あの日のきみと約束を

(^O^)/<ひとし

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中学生編

14 はじめての訪問【後編】※

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R18展開(微)です。
今後はタイトルに※をつけていますので背後注意で…。
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本当にもうお腹いっぱい…おなかはち切れる…。
ケーキまで頂いて、紅茶を飲むのもやっとの状態。

食事の間、ご両親や理人さんからいろいろ話をして頂いたり、質問されたりと和やかに過ごした。

「さて、リビングに戻って少しお腹を休めましょ!」

手をパチンと叩きながらお母様が言うので、みんなでまたリビングまで移動した。

「ねぇ、凛ちゃん!お母様ってすごく距離を感じて私寂しいわ。鞠ちゃんかお母さんって呼んで♪」

にっこりと大翔のお母様に言われてしまった。
うーんお母さんってなんか恥ずかしいな…鞠ちゃんも恥ずかしいけど…。

「私もお父さんかパパもいいな…それか信人さんと名前呼びも捨てがたい。」
「あら、貴方がパパなら私はママね!それも良いわねぇ~。」

うーん、流石にパパママは恥ずかしすぎる…。
小さく見られがちだけどこれでももうすぐ高校生になるんだけどな…。

名前呼びか…パパさんママさんだったら呼べるかなぁ…。

「えっと、パパさんとママさんだったら…それか信人さんとちゃん付けはちょっと鞠さんだったら…。」
「え~さん付けぇ…ママさんってのも良いわねぇ~、凛ちゃんに呼ばれるんだったらどっちもいいわねぇ~。」

「じゃあ家族といる時はパパさんママさん、外であった時は名前呼びにしようか!」

お父様…いやパパさんは楽しそうにしている。
ママさんもとても楽しそうだ。

「凛、無理しなくていいぞ。」
「え、あ…でも僕もお父様とかお母様って言い慣れてないから、ちょうどいいかも。」

そう言って大翔に笑ってみせると大翔が僕の前髪をくしゃくしゃとかき混ぜた。


「しかし、あのヒロがこんな甘々になるとはねぇ~。」
「確かに、俺たち兄妹の中でも一番表情筋死んでるからな。」
「おい!」

表情筋死んでるって…まぁ最初は確かに笑ったりはしなかったけど。でも、早い段階で笑いかけてきたりしてたから、あんまり想像つかないかも。

最初の方イケメンだなってことしか覚えてないんだけど。

「もういいだろ。凛、部屋に行こうか。」
「えっ、あ、うん」

「あら、やだわ~。」
「あらあら、まぁまぁ。」

「なんだよ。」
「「なんでもありませ~~ん。」」

うっ、なぜかみんなにニヤニヤされながら送り出されてしまった。

一旦玄関に戻ってから階段を昇って2階に上がる。
2階の一番奥が大翔の部屋らしい。

「どうぞ。」
「失礼します…。」

ペコリとおじぎをしながら室内に入る。
15畳ぐらいありそうな大きな部屋で、入ってすぐにデスクとチェアがあり毛足の少し長いベージュのラグの上にはウォールナットのローテーブルと深緑色の3人掛けのソファ。

テレビボードもウォールナットで合わせてあって、おっきなテレビが置かれてる。

奥にはキングサイズぐらいありそうなおっきいベッドが置かれていた。

「広い…。」
「そうか?あぁ凛の今の家はあそこのマンションだから8畳ぐらいだったか。」
「うん。倍ぐらいあるかな…。」
「そうだな、ちなみに寮の部屋は2人部屋だけど確か20畳ぐらいあるって話だな。」
「へぇ、そんな広いんだ。」

大翔に促されるように僕はソファに座る。
大翔も僕の隣に座って手を握ってくれる。
離せないぐらいのちょうど良い力の強さで、思わず僕も大翔の手を握り返す。

「あぁ、そういえば凛はいつぐらいに入寮するんだ?」
「3月中旬から入寮できるんだっけ…でも早く入っちゃうと大翔とあんまり会えないよね。」
「そうだな。あそこは寮間の行き来ができないし。まぁ校内のカフェテリアとか食堂ぐらいしか会えないだろうな。」

「そしたら…ギリギリの方がいいのかな。」
「じゃあ向こうで少し慣れたほうがいいだろから入学式の1週間前ぐらいにするか。」
「うん。」
「俺の方で引越しの手続きしておくよ。」
「ほんと?ありがとう!」


高校は寮が完全に別れているからアルファの棟にオメガは入れないし、逆も同じ。
番にならないと同じ寮に帰ることが出来ない。
それは今も同じなんだけど、やっぱり寂しいな。

大翔とずっと一緒にいられたらいいのに。
僕は隣に座る大翔の肩に頭を凭れる。
寮に入っちゃうとこうやってくっついて寛いだり出来ないんだよなぁ。

「どうした?」
「ううん…大翔とずっと一緒にいられたらいいなって思っただけ…。」
「?」
「今もだけど、寮に入っても別々のところに帰らなきゃ行けないのが…寂しいなって…。」
「凛…。」

大翔がギュッと僕の体を包み込むように抱きしめる。ずっと、大翔と一緒にいたいんだよ。
その気持ちを込めて僕も大翔の背中に腕を回して抱きつく。

「凛…。」
「大翔…。」

僕の名前を呼ぶ大翔の声が甘くって、呼ばれただけで溶けてしまいそう。

大翔の顔を見て、僕の方からそっと近づくと優しい掠めるようなキスをくれる。
柔らかくて少し薄い大翔の乾いた唇が僕の唇に重なって下唇を甘噛みする。

それだけで震えるほど嬉しくて、もっと深く欲しい。
僕から大翔の唇を舐めると、少し驚いたようだったけどすぐに笑って口を開いて僕の舌に厚い舌を絡めて僕の口内へと侵入してくる。

熱くって、気持ちよくて…僕は力が抜けるみたいに蕩けてしまって思わず大翔の胸に縋りついた。

「んっ、ひろ、と…」
「凛…。」

チュッと音をさせて大翔が僕のことをソファに優しく押し倒す。
覆い被さるように大翔は僕の上に乗って再び深いキスをくれる。

2人の唇から溢れる水音と吐く息の音だけが部屋の中に広がって、淫靡な空気が漂う。

「ん、ふぁ…んっぁ、ん」
「凛、もう顔がとろとろになってる。」

少し息苦しくて出てきた生理的な雫を大翔が舐めとるように目尻に舌を這わせる。
もっと、もっと大翔が欲しい。

大翔の頬を手で包み込んで、目をあわせると少し頭を持ち上げるようにして大翔の鼻先と唇にキスをする。

「凛…かわい…」
「んっ、はぁっ…ひ、ひろ…。」

僕の唇を食べてしまうかのような荒々しいキスに僕は翻弄されるばかりだ。
少し強めに舌先を吸われるとジンジンと舌先だけじゃない体の中心から痺れていくよう。

大翔は僕の耳輪に唇を這わせ時折息を吹きかける。
ゾクゾクとした感覚に肌が粟立つのを感じて、少し身を捩ろうとするのに大翔の腕がソファと僕の背中の間に入って肩を抱きとめるのでうまく動けない。

頭だけを動かそうとしても、顎を掴まれてまた深いキスをされる。

「ふぅ、んっ、やぁ…ひろと…みみ、や」
「嫌じゃないだろ?こんなに蕩けてるのに。」

そう言って再び耳に唇が戻ってくる。
舌で耳の窪みを撫で、耳孔に舌が侵入してくる。
くちゅくちゅとダイレクトに脳に響く水音が恥ずかしくて、擽ったいのに気持ちいい。

「んぁっ、はぁ…んッ、ひろ…。」
「はぁ、凛…もっと触っていい?」
「ん、触って?僕も、ひろとに触りたい…。」

大翔は耳たぶを口に含んでねっとりと舐め上げると、ゆっくりとその舌を頸筋へ移動させる。
僕の体はずっとビクビクと震えて大翔のセーターを握ったまま、堪えきれない吐息にも似た嬌声を漏らす。

首筋にチリッとした焼けるような痛みがはしる。
痛んだ場所を熱い舌で舐められると、ゾクゾクと再び肌が粟立つ。

「これ、凛が、俺のものって印ね。」

そう言って嬉しそうに首筋に残る赤を人差し指で撫でた。

さっきの痛みが所有印だと分かると、嬉しくて僕は大翔のものなんだって思ったら自然と笑顔になっていた。

「もう、凛…可愛い顔しないで。」

顎を持ち上げられて何度目かの深いキス。
激しい水音に比例するように大翔の舌が僕の歯列をなぞり、上顎を擦ると勝手に体がビクビクと震える。
最初は擽ったかったのに、今では気持ちよくてしょうがない。

するりとセーターの裾から大翔の手が侵入してくる。インナーを捲り素肌を撫でられるとゾクリとした感覚が肌の上を走る。
お腹や脇腹を優しく撫でて、服を捲りながら上に上がってくる。

僕の胸の飾りまで行き着くと人差し指で蕾を弾いた。

「ひゃあっ、んっ…。」
「凛…ここ、感じるの?」

そう言われて親指と人差し指で摘まれる。

「んぁ、っやぁ…わか、んない…。」
「分からなくないだろ?こんな固くして…。」

そういって何度も何度も僕の胸の飾りを人差し指で弾いたり、親指でぎゅっと押し潰す。

「ぁあん、やぁ…だめ…ひろ、変な感じがする。」
「変な感じじゃなくて、気持ちいいんだよ。」

大翔は赤い舌を出して僕の飾りをねっとりと舐め上げる。

「ぁあああっ、んンッ、ひろと…なめちゃ…。」
「なんで?気持ちよさそうだけど?」

片方の蕾を口に含んで舌で転がすようにされると、腰の奥がズクズクと痛むぐらい痺れる。
空いた手でもう一つの蕾を摘んだり押し潰したりされるだけで、僕は背中を反らせながら快感に耐える。

「んっ、ぁあ…やっ。」

さっき昼食後に抑制剤を飲んだせいか、甘い香りは殆どしないのに大翔の香りが嗅ぎたくて僕は大翔の首に腕を回して抱きつく。大翔の頭を抱え込んで、香りを嗅ぎたくてスンスンと鼻を鳴らしながら大翔の耳輪に噛み付いた。

「嗅ぎたい?」
「ん、ひろと、の、あまいの欲しい…。」

「今は無理だけど、もう少ししたらな。いっぱい嗅がせてやるよ。」

もうキスしてないところなんて無いぐらい。
大翔は僕に甘いキスを降らしてくる。
僕はそれが嬉しくて僕からもいっぱいキスをした。

甘い匂いなんて殆どしないのに、大翔の香りに酔ったみたいに蕩けてる。
これで本当に甘い香りを嗅いだら僕はどうなっちゃうんだろう。

「こっちも、触るぞ。」

そう言って大翔は僕のズボンのボタンに手をかけた。
恥ずかしいはずなのに、早く大翔に触って欲しい。
僕は少し腰を浮かせてズボンを脱ぐのを手伝う。

さっきまでの愛撫で僕の下着にはシミができて、脱がされた下着の中は透明な液体でぐっしょりと濡れていた。

「こっちももうとろとろに溢れてるな。」

大翔はゆっくりと透明な先走りが溢れ出す鈴口に口付けるとゆっくりと僕のものを口に含んだ。

「やぁ、だめ…ひろ、と、きたないからぁ。」
「ん、凛に汚いとこなんてない。ここだって、ピンクでキレイで可愛い。」

下から裏側を舐め上げると再び口内に僕のものを含む。

大翔の口の中、熱くって、口の中で舐めるように舌が動く。
じゅぷじゅぷと厭らしい音をさせながら僕の岐立を責め立てる。

「んぁっ、やっ、やだ、出ちゃうからぁ、離して…。」
「んんっ。」
「はぁ、ぁん、やぁ、だめ…ねぇ、ひろ、だめぇ。」


根本を輪っかにした指で扱かれて鈴口を吸い上げられると僕は呆気なく白を大翔の口の中に吐き出した。


「ん、はぁ、はぁ。ぁ、ンッ」

残ったものを吸い上げて、僕の精液を口の中に含むと大翔は僕の目の前でそれを嚥下した。

「はぁ、、やだ、飲んだの?ダメ、出して!まずいから!」
「もう飲んだし。別に凛が出したものなら不味くない。」

僕は上半身を起こして大翔の手を握って吐き出すようにお願いしたけど遅かった。
大翔は口の端に付いた白いものまで舌で舐めとって飲み込んでいく。

「ね、凛もうちょっと付き合って。」
「え?」

そう言って大翔は自分のズボンの前を寛げると、固く勃起したペニスに下着越しに僕の手を触れさせる。

お、おっきい…。
僕の倍以上ありそうなんだけど…。

「凛、触って?」
「ぅん。」

僕はおずおずと大翔の下着に手をかけると大翔が腰を浮かせてくれたので脱がす。
中から現れた大翔の岐立は反り上がって少し血管が浮き出るほどに立ち上がっていた。
色も僕のと違って赤黒くてすごく生々しい。

やっぱり大きい…。

僕は大翔のペニスを握りるとゆっくりと上下に動かす。

「ん、はぁ…凛…。」
「大翔…きもちいい?」
「あぁ、凛の手柔らかくて気持ちいい。」

鈴口から出た先走りをペニス全体に塗りつけていく。
滑りが良くなったものを上下に扱いていくと、大翔は僕の肩に額を押し付けて抱き締めてくる。
気持ちいいって思ってくれてるのかな…。
さっき口でされた時、驚いたけど。
でも…今なら分かる、僕も大翔の舐めたい。

「ね、大翔…。」
「はぁ、んっ、凛、何?」
「ぼ、僕も口でしていい?」
「…ダメ…。」
「え、なんで…。大翔はしたじゃん…。」
「凛に今口でされたら酷くしちゃいそうだから。」
「…して、いいよ?」
「だーめ。」

大翔はそういうと僕の首筋に所有印を刻んでいく。
僕もしたかったのに…。
ちょっとぐらいなら…酷くされても良いって思えるぐらいに自分が欲情してるのが分かる。

「じゃあ一緒にしようか。」
「ん?」
「こうやって。」

大翔は僕のことを少し抱き寄せると、大翔のペニスにいつの間にか再び持ち上がった僕のペニスを合わせて握り込むと一緒に扱き出す。

「ひぁっ、あ、やぁ…大翔、これ。」
「ん、一緒に気持ちよくなろう?」
「んぁっ、これだめぇ、擦れちゃ、う。」

くちゅくちゅと擦れ合う二つの岐立から溢れ出した透明な液体が、僕らの手を濡らして淫靡な音を鳴らす。

「ぁ、はぁ、んんっ、ひろ、ひろと。」
「凛…気持ちいい。」
「ん、ぼ、ぼくも。これ、だめ…ひろとのおっき…」

ちゅっと頬にキスをくれる。
でもそれじゃない。

「ひろ、と、キスしたい。ね、キス、して?」
「凛、ダメ…本当可愛い…。」

ダメなの?と思ったら大翔は僕に噛み付くようなキスをした。
舌を絡ませあって、吸い付いてドロドロに溶け合うみたいなキス。

僕の口の中にある性感帯を責めるように大翔の舌が動き回る。

あ、だめ…このままじゃ…。

「んんっ、ふぁ、んっアッ、はぁ、イっちゃ…。」
「ん、ぁあ、俺も…凛…。」

「ふぁ、ん、っん、、ぅんンッ。」

キスで口を塞がれたまま、背中をゾクゾクと快感が這い上がってくるのを感じてすぐに白が弾け飛んだ。


どちらのものかわからない白濁が僕たち2人の手を汚していて、荒い呼吸を落ち着かせるように僕は大翔の胸に体を預けた。

早く、大翔の甘い香りを感じたい。
大翔のものになりたい。
そして、大翔も僕のものになって欲しい。

グズついた思考が僕の頭を駆け巡る。

最後までしたら僕、ほんとおかしくなっちゃうかもしれない。
大翔の甘い匂いはほとんどしない。
ほんと、ほんのちょっとだけ甘い香りがする。

また大翔の香り、嗅ぎたいな。
僕の匂いも嗅いで欲しい。
大翔も僕の香りで酔ってくれたらいいのに。


ひとつ息を吐き出すと、僕の意識はそこで途切れてしまった。
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