エロスな徒然

2020年８月27日

　なるしまゆりセンセイの「少年魔法士」がいつの間にか完結してたんですね。
　これでまたひとつ、かつての世紀末オカルトブームの影響を色濃く受けていた作品が終わったと。

　というより、これが最後かもしんないですね。
　そもそもあの手の「現実世界に本当に超自然的存在や現象があるように描く伝奇」系のヤツが、完全にメインストリームが「ファンタジーな異世界転生転移」になったこの2020年代まで残ってたのが奇跡みたいなもんなんでしょうし。
　まさかあれだけお休みして、きちんと最後まで終わらせてくれるとは期待してませんでした。

　こないだの上条淳史センセイの「SEX」もそうだし、意外と長編停滞作品を終わらせてくれるうれしい誤算がこの頃続いてるような気がします。
　だから他にも、もしかしたら完結しないんじゃないかなぁって絶望しがちな作品、ファイブスターとかハンタとか、ヒストリエとか、その辺ももしかしたらッてドキワクしがちになりそうです。
　駄目だったときのショックが大きくなるから、あんまり期待しないほうが心の健康には宜しいはずなんですけど。

　それでも希望が持てる分、「孔雀王」とか「魔界水滸伝」みたいに完全に諦められるようなケースよりはまあ大分マシです。