザラとした舌で緩急付けて舐め回す。
「あ~っ!あっ!あっ!あー!」
ゼインは、たまらないと…頭を快感に反らせながらよがった。
その心は、自我もプライドも何もかも気持ち良くドロドロに溶けきって、更にグルグルと渦を巻き回り混ざり合う。
それでも…
もっと…
もっと…
もっと…
「もっと!もっと!全部の指で強くシゴいてくれ!」
ゼインは我慢出来ず、背後の人狼神に請うた。
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