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2017年 02月09日
しおりを挟むHな尋問が嫌いな人間がこの世に存在するならば、もう何も信じることはできません。
何もかも「嘘だっ!」と鉈を持った女子のように叫びたくなります。
マックス・ウェーバーは内に対する暴力を警察機構、外に対する暴力を軍事機構としてともに国家を運営する上では必須のものだと論じました。
しかしこんなものを持ち出すまでも無く、我々にとって警察と軍隊が必要なものであることは明らかです。
改めて言うのも恥ずかしい一般常識なので少々憚るところがあるのですが、ノブレスオブリージュの精神に従いあえて今一度声高に言いましょう。
「尋問・拷問シチュエーション」という賢者の石を人類に与えてくれるからです。
権力機構が強制的に拘束した人物に対して卑猥な詰問をするというロマンの極地。
「フフフ、身体にきいてやろう」というセリフだけで全てが伝わります。
恐らく天文学的な発情を人類に齎してきたのではないでしょうか。
女将校、セクシースパイ、くのいち、姫騎士、魔法少女、レンジャーピンク、ヤンキー娘、万引き女子高生など対象は無限に増え続けており、今もこの瞬間に宇宙のどこかで新たな文化資産を生み出していることでしょう。
二次元三次元の区別無く我々を魅了し続けてきた尋問拷問シチュ。
その進化と展開には未だ終わりが見えません。
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