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高校生編
30 春の海で(8) ※
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まるまるR18回になります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
浜辺から直接ヴィラのバルコニーに入ると、プール脇のガゼボに置かれたベッドに荷物を投げきていた服を脱がされてしまう。
砂浜に裸足で降りてたのでそのままシャワーブースに入ると、大翔は僕をシャワーブースのタイルでできた壁を背に立たせて噛み付くようなキスをする。
全てを喰らい尽くすような荒々しいキス。
わざと音を立たせるように舌を絡ませて、何度も角度を変えて深く口付ける。
荒っぽいのに、深く甘く溶けるようなキスを繰り返していく。
大翔は両手で僕の顔を挟み耳を指で塞ぐと、脳の中にキスから生まれる水音が直接響いていく。
くちゅくちゅと舌の絡まる音が脳の中を犯されていくみたい。
「凛の顔トロトロだね、キス気持ちいい?」
「ん、きもちい…。キスすき…。」
「凛、かわいい。」
大翔が僕の頬を撫でるのが気持ちよくて、僕の方から大翔の手に擦り寄ると大翔が短く息を吐くように笑った声が聞こえた。
「嫌だった?」
「嫌なはずがないだろ?子猫みたいでかわいいよ。」
「僕が誘ったのも?」
「ああ、驚いたけどね。嬉しかった。凛にそう言ってもらえて。」
もう一度深くキスをする。
舌を絡めて、大翔の舌が僕の口内を愛撫するとくぐもった様な鼻にかかった声が漏れる。
甘くて、蕩けるようなキス。
2人の唾液が混ざり合って、僕は上を向いたまま必死に飲み込んでいく。
「ん、はぁ、っんん、ひろと…。」
音を立てて離れた僕らの唇の間には銀糸がわたり、大翔の赤い舌が自らの唇の端を舐める。
僕を見つめる目には情欲の色が濃く表れていて、今まで以上に壮絶な色気を放っている。
シャワーを出してぬるいお湯が僕らの体を濡らしていく。大翔が手に取ったボディソープで僕の体を撫で上げていくだけでゾクゾクとした快感が皮膚を刺激する。
「ん、ぁあっだめ、ンッ。」
「洗ってるだけなのに、感じてるの?」
「んンッ、だって…なんか、触り方が、えっち…。」
「ただ洗ってるだけだよ。」
嘘ばっか、洗うだけなのにそんなに優しく撫でられると、お腹の下の方がズクズクと痺れて僕の体の中心が熱くなっていく。
「ほら後ろ向いて、壁に手をついて。」
そう言って僕を後ろから抱き込むように体を洗っていく、脇腹からおへそ、そしてゆっくりと上に手が上がっていくと僕の胸の飾りを掠める。
「ひゃっ」
「ここ、もうこんなピンと立ってる。」
胸の飾りの周りを少し泡立った指で撫でると、もっと触って欲しくて主張していく。
淡く色づいていたそこはいつの間にか赤く熟れた果実のように甘い色香を纏って、触って欲しそうに震える。
「はっ、ンンッ、や、触って?」
「どこ、触って欲しいの?」
「ここ、さわって…。」
大翔の手を持って僕の胸の飾りに持っていく。やわやわと撫でるような動きから人差し指の爪でカリカリと引っ掻くような動きに変わる。
「ここ?」
「んぁっ、あっんひっかいちゃ、だめ…」
「こうされるの好きでしょ?」
大翔は僕の胸の飾りを引っ掻いたり、指の腹でギュッと押しつぶすと口から勝手に甘い声が漏れてしまう。大翔はそっと僕の耳を後ろから齧ったり口に含んだりしながらも胸の飾りをいじめていく。
「ん、すきっ、もっとして、ひろと…」
「素直な凛、可愛い。もっとおねだりして?」
シャワーで泡を流しながら、
後ろから抱きしめられて首筋に大翔の舌の感触を感じると体がピクリと揺れる。
「ん、んぁ、はぁ。」
親指と人差し指でピンとたったつぼみの先をつままれて、軽く捏ねながら引っ張られるとピリッとした痛みの中に痺れるような快感が広がる。
「んっ、や、ぁん、ひっぱっちゃ、んぁ、はぁ。」
胸の飾りを引っ張られると体の中心からトロトロと透明な蜜が溢れ出していくのがわかる。
後ろの窄まりも期待からなのか中がゆっくりと濡れていくのを感じる。
緩く立ち上がって先端から蜜を溢す芯を大翔の大きな手が握って扱きあげれば、腰がビリビリと痺れるように響く。
「あっ、ぁん、だめ、ぁあッつよいのやぁ」
「ん、ほら凛、イッていいよ。」
「はぁ、ん、や、でちゃ…ごしごししないでぇ、出ちゃうっ、やぁっっーーーーーー!」
ぐちゅぐちゅと卑猥な水音がシャワーブースの中を満たしていく。
強く花芯を扱かれもう一方の手で胸の飾りを引っ張られると、僕は震えながら嬌声をあげ先端から白濁を吐き出した。
僕は脱力感から倒れ込みそうになるのを大翔が僕の足の間に膝を割り入れて支えてくれる。
走った後のように荒く整わない息をどうにか整えようと深く息をする。
「んっ、はぁ、はぁ。」
「凛、可愛い。気持ちよかった?」
「ん、きもちい…はぁ、ひろとも…きもちよくなって?」
僕はなんとか体を回転させて大翔の首に縋り付いてキスをすると、大翔は少し驚いたような顔をした後にほどけるような笑顔で僕に深いキスをくれる。
シャワーブースに置かれていたローションを手に取り、少し温めると僕の尻たぶの間に指を這わせ窄まりの周りをゆっくりと撫であげる。
なんとか、大翔の胸に寄りかかりながらも両手で大翔の勃ち上がったそれに手をかける。
自分よりも大きくて太い、お腹につきそうな程勃ち上がるそれは表面に血管が浮き出て、傘の部分は張り出している。
先端に指をかけゆっくりと撫でる、ビクりと大翔の体が揺れた。
「凛、ちゃんと握って。」
「ん。」
耳元で大翔が吐息の混じった低い声で囁けば、その声にも震えるように感じ入る。
大翔に言われた通りに少し強めに握ってゆっくりと手を上下に動かす。
「そう、凛上手いよ。これ、欲しいんでしょ?」
「ん、ほし…これほしい。」
「凛のここに、入れてあげるからね。」
そう言ってさっきまで窄まりの周りを撫でていた指を中へと潜り込ませていく。
すでに濡れ始めていたそこは難なく大翔の中指を飲み込んでいく。
発情期じゃなくてもオメガの後ろはそれ以外の人と比べると解れやすい。
じゅぷじゅぷと音を鳴らしながら大翔の指が僕の後孔を解していく。
ここに、大翔のこれが入るんだ。
こんなにおっきいの入るかな…。
「凛…。」
いつの間にか増えた大翔の指を感じながら、一生懸命に大翔のそれを両手で扱いていく。
早く欲しい。
「あっ、、んんっやぁっ」
急に大翔の指が僕のいいところを掠めると、思わず後ろを締め付けてしまう。
「凛、ちゃんと扱いて。ここに欲しいんでしょ?」
「んぁ、ほし、んんっはぁ、欲しい…ひろとの、入れて?」
ずるりと大翔の指が後ろから抜けるのを感じると、抜ける感覚にすら快感を拾ってしまう。
「ひゃあっ、ん」
「凛、ベッドに行こうか。」
バスローブを羽織り真新しいバスタオルを持って僕を抱えるとそのままベッドルームへと歩き出した。
バルコニーの窓を開けてベッドルームに入ると僕を抱えたまま、ベッドにタオルを敷いたあとにそっとベッドに横たえた。
歩いている最中もずっとキスをしながら移動して、ベッドに降ろされた後も大翔に縋るようにキスを繰り返す。
降ろされた後に二人の間にできた隙間がいやで、もっと大翔にくっつきたくって首に腕を回して抱きつく。
「ほら、凛離れないと脱げないよ。」
「ん、や…。」
頭をフルフルと横に振って大翔から離れないでいると、大翔が僕の隣に座ったので少しだけ僕の左側がベッドに沈む。
大翔が僕の腰と背中を抱きこんでギュッと引き寄せるとそのまま深く口付ける。
何度も、角度を変えて、僕の口内を溶かすような熱くて甘いキス。
ゆっくりとバスローブの肌けた合わせから大翔の手が肌の上を撫でるようにして脱がしていく。
僕の腕を持って出来るだけ体が離れないようにしてくれてるんだと思う。大翔は抱きしめたまま器用に僕のバスローブを剥ぎ取りベッドの下へと投げる。
僕も大翔の首筋に手のひらを沿わせてゆっくりとバスローブを脱がす。
「凛が脱がせてくれるの?」
「うん。」
僕が脱がせる間も、僕の唇だけじゃなく瞼や頬にキスを落としてくれる。
キスはそのまま首筋に降りて行って、チリっとした痛みを伴う所有印を刻んでいく。
そのまま鎖骨や胸の周りにも赤い花が咲いていく。
大翔から与えられるもの全てが気持ちよくて、少しだけ痛みを伴う所有印ですら僕の口からは甘い吐息が溢れてしまう。
全部気持ちいい。僕も、大翔に残したい。
少しだけ体を起こして大翔の首筋に跡を残そうとするのにうまくいかない。
僕が少しだけムッとした顔をしていると、大翔はふっと息を吐くような笑みを溢した。
「凛、ここ、もうちょっと強く吸わないと付かないよ。」
「うん。」
ジュッと音がなるほど口を窄めて吸い付くと大翔の首筋に赤い跡がついた。
「付いた?」
「うん。」
大翔は僕を正面から抱きあげてあぐらをかいた膝の上に乗せると、耳やこめかみにキスをしながらもう一度奥の窄まりに指を挿し込んだ。
すでに解れたそこはぐぷりと音をさせて大翔の指を飲み込んでいく。
「ん、はぁ、んんっ」
「初めてだからもうちょっと解そうか。」
「んん、やっ…入れて?」
「まだ、だーめ。」
ぐちゅぐちゅと愛液とローションが混ざった少し粘度のある水音が聞こえる。
下腹部に感じる少しの圧迫感と、僕のいいところを少し掠める大翔の長い指が僕の中の狭い隘路を少しづつ開いていく。
「凛…何で俺に言ってくれなかったの?」
「ん?、あっ、はぁ、ひん、ぁああっんん」
「他の人には言えるのに俺には言えなかった?」
「はぁ、ん、だって…だめって…いわれたら、ぁん」
「俺が凛のおねだりにダメって言うと思ったの?」
「ひゃあ、ぁっそこ、だめ、んんっやぁ」
「ねぇ凛?」
「んん、ごめんな、さい。」
「俺悲しかったんだよ。」
「ぁあっ、ンンッ、ふぁっ、あっやっそこやぁっ、ごめん、なさい、ひろとぉ、あっ」
僕のいいところを中指と人差し指がグニグニと押しつぶすようにされると、ビリビリ痺れるように快感が押し寄せてくる。
大翔を悲しませたかった訳じゃない。
でも…もし、断られたらって…思ったら怖かったんだ。
「必ず俺に相談してくれる?隠し事はしない?」
「ひぁっ、あん、やぁあ、しない。しないからぁ、ひろとの欲しい…んんっ」
「俺の欲しい?」
「ほし、い…ひろとのいれて…、ここにいれて?」
「いいよ。」
大翔は僕に深く口付けながら、指を抜くと僕を膝から下ろしてうつ伏せに寝かせる。
ベッドのサイドボードに置かれたゴムを手に取ると、素早く自分のものに被せて高く突き出した僕のお尻に先っぽをあてがう。
熱くて、指よりも太いものがゆっくりと僕の体内に埋め込まれていく。
「はっ、はっ…」
「くっ…、凛の力抜いて。」
指とは違う質量のものがゆっくりと入り込んでいくのが分かる、ぐぷりと一番太いであろうカリ首を飲み込むと入り口がミチミチと限界まで拡がってる気がする。
少し入っては戻ってまた少し入ってと、大翔は僕の負担にならないようにゆっくりとその隘路を奥へと進んでいく。
「ん、はぁ、ンンッ」
「凛、痛くない?」
「痛くは、ない、でも、変な感じがする。」
内臓がお腹の中から押されるような圧迫感。
「は、ンンッ、ぁあ、んっ」
「ここ、凛のいいところだね。」
中を拓いていく大翔の張り出した部分が、僕のいいところを掠めると、圧迫感だけだった所に快感が混じりだす。
「ぜんぶはいった?」
「ん、まだ半分…。」
こんなに奥に入ってる気がするのに、まだ半分なの?
「はぁ、ん、もう、ひろとのおっき…ぃ。」
「はぁ、凛…あんま煽らないで。」
「はやく、ほしいの、ひろとの、大丈夫だから、ひろとのもっと奥にちょうだい。」
ゆっくりされると奥の方が燻ってもっと奥に欲しくなってしまう。
発情期じゃないから奥に子宮の代わりとなる受ける場所は無いけど、それでも大翔ので奥を暴いてほしい。
「あんまり余裕ないから煽らないでって言ってるのに…優しくできなくなっちゃう。」
「はぁ、ん、はげしくしてへいき。ひろとなら好きにしていいよ?」
もう上半身を腕で支えることはできなくて、くたりと枕に顔を埋めたまま、腰だけを高くした状態のまま大翔のものを食んでいく。
「はぁ、明日、立てなくなっても知らないよ。」
「いいよ、早く、ぁああっーーーッ。」
ぐぷんっと音を立てて、一気に奥まで大翔のもので貫かれる。
一番奥に辿り着いた瞬間、背中をビリビリとしたものが走って僕の前からはトロトロと白いものが溢れ出している。
「はぁっ、あぁん、やっ、おく、ぁッ」
「はぁ、ところてんとか…凛可愛い、挿れられてイッちゃったの?」
「あ、はぁ、、んんっ、ぁあん」
大翔の剛直が一気に隘路を突き進んだ後、激しい律動によって壁が擦られて僕のいいところも押されて、とてつもない快感が僕の体を支配していく。
はじめてなのに、こんな…。
卑猥な水音と肌のぶつかり合う音がベッドルームに響き渡る。
甘くて癖のある大翔のフェロモンの香りもする。
擦られてる壁も気持ちいいし、奥をトントンとされれば体がビリビリと快感に震える。
「あ、やぁ、きもち、いいの、、だめっんん」
大翔の剛直を絡め取るように僕の中が勝手に締め付けてしまう。
その度に大翔からはくぐもったような声が聞こえてくる。
大翔もきもちいい?
「はぁ、ひろ、と、ンンッ、あっ顔…見たい…。」
体が離れてるのが寂しい。顔が見えないのが寂しい。
もっと大翔にくっつきたいのに、この格好じゃそれが出来ないのがもどかしい。
大翔が一旦それを抜くと僕の体を反転させて、仰向けに寝かす。腰の下に枕とクッションを挟み込んで、前からゆっくりと再び剛直を突き入れる。
「この体勢だと凛が苦しいかもしれないから、苦しくなったら言うんだよ。」
「ん、わかった。」
再びぐぷりと音を立てながら、今度は最初から一気に突き入れられて、一番奥まで入れられると痺れるような快感の波に晒される。
大翔の首に腕を回して、足を大翔の腰に巻きつける。
僕が舌を出すと、大翔がそれを甘噛みしながら舌を絡め唇を合わせる。
その間も激しい律動に翻弄され、唇の隙間からひっきりなしに甘い嬌声が漏れてしまう。
どちゅどちゅと打ち付けるような律動に全身が跳ねるのが抑えられない。
「はぁ、やっん、きもち、いいの、きちゃう。ひろと、きもち、いい?」
「はぁっ、ん,気持ちいいよ。凛の中が離したくないって、吸い付いてくる。」
気持ちいいって言われたら嬉しくなって僕は無意識に笑顔になっていたみたい。
「はぁ、凛、可愛いっ、愛してるよ。」
「ん、ぼくも…ひろと、好き、だいすきぃ」
「すごい、ぎゅうぎゅう締め付けてくる。あんま持たないかも。」
「はぁ、ぼく、もう、あっん、いっちゃ…。」
「いいよ、前もしてあげるね。凛、イッていいよ。」
大翔は僕を突き上げながら、前を扱くと快感が一気に駆け上がってくる。
「あ、やっ、いっしょ、だめなの。あっ、やぁ、イッちゃ…。」
「はぁ、俺もイキそう。凛出していいよ。」
「あぁっやぁ、ああぁああっーーーーーーッ!!」
中がギュッと大翔のものを搾り取るように蠕動すると前から溢れ出した白が僕のお腹の上にパタパタと飛び散った。
そのすぐ後、薄い膜越しにお腹の中で大翔のものがビクビクと動き果てるのを感じた。
こんな膜越しじゃなく、大翔に出されたい。
このお腹をいっぱいに満たすぐらい、大翔のもので満たされたい。
僕はそう思いながら意識を手放した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お仕置き…になってない気がしますけど。
最後まで致してしまいました。
私が寸止め我慢できませんでした。
今後イチャイチャに拍車がかかるかと思います。
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浜辺から直接ヴィラのバルコニーに入ると、プール脇のガゼボに置かれたベッドに荷物を投げきていた服を脱がされてしまう。
砂浜に裸足で降りてたのでそのままシャワーブースに入ると、大翔は僕をシャワーブースのタイルでできた壁を背に立たせて噛み付くようなキスをする。
全てを喰らい尽くすような荒々しいキス。
わざと音を立たせるように舌を絡ませて、何度も角度を変えて深く口付ける。
荒っぽいのに、深く甘く溶けるようなキスを繰り返していく。
大翔は両手で僕の顔を挟み耳を指で塞ぐと、脳の中にキスから生まれる水音が直接響いていく。
くちゅくちゅと舌の絡まる音が脳の中を犯されていくみたい。
「凛の顔トロトロだね、キス気持ちいい?」
「ん、きもちい…。キスすき…。」
「凛、かわいい。」
大翔が僕の頬を撫でるのが気持ちよくて、僕の方から大翔の手に擦り寄ると大翔が短く息を吐くように笑った声が聞こえた。
「嫌だった?」
「嫌なはずがないだろ?子猫みたいでかわいいよ。」
「僕が誘ったのも?」
「ああ、驚いたけどね。嬉しかった。凛にそう言ってもらえて。」
もう一度深くキスをする。
舌を絡めて、大翔の舌が僕の口内を愛撫するとくぐもった様な鼻にかかった声が漏れる。
甘くて、蕩けるようなキス。
2人の唾液が混ざり合って、僕は上を向いたまま必死に飲み込んでいく。
「ん、はぁ、っんん、ひろと…。」
音を立てて離れた僕らの唇の間には銀糸がわたり、大翔の赤い舌が自らの唇の端を舐める。
僕を見つめる目には情欲の色が濃く表れていて、今まで以上に壮絶な色気を放っている。
シャワーを出してぬるいお湯が僕らの体を濡らしていく。大翔が手に取ったボディソープで僕の体を撫で上げていくだけでゾクゾクとした快感が皮膚を刺激する。
「ん、ぁあっだめ、ンッ。」
「洗ってるだけなのに、感じてるの?」
「んンッ、だって…なんか、触り方が、えっち…。」
「ただ洗ってるだけだよ。」
嘘ばっか、洗うだけなのにそんなに優しく撫でられると、お腹の下の方がズクズクと痺れて僕の体の中心が熱くなっていく。
「ほら後ろ向いて、壁に手をついて。」
そう言って僕を後ろから抱き込むように体を洗っていく、脇腹からおへそ、そしてゆっくりと上に手が上がっていくと僕の胸の飾りを掠める。
「ひゃっ」
「ここ、もうこんなピンと立ってる。」
胸の飾りの周りを少し泡立った指で撫でると、もっと触って欲しくて主張していく。
淡く色づいていたそこはいつの間にか赤く熟れた果実のように甘い色香を纏って、触って欲しそうに震える。
「はっ、ンンッ、や、触って?」
「どこ、触って欲しいの?」
「ここ、さわって…。」
大翔の手を持って僕の胸の飾りに持っていく。やわやわと撫でるような動きから人差し指の爪でカリカリと引っ掻くような動きに変わる。
「ここ?」
「んぁっ、あっんひっかいちゃ、だめ…」
「こうされるの好きでしょ?」
大翔は僕の胸の飾りを引っ掻いたり、指の腹でギュッと押しつぶすと口から勝手に甘い声が漏れてしまう。大翔はそっと僕の耳を後ろから齧ったり口に含んだりしながらも胸の飾りをいじめていく。
「ん、すきっ、もっとして、ひろと…」
「素直な凛、可愛い。もっとおねだりして?」
シャワーで泡を流しながら、
後ろから抱きしめられて首筋に大翔の舌の感触を感じると体がピクリと揺れる。
「ん、んぁ、はぁ。」
親指と人差し指でピンとたったつぼみの先をつままれて、軽く捏ねながら引っ張られるとピリッとした痛みの中に痺れるような快感が広がる。
「んっ、や、ぁん、ひっぱっちゃ、んぁ、はぁ。」
胸の飾りを引っ張られると体の中心からトロトロと透明な蜜が溢れ出していくのがわかる。
後ろの窄まりも期待からなのか中がゆっくりと濡れていくのを感じる。
緩く立ち上がって先端から蜜を溢す芯を大翔の大きな手が握って扱きあげれば、腰がビリビリと痺れるように響く。
「あっ、ぁん、だめ、ぁあッつよいのやぁ」
「ん、ほら凛、イッていいよ。」
「はぁ、ん、や、でちゃ…ごしごししないでぇ、出ちゃうっ、やぁっっーーーーーー!」
ぐちゅぐちゅと卑猥な水音がシャワーブースの中を満たしていく。
強く花芯を扱かれもう一方の手で胸の飾りを引っ張られると、僕は震えながら嬌声をあげ先端から白濁を吐き出した。
僕は脱力感から倒れ込みそうになるのを大翔が僕の足の間に膝を割り入れて支えてくれる。
走った後のように荒く整わない息をどうにか整えようと深く息をする。
「んっ、はぁ、はぁ。」
「凛、可愛い。気持ちよかった?」
「ん、きもちい…はぁ、ひろとも…きもちよくなって?」
僕はなんとか体を回転させて大翔の首に縋り付いてキスをすると、大翔は少し驚いたような顔をした後にほどけるような笑顔で僕に深いキスをくれる。
シャワーブースに置かれていたローションを手に取り、少し温めると僕の尻たぶの間に指を這わせ窄まりの周りをゆっくりと撫であげる。
なんとか、大翔の胸に寄りかかりながらも両手で大翔の勃ち上がったそれに手をかける。
自分よりも大きくて太い、お腹につきそうな程勃ち上がるそれは表面に血管が浮き出て、傘の部分は張り出している。
先端に指をかけゆっくりと撫でる、ビクりと大翔の体が揺れた。
「凛、ちゃんと握って。」
「ん。」
耳元で大翔が吐息の混じった低い声で囁けば、その声にも震えるように感じ入る。
大翔に言われた通りに少し強めに握ってゆっくりと手を上下に動かす。
「そう、凛上手いよ。これ、欲しいんでしょ?」
「ん、ほし…これほしい。」
「凛のここに、入れてあげるからね。」
そう言ってさっきまで窄まりの周りを撫でていた指を中へと潜り込ませていく。
すでに濡れ始めていたそこは難なく大翔の中指を飲み込んでいく。
発情期じゃなくてもオメガの後ろはそれ以外の人と比べると解れやすい。
じゅぷじゅぷと音を鳴らしながら大翔の指が僕の後孔を解していく。
ここに、大翔のこれが入るんだ。
こんなにおっきいの入るかな…。
「凛…。」
いつの間にか増えた大翔の指を感じながら、一生懸命に大翔のそれを両手で扱いていく。
早く欲しい。
「あっ、、んんっやぁっ」
急に大翔の指が僕のいいところを掠めると、思わず後ろを締め付けてしまう。
「凛、ちゃんと扱いて。ここに欲しいんでしょ?」
「んぁ、ほし、んんっはぁ、欲しい…ひろとの、入れて?」
ずるりと大翔の指が後ろから抜けるのを感じると、抜ける感覚にすら快感を拾ってしまう。
「ひゃあっ、ん」
「凛、ベッドに行こうか。」
バスローブを羽織り真新しいバスタオルを持って僕を抱えるとそのままベッドルームへと歩き出した。
バルコニーの窓を開けてベッドルームに入ると僕を抱えたまま、ベッドにタオルを敷いたあとにそっとベッドに横たえた。
歩いている最中もずっとキスをしながら移動して、ベッドに降ろされた後も大翔に縋るようにキスを繰り返す。
降ろされた後に二人の間にできた隙間がいやで、もっと大翔にくっつきたくって首に腕を回して抱きつく。
「ほら、凛離れないと脱げないよ。」
「ん、や…。」
頭をフルフルと横に振って大翔から離れないでいると、大翔が僕の隣に座ったので少しだけ僕の左側がベッドに沈む。
大翔が僕の腰と背中を抱きこんでギュッと引き寄せるとそのまま深く口付ける。
何度も、角度を変えて、僕の口内を溶かすような熱くて甘いキス。
ゆっくりとバスローブの肌けた合わせから大翔の手が肌の上を撫でるようにして脱がしていく。
僕の腕を持って出来るだけ体が離れないようにしてくれてるんだと思う。大翔は抱きしめたまま器用に僕のバスローブを剥ぎ取りベッドの下へと投げる。
僕も大翔の首筋に手のひらを沿わせてゆっくりとバスローブを脱がす。
「凛が脱がせてくれるの?」
「うん。」
僕が脱がせる間も、僕の唇だけじゃなく瞼や頬にキスを落としてくれる。
キスはそのまま首筋に降りて行って、チリっとした痛みを伴う所有印を刻んでいく。
そのまま鎖骨や胸の周りにも赤い花が咲いていく。
大翔から与えられるもの全てが気持ちよくて、少しだけ痛みを伴う所有印ですら僕の口からは甘い吐息が溢れてしまう。
全部気持ちいい。僕も、大翔に残したい。
少しだけ体を起こして大翔の首筋に跡を残そうとするのにうまくいかない。
僕が少しだけムッとした顔をしていると、大翔はふっと息を吐くような笑みを溢した。
「凛、ここ、もうちょっと強く吸わないと付かないよ。」
「うん。」
ジュッと音がなるほど口を窄めて吸い付くと大翔の首筋に赤い跡がついた。
「付いた?」
「うん。」
大翔は僕を正面から抱きあげてあぐらをかいた膝の上に乗せると、耳やこめかみにキスをしながらもう一度奥の窄まりに指を挿し込んだ。
すでに解れたそこはぐぷりと音をさせて大翔の指を飲み込んでいく。
「ん、はぁ、んんっ」
「初めてだからもうちょっと解そうか。」
「んん、やっ…入れて?」
「まだ、だーめ。」
ぐちゅぐちゅと愛液とローションが混ざった少し粘度のある水音が聞こえる。
下腹部に感じる少しの圧迫感と、僕のいいところを少し掠める大翔の長い指が僕の中の狭い隘路を少しづつ開いていく。
「凛…何で俺に言ってくれなかったの?」
「ん?、あっ、はぁ、ひん、ぁああっんん」
「他の人には言えるのに俺には言えなかった?」
「はぁ、ん、だって…だめって…いわれたら、ぁん」
「俺が凛のおねだりにダメって言うと思ったの?」
「ひゃあ、ぁっそこ、だめ、んんっやぁ」
「ねぇ凛?」
「んん、ごめんな、さい。」
「俺悲しかったんだよ。」
「ぁあっ、ンンッ、ふぁっ、あっやっそこやぁっ、ごめん、なさい、ひろとぉ、あっ」
僕のいいところを中指と人差し指がグニグニと押しつぶすようにされると、ビリビリ痺れるように快感が押し寄せてくる。
大翔を悲しませたかった訳じゃない。
でも…もし、断られたらって…思ったら怖かったんだ。
「必ず俺に相談してくれる?隠し事はしない?」
「ひぁっ、あん、やぁあ、しない。しないからぁ、ひろとの欲しい…んんっ」
「俺の欲しい?」
「ほし、い…ひろとのいれて…、ここにいれて?」
「いいよ。」
大翔は僕に深く口付けながら、指を抜くと僕を膝から下ろしてうつ伏せに寝かせる。
ベッドのサイドボードに置かれたゴムを手に取ると、素早く自分のものに被せて高く突き出した僕のお尻に先っぽをあてがう。
熱くて、指よりも太いものがゆっくりと僕の体内に埋め込まれていく。
「はっ、はっ…」
「くっ…、凛の力抜いて。」
指とは違う質量のものがゆっくりと入り込んでいくのが分かる、ぐぷりと一番太いであろうカリ首を飲み込むと入り口がミチミチと限界まで拡がってる気がする。
少し入っては戻ってまた少し入ってと、大翔は僕の負担にならないようにゆっくりとその隘路を奥へと進んでいく。
「ん、はぁ、ンンッ」
「凛、痛くない?」
「痛くは、ない、でも、変な感じがする。」
内臓がお腹の中から押されるような圧迫感。
「は、ンンッ、ぁあ、んっ」
「ここ、凛のいいところだね。」
中を拓いていく大翔の張り出した部分が、僕のいいところを掠めると、圧迫感だけだった所に快感が混じりだす。
「ぜんぶはいった?」
「ん、まだ半分…。」
こんなに奥に入ってる気がするのに、まだ半分なの?
「はぁ、ん、もう、ひろとのおっき…ぃ。」
「はぁ、凛…あんま煽らないで。」
「はやく、ほしいの、ひろとの、大丈夫だから、ひろとのもっと奥にちょうだい。」
ゆっくりされると奥の方が燻ってもっと奥に欲しくなってしまう。
発情期じゃないから奥に子宮の代わりとなる受ける場所は無いけど、それでも大翔ので奥を暴いてほしい。
「あんまり余裕ないから煽らないでって言ってるのに…優しくできなくなっちゃう。」
「はぁ、ん、はげしくしてへいき。ひろとなら好きにしていいよ?」
もう上半身を腕で支えることはできなくて、くたりと枕に顔を埋めたまま、腰だけを高くした状態のまま大翔のものを食んでいく。
「はぁ、明日、立てなくなっても知らないよ。」
「いいよ、早く、ぁああっーーーッ。」
ぐぷんっと音を立てて、一気に奥まで大翔のもので貫かれる。
一番奥に辿り着いた瞬間、背中をビリビリとしたものが走って僕の前からはトロトロと白いものが溢れ出している。
「はぁっ、あぁん、やっ、おく、ぁッ」
「はぁ、ところてんとか…凛可愛い、挿れられてイッちゃったの?」
「あ、はぁ、、んんっ、ぁあん」
大翔の剛直が一気に隘路を突き進んだ後、激しい律動によって壁が擦られて僕のいいところも押されて、とてつもない快感が僕の体を支配していく。
はじめてなのに、こんな…。
卑猥な水音と肌のぶつかり合う音がベッドルームに響き渡る。
甘くて癖のある大翔のフェロモンの香りもする。
擦られてる壁も気持ちいいし、奥をトントンとされれば体がビリビリと快感に震える。
「あ、やぁ、きもち、いいの、、だめっんん」
大翔の剛直を絡め取るように僕の中が勝手に締め付けてしまう。
その度に大翔からはくぐもったような声が聞こえてくる。
大翔もきもちいい?
「はぁ、ひろ、と、ンンッ、あっ顔…見たい…。」
体が離れてるのが寂しい。顔が見えないのが寂しい。
もっと大翔にくっつきたいのに、この格好じゃそれが出来ないのがもどかしい。
大翔が一旦それを抜くと僕の体を反転させて、仰向けに寝かす。腰の下に枕とクッションを挟み込んで、前からゆっくりと再び剛直を突き入れる。
「この体勢だと凛が苦しいかもしれないから、苦しくなったら言うんだよ。」
「ん、わかった。」
再びぐぷりと音を立てながら、今度は最初から一気に突き入れられて、一番奥まで入れられると痺れるような快感の波に晒される。
大翔の首に腕を回して、足を大翔の腰に巻きつける。
僕が舌を出すと、大翔がそれを甘噛みしながら舌を絡め唇を合わせる。
その間も激しい律動に翻弄され、唇の隙間からひっきりなしに甘い嬌声が漏れてしまう。
どちゅどちゅと打ち付けるような律動に全身が跳ねるのが抑えられない。
「はぁ、やっん、きもち、いいの、きちゃう。ひろと、きもち、いい?」
「はぁっ、ん,気持ちいいよ。凛の中が離したくないって、吸い付いてくる。」
気持ちいいって言われたら嬉しくなって僕は無意識に笑顔になっていたみたい。
「はぁ、凛、可愛いっ、愛してるよ。」
「ん、ぼくも…ひろと、好き、だいすきぃ」
「すごい、ぎゅうぎゅう締め付けてくる。あんま持たないかも。」
「はぁ、ぼく、もう、あっん、いっちゃ…。」
「いいよ、前もしてあげるね。凛、イッていいよ。」
大翔は僕を突き上げながら、前を扱くと快感が一気に駆け上がってくる。
「あ、やっ、いっしょ、だめなの。あっ、やぁ、イッちゃ…。」
「はぁ、俺もイキそう。凛出していいよ。」
「あぁっやぁ、ああぁああっーーーーーーッ!!」
中がギュッと大翔のものを搾り取るように蠕動すると前から溢れ出した白が僕のお腹の上にパタパタと飛び散った。
そのすぐ後、薄い膜越しにお腹の中で大翔のものがビクビクと動き果てるのを感じた。
こんな膜越しじゃなく、大翔に出されたい。
このお腹をいっぱいに満たすぐらい、大翔のもので満たされたい。
僕はそう思いながら意識を手放した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お仕置き…になってない気がしますけど。
最後まで致してしまいました。
私が寸止め我慢できませんでした。
今後イチャイチャに拍車がかかるかと思います。
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