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2020年9月29日
しおりを挟む近頃のファイブスター物語の掲載率の高さには目を見張るものがあります。
数か月とか当たり前、下手したら数年くらい休載することだって覚悟せざるをえない、およそ読者にもれなく忍耐力を付けてくれることでは日本有数の作品だったはずなんですが、ここのところほとんど皆勤、休む場合もさほど間を置かずに続いているなんて一体どうしちゃったんでしょう。
いろいろ不穏な世の中で作者たる永野センセイも想うところがあったんでしょうか。
あんまり頑張られすぎても何か悪いことの前兆なんじゃないかって不安になっちゃうのでほどほどにしてほしいくらいなんですが。
まあ、うれしい誤算なのは事実だから素直に有難がることにいたしませう。
もしかしたら生きているうちに最終回を拝めるかもしれないという希望が仄かに見えてきたような気がします。
以前紹介した「凄まじい設定変更」の件もやはり物語の一部であり、ただのやけくそじゃなかったのが確定したらしいですね。
連載十何年目にして突然何の説明もなく「誰得なの?」と思わざるをえないようなロボデザインと名称の一斉変更という荒業を披露して巷を唖然とさせたのを勝手に「永野ショック」と名付けさせてもらったりしたんですけど。
結局はこれも「物語上の必然」であり、整合性のある説明がきちんと行われるっぽいらしいです。
んで古参のファンたちはこれからなされるであろう話の成り行きをまんまとドキドキわくわくさせられちゃってると。
この辺、およそ話の先行きを読ませない、読者の予想を裏切ることに関しては永野センセイはさすが卓越してらっしゃると思います。
やはり娯楽作品の醍醐味っていうのは「読者を如何に裏切るか」に尽きるんだなぁとしみじみ感じいる次第。
ああ自分もそんな風に誰かを裏切りたい。
論理を飛躍させて、精神に何かしら衝撃を与えたい。
偉大な先人を見習って、いろんな意味で人様を裏切れるように今後も精進したいと思います。
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