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2018年 04月30日
しおりを挟むこの頃お気に入りの言葉が「アンダーショーツ」。
いわゆるショーツとかパンツなどと呼称される女性下着って、元々アンダーに着ることが本来の在り方であるはずなのに。
それがさらに下に潜り込んでいるかのごとき語感の響きにめろめろです。
「アンダーグラウンド」、「地下組織」、「非合法」、「闇」、「裏」。
そんな言葉を髣髴とさせて、必然的にエロスな雰囲気を纏ってしまうのでしょう。
より深く、より密やかに。
何か後ろめたく背徳的、危険でミステリアスな感じがぷんぷん漂ってくるようです。
そして実際にモノそれ自体とってもエロいです。
重ね着することを前提とした薄くやわらかい、伸縮性に跳んだ材質。
可能な限り無駄をそぎ落としながらも隠すべきところはきちんと隠して余計な装飾などは一切ない、必要最低限の面積とデザイン。
ショーツタイプの衣類のさらに下に着るものとして追及されていった機能美の結晶が齎す極上のエロスがそこにはあります。
エロ業界では今はまだこれ単体としての価値はほとんど認められていないようですが、そう遠くない内に「アンダーショーツ」そのものが重要視されるようになると思います。
もし彼女とか奥さんが持ってたら、すぐにでも確認してみましょう。
アンダーショーツだけを身に纏った瞬間、普段見慣れたはずのパートナーのあまりの魅惑的な姿に茫然自失となってしまうこと間違いありません。
そして気がつけばリビドーの飽くなき奔流に襲われて、我を忘れて獣のように相手を求める自分をどこか遠く認識することしかできなくなっているはず。
言葉としてもモノそれ自体としても素晴らしいエロス力を持ってしまった「アンダーショーツ」。
すべすべの手触りと適度に隠すことを至上とする「パンツ履かせたままいたしたい派」の人間としては、これだけを下着として着用する習慣が早く普及しないかなとそわそわする気持ちを抑えられません。
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