エロスな徒然

かめのこたろう

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2022年11月30日

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 少子化が留まることを知らないときの中で~♪(ミスターなチルドレン風)
 出生数が80万人を下回り、過去最少ペースで危機的状況だとか。

 子育て支援に追加予算ジャブジャブしたり、いろいろ政府も必死でやってますけど、傍から見てる限りその効果がどこまででるのか疑問だったり。
 だって子供作ろうとする人たちって、補助金目当てにそうするわけじゃないんでしょうから。
 どれだけ補助金が追加マシマシされようと子供作らない人はどこまでも作らないし、逆に補助金が無くても作る人たちは勝手に作んじゃないかなぁ。
 だから今以上に子育て世帯の負担を減らして優遇してやっても出生率が根本的に改善されることは、たぶんないです。
 政府による支援金額と出生率の因果関係ってほとんどなさそうなのは、もう薄々気づいてるんでしょうに。
 すでに子供作っちゃった人たちをこれ以上優遇しても、こと「出生率」については焼け石に水状態なのは明らかじゃないんでしょうか。(それ以外の効果については知りませんけど。。。)

 まぁそんな「これからこの国はどうすればいいのか」なんてお話は今まで通り、誰かどこぞの偉い人たちに無責任に投げ出してお任せしておくとして。

 この手の話題が出てくるたびに「なんで性欲と繁殖欲は別物」なんだろうってしみじみ思わせられたり。
 本来は同一であるべきだと思うんですけど、あらためて思い返すとなんでか別になっちゃってて不思議です。
 雌雄による繁殖形態を獲得してからずっとこの方法で進化を続けて、もはや四六時中発情することが可能になった我らが霊長類。
 いつでもどこでもエロスパワーを発揮して、恐らく交尾頻度は哺乳類はおろか、その他も含めた中でもダントツトップなんじゃないでしょうか。
 生涯一度しかしない・できない生き物が大多数の中でほぼ毎日セックス可能なんて存在、たぶん他にありません。

 それでいて、そうして行われる数えきれない数多の性行為がほぼ生殖とは無関係。
 気持ちいいからしてるだけ。
 むしろ妊娠なんてリスクでしかないから、必死で避けようとすらしてます。

 一方、そんな忌避すべき繁殖に対する欲求も確かにあって、ちゃんと子供を産み育て増やしたいという感覚も当然のようにあるみたいなんですけど。
 この両者が無関係に併存したり、片一方だけに偏ったり、独立した別物として存在してるとしか思えない現状というのが実に奇妙奇天烈摩訶不思議遊戯。
 知的進化が進んで結果的にそうなったという理屈を頭では理解できるんですけど、感覚的な実感としてはなかなか奥深く割り切れない混沌としたものに包まれがちになったり。
 我知らず仕込まれたバグなりエラーなりを、改めて認識させられる感覚とでもいうか。
 当たり前に受け入れてるけど、外部から俯瞰したらなんて愚かで馬鹿馬鹿しくも憐れで悲しい状況なんじゃないかなぁとか。

 少子化云々もその二つの欲求が同時並行で減退してるからなのかしらん?
 妊娠出産だけじゃなく、性行為自体のリスク・コストが上がっちゃったと。
 特に若い男性にとって今やセックスは「快感に対して割に合わない」行為になりつつあるのかなぁとか。


 ことさら自家発電(隠語)が終わった後の賢者タイムとかに想いを馳せたりするのでしたとさ。

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