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第7章

真由との一夜 真由の幸せ

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夕食後、後片付けを終えるとリビングでティータイムです。
真由はソファに座って、しきりにタイツをスリスリしています。
「恵子、このタイツ、本当に素敵ね。肌触り最高だよ。全然キツくないから、胸まで優しく包まれてるみたい」
「真由、よかったらそのタイツをプレゼントするわ」
「え!本当!すごく嬉しいわ。毎日履きたいくらいだわ。でも家の中では無理か‥」
ティーセットを運んで、恵子もソファに座ります。
「真由、タイツあげるのはいいんだけど、ご両親に何か言われたりしないかな?」
「恵子からなら大丈夫よ。私もサイハイソックスをあげたって言えば問題ないわ。ただ、こうやってタイツ姿になるのは無理かな」
恵子は真由の背中をタイツの上からさすって慰めます。
「私の家ならいつでもタイツ姿でOKよ」
「恵子、これからも来ていいの?」
「もちろんよ。タイツオナニーもサイハイソックスオナニーも自由にできるわよ」
「恵子、ありがとう。それ、すごく魅力的よね。恵子がそばにいるのが何より魅力的だけどね」
「真由、ありがとう。さあ、お茶を飲みましょう」

今日は真由が大好きな昆布茶を用意しています。
さらにシンガポールの紅茶もあります。
「うー、この昆布茶、体に染みる~幸せだわ~」
「真由、ほんとに昆布茶が好きなのね。私、あまり飲まないけど、これ、お饅頭に合うわね」
「恵子、ぜひ昆布茶の美味しさを分かって欲しいわ。昆布茶にお饅頭をタイツ姿で‥本当に幸せだわ~」
恵子もお饅頭に昆布茶はいい組み合わせと感じています。

「このシンガポールの紅茶もすごく美味しいわ。恵子と胸の上までタイツ姿で向き合って紅茶を飲む‥まさに幸せのひと時‥あれ?あの写真‥‥」
真由はテレビの横にいくつか写真が立てられているのを見つけました。
立ち上がってテレビの側まで来て、いくつか写真立てを手に取ると、食い入るように写真を見つめました。
幸せそうな恵子とカミーユの写真で、明らかに恋人同士と分かります。
セックスを終えたばかりの雰囲気の写真もあります。
真由は恵子を振り返りました。
「ねえ、恵子。この人のこと、聞いてもいい?」
恵子が黙って頷くと、真由はその写真立てを持って恵子の横に座り、恵子の前に写真を置きました。

「彼女、カミーユっていうの。私より10歳年上よ。見ての通り、私の恋人だったわ。私にオナニーを教えてくれたのが彼女よ。激しいセックスもしたわ」
恵子はカミーユとのいきさつや別れの場面を真由に語りました。
真由は途中から涙を浮かべて聞き入りました。
「恵子、すごい経験をしてきたのね。恵子が強い心を持っている理由が分かった気がするわ」
「ううん、真由。私、たいした人間じゃないわ。ただ、今は自分の幸せを求め続けているだけよ。カミーユが私に最後に遺した言葉が「幸せになってね」だったわ。私、後ろを振り向かずに幸せを追い求めているの。今日は真由がいるから、幸せなのよ」
「恵子、そんな‥そう言われると嬉しいわ」

「ねえ、恵子」
真由は恵子を力強く見つめながら尋ねます。
「詩絵美や菜乃花のお泊まり会は、夜はどんな風に過ごしたの?」
「え?どうしたの、真由?」
「恵子、詩絵美や菜乃花と‥熱い夜を過ごしてるよね?」
「そうね。否定はしないわ」
恵子も力強く真由を見つめ返します。
「セックスも‥したの?」
「したわ」
恵子は躊躇いもなく答えます。
真由は押し黙りました。
何か、覚悟を決めようとしているように見えます。

「恵子、私も恵子とセックスしたいわ。憧れの恵子とセックスしたいの。恵子と幸せを感じたいの」
真由が強く決意して、恵子に訴えてきました。
真由を見つめる恵子の心に、真由を愛おしく思う気持ちが激しく湧いてきました。
「真由、本当にいいの?真由とセックスできるなんて、私もすごく幸せよ」

真由は立ち上がると恵子の前に跪き、恵子はタイツ脚を持ち上げ、M時に開脚しました。
真由の目の前に、恵子のピンク色の秘部が白タイツ越しに綺麗に浮かび上がります。
「恵子‥私の大切な恵子‥」
真由はそう囁くと、恵子の秘部にタイツの上から口づけして、そっと舐め始めました。
真由の舌の動きに合わせて、甘くとろけるような快感が恵子の体を駆け巡ります。
「あぁぁっ、真由ーッ、あぁっ、気持ちいい、あぁっ」
体をのけ反らせながら、恵子は喘ぎます。
(恵子が私を感じて喘いでくれる‥すごく嬉しい!もっと感じて欲しいわ)

真由が恵子のタイツ腿の裏をさすりながら舌の動きを加速すると、恵子は真由の顔を撫で、真由の長い髪の毛を掴みながら、上半身をバウンドさせ、大きく仰け反ります。
「真由、真由、あっ、もっと、あっ、真由、ああっ」
恵子の何度も真由の名前を叫ぶ声に、真由もますます興奮してきました。
秘部から口を離すと、すぐに恵子の右胸をタイツ越しに口に含み、乳首をタイツの上から刺激します。
同時に右手は恵子の左胸をタイツごと鷲掴んで激しく揉み、左手の中指と薬指を恵子のヴァギナに一気に挿入し、ハイスピードでピストン運動を開始します。
「あーーーーッ、真由ーーッ、ダメ、ダメ、すぐイっちゃう、ああっ、気持ちいい、真由、ああっ」
恵子はあっという間に絶頂へ駆け上がります。
「恵子、すぐにイカせるわ」
「真由、真由、ダメ、あっ、真由、あっ、ダメ、イキそう、真由」
真由は何度も恵子が真由の名前を叫ぶのを聞いて、興奮がMAX状態になり、指のピストン運動と回転運動をフルスピードで恵子を刺激します。
「恵子、イクのよ、恵子」
「あーーーッ、イク、イク、もうダメ、イク、ああっ、真由ーーッ」
恵子のタイツ脚がV字に開脚して激しく痙攣し、ヴァギナが真由の指を締め上げ、愛液で濡らします。
絶叫して大きく仰け反りながら果てた恵子を見て、真由は満足感に浸り、目に涙を浮かべながら息も絶え絶えの恵子を優しく抱きしめました。
「恵子、ありがとう。真由って叫びながらイッたよね。私、すごく嬉しかったわ。恵子、私を感じてくれてすごく幸せよ」
「真由、本当に真由をいっぱい感じたわ。真由に導かれてイクことができて、私も幸せよ」
恵子は真由を引き寄せ、涙を舐めて濃厚なディープキスを交わしました。
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