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第6章

菜乃花との一夜 オナニーそしてアブラナちゃん

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金曜日は合唱部の練習はお休みで、菜乃花は一旦家に帰ってから、恵子の家にやってくる予定です。
詩絵美はバスケ部の練習があるため、今日も恵子一人での帰宅です。

ややあどけなさが残る詩絵美と違い、菜乃花は切れ長の目を持った上品なお姉さまタイプに見えました。
恵子は見た目のイメージと異なる菜乃花の際どい発言にやや驚かされましたが、そうした一面も含めて菜乃花を好意的に見ていて、より親しくしていきたいと思っていました。
「熱い夜を過ごすって冗談だと思うけど、本気かもしれない。」
もし菜乃花が恵子に性的行為を求めてきたらどうするか‥‥
「その時の私のありのままの気持ちで対応するわ。カミーユ、それでいいかな?」

家に帰り自室に入ると、いつものように白いシームレスハイウエストタイツに履き替え、そのままベッドで仰向けになりました。
菜乃花との一夜を過ごすために気持ちを高めるためのオナニーです。
両手でタイツの上から胸をゆっくり揉みながら、指で乳首をタイツ越しに刺激します。
「ああっ、うっ、あっ、気持ちいい、うっ」
体を捩らせ、脚を伸ばしたり立てたりしながら、胸を揉み続けると、胸の刺激だけでヴァギナの中が感じ始め、湿っていきます。
ヴァギナが愛液で十分湿ったのを見定めて、細長いバイブをタイツとともにヴァギナへ押し込みました。
「うっ、あっあっあっ、は、入ってる、パイプ、入ってる、うぐっ、ぐあっ」
ゆっくり奥まで押し込んで呼吸を整えます。

手に持ったリモコンのスイッチをいきなり最強モードにします。
ウィーンというモーター音とともにバイブが激しく回転しながら振動し、タイツ越しに恵子のヴァギナを強く刺激します。
合わせて、バイブの先端が大きく伸び縮みしてタイツをヴァギナの奥まで押し込み、子宮を刺激します。
「うあああっ、ああっ、い、いや、あああっ、いい、気持ちいい、うっ、ダ、ダメ、あああっ」
恵子の体が何度もバウンドし、大きくのけ反り、両脚をバタつかせながらリモコンを投げ出し、シーツを掴んで快感に耐えています。
「イ、イ、イキそう、ああっ、あっ、うあっ、ダメ、ダメ、ああっ」
ヴァギナの奥から熱い痺れるような快感が全身を襲い、両脚、そして体が激しく痙攣し始めました。
恵子の呼吸が激しくなり、一気に絶頂を迎えます。
「ああっ、イク、イク、イクわ、イク、ああっ、ダメ、イクーーーッ」
恵子の体がもんどり打ってバウンドし、その勢いでベッドから落ちてしまい、バイブも抜けてしまいました。
恵子は荒い呼吸のまま、すぐには起き上がれません。
「菜乃花、これが私のオナニーよ。」
精魂尽きた姿で、しばらくの間オナニーの余韻に浸りました。

「菜乃花、待ってたわよ。」
「恵子、ありがとう。」
菜乃花がバスでやって来るため、ハンバーガーショップの近くのバス停で2人は合流しました。
恵子はタイツの上に大きめの白いパーカーです。
もちろんパーカーの下はハイウエストタイツのみです。
菜乃花は黒いパーカーに紺のデニムの短パン、そして白いハイウエストストッキングです。
白いストッキングが菜乃花の美しい脚を引き立てます。

「恵子、あのタイツだね。あっ、ちゃんと何も履いてない!」
菜乃花は遠慮なく恵子のパーカーを捲りあげ、タイツ越しにお尻を触ります。
「すごく肌触りがいいよね、このタイツ。」
「菜乃花、こんなとこで、んもう!家でいくらでも触らしてあげるから。」
「え、ほんと!タイツの恵子、触っていいの?嬉しい!」
「このタイツ、菜乃花用に用意してあるから、後で履いていいよ。」
「やったあ!このタイツ、すごく履きたかったんだよ!待ちどおしいよ!あっ、私もストッキングとボディタイツを1つずつ持ってきたよ。ぜひ恵子に履いてもらいたいのよ。」
「ありがとう、菜乃花。楽しみだわ!」

2人はタイツやストッキングの話で盛り上がりながら、歩いて恵子の家へ向かいます。
「ここが詩絵美の家よ。」
「え?歩いて行ける距離なんだ。」
「幼稚園のころはお互いの家でよく遊んだわ。」
詩絵美はバスケ部の練習でまだ帰っていません。
人の気配がなく、誰もいないようです。

公園まで歩いてくると、見覚えのある小さな姿が見えました。
「あっ、恵子ちゃんだ!」
貴浩と再会した日に会ったS女子学院附属幼稚園の2人です。
お母さんと一緒に散歩している途中でしたが、すぐに走って寄ってきました。

「恵子ちゃん、この前と同じタイツだね!今日もタイツな恵子ちゃんだ!」
さっそくパーカーを捲りあげ、タイツに包まれたお尻を丸見えにして触ります。
「恵子ちゃんのお尻、かわいい!」
「すごく気持ちいいよ、このタイツ!」
「2人とも、もう止めてよ、プンプンだよ!」
「わっ、またヒステリーだ!また彼氏に嫌われるよ。」

「えっ、か、彼氏?」
菜乃花がかなり動揺しています。
「彼氏じゃないわよ、幼馴染よ。この間、ちょっと喧嘩しちゃったのよ。」
「そ、そうなんだ。」
まだ心臓がドキドキしている菜乃花です。

「ねえ、お姉ちゃん誰?」
今度は菜乃花に絡みます。
「私、菜乃花っていうのよ。よろしくね。」
「なのはな?あっ、アブラナちゃん!」
「違う!な・の・はだよ。」
「アブラナちゃんのタイツ、透き通ってて綺麗だね!薄タイツなアブラナちゃん!」
「アブラナちゃんの脚も細くて綺麗だよ。ママと全然違う!」
「菜乃花だって。ママの話はしちゃダメだって。」
菜乃花はタジタジです。
その様子がおかしくて、恵子は大ウケしています。

「さあ、2人とも帰るわよ。恵子ちゃんたちにご挨拶して。」
ようやくお母さんたちが助けてくれました。
「バイバイ、恵子ちゃん!」
「バイバイ、アブラナちゃん!」
「バイバイ、2人ともまたね!」
「私は菜乃花だって!」

恵子はよほどウケたのか、まだ笑っています。
「さあ、行くわよ。もうすぐそこだからね、アブラナちゃん!」
「んもう、恵子まで!」
恵子は小走りで逃げ、菜乃花がキャリーケースを引きながら追いかけます。
「恵子、待ってよ!」
「え!あっ、ごめんごめん。荷物があったよね。もうすぐそこだから。」
それからしばらく歩いて、ようやく到着しました。
「ここが私の家よ。ここから先はもう家はないわ。」
「うわあ、なかなか立派なお家ね。」
「全然そんなことないわよ。さあ、入って。」
恵子が菜乃花のキャリーケースを持って、菜乃花を招き入れました。
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