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第4章
恵子の後悔
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恵子が貴浩の家を訪問すると、頼子が困惑した表情で迎えました。
「頼子さん、昨日の件で貴浩くんに謝りたくて。今貴浩くん、いますか?」
恵子は頼子の様子が少しおかしいことに気づきましたが、まず尋ねてみました。
「恵子ちゃん、貴浩は恵子ちゃんに謝りたいって言って、さっき恵子ちゃんの家に行ったのよ。それで直接会えなかったみたいだけど、すごく動揺して帰ってきたのよ。事情は聞いたけど、心の整理がつかないって出て行ったわ。」
恵子の顔から血の気が引きました。
「恵子ちゃん、とても言いにくいんだけど、貴浩が動揺する理由に心当たりがあるわよね。これ、貴浩を責められないわよ。」
恵子は呆然とするのみでした。
「貴浩くん、私がサイハイソックスだけ履いて家の裏の草原でオナニーしていたのを見たんですね。」
恵子の目から涙が溢れてきました。
「恵子ちゃん、きついこと言うようだけど、貴浩に見られたのは、外で裸でオナニーした恵子ちゃんの自業自得よ。貴浩を責めるのは筋違いよ。」
「もちろん分かってます。私が自分に自信を持ってサイハイソックスオナニーをしたのだから、貴浩くんを責めたりするつもりはありません。ただ、貴浩くんに不愉快な思いをさせてしまったのなら、申し訳なくて‥」
頼子は大きくため息をつきました。
「不愉快な思いはしていないと思うわ。ただ思いもしなかった光景を見て驚いたというか、ショックだったんだと思うわ。正直に言うと私もショックだもの。あと、オナニーするのは恵子ちゃんの自由だけど、外で裸でオナニーするのは公然わいせつになると思うから2度としない方がいいわよ。誰かに見つかったら警察沙汰になるかもしれないわよ。」
恵子はそこまでまったく考えていませんでした。
ただ青空の下で風に吹かれながら、サイハイソックスだけの姿で激しくオナニーしたいという思いでした。
自分の都合だけで行動していたことを深く悔やみました。
「頼子さん、私が浅はかでした。本当に‥‥」
恵子は泣き崩れ、言葉が続きません。
そんな恵子を頼子はぎゅっと抱きしめました。
「外でオナニーすると本当に気持ちいいのよね。特に思いっきり絶叫すると最高の気分だわ。私も経験があるから分かるわ。でも恵子ちゃん、裸は絶対止めようよ。トラブルが起きてからでは遅いわ。どうしてもというなら恵子ちゃんの家の庭までにしておこうよ。」
「もう庭の外へはサイハイソックスだけで出ないようにします。昨日もハイウエストタイツだけで出たので、今日はサイハイソックスだけでと思って‥私の考えが足りませんでした‥‥」
恵子は頼子の胸の中で涙が止まりません。
頼子は恵子の髪の毛や背中を撫でながら続けました。
「そうね、ハイウエストタイツなら許容範囲じゃないかな。大切なところが直に見えないし。恵子ちゃんのハイウエストタイツ姿、きっと素敵よね。」
恵子も気持ちが少しずつ落ち着いてきました。
「全然そんなことないです。でも頼子さんに言われると嬉しいてす。」
「ねえ、このタイツ、昨日と同じタイツよね。少し触ってもいい?」
「えっ?いいですよ。」
「ありがとう。恵子ちゃん、サイハイソックスもいいけど、やっぱり白いタイツが似合うわ。」
頼子はそう言いながら恵子のTシャツを捲り上げ、背中や脇腹をタイツ越しに優しく愛撫しました。
「このタイツ、すごく肌触りがいいわね。」
「頼子さん、撫で方がとても優しいですね。すごく気持ちが落ち着いてきました。」
「ありがとう、恵子ちゃん。」
頼子はさりげなく右手でヒップを、左手で右の乳房の周りを優しく撫でました。
「あっ、あっ、頼子さん‥」
恵子の体が正直に反応します。
今回はここまでにしておいた方がと頼子は考え、手を離しました。
頼子は少し緊張気味に切り出しました。
「恵子ちゃん、一度ゆっくりハイウエストタイツの恵子ちゃんを抱かせてもらえないかしら?恵子ちゃんとタイツやオナニーの話をじっくりしてみたいし。私もボディタイツを履くから。どうかな?」
恵子はようやく笑顔になって答えました。
「頼子さんとタイツやオナニーの話ができるなんてすごく嬉しいです。土曜か日曜にじっくり時間をとってボディタイツの頼子さんと抱き合いながら話したいです。」
恵子は幼い頃から頼子に抱きしめられるのが大好きでした。
頼子の胸の中は恵子にとって、とても安らぎの場所だったのです。
頼子は恵子があっさりOKしたので拍子抜けしました。
「わ、分かったわ。今度日時を相談しましょう。それで本題に戻るけど、貴浩には恵子ちゃんが来たことは伝えるわ。」
「頼子さん、私、貴浩くんと2人で話がしたいんです。まず謝りたいのと、貴浩くんに嫌われてもいいからきちんとオナニーのことも話したいんです。貴浩くんが帰ってきたら教えてください。またこちらへお邪魔しますから。」
「分かったわ。でも貴浩が嫌がるかもしれないからね。」
「仕方ないです。私が悪いということは分かっていますから。」
「どちらにしろ貴浩が戻ったら連絡するわね。」
恵子は頼子に礼を言って家に向かいました。
ただ、草原での裸のサイハイソックスオナニーについてとても後悔していたため非常に重い足取りでの帰宅になりました。
「カミーユ、私、やってはいけないことをやってしまったわ。私が気持ち良くなることだけしか考えていなかったわ‥‥」
カミーユの写真を手に取ってソファに座り込むと、再び涙が溢れ出てきました。
「貴浩くんや頼子さんに嫌な思いをさせてしまって‥2人とも大切な人なのに‥そもそも明らかに犯罪行為をやってしまうなんて‥」
(恵子、やってしまったことは仕方ないわ。これからに自信を持つのよ。)
恵子に天国からカミーユの声が降り注いだような気がしました。
「そうね、カミーユ、私、しっかり反省して前を向くわ。」
涙を拭いてソファに座り、頼子からの連絡を待つことにしました。
「頼子さん、昨日の件で貴浩くんに謝りたくて。今貴浩くん、いますか?」
恵子は頼子の様子が少しおかしいことに気づきましたが、まず尋ねてみました。
「恵子ちゃん、貴浩は恵子ちゃんに謝りたいって言って、さっき恵子ちゃんの家に行ったのよ。それで直接会えなかったみたいだけど、すごく動揺して帰ってきたのよ。事情は聞いたけど、心の整理がつかないって出て行ったわ。」
恵子の顔から血の気が引きました。
「恵子ちゃん、とても言いにくいんだけど、貴浩が動揺する理由に心当たりがあるわよね。これ、貴浩を責められないわよ。」
恵子は呆然とするのみでした。
「貴浩くん、私がサイハイソックスだけ履いて家の裏の草原でオナニーしていたのを見たんですね。」
恵子の目から涙が溢れてきました。
「恵子ちゃん、きついこと言うようだけど、貴浩に見られたのは、外で裸でオナニーした恵子ちゃんの自業自得よ。貴浩を責めるのは筋違いよ。」
「もちろん分かってます。私が自分に自信を持ってサイハイソックスオナニーをしたのだから、貴浩くんを責めたりするつもりはありません。ただ、貴浩くんに不愉快な思いをさせてしまったのなら、申し訳なくて‥」
頼子は大きくため息をつきました。
「不愉快な思いはしていないと思うわ。ただ思いもしなかった光景を見て驚いたというか、ショックだったんだと思うわ。正直に言うと私もショックだもの。あと、オナニーするのは恵子ちゃんの自由だけど、外で裸でオナニーするのは公然わいせつになると思うから2度としない方がいいわよ。誰かに見つかったら警察沙汰になるかもしれないわよ。」
恵子はそこまでまったく考えていませんでした。
ただ青空の下で風に吹かれながら、サイハイソックスだけの姿で激しくオナニーしたいという思いでした。
自分の都合だけで行動していたことを深く悔やみました。
「頼子さん、私が浅はかでした。本当に‥‥」
恵子は泣き崩れ、言葉が続きません。
そんな恵子を頼子はぎゅっと抱きしめました。
「外でオナニーすると本当に気持ちいいのよね。特に思いっきり絶叫すると最高の気分だわ。私も経験があるから分かるわ。でも恵子ちゃん、裸は絶対止めようよ。トラブルが起きてからでは遅いわ。どうしてもというなら恵子ちゃんの家の庭までにしておこうよ。」
「もう庭の外へはサイハイソックスだけで出ないようにします。昨日もハイウエストタイツだけで出たので、今日はサイハイソックスだけでと思って‥私の考えが足りませんでした‥‥」
恵子は頼子の胸の中で涙が止まりません。
頼子は恵子の髪の毛や背中を撫でながら続けました。
「そうね、ハイウエストタイツなら許容範囲じゃないかな。大切なところが直に見えないし。恵子ちゃんのハイウエストタイツ姿、きっと素敵よね。」
恵子も気持ちが少しずつ落ち着いてきました。
「全然そんなことないです。でも頼子さんに言われると嬉しいてす。」
「ねえ、このタイツ、昨日と同じタイツよね。少し触ってもいい?」
「えっ?いいですよ。」
「ありがとう。恵子ちゃん、サイハイソックスもいいけど、やっぱり白いタイツが似合うわ。」
頼子はそう言いながら恵子のTシャツを捲り上げ、背中や脇腹をタイツ越しに優しく愛撫しました。
「このタイツ、すごく肌触りがいいわね。」
「頼子さん、撫で方がとても優しいですね。すごく気持ちが落ち着いてきました。」
「ありがとう、恵子ちゃん。」
頼子はさりげなく右手でヒップを、左手で右の乳房の周りを優しく撫でました。
「あっ、あっ、頼子さん‥」
恵子の体が正直に反応します。
今回はここまでにしておいた方がと頼子は考え、手を離しました。
頼子は少し緊張気味に切り出しました。
「恵子ちゃん、一度ゆっくりハイウエストタイツの恵子ちゃんを抱かせてもらえないかしら?恵子ちゃんとタイツやオナニーの話をじっくりしてみたいし。私もボディタイツを履くから。どうかな?」
恵子はようやく笑顔になって答えました。
「頼子さんとタイツやオナニーの話ができるなんてすごく嬉しいです。土曜か日曜にじっくり時間をとってボディタイツの頼子さんと抱き合いながら話したいです。」
恵子は幼い頃から頼子に抱きしめられるのが大好きでした。
頼子の胸の中は恵子にとって、とても安らぎの場所だったのです。
頼子は恵子があっさりOKしたので拍子抜けしました。
「わ、分かったわ。今度日時を相談しましょう。それで本題に戻るけど、貴浩には恵子ちゃんが来たことは伝えるわ。」
「頼子さん、私、貴浩くんと2人で話がしたいんです。まず謝りたいのと、貴浩くんに嫌われてもいいからきちんとオナニーのことも話したいんです。貴浩くんが帰ってきたら教えてください。またこちらへお邪魔しますから。」
「分かったわ。でも貴浩が嫌がるかもしれないからね。」
「仕方ないです。私が悪いということは分かっていますから。」
「どちらにしろ貴浩が戻ったら連絡するわね。」
恵子は頼子に礼を言って家に向かいました。
ただ、草原での裸のサイハイソックスオナニーについてとても後悔していたため非常に重い足取りでの帰宅になりました。
「カミーユ、私、やってはいけないことをやってしまったわ。私が気持ち良くなることだけしか考えていなかったわ‥‥」
カミーユの写真を手に取ってソファに座り込むと、再び涙が溢れ出てきました。
「貴浩くんや頼子さんに嫌な思いをさせてしまって‥2人とも大切な人なのに‥そもそも明らかに犯罪行為をやってしまうなんて‥」
(恵子、やってしまったことは仕方ないわ。これからに自信を持つのよ。)
恵子に天国からカミーユの声が降り注いだような気がしました。
「そうね、カミーユ、私、しっかり反省して前を向くわ。」
涙を拭いてソファに座り、頼子からの連絡を待つことにしました。
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