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高校生編
31 春の海で(9)
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大翔視点となります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
気づけば夕方になり、空はオレンジ色から群青色のグラデーションが広がる。
水を持って寝室に戻ってくると、ベッドの上には丸くなって眠る凛の姿がある。
結局あのあと貪るようにして何度も求めてしまったので、多分凛は今日動けないだろう。
ベッドに座ってすやすやと眠る凛の頬を撫でる。
まさか、凛から求められるとは思っていなかった。
昨日の夜から何か様子がおかしいことは気づいていた、今日の朝も礼央さんと話していたみたいだし。
思いの外シェフとして来てもらっている与那覇さんと仲良くなっていることには驚いた。
楽しそうに笑う凛を見て妬いたのは間違いない。
俺に対して何かを隠していることも…。
それがまさか、抱かれるためにどうしたらいいかなんて事を相談しているとは思わなかった。
俺に全て話して欲しいって思うのはエゴなんだろうか、でも俺以外の誰かを頼られたくない。
俺の腕の中にずっと囲っておきたいし、あの可愛い笑顔を向けるのは俺一人でいいと思うのはきっとアルファだけが持つ強い独占欲の現れだ。
優しくしたいし、甘やかしたい、俺しか見ないように一生俺に繋いでおきたい。
酷くしたくないのに、俺の中にある独占欲がこうやって抱き潰すまで求めてしまう。
肌理の細かい白い肌を撫でる。
意識を飛ばした凛を抱えてお風呂には入ったので、体は綺麗になっていてさらりとしている。
少し赤みの残る桜色の頬は夕陽のおかげか橙色に染まって長いまつ毛の影を落としている。
今となっては凛と出会う前のことが思い出せないほど、心の大部分を凛が占めている。
可愛いくて、愛おしい凛の頬に軽く口付けサラサラの黒髪を梳くように撫でる。
すると、起きたのか一瞬目を思い切り瞑ると身じろいだ。
伸びをするように体を動かそうとするも体が痛いのか動きが少し悪い。
眠そうに目を開けると俺の顔を見てへにゃりとした笑顔を向けてくる。
俺の大好きな愛しい番の頬に手を添えて、ふっくりとした赤く色づく唇に口付ける。
「ん…大翔…ケホッ」
「水持ってきたよ、飲む?」
「うん。」
先ほどまで頻りに喘いでいたせいで喉が痛いのか、少し咳をしながら水を飲む。
勢いよくコップから流れた水が凛の小さな口に入り切らず端から少しだけ溢れ出た。
それを指先で拭う姿が扇情的で先ほどまでの情事を強く香らせる、薄くだが香る凛の甘い香りを嗅ぐように首筋に鼻を寄せれば少し驚いたように体を強張らせる。
まだ濡れる口元を舌で舐め上げると、みるみるうちに凛の目元から頬、首筋、肩までが赤く染まっていく。
肩口に音を立てて口付ければ恨めしそうに俺の顔を見る。
凛の瞳は少し潤んでいて、赤く色づく頬を指の背で撫でる。
愛しくてしょうがない、初めてのヒートの時まではしないと誓っていたけど、今思えばなぜそんなことを思っていたのかすら思い出せないほどに体の奥底から凛を求めてやまない。
少し急速に間柄を詰めたのは確かだし、あの事件の件で凛に負担をかけたのもある。
ゆっくり進んでいこうとは思っていた、自分だけが我慢すればいいのだとそう思っていた。
でも実際は凛も同じく体を繋げたいと思っていてくれたことに歓喜した。
心のどこか奥の方で、俺だけが渇望しているようなそんな気になっていたんだと思う。
結果凛に乞われる形で体を繋げたが…正直可愛かったのでそれはそれで…良かった。
「ごめんね、無理させて。」
「う、ううん。あ、僕も…その、恥ずかしいこと…いっぱい、言っちゃって、あの…。」
「可愛かったよ…。」
凛の肩を引き寄せて耳元で囁いてこめかみに口付けると、すでに赤かった耳がさらに真っ赤に染まっていく。
さっきしたばかりだから無理はさせたくないけど…こんな可愛い姿見て我慢とか、無理でしょ…。
凛の顔を上に向かせて口付ける、最初は軽く、何度も啄むようにキスをした後に開いた口から舌を滑り込ませて凛の甘い舌を絡め取って吸い上げると凛からはくぐもったような声が漏れる。
鼻にかかったような甘い吐息、漏れる声を聞くだけで下肢に熱が集まるようだ。
無理はさせたくないけどこのまま再び組み敷いて甘い体を貪りたい。
相反する気持ちで揺れるけど、ここはこの甘い唇だけで我慢だ。
「ん、ふぁ、ん…。」
「凛、お腹減ってない?」
「はぁ…はぁ、ん、すいた。」
唇を離して問い掛ければ、少しだけ息が上がった凛の上気して溶けそうな瞳が俺を見る。
はぁ…可愛い…。
俺は凛にTシャツを着せた後、抱きしめて旋毛にキスを落とすとキッチンまで料理を取りに行く。
お風呂に入って凛を寝かせた後に頼んでおいたものだ。
「さっき、持ってきてもらったんだ。」
暖かいにんじんのポタージュとローストビーフのサンドイッチと野菜と卵のサンドイッチをトレイに乗せてベッドの上に置くとあぐらをかいて座る。
まだ腰がぐらぐらして上手く座れない凛を抱えて横抱きにして膝の上に座らせる。
「大翔、僕降りるよ…重いでしょ?」
「重くないよ、それに今凛一人で座るの大変でしょ?大丈夫だからそのままでいて。」
懇願するように凛の目を見ると、息を呑むようにして目を瞠った後渋々と言った感じで頷いてくれる。
凛は俺のこの表情に弱いのを知っている、少ししょんぼりした感じでお願いすると大体頷いてくれる。
にんじんのポタージュをスプーンで掬って凛の口元に持っていくと、驚いたような顔をして首を振って自分で食べると言うけどまたしょんぼりした顔をしたら口を開けてくれた。
凛は思っていることが顔に出やすい、本人はポーカーフェイスだと思っているけど実際ほとんど考えていることが筒抜けな程表情に出てしまっている。
そんなところも可愛くてしょうがない、嬉しい時はに自然と笑みが溢れているしそれに自分に気づいて表情を戻そうとするのにすぐにまたへにゃっとした笑顔に戻ってしまう。
今もポタージュの味が気にいったのか目を見開いて、口角をあげて美味しいものを食べた時と同じ笑顔になっている。
一口サイズに作ってもらったサンドイッチを口元に持っていけばパクりとかぶりつく。
そしてまた美味しいと全身で訴えるように、体をゆらゆらと揺らしながら満面の笑みになっている。
正直もう可愛くてしょうがない。
食べさせながらも凛の頬や額にキスをしていると、俺の方を見て少し恥ずかしそうにはにかんだ。
「大翔は?食べないの?」
「俺はさっき凛が寝てる間につまんだから平気だよ、後で夜食持ってきてもらうつもり。」
「え!夜食!いいなぁ。」
「ふふ、じゃあちょっと今は軽めにしておこうか。後でソーキそばを頼もうとしたんだ。」
「うん。」
凛が嬉しそうに頷いて、俺の胸に頭を預けてくる。
可愛過ぎてぎゅっと抱きしめると凛が俺の腰に腕を回して抱きついてくる。
凛の可愛いおでこや耳元、首筋にキスを落とすと幸せそうな顔をして見上げてくるのでそのまま唇にキスをした。
サンドイッチを半分ほど食べ終えたところで、食器を片付けて二人でベッドの上に寝転んだ。
俺の体右半分に凛が抱きつくようにして胸元に頭を預ける。
「明明後日帰るんだっけ。」
「ああ。」
「お土産買いたいんだけど、買う時間あるかな?」
「最終日は空港に行く前に買い物しようか。」
「うん、明くんにお土産買ってかなきゃ。」
「帰ったその日はうちに泊まるか?」
「いいの?」
「あぁ、翌日は礼央さんのお店手伝いに行くって言ってたろ?」
「うん。」
「そしたら、二人でお店行ってそのまま寮に帰ろう。」
凛は笑顔で頷いてぎゅっと抱きついてくる。
俺の首元に鼻を寄せて香りを嗅いでいるみたいだ。
俺も抱きしめて凛の香りを嗅ぐ。
優しくて、ミルクにも似た甘い花のような香り。
少し強めの薬を飲んでもらっているから、微量にしか香らないその香りを胸いっぱいに吸い込む。
凛の実家に挨拶が終わったら、もっと強く香る凛の香りに包まれたい。
そして、俺の香りで包んでしまいたい。
俺の可愛い可愛い番。
どちらともなく二人でキスを繰り返し、ベッドの上で抱きしめ合った。
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気づけば夕方になり、空はオレンジ色から群青色のグラデーションが広がる。
水を持って寝室に戻ってくると、ベッドの上には丸くなって眠る凛の姿がある。
結局あのあと貪るようにして何度も求めてしまったので、多分凛は今日動けないだろう。
ベッドに座ってすやすやと眠る凛の頬を撫でる。
まさか、凛から求められるとは思っていなかった。
昨日の夜から何か様子がおかしいことは気づいていた、今日の朝も礼央さんと話していたみたいだし。
思いの外シェフとして来てもらっている与那覇さんと仲良くなっていることには驚いた。
楽しそうに笑う凛を見て妬いたのは間違いない。
俺に対して何かを隠していることも…。
それがまさか、抱かれるためにどうしたらいいかなんて事を相談しているとは思わなかった。
俺に全て話して欲しいって思うのはエゴなんだろうか、でも俺以外の誰かを頼られたくない。
俺の腕の中にずっと囲っておきたいし、あの可愛い笑顔を向けるのは俺一人でいいと思うのはきっとアルファだけが持つ強い独占欲の現れだ。
優しくしたいし、甘やかしたい、俺しか見ないように一生俺に繋いでおきたい。
酷くしたくないのに、俺の中にある独占欲がこうやって抱き潰すまで求めてしまう。
肌理の細かい白い肌を撫でる。
意識を飛ばした凛を抱えてお風呂には入ったので、体は綺麗になっていてさらりとしている。
少し赤みの残る桜色の頬は夕陽のおかげか橙色に染まって長いまつ毛の影を落としている。
今となっては凛と出会う前のことが思い出せないほど、心の大部分を凛が占めている。
可愛いくて、愛おしい凛の頬に軽く口付けサラサラの黒髪を梳くように撫でる。
すると、起きたのか一瞬目を思い切り瞑ると身じろいだ。
伸びをするように体を動かそうとするも体が痛いのか動きが少し悪い。
眠そうに目を開けると俺の顔を見てへにゃりとした笑顔を向けてくる。
俺の大好きな愛しい番の頬に手を添えて、ふっくりとした赤く色づく唇に口付ける。
「ん…大翔…ケホッ」
「水持ってきたよ、飲む?」
「うん。」
先ほどまで頻りに喘いでいたせいで喉が痛いのか、少し咳をしながら水を飲む。
勢いよくコップから流れた水が凛の小さな口に入り切らず端から少しだけ溢れ出た。
それを指先で拭う姿が扇情的で先ほどまでの情事を強く香らせる、薄くだが香る凛の甘い香りを嗅ぐように首筋に鼻を寄せれば少し驚いたように体を強張らせる。
まだ濡れる口元を舌で舐め上げると、みるみるうちに凛の目元から頬、首筋、肩までが赤く染まっていく。
肩口に音を立てて口付ければ恨めしそうに俺の顔を見る。
凛の瞳は少し潤んでいて、赤く色づく頬を指の背で撫でる。
愛しくてしょうがない、初めてのヒートの時まではしないと誓っていたけど、今思えばなぜそんなことを思っていたのかすら思い出せないほどに体の奥底から凛を求めてやまない。
少し急速に間柄を詰めたのは確かだし、あの事件の件で凛に負担をかけたのもある。
ゆっくり進んでいこうとは思っていた、自分だけが我慢すればいいのだとそう思っていた。
でも実際は凛も同じく体を繋げたいと思っていてくれたことに歓喜した。
心のどこか奥の方で、俺だけが渇望しているようなそんな気になっていたんだと思う。
結果凛に乞われる形で体を繋げたが…正直可愛かったのでそれはそれで…良かった。
「ごめんね、無理させて。」
「う、ううん。あ、僕も…その、恥ずかしいこと…いっぱい、言っちゃって、あの…。」
「可愛かったよ…。」
凛の肩を引き寄せて耳元で囁いてこめかみに口付けると、すでに赤かった耳がさらに真っ赤に染まっていく。
さっきしたばかりだから無理はさせたくないけど…こんな可愛い姿見て我慢とか、無理でしょ…。
凛の顔を上に向かせて口付ける、最初は軽く、何度も啄むようにキスをした後に開いた口から舌を滑り込ませて凛の甘い舌を絡め取って吸い上げると凛からはくぐもったような声が漏れる。
鼻にかかったような甘い吐息、漏れる声を聞くだけで下肢に熱が集まるようだ。
無理はさせたくないけどこのまま再び組み敷いて甘い体を貪りたい。
相反する気持ちで揺れるけど、ここはこの甘い唇だけで我慢だ。
「ん、ふぁ、ん…。」
「凛、お腹減ってない?」
「はぁ…はぁ、ん、すいた。」
唇を離して問い掛ければ、少しだけ息が上がった凛の上気して溶けそうな瞳が俺を見る。
はぁ…可愛い…。
俺は凛にTシャツを着せた後、抱きしめて旋毛にキスを落とすとキッチンまで料理を取りに行く。
お風呂に入って凛を寝かせた後に頼んでおいたものだ。
「さっき、持ってきてもらったんだ。」
暖かいにんじんのポタージュとローストビーフのサンドイッチと野菜と卵のサンドイッチをトレイに乗せてベッドの上に置くとあぐらをかいて座る。
まだ腰がぐらぐらして上手く座れない凛を抱えて横抱きにして膝の上に座らせる。
「大翔、僕降りるよ…重いでしょ?」
「重くないよ、それに今凛一人で座るの大変でしょ?大丈夫だからそのままでいて。」
懇願するように凛の目を見ると、息を呑むようにして目を瞠った後渋々と言った感じで頷いてくれる。
凛は俺のこの表情に弱いのを知っている、少ししょんぼりした感じでお願いすると大体頷いてくれる。
にんじんのポタージュをスプーンで掬って凛の口元に持っていくと、驚いたような顔をして首を振って自分で食べると言うけどまたしょんぼりした顔をしたら口を開けてくれた。
凛は思っていることが顔に出やすい、本人はポーカーフェイスだと思っているけど実際ほとんど考えていることが筒抜けな程表情に出てしまっている。
そんなところも可愛くてしょうがない、嬉しい時はに自然と笑みが溢れているしそれに自分に気づいて表情を戻そうとするのにすぐにまたへにゃっとした笑顔に戻ってしまう。
今もポタージュの味が気にいったのか目を見開いて、口角をあげて美味しいものを食べた時と同じ笑顔になっている。
一口サイズに作ってもらったサンドイッチを口元に持っていけばパクりとかぶりつく。
そしてまた美味しいと全身で訴えるように、体をゆらゆらと揺らしながら満面の笑みになっている。
正直もう可愛くてしょうがない。
食べさせながらも凛の頬や額にキスをしていると、俺の方を見て少し恥ずかしそうにはにかんだ。
「大翔は?食べないの?」
「俺はさっき凛が寝てる間につまんだから平気だよ、後で夜食持ってきてもらうつもり。」
「え!夜食!いいなぁ。」
「ふふ、じゃあちょっと今は軽めにしておこうか。後でソーキそばを頼もうとしたんだ。」
「うん。」
凛が嬉しそうに頷いて、俺の胸に頭を預けてくる。
可愛過ぎてぎゅっと抱きしめると凛が俺の腰に腕を回して抱きついてくる。
凛の可愛いおでこや耳元、首筋にキスを落とすと幸せそうな顔をして見上げてくるのでそのまま唇にキスをした。
サンドイッチを半分ほど食べ終えたところで、食器を片付けて二人でベッドの上に寝転んだ。
俺の体右半分に凛が抱きつくようにして胸元に頭を預ける。
「明明後日帰るんだっけ。」
「ああ。」
「お土産買いたいんだけど、買う時間あるかな?」
「最終日は空港に行く前に買い物しようか。」
「うん、明くんにお土産買ってかなきゃ。」
「帰ったその日はうちに泊まるか?」
「いいの?」
「あぁ、翌日は礼央さんのお店手伝いに行くって言ってたろ?」
「うん。」
「そしたら、二人でお店行ってそのまま寮に帰ろう。」
凛は笑顔で頷いてぎゅっと抱きついてくる。
俺の首元に鼻を寄せて香りを嗅いでいるみたいだ。
俺も抱きしめて凛の香りを嗅ぐ。
優しくて、ミルクにも似た甘い花のような香り。
少し強めの薬を飲んでもらっているから、微量にしか香らないその香りを胸いっぱいに吸い込む。
凛の実家に挨拶が終わったら、もっと強く香る凛の香りに包まれたい。
そして、俺の香りで包んでしまいたい。
俺の可愛い可愛い番。
どちらともなく二人でキスを繰り返し、ベッドの上で抱きしめ合った。
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