エロスな徒然

かめのこたろう

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2018年 10月07日

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 例の「ラノベの表紙エロイ問題」をいろいろ調べてるうち、たくさんのフェミ系の方々の発言に触れることができました。

 中でも一部の「性的搾取ぅぅぅっ!」とか「女性性からの解放ぉぉぉっ!」、「差別主義者のジャップオスぅぅぅっ!!」ってすごい勢いと情熱で主張している人達の魂の雄叫びは、その主張の妥当性とか社会的意義はさておき、こちらの心をなにかしら打つものがあることだけは間違いないと思います。

 とかく己の信念に殉じている存在とは眩いもの。

 彼ら彼女らに限らず自分が崇高で高潔な主張行動をしていると信じているものが放つ輝きだけは誰にも否定することなどできないでしょう。


 だからこそ「悔しいけど感じちゃう」というシチュがあるのですから。


 悔感シチュにおいて最も重要な要素は、その対象の人格的な潔癖性とか純粋さ、高慢とか強情などの精神的な反発力に他なりません。
 女騎士とかエルフ姫とか、とにかく「プライドが高く」て「気が強い」、「自分の信念と相容れないものを徹底的に見下して軽蔑する」ことができるものほど良しとされます。
 純粋で無垢な己のプライドを攻撃的な態度で守ろうとする、その反発が大きければ大きいほど増していく決壊させたときの達成感満足感。
 「マゾを喜ばせるような侮蔑的差別的態度の格上の存在」を徹底的に汚して踏みにじり心を折ってしまうカタストロフの快感。
 それこそが「悔しいけど感じちゃう」の本質。

 だからその内、ネット上で目立ってる一部のフェミ系の人たちをネタにしたエロ作品が出てきちゃうんじゃないかなぁってたった今「ピコン」と閃いてしまいました。
 だって、「悔しいけど感じちゃう」シチュの対象としてはこれ以上無いほど適してるような気がしてならないんですもの。

 「おっぱいを大きく描くのは性的搾取です!」って必死で主張する主婦を拘束して真綿を絞めるように追い詰めて思わず反応しちゃった様子を確認したらここぞとばかりに言葉責めしてみたり。
 「処女とか若い女を持て囃す風潮自体が性差別ぅ!」って喚く年増の女性闘士を組み敷いてヨコハチ無限大でイかせてみたり。
 「女性を性的に見ることをやめられない限り真の平等社会は訪れない!」ってキリッと良い顔で言い放つ男性フェミニストをマッチョなタチが力ずくで思いつく限りのテクニックでネコの快感を叩き込んでみたり。

 ちょっと思いつくだけでもいろいろ捗りすぎてしまいます。
 そっち系の作家センセイの皆様がその気になったらすごい名作になってしまう気がしてなりません。
 歓迎して嗜好する層が一定数いるのはまず間違いないと思います。

 そして「性的消費を何より拒否して嫌悪している存在が明確にその対象にされる」ことの苦痛、怒りと憎しみはどれほどになるのでしょうか。
 激昂して反発して感情的な反応が激しくなればなるほど、消費する側にとってはより性的嗜好対象としての質が上がっていってしまう。
 繰り返される応酬、過激化と先鋭化が無限に続いていき、もはや互いに行き着くところまで行くしかなくなる人々の阿鼻叫喚と混沌。


 …………ゴクリ。


 仮に実際そういうエロ作品が出てきたらと想像するだけで、幾多の思想と感情のぶつかり合い、憎悪と不審、性衝動が齎すであろう地獄絵図にゾクゾクワクワクしちゃってるのは怒られちゃいそうだから内緒にしておこうと思います。
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